風見しんごさんのプロフィール

風見しんごさんは大学在学中に東京ビクトリークラブのメンバーだった哀川翔さんを原宿で見て、チームに入れてくださいと懇願しメンバー入りします。

 

1982年、TBS『欽ちゃんの週刊欽曜日』オーディションに合格してデビューし、欽ちゃんファミリーの一員となります。

 

そんな風見しんごさんは、デビューから現在まで35年間一度もレギュラー番組が途切れることがありませんでした。

 

 

 

その後風見しんごさんは、NYに行き猛特訓でブレイクダンスを修得し、振り付けに取り入れると大きな話題を呼びました。2010年以降、日本におけるブレイクダンスの先駆者として再評価されています。

 

その後も風見しんごさんは幅広く活躍し、バラエティ番組やテレビドラマ、映画にと大活躍します。そして高視聴率を稼げるタレントとして評価されます。

 

 

 

こうして風見しんごさんは、デビューから現在まで幅広く活躍しています。

 

 

風見しんごさんの嫁

風見しんごさんは、1994年に結婚しています。

 

 

 

妻の尚子さんは、1987年のミス日本です。

 

1990年に芸能界デニューをした尚子さんは、映画『釣りバカ日誌』やテレビドラマ『愛しの刑事』に出演していました。また、CDデビューもしています。

 

そして1994年に風見しんごさんと結婚。

 

 

 

しかし、幸せいっぱいの風見しんごさん家族を悲劇が襲うのです。

 

 

風見しんごさんの子供・長女えみるさん

1996年、風見しんごさんの第一子として誕生した長女えみるさん。

 

2017年1月に交通事故死

 

 

2007年1月17日、当時10歳だったえみるさんが交通事故で亡くなりました。

 

えみるさんは、いつもと同じ通学路を通学中、青信号だった横断歩道を横断中に、2トントラックにはねられてしまいます。病院に搬送されたえみるさんですが、その後病院で死亡が確認されました。

 

風見しんごさんは、事故が起きたことを近所の人によって知らされており、痛がって号泣しているのではと思っていたそうです。

 

しかし現実はトラックの下敷きとなり、あらぬ方向に足が曲がっており、タイヤが腰辺りまで乗り上げたままになっていたそうです。

 

 

　タレント風見しんご（４４）の長女で、東京・世田谷区立桜町小５年の大下えみるさん（１０）が１７日午前８時８分ごろ、同区中町４丁目の都立園芸高裏交差点で、右折しようとしたトラックにはねられた。えみるさんは病院に搬送されたが、頭がい底骨折で死亡した。えみるさんは通学途中で、青信号の横断歩道を渡っていた。

 

引用：風見しんご目の前で娘事故死 http://www.asahi.com/

 

ダンサー志望だったえみるさんは自慢の娘で、子煩悩な風見しんごさんはショックで泣き崩れていたそうです。

 

風見しんごさんご夫婦は、「うちの子には何の非もないのに、なんでこんなことになるのか。なんでこんなことに…」と立っていることも出来なかったそうです。

 

 

葬儀でも加害者については一切触れず

 

 

喧嘩嫌いだったというえみるさん。そんなえみるさんの為、通夜や葬儀中は加害者への思いは一切語られることはなく、最後までえみるさん思いの葬儀だったそうです。

 

風見しんごさんは当時、悲しみや憎しみ、そして恐怖や後悔など次々と襲ってくる感情に混乱したそうです。しかし、時間が解決してくれることはなかったと語っています。

 

そして、長女えみるさんを亡くしたことにより家族が一時期バラバラになり、家庭崩壊寸前まで陥ったこともあるそうです。

 

 

事故の犯人とその後

事故当時、トラックの運転手は埼玉県所沢市の会社員で22歳と報道されました。

 

しかし加害者の名前などは公表されないまま、加害者はその後、刑事裁判で禁固２年（求刑禁固３年）の判決を受けています。

 

 

【2007年6月9日】 読売新聞、サンケイスポーツ、デイリースポーツによると、東京都世田谷区の交差点で2007年1月17日に発生したタレントの風見しんご氏（44歳）の長女（享年10歳）をトラックではねて死亡させた事故で、業務上過失致死罪に問われていた元会社員の23歳の被告に対し、東京地方裁判所は6月6日、禁固2年（求刑禁固3年）の実刑判決を言い渡した。

 

引用：風見しんごさんの長女死亡交通事故、被告に実刑判決 https://ja.wikinews.org/

 

 

 

そして加害者は事故を起こしたあと、救急車を真っ先に呼ばず、なんと会社へ連絡していたことも明らかとなっています。

 

しかし、花王ロジスティックスは配送ルートは会社で決めていないと、責任逃れをするかのような発言をし、非難が殺到したそうです。

 

