自転車乗車時でも服装やファッションにこだわりたい女性は多く、自分の自転車の目的に合ったおしゃれを楽しむことができます。
今回は女性におすすめの自転車での服装・ファッションについて、選び方やランキング20選を紹介します。
この記事の目次
自転車にピッタリの女性の服装・ファッションの選び方
女性が自転車に乗るとき服装に関して、どのような点をチェックしておけば良いのでしょうか。
気温が高くなってくると薄着をしたくなりますし、気温が下がってくるとかなり防寒アイテムが必要になってきます。
自転車通勤をしておられる方もいれば、自転車でのサイクリングをダイエットの1つとして楽しんでおられる方もいることでしょう。
自転車に乗るときに最適な服装を選ぶためには、バイクそれぞれの特徴に合わせた複数のアイテムを知っておく必要があります。
ここでは、ロードバイクとクロスバイク、それぞれにピッタリの服装の選び方をご紹介します。
ロードバイク
ロードバイクの服装で印象的なものは、体にしっかりフィットしているタイツなどです。
実際そうしたロードバイク専用のウェアを使用すると、自転車に乗るためによく工夫されているため、利便性が高く手放せないと感じる方も少なくないでしょう。
まず、ロードバイクに使用する際に着用するものは、ジャージとレーパンです。
サイクルジャージと呼ばれる、腰にポケットが付いている収納力の高いジャージを使用します。このポケットなら、自転車に乗っている時でも物を簡単に出し入れすることができます。
サイクルジャージにはスポーツに最適な生地が使われているため、吸水性や速乾性に優れています。
レーパンと呼ばれるパンツは、ロードバイクをより漕ぎやすくするために快適な仕様になっています。
ロードバイクを長距離乗ると、お尻がめちゃくちゃ痛いという結果になりかねません。そのような事態を避けるために、お尻部分にクッションが入っているレーパンが非常におすすめです。
体への負担やダメージを軽減してくれます。伸縮性や吸水性、速乾性に優れているスポーツタイプのサイクルパンツを選ぶと良いでしょう。
また、ロードバイクに乗る際の靴も要注意です。ロードバイクにはビンディングペダルと呼ばれるものがあり、靴とペダルを固定することができます。
最初は恐怖になるかもしれませんが、これは非常に便利な機能といえます。ビンディングペダルに固定できる靴をビンディングシューズと呼びます。
自転車メーカーや自転車の部品を作っているメーカーの通販サイトでも、購入することができます。接続部分は消耗品ですので、定期的に交換する必要があるでしょう。
ロードバイクに乗るときにヘルメットが必要です。最終的に自分の命を守ってくれる装備となるでしょう。できれば1万円以上のしっかりとした作りのものを選ぶのがおすすめです。
その他にも寒いときにはグローブや長袖のジャージ、風が冷たいときにはサイクリングに専用のウィンドブレーカーなども必要です。好みでデザイン性に優れたものも選べます。
基本的に、自動車メーカーのものを選ぶようにすると、まとまった、シンプルでスタイリッシュな見た目になることができるでしょう。
クロスバイク
続いて、クロスバイクについてご紹介していきたいと思います。
クロスバイクは平均時速約20キロメートルを出すことができます。このようにスピードが出る場合、服装はかなり要注意です。
万が一スピードが出ている際に転倒してしまった場合、肌が露出していると肌を直接こすってしまい深く傷を負うこともあります。
そうなると傷跡が残る可能性もありますし、最悪の場合、神経を傷つけ麻痺を残してしまうという大怪我につながることもあります。
また、炎天下で肌を出しすぎてしまうと、それはそれで悪影響を受けますが、逆に長袖長ズボンでは熱が逃げずに熱中症になる恐れがあります。
こうした点を考えて季節別にクロスバイクに最適な服装を考えていきましょう。
まず、暖かい春先や夏場は通気性を重視したウェアを用意するようにしましょう。できれば撥水機能が付いているものがおすすめです。
日中暖かくて夜に冷え込むと言う季節の場合は、暖かいインナーを着て温度調節をするのが良いでしょう。
速乾吸汗性に優れたタイプなら、より快適なサイクリングを楽しむことができるでしょう。サイクルウェアがおすすめです。
一般的に自転車のサドルにはクッション性があまりないため、お尻が疲れてしまいます。
サドルに当たる部分に柔らかいクッションやゲルが入っているロングタイプのサイクルウェアを履けば、紫外線対策にもなりますし、体への負担を最低限に抑えることもできるでしょう。
では、秋から冬の寒い時期にはどうすれば良いのでしょうか。
