カラコンで失明の危険性!効果や6つの安全な使用方法も徹底解説

カラコンを付けるといつもと違う自分になることができ、しかもかわいくなることができますよね。毎日のように愛用している女性も少なくないかもしれません。

 

今や女子のオシャレアイテムとして欠かせない存在になったカラコンですが、使い方に注意しないと失明の危険もあるのです。

 

カラコンの効果と失明の危険性、安全な使い方をまとめました。

カラコンの3つの効果

カラコンはオシャレ女子には欠かすことができないアイテムですよね。毎日装着していたり、複数の色を使い分けているという人もいるかもしれません。

 

若い女性を中心に人気のカラコンですが、カラコンを付けるとどんな効果があるのかをここでもう一度確認しておきましょう。

 

 

デカ目で盛れる!

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カラコンの効果の1つ目は、デカ目になることです。カラコンの中でもブラックやダークブラウン系の「黒コン」や「茶コン」は、目を一回り大きく見せることができます。

 

そうすると、目ヂカラをアップできて、印象的な目にすることができるんです。特に、奥二重の人や一重の人は、カラコンを付けると、目を大きく見せることができます。

 

一重の人がメイクで整形したかのように見せる「整形メイク」には、このカラコンが欠かせません。

 

 

ハーフ顔になれる!

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カラコンの効果の2つ目は、ハーフ顔になれることです。芸能界ではハーフタレントやハーフモデルが大活躍していて、ハーフ顔は女子の憧れです。

 

カラコンを付けると、目の色を変えることができて、ハーフ顔になることができるのです。瞳の色を変えることができれば、ハーフメイクも似合いますよね。

 

また、「色素薄い系」のかわいく透明感のある女子にもなることができます。色素薄い系の女の子は透明感があって、儚げでかわいらしいですよね。

 

色素薄い系の女子になるためには、メイクだけを頑張っても、瞳の色が真っ黒だったら、いまいち決まりません。カラコンを付けて、瞳の色も色素を薄くすることで、色素薄い系のになることができるんです。

 

 

本格的なコスプレにも

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カラコンの効果の3つ目は、本格的なコスプレができることです。アニメのキャラやゲームのキャラのコスプレをする時には、カラコンが欠かせません。

 

どんなに再現度の高いコスチュームを用意して、ウィッグを付けて、メイクを頑張っても、目の色が違うと台無しです。

 

カラコンでピンクやブルーや、グリーンなどの瞳の色になることもできるので、コスプレをする時には必須アイテムなんですね。

 

 

カラコンで失明?カラコンの危険性

カラコンはとても便利なオシャレアイテムです。普通のコンタクトレンズとは違って、眼科にを受診しなくても、簡単に購入できるのもうれしいですよね。

 

でも、カラコンは安全なものではありません。もちろん、正しく使用すれば安全なものですが、使い方を間違えると、失明の危険があるものなのです。

 

カラコンの使い方を間違えると、眼障害が起こります。眼障害とは、その名前の通り、目に何らかの障害が起こった状態です。たとえば、次のような症状ですね。

 

・目の異物感(ゴロゴロする)
・目のかゆみ
・目の痛み
・ドライアイ
・目の充血
・眼脂(目ヤニ)が多い

 

これらは目に異常が起こっているサインです。このサインを見落とすと病気がどんどん進行します。カラコンの間違った使い方が原因で起こる目の病気には、次のようなものがあります。

 

・毛様充血
・巨大乳頭様結膜炎
・角膜上皮障害
・角膜潰瘍

 

特に、角膜潰瘍はカラコンのトラブルの代表格とも言えるもので、放っておくと失明に至るとても怖い病気です。

 

でも、1つ疑問がありませんか?「別にカラコンだけでなく、普通のコンタクトレンズでも、同じように失明とかのトラブルが起こるんでしょ?別にカラコンだけの問題ではないでしょ?」という疑問です。

 

確かに、普通のコンタクトレンズでも、眼障害から失明するリスクはあります。でも、その割合はコンタクトレンズよりもカラコンの方が圧倒的に多いのです。

 

なぜ、カラコンは普通のコンタクトレンズよりも、危険なのか、その理由は3つあります。

 

 

酸素不足

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カラコンが危険な理由の1つ目は、酸素不足です。カラコンは、角膜の上に乗せる状態になります。角膜にふたをしたような状態ですね。

 

