手相占いをする時には、気になることと言えば、今の心の中や精神状態、そして恋愛に関係することですよね。これらのことを知るには、感情線を占うと良いんです。
感情線は人によって長さや形状、向きなどが違います。そして、その違いがあなたの心の中を表しています。
感情線の意味や手相での感情線の見方をまとめました。手相占いをする時の参考にしてくださいね。
手相の感情線とは
手相の感情線とは、小指の下から横向きに伸びている線のことです。
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この感情線は、生命線や知能線(頭脳線)と同じように、ほとんどの人の手相にくっきり現れているはずです。ただ、くっきり現れているとしても、形状や長さ、傾きなどは人それぞれ。
手相占いをする前に、あなたの感情線はどんな形をしているのかをしっかり観察しておきましょう。
手相の感情線の意味
手相の感情線は、その名前の通り、あなたの心の中・感情の状態を示してくれる線です。
あなたの感受性の強さ、考え方、感じ方、恋愛傾向、恋愛への姿勢、表現の仕方などを示してくれるものですね。特に、恋愛面を強く映し出してくれるのが感情線です。
人間の感情が強く揺さぶられるのは、恋愛関係が多いですから。だから、感情線を占うと、あなたの恋愛傾向がわかりますし、恋愛において気を付けるべきことも見えてくるんです。
「最近、恋愛がうまくいかない」と悩んでいる女子は、感情線の手相占いをすると、恋愛がうまくいくようになるヒントが見えてくるはずですよ。
左手(利き手と逆)の感情線の意味
左手の感情線は潜在的な意識を表します。また、生まれ持った恋愛への姿勢や考え方なども左手の感情線に出ることが多いですね。
ある意味、あなたの深層心理・本心を表すのが、左手の感情線と言えるかもしれません。
右手(利き手)の感情線の意味
右手の感情線は、顕在的な意識を表します。つまり、あなたが自分で自覚している恋愛傾向や恋愛への考え方を右手の感情線は表しているのです。
また、右手の手相には後天的な運命が現れますので、今までの人生経験で得てきた考え方、恋愛への価値観なども右手の感情線に反映されてきます。
右手の手相は現在~未来を映し出すものですから、今後の恋愛運、恋愛に関することを知りたいなら、右手を中心に占うと良いでしょう。
ただ、基本的には左手と右手の両方を見て、両方から総合的に判断すると良いとされています。
手相の感情線の見方31パターン
手相の感情線の見方を31パターン、ご紹介していきます。あなたは、自分の感情線の形をしっかり観察しましたか?
では、今から説明する31パターンのうち、あなたの感情線はどれに当てはまるかを見ていきましょう。
そうすれば、あなたの心の中が見えてくると思いますよ。
1.感情線が長い
感情線が長い人は、感情表現が豊かであり、感情が表に出やすい人です。喜怒哀楽がわかりやすく、感情の振れ幅も大きいですね。
そして、恋愛体質と言っても良いほど、人生の中で恋愛の占める位置は大きく、友情や仕事、家族よりも、恋愛を優先しがちになります。
2.感情線が短い
感情線が短い人は、感情がないというわけではなく、感情表現があまり上手ではありません。あまり感情を表に出すことなく、自分の中に押しとどめる傾向があります。
自分の気持ちを表現すること、言葉にして伝えることが下手なので、恋愛にはあまり向いているタイプとは言えません。
ただ、感情を押し殺して、常に冷静でいられるタイプなので、理知的で仕事ができるタイプがおいですね。
3.感情線が人差し指と中指の中間まで伸びている
感情線が人差指と中指の中間辺りまで伸びている人は、人間的なバランスがとてもよく、性格的にも穏やかな人が多いです。
人に好かれやすく、面倒見も良いので、男性だったらマイホームパパと呼ばれ、女性だったら、良妻賢母と呼ばれるようなタイプに多い手相です。
ドキドキするようなアバンチュール感たっぷりの恋愛はできないけれど、穏やかで一緒にいるとホッとするような恋愛、結婚を意識した恋愛ができると思います。
4.人差指の下まで伸びている
感情線が人差指の下までグンと伸びていて、手のひらを横断するくらいの長さだった場合は、独占欲が強いタイプのことが多いです。
恋愛をしていても、独占欲が強すぎて、相手のことを独り占めしたくなってしまう。相手のことを束縛してしまうようなタイプですね。
情熱的で嫉妬心が強いので、恋人からは「重い」と言われる傾向があります。
5.感情線の起点が普通
感情線の起点は、小指の下です。小指の付け根から手首の付け根までを4等分して、上から4分の1の地点が、一般的な感情線の起点になります。
この一般的な起点から感情線が始まっている手相の人は、精神的に安定していて、感情的になりにくく、穏やかな性格をしています。
人間関係を築くのも得意で、人脈も広く、たくさんの友人に恵まれるタイプと言えるでしょう。
6.感情線の起点が上の方にある
感情線の起点が標準よりも上の方にある、つまり水星丘から感情線が始まる手相の持ち主は、自分の感情を人に伝えることが上手であり、感情豊かにコミュニケーションを取ったり、文章を書いたりするのが得意です。
理論的に話すのは苦手ですが、人の感情を揺さぶるような話し方が得意なので、口説き落とすような恋愛が多いですね。
7.感情線の起点が下の方にある
感情線の起点が標準よりも下の方、つまり第二火星丘から感情線が始まっている手相の人は、精神力が強く、まっすぐな恋愛をします。
そのため、一度くらい振られても諦めませんし、正攻法で相手にアプローチします。忍耐力もあるので、一度好きになったら、長く片思いをする人が多いですね。
8.感情線がまっすぐ
感情線がまっすぐで、ほとんどカーブがない人は、なかなか自分の感情を見せようとしません。そのため、好きな人がいても、自分からは恥ずかしくて告白できないタイプが多いです。
そして、まっすぐな感情線を持つ人は、感情がドライな傾向にありますので、気持ちの切り替えが早いです。
「ダメだ、脈なし」と思ったら、サッと気持ちを切り替えて、次の恋愛に行ける人です。
9.感情線が上カーブ
感情線が上向きにカーブしている手相の持ち主は、感情表現が柔らかく、女性的な物事の考え方、捉え方をする人ですどちらかと言えば、ロマンティックな恋愛を好むことが多いです。
カーブが緩やかだと、穏やかな恋愛を好むタイプ。カーブが急だとドラマティックな恋愛を好むタイプになります。
10.感情線が下がっている
感情線が下がっているタイプは、感情が内にこもりやすく、マイナス方向に引っ張られる状態になっています。内に秘めた強い気持ちが間違った方向に爆発しやすい人です。
例えば、好きな相手への思いが溢れすぎて、ストーカー化してしまったり、好きな人の名前のタトゥーを彫ってしまったり。不倫をしている時は、相手の家庭を壊そうとしたり。
感情線が下がり気味になってきたら、間違った恋愛をしないように、日ごろから気を付けて置く必要があります。
11.人差指と中指の間で急上昇している
感情線が起点から緩やかにカーブしていて、人差指と中指の間で急激に上昇している場合は、気遣いができる人です。気遣いができるがゆえに、わがままな恋愛ができず、友達と好きな人が被ったら、自ら何も言わずに身を引いてしまうこともあります。
その反面、恋愛に憧れていて、白馬の王子様が現れることを夢見ているような恋に恋するタイプ
の女性が多いです。
12.感情線が長くて最後が下降気味
感情線が上向きにゆるくカーブを描きながら長く伸びていて、最後だけが下降している人は、恋愛にはあまり興味がないタイプになります。
恋愛よりも大切なことがある。恋愛よりも友情や仕事を優先させるタイプ、友達や仕事の約束を優先して、恋愛は後回しにするタイプは、この最後だけ感情線が下降していることが多いです。
13.二股に枝分かれ
感情線の最後が二股に枝分かれしている手相の持ち主は、いろいろなことに興味を持つタイプが多いです。だから、恋人がいても、ほかの異性に気を取られてしまうことも多く、浮気性の一面を持っています。
ただ、優しくて思いやりがある性格をしているので、浮気性でも一緒にいる時はとても優しく、全力で愛情を注いでくれるので、人に恨まれるような恋愛をすることは少ないです。
14.二股で下に伸びている
感情線が二股に分かれていて、一方が下に向かって伸びている手相をしている人は、過去の恋愛を引きずるタイプになります。
終わった恋のことを忘れることができず、未練タラタラの状態で、なかなか次の恋に進むことができません。感情線から下向きに大きく線が出ているということは、感情がマイナス方面に傾きやすくなっていますので、未練を断ち切って、前向きになるように心がけておく必要があります。
15.感情線の先が三股に分かれている
感情線の先が三股に分かれている手相の人は、視野が広く、物事をいろいろな角度から考えられる人です。そのため、一緒にいると、的確なアドバイスを貰えるので、結婚相手には最適。
感情線が三股に分かれている人は、いわゆる「あげまん」、「あげちん」と呼ばれるようなタイプが多いですので、もし今付き合っている人の感情線が三股に分かれているなら、絶対に手放してはいけません!
16.感情線の先が三股で木星丘まで伸びている
感情線の先が三股に分かれていて、木星丘(人差指の下)まで伸びている人は、コミュニケーション力が高く、サービス精神があります。だから、人気者ですし、相手を喜ばせることが好きですので、記念日のサプライズ演出なども積極的に計画します。
その一方で、野心家の一面も持っています。だから、相手を喜ばせる演出をしながら、「好きになった人は、必ず落とす!」というタイプがこの手相を持っているのです。
17.枝分かれした片方が生命線を横切っている
感情線が枝分かれしていて、枝分かれした一方が生命線を横切っている人は、初恋の人が自分の理想であり、大人になってからも初恋の人を忘れられない。大人になってから付き合った人を、初恋の人と比べてしまうというタイプが多いです。
未練タラタラというよりも、「初恋が忘れられない、初恋が理想」となっているので、次の恋愛をしても、すぐに別れてしまう傾向があります。
また、初恋がトラウマになっていて、初恋以降は本気の恋愛ができないこともありますね。
18.感情線が途中で切れている
感情線が途中で切れている人は、突然感情の糸がプツッと切れてしまうことがあります。
自分の中に溜め込んでいたストレスに耐えられず、文字通り「キレてしまう」人もいますし、ちょっとした相手の欠点を見ただけで、「あ、この人無理」と恋愛中の気持ちが冷めてしまうこともあるのです。
19.短い線が連なる
感情線が短い線が連なる形で作られている手相の人は、とにかく嫉妬深いです。好きな相手のことは全部知りたい、相手を縛りたい、束縛したいと思っています。
これは、感情が穏やかではなく波が激しいことが一因となっています。相手のことを束縛し過ぎて、重いと思われてしまうことも多いですし、スマホを盗み見てケンカになることも少なくありません。
まずは、相手を信用すること、自分に自信を持つことから始めてみてはいかがでしょうか?
20.短い線が上昇しながら連なる
感情線が短い線が連なり、それが上昇している形になっている人は、束縛傾向があるものの、エネルギッシュで前向きな恋愛ができる人です。
自分に好きな人ができたら、どんどんアプローチして、惜しみない愛情を注いでいきます。ただ、飽きっぽい一面があるのも事実です。恋愛に飽きてしまったら、今までのラブラブモードが嘘のように、態度が冷たくなってしまいます。
21.感情線から上に線が出ている
感情線から上向きに線が出ている手相は、明るくて前向き、負けん気が強い性格をしています。だから、恋愛はライバルがいる方が燃えます。とことんアプローチして、ライバルに負けないようにしていきます。
ですから、恋愛はうまくいくことが多いですが、自己主張が強すぎるので、相手によっては「ウザイ」と思われたり、女友達から距離を置かれることも少なくありません。
22.感情線から下に線が出ている
感情線から下方向に線が出ている手相の人は、物事をネガティブに捉えがちです。ほかの人なポジティブに捉えるようなことでも、ネガティブに感じてしまいます。
だから、ちょっとしたことでも、「私、嫌われているかも」、「完全脈なしだわ」と思い込んでしまって、本当は脈ありなのに、自分で身を引いて、恋を終わらせてしまうこともあるんです。
感情線から下方向に線が出ている人は、ポジティブに物事を見るように心がけると、恋愛面もそれ以外のことでも結果がついてくるようになると思います。
23.感情線に上下の支線が出ている
感情線から上下に線が出ている手相の人は、感受性が強く、繊細でデリケートな精神面を持っている人です。
人の心を読む力を持っていると言っても過言ではないほど、人の気持ちに寄り添うことができます。それゆえに、ストレスが溜まったり、誤解を受けることも少なくありません。
また、感受性が強いためか、平穏な毎日では満足できず、常に刺激を求める傾向があります。そのため、不倫や浮気をすることも珍しくありませんし、プライベートではギャンブルにはまってしまうこともあるんです。
24.二重感情線
