金足農業のエース吉田輝星選手はその剛腕ぶりで甲子園を沸かせ一躍時の人となり、さらにイケメンとあって注目の的です。
今回は吉田輝星選手の父や母や家族などプロフィール、彼女、調子乗りすぎと評価される理由をまとめました。
吉田輝星のプロフィール
プロフィール
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名前:吉田輝星(よしだこうせい)
生年月日:2001年1月17日
出身:秋田県潟上市
身長:176㎝
体重:84kg
投打:右投右打
名前の由来
「輝星」という名前は、吉田輝星選手が生まれた当時活躍されていた、