どれだけ防寒対策ができるかが重要なポイントとなります。しかし、ただただ厚着をしてしまうと、動きにくく快適ではなくなるでしょう。
防寒性に優れており通気性にも優れている、マウンテンパーカーなどがおすすめです。薄手ではありますが、登山用アイテムとして機能性が高いため、防寒暴風効果も優れていると言えます。
また、サイズを選ぶときにはゆったりとしたものを選べば、中に着込むことができます。
最近は、どのメーカーでも暖かいインナーを展開していますので、そうしたものを選ぶと良いでしょう。パーカーやダウンベストなどを中に着込むこともできます。
冬のボトムは、暖かい裏起毛素材やフリースのものを選ぶと、足元を冷やすことなく快適に楽しむことができるでしょう。寒い冬の時期にはネックウォーマーもおすすめです。
グローブは、万が一転倒したときの怪我防止にもなりますし、振動吸収しサイクリングの疲労を軽減させる効果もあります。
スピードが出るクロスバイクの場合は防風対策として、ネックウォーマーかスヌードがおすすめです。
最近ではおしゃれなデザインのヘルメットも数多く展開されています。スピードが出るクロスバイクに乗るときには、転倒したときのことを考えてしっかり頭を守りましょう。
《春》女性におすすめの自転車での服装・ファッションランキング5選
春のサイクリングや自転車に乗って移動するときにおすすめのコーデ、ファッションをご紹介したいと思います。
以下の5つがランキング上位にご紹介できるおすすめの服装です。
① 半端丈のサイクルジャージ×ハイネックTシャツ
春はまだ肌寒さが残る時期ですが、そこまで防寒対策をする必要はないでしょう。
半端丈のサイクルジャージとハイネックTシャツを着て、快適なサイクリングを楽しみましょう。指の部分だけ出ているグローブはおすすめです。
② グレーのサイクルジャージ×ショートパンツ×タイツ
グレーのサイクルジャージとショートパンツに、タイツを合わせたコーデもおすすめです。
自転車がブルーで寒色系なら、自転車のカラーと相性が良く、全体的に見ておしゃれに見えます。タイツにショートパンツの組み合わせは安心快適です。
③ ミニスカート×タイツ
サイクルウェアには、ミニスカートとタイツの組み合わせもあります。ショートパンツよりもさらに足を動かしやすいだけでなく、女性らしさも感じられるものとなります。
カップルでサイクリングを楽しむときなどにおすすめです。
④ ショートパンツ×半袖Tシャツ
ショートパンツに半袖Tシャツという、シンプルなコーデもたまにはいいかもしれません。
あまりスピードを出さず、長距離移動をしないときには、風の恵みをしっかり肌で感じることのできるものです。蛍光色の取り入れられたウェアを使うと、暗くなったときにも安心できます。
⑤ ワンピース×スパッツタイプ
赤と黒の華やかなサイクリングウェアです。ワンピース×スパッツタイプのものとなっています。
女性らしさはもちろんのこと、周りの目を惹きつける鮮やかなカラーがおしゃれですね。周りと差をつけたい、自分を見てもらいたい、モチベーションを高めたいという方におすすめです。
《夏》女性におすすめの自転車での服装・ファッションランキング5選
夏のサイクリングや自転車に乗って移動するときにおすすめのコーデ、ファッションをご紹介したいと思います。
以下の5つがランキング上位にご紹介できるおすすめの服装です。
① 半袖&短パンサイクリングウエア
黒とグレーのバイカラーになっているサイクリングウェアです。
夏は暑いので、長袖長ズボンではなかなか長距離運動することができないでしょう。
同じカラーのサイクリングシューズを合わせることで、もっとおしゃれに決まることでしょう。
② 半端丈のサイクルジャージ×ハイネックTシャツ
こちらは春におすすめしたコーデの1つですが、夏にもおすすめです。
膝部分が怪我をしやすいため、膝を守ってくれる程度のウェアパンツを使用するといいでしょう。グレーが散りばめられていて、コーデにまとまりがあるのでおしゃれに見えます。
③ カーキのレギンス×チェックシャツ
ちょっとした街乗りサイクリングにおすすめな夏の服装です。
カーキのレギンスにチェックシャツを羽織って、カラーセンスもおしゃれな服装です。
さらにおしゃれに敏感な女性なら、自転車のカラーとの相性も考えながら服装を考えることもできるでしょう。
④ Tシャツ×デニム
通勤や通学、お買い物におすすめのコーデです。Tシャツにデニムという非常にシンプルなファッションです。
自転車に乗るときにはいろんな小物をつけるよりも、シンプルな方が安全ですし、見た目もスタイリッシュでおすすめです。