角膜には血管が通っていません。ということは、角膜の細胞に酸素を供給するためには、角膜に接している空気から酸素を取り込む必要があります。

 

裸眼の人は、角膜と空気の間に何もありませんので、酸素を角膜に十分に取り込むことができます。メガネの人もメガネのレンズと角膜の間には十分に空間がありますので、大丈夫ですね。

 

でも、カラコンやコンタクトレンズをしている人は、角膜にふたをしているので、角膜は空気と触れ合うことができません。

 

では、角膜にどうやって酸素を供給するのでしょう?実は、レンズは酸素を通す性質があります。これを酸素透過性と言います。

 

酸素透過性が高ければ、カラコンやコンタクトレンズを付けていても、角膜に十分に酸素を供給することができます。

 

この酸素透過性が低ければ、角膜は酸素不足になり、傷つきやすくなったり、充血したりするのです。

 

この酸素透過性は一般的なコンタクトレンズに比べて、カラコンは著しく低いのです。2週間使い捨てタイプの一般的なコンタクトレンズの酸素透過性は、ほとんどが100以上あるのに対し、カラコンは酸素透過性が良いものでも30前後、低いものだと10以下になるんです。

 

カラコンを付けていると、角膜が酸素不足になり、トラブルが起こりやすくなるんですね。

 

 

色落ちの危険

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カラコンは色落ちの危険があります。一般的なコンタクトレンズは無色透明です。でも、カラコンは色がついていますね。その色が、装着中に落ちてしまうことがあるんです。

 

コンタクトレンズは涙の上に浮いているようなものです。そして、一日に1万回以上のまばたきをしています。

 

水の中に浮いていて、さらにまばたきという刺激を加えていれば、色素が落ちる可能性がありますよね。

 

しかもカラコンに使われている色素は、金属製のもので、小さな粒子ではあるものの、とても硬いものです。カラコンの色素が落ちれば、その色素の原料である金属で、眼球を傷つけてしまうリスクがあります。

 

また、その色素が直接眼球に付着することで、それが刺激になり炎症を起こす可能性もあります。

 

 

処方箋なしでも購入可能

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一般のコンタクトレンズは、眼科を受診して処方箋を医師に書いてもらわないと購入することができません。

 

でも、カラコンは眼科を受診しなくても、簡単に購入することができるんです。ドン・キホーテなどの量販店でも購入できますし、インターネット通販でも購入することができます。

 

ということは、目のチェックをしなくても、カラコンを付けられるということになります。

 

目のチェックをしなくても良いということは、カラコンを付けても安全な状態かどうかを判断せずにカラコンを付けることになります。

 

すでに何らかの原因で眼球に傷や潰瘍ができているのに、カラコンを付けてしまったら、傷や潰瘍が一気に悪化してしまうことも十分に考えられます。

 

また、眼科を受診しないと、コンタクトレンズ(カラコン)を付ける上での注意点や管理の方法などを指導してもらうこともできません。

 

だから、カラコンをしていると、目のトラブルが起こる危険が高く、失明するかもしれないのです。

 

 

カラコンを安全に使うための6つの方法

カラコンは、一般的なコンタクトレンズに比べると、危険であることは間違いなく、実際にカラコンが原因で視力が低下したり、失明した事例が多数あります。

 

でも、カラコンが絶対に危険であるというわけでありませんし、カラコンを付けたら失明するというわけでもありません。

 

正しく使用すれば、安全にカラコンを使うことができます。安全にオシャレを楽しむためにも、カラコンの安全の使用方法を確認しておきましょう。

 

 

眼科に行って検査を受ける

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カラコンを安全に使うためには、まずはカラコン初心者はカラコンを購入する前に、眼科に行って目の検査を受けましょう。

 

目の検査を受けて、あなたの目がカラコンをしても良い状態かどうかを判断してもらってください。医師からカラコンをしてOKというお墨付きをもらってから、カラコンを購入するようにしましょう。

 

また、眼科はカラコン購入前に一度受診したら終わりというわけではありません。定期的に目の検査を受けておきましょう。

 

定期的に目の検査を受けることで、角膜などに傷がついていないかどうかがわかりますし、異常の早期発見ができますので、もし角膜に傷がついていても、失明に至らずに済むのです。

 

 

厚生労働省の承認を受けたカラコンを使う

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カラコンを安全に使うためには、厚生労働省の承認を受けたカラコンを使うようにしましょう。

 