感情線が二本ある二重感情線の手相の人は、人一倍強い感情を持っています。熱血漢だったり、器が大きく優しかったりですね。
自分の気持ちが人一倍強いがために、相手に求める愛情も人一倍でないと満足できないこともあり、普通の恋人関係では満足できず、束縛したり、亭主関白のようになったり、つり合いが取れない関係になることも珍しくありません。
また、1人の人を愛するだけでは満足できず、二股をしたり、長く付き合っている浮気相手や不倫相手がいることもありますね。
25.感情線の始点にくの字がある
感情線の始点にくの字(左手だとくの字、右手だとくの字とは逆向き)がある人は、ユーモアに富んだ感性の持ち主です。明るく面白い人が多いので、クラスや職場でもみんなの人気者で、友達が多いタイプですね。
恋愛面でも楽しい恋人関係を築くことができ、笑いが絶えない家庭になるでしょう。
ただ、人によっては繊細でデリケートな部分があり、無理をして明るく振舞っている場合があります。そういう時は無理をせずに弱い一面を恋人に見せるようにすると、ストレスを溜め込まずに済むでしょう。
26.ますかけ線
感情線と頭脳線(知能線)が一本につながった手相をますかけ線と言います。このますかけ線の持ち主は、とにかく強運!運に恵まれますし、人生の成功は約束されたようなものです。
徳川家康もこのますかけ線を持っていたことから、「天下取りの相」とも呼ばれています。このますかけ線を持っていたら、天才肌で才能に富んでいると考えて良いですよ。
27.枝分かれしているますかけ線
感情線と頭脳線がくっついて一本になっているますかけ線の手相はあるけれど、感情線は上向きに枝分かれしていて、頭脳線は下向きに枝分かれしている手相を「変形ますかけ線」と呼びます。
このますかけ線の持ち主は、一本に貫くますかけ線の人よりはますかけ線の効果は薄まりますが、ますかけ線であることに変わりはないので、強運を持ち、独自の才能を発揮することができるはずです。
28.感情線が鎖状になっている
感情線が鎖状になっている手相を持っている人は、心が乱れている証拠です。鎖状になって乱れている感情線は、あなたの心の中を表しています。
心が不安定であり、揺れ動きやすい状態を表しています。感情線が鎖状になっている人は、精神的に安定しやすい環境を求め、ストレスを溜めないようにすると良いでしょう。
29.感情線にフィッシュがある
感情線にフィッシュがくっついている手相の人は、運勢が非常に良くなっています。しかも、感情線に深い関係がある恋愛面での運勢が良いので、積極的に出会いを求めたり、好きな人に告白すると、うまくいくことが多いです。
このチャンスを逃さず、恋愛を成就させましょう。
30.感情線に島がある
感情線に島ができている手相の人は、あなたは壁にぶつかっている可能性が高いです。恋愛面でうまくいかなかったり、付き合っている人とマンネリ化して倦怠期に陥っていたりなどですね。
手相の島はあなたに注意喚起をしているのと同じこと。その注意喚起を見逃さず、恋人や配偶者としっかり話し合って、恋愛を良い方向に進めていくようにしましょう。
31.感情線に障害線が入っている
感情線に複数の障害線が入っている時は、鎖状になっているのと同じように、心が乱れていることを表しています。心が波立ち、少しのことで感情が不安定になり、感情の起伏が激しくなっていませんか?
感情に障害線が複数入っている人は、心を落ち着かせるための対策を行いましょう。
まとめ
・感情線の意味は、心の中や感情の状態を示してくれる線
・左手は、生まれ持った恋愛の姿勢や考え方などが出る
・右手は、自分で自覚している恋愛傾向や恋愛への考え方を表す
・感情線が長い人は、喜怒哀楽が分かりやすく感情の揺れ幅が大きい
・感情線が短い人は、感情表現があまり得意でなく、自分の中に押し留める
手相の感情線の意味や見方をまとめましたが、いかがでしたか?感情線は恋愛面に直結する手相ですので、恋愛に悩んでいる人は、感情線の見方をマスターしておくと、恋愛が好転することが多くなるはずです。
手相占いの見方をマスターしておけば、人生がもっと豊かになるはずですよ。