⑤ フリル付きスカートタイプサイクリングウエア
黒のレギンスを履いたサイクリングウエアを着用しています。
フリルのあるスカートタイプは、若い女性に大人気です。女性ならではの可愛らしさをサイクリングの時にも忘れない、おしゃれでかわいい自転車女子のファッションですね。
《秋》女性におすすめの自転車での服装・ファッションランキング5選
秋のサイクリングや自転車に乗って移動するときにおすすめのコーデ、ファッションをご紹介したいと思います。
以下の5つがランキング上位にご紹介できるおすすめの服装です。
① スウェットパンツ×スニーカー
スウェットとスニーカーはカジュアルなスポーツコーデですね。
スウェットは伸びやすいので、動きやすくて自転車に乗る時におすすめです。ちょっとした街乗りなら、快適に過ごせるでしょう。
② スウェットスカート×スニーカー
スカートで自転車に乗りたい方は、スウェットタイプのタイトスカートがおすすめです。
硬い生地は足が動かしにくいので避けましょう。スウェットなら、乗りながらスカートがひらひらしてしまう恐れもないのでおすすめです。
パンツではなくあえてスカートを合わせて、大人女子の印象を与えることもできるでしょう。
③ シンプル黒スキニー×パーカー×MA-1
秋ファションにはアースカラーやスモーキーカラーがおすすめです。シンプルな黒スキニーにパーカーとMA-1で防寒しましょう。
赤のバンズアクセントがおしゃれなサイクリングコーデです。チェックシャツも女性らしさと可愛らしさが感じられますね。
④ 差し色シャツ
コーデのアクセントに差し色となるシャツはおすすめです。かたやウエストに巻けば自転車をこぐ時に邪魔になることはないでしょう。
コーデ全体にメリハリをつけて、スタイル補正も目指せるコーデです。
⑤ ショートパンツ×レギンス
普段ショートパンツを履かないのであれば、サイクリングの時は思い切ってタイツやレギンスと合わせて履いて見るのもいいかもしれませんね。
ポップでキュートな女性らしい柄のショートパンツがおすすめです。動きやすさもガーリーな可愛らしさも両方手に入ります。」
《冬》女性におすすめの自転車での服装・ファッションランキング5選
冬のサイクリングや自転車に乗って移動するときにおすすめのコーデ、ファッションをご紹介したいと思います。
以下の5つがランキング上位にご紹介できるおすすめの服装です。
① ダウン×ワンピ×パンツ
ワンピースにパンツを合わせてダウンジャケットを着ているという、防寒対策マックスの着こなしです。
タートルネックスタイルのワンピースはしっかり暖まりますし、女性らしさも感じられます。
② オーバーサイズボアジャケット
今っぽい少しオーバーサイズのボアジャケットを使った自転車ファッションです。インナーをしっかり着込んで、着膨れして見せない女子力の高さが伝わってきます。
ストールとニット帽で顔まわりもしっかり防寒しましょう。
③ マウンテンパーカー
マウンテンパーカーは自転車女子にぴったりのアウターです。女子力もアップできますね。
デニムとスニーカーでカジュアル女子の魅力も身につけながら、動きやすくあったかくサイクリングを楽しめそうです。
④ レトロボアジャケット×黒スキニー
レトロな印象を与えるボアジャケットと黒スキニーパンツを合わせた、シンプルなコーデです。
ナイロン素材のボア裏生地が防寒に最適です。KEENのスニーカーを使って、より動きやすく、冬らしさを感じさせるファッションです。
⑤ タイトダウンジャケット
保温性抜群のダウンジャケットは冬に欠かせません。
タイトなシルエットのダウンを選ぶことで、サイクリングウエアもすっきりと着こなすことができるでしょう。
足元はデニムとサイドゴアブーツでしっかり防寒しましょう。
まとめ
「サイクルジャージ」「レーパン」「ヘルメット」「ビンディングシューズ」
・クロスバイクのおすすめ
「春先や夏場は通気性を重視」「冬はマウンテンパーカー」「防風対策にはネックウォーマーかスヌード」
サイクリング初心者の方が悩みやすいのが服装です。
服装を失敗してしまうと、せっかくの楽しいサイクリングも不快なものに困ってしまうかもしれません。
体のラインが出るサイクルジャージもありますが、自分に最適な快適にサイクリングが楽しめるものを選ぶようにしましょう。
本格的にすべての装備を揃える必要はありません。どれくらいの距離を走るのか、どのような気候の時に走るのかによっても異なるでしょう。
最低限サイクリングに必要なウェアを揃えて、より安全に快適に自転車を楽しめるよう、今回紹介したファッションを参考になさってください。