カラコンは医薬品医療機器法(薬事法)で定められた高度管理医療機器になります。きちんと厚生労働省の承認を受けているカラコンは、「高度管理医療機器」と添付文書などに記されています。

 

「厚生労働省の承認を受けたカラコンなら絶対に安全!」というわけでもないのですが、承認を受けていないような海外からの輸入品に比べると、安全な製品である可能性が高いことは間違いありません。

 

そのため、カラコンを購入する時には、厚生労働省の承認を受けたものを選ぶようにしましょう。

 

 

装着期間を守る

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カラコンを安全に使用する方法の3つ目は、装着期間を守ることです。カラコンの使用者は、装着期間を守らない人が結構多いのです。

 

装着期間を守らないと、レンズが劣化して、雑菌が繁殖しやすくなったりします。装着期間は製品によって異なります。1日使い捨てだったり、2週間使い捨てだったり。

 

もったいないからと言って、1日使い捨てタイプのものを1週間使ったりすると、眼障害の原因になります。

 

また、いくら2週間使い捨てタイプだとしても、2週間ずっとつけっぱなしにするのはNGです。カラコンを装着したまま寝てしまうのは絶対にやめましょう。目が乾燥して、角膜が傷つく原因になります。

 

 

正しいケア方法を実践する

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カラコンを安全に使用するためには、正しいケア方法を実践してください。あなたは、カラコンのケアを正しくしていますか?ちょっと水道水で洗うだけなど、間違ったケアをしていないでしょうか?

 

カラコンのケアは洗浄・すすぎ・消毒・保存の4ステップがあります。1ステップですべてできるというタイプのケア用品もありますが、しっかり洗浄して、すすいで、消毒液につけて保存するのように、1つ1つのステップをきちんと行う必要があるものもあります。

 

正しいケアを行わないと、皮脂や雑菌が付いたままのコンタクトレンズを付けることになります。しかも、きちんとケアをしていないことで、レンズに付いた雑菌はどんどん繁殖していく一方です。

 

そうしたら、目で感染を起こし、結膜炎や角膜炎を起こす危険がありますので、カラコンは装着期間を守るだけはなく、正しくケアを行うようにしましょう。

 

 

友達との貸し借りはしない

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カラコンを安全に使うためには、友達との貸し借りはしないようにしましょう。もちろん、新品のものを1つもらうというのはOKです。

 

でも、いくらきちんと洗浄・消毒していても、使用済みのものを貸し借りするのは絶対にダメです。

 

もし、1人に眼の感染が起こっていたら、もう1人にも感染が広がってしまい、友達2人で失明することになりかねません。

 

特に、10代の若い女性は友達との絆が強く、なんでも貸し借りするのが当たり前で、貸し借りすることに躊躇することが少ないので、気を付けるようにしましょう。

 

 

異常を感じたらすぐに眼科へ

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カラコンを安全に使うためには、少しでも目の異常を感じたら、カラコンの使用をやめて眼科を受診することです。

 

「なんか目がごろごろする」とか「目が痛い」、「目がかゆい」などの症状があるのは、目からのSOSです。それを無視して、カラコンを使い続けると、目の症状がどんどん悪化して、失明へ一直線になります。

 

そうならないためにも、目に少しでも異常を感じたら、すぐに眼科を受診するようにしましょう。目の検査を受けて、適切な治療を受け、目が完全に治ったら、またカラコンを使用できるようになります。

 

失明のリスクとオシャレ、どちらが重要ですか?「まさか失明はしないでしょ」と思っているかもしれませんが、失明してからでは遅いのです。

 

失明しないためにも、少しでも異常を感じたら、すぐに眼科を受診するようにしましょう。

 

 

カラコンについてのまとめ

・カラコンの効果
「デカ目になれる」「ハーフ顔になれる」「本格的なコスプレもできる」

・カラコンの危険性
「目が酸素不足になる」「色落ちの危険性」「処方箋なしでも買える」

・カラコンを安全に使う方法
「眼科に行って検査を受ける」「厚生労働省の承認を受けたカラコンにする」「装着期間を守る」「正しいケア方法をする」「友達とのシェアは避ける」「異常を感じたら眼科に行く」

 

カラコンの効果とカラコンの失明の危険性、安全な使用方法をまとめました。カラコンは、一般的なコンタクトレンズよりも失明の危険が高いので、正しく安全な使用方法を守って、使うようにしましょう。そうすれば、安全にオシャレを楽しむことができますよ!

 

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