そして、禁固２年（求刑禁固３年）の実刑判決に対しても、刑が軽すぎると非難が殺到したのです。

 

長女えみるさんの成人式

 

 

 

えみるさんの事故から9年が経ち、「事故の現場を思い出すとつらいですが、そこからの9年で家族にはいろんな幸せなこともあった」「妻も次女も、みんな強くなった」と。

しかし「えみるの事故があってから、次女を一人で外に出すのが怖い。『いってきます』って外に出てからたった2、3分後の事故ですからね。次女は今年13歳になりますが、まだ近所のコンビニにも一人で行かせられない」と語っていた。 

 

引用：風見しんご、「長男」が強くしてくれた http://www.oricon.co.jp/

 

 

風見しんごさんの子供・長男こころくん

えみるさんを事故で亡くした翌年、妻・尚子さんに妊娠が発覚します。しかし、残念ながら死産してしまうのです。

 

風見は「（妊娠した際）検査を受けて男の子といわれました。ダウン症をお持ちですともいわれました」と話し、発育途中で障害が出るのも覚悟していたという。０８年６月に胎児に異変を感じ、妻が病院へ駆けつけたところ、医師から「心肺停止です」と告げられたという。

 

引用：風見しんご　長女と長男の相次ぐ死 https://www.daily.co.jp/

 

死産を診断された妻・尚子さんは、『どうしても生みたい』ということで亡くしたこころ君を帝王切開ではなく普通分娩で産むことを決意します。理由としては「母親として、えみるも通常分娩、ふみねも通常分娩だったので、こころも通常分娩で産みたかった」と語っています。

 

 

風見しんごさんの子供・次女ふみねさん

長女えみるさん、長男こころ君を亡くした風見しんごさん夫婦には、現在次女のふみねさんがいます。

 

 

 

 

現在14歳となった次女のふみねさんは、アメリカ・オレンジカウンティの高校に進学し、ダンスと演劇に夢中になっているそうです。そして、将来は舞台女優になることを目指し、日々レッスンに励んでいるそうです。

 

そんなふみねさんが女優を目指すきっかけとなったのは、風見しんごさんの恩人「萩本欽一」さんとの約束だったそうです。

 

 

現在、ふみねさんは母・尚子さんと一緒にアメリカ・オレンジカウンティで暮らしており、尚子さんも英語を学びたいと、英語の勉強に励んでいると言います。こうして風見しんごさんは、東京で一人暮らしの逆単身赴任状態になったそうです。

 

逆単身赴任について風見しんごさんは、このように語っています。

 

寂しくはないか、最後に聞いてみると…
「彼女たちは見つけたみたいなんですよ！　これをやりたいんだ！　これに向かって頑張るんだという時の目は、キラキラした目をしているので…。これを、僕寂しいから…っていうのだけではもう止められないんですよ」(風見さん)

 

引用：風見しんごが初告白した「娘の死」からの10年 https://news.finance.yahoo.co.jp/

 

 

えみるさん死後の風見しんごさんの活動

風見しんごさんは、長女えみるさんの死後、自分のような悲しみを他の人にはさせたくないという思いから、各地で交通事故や命の大切さについてを語った講演、警察等が主催する交通安全関連のイベントや啓蒙活動への参加を盛んに行っています。

 

 

 

風見さんは「ルールを守っている子供の命が、ルールを守らない大人の手によって失われる。これほど理不尽なことはない。（事故で）消えることのない悲しみが生まれる」と述べた。また、夏休みは子供が巻き込まれる事故が増えるため、「『車に気をつけて』と親から子供に声をかけてほしい」と訴えた。

 

引用：交通安全に貢献、風見しんごさんに感謝状 http://www.news24.jp/

 

 

 

事故から10年後に『さくらのとんねる〜二十歳のえみる』を出版した風見しんごさん。

 

実はえみるさんの一周忌にあたる2008年1月にも、長女や交通事故に対しての思いを綴った著書「えみるの赤いランドセル」を出版しています。

 

 

 

そんな風見しんごさんは長女えみるさんの死後、自身が車を運転する機会が以前の10分の1に減り、仕事やプライベートで外出する時はタクシーや電車、バスを利用しているそうです。

 

 

風見しんごさんの娘の事故の真相についてのまとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

風見しんごさんの妻・尚子さん、そして長女えみるさんの事故や長男の死産、そして次女ふみねさんについてまとめました。

 

長女えみるさんの死から早10年、風見しんごさんご家族は悲しみを乗り越え、そして強い絆で結ばれているようです。これからも家族3人力を合わせて、幸せに暮らしてください。

 

今後の風見しんごさんの活躍にも期待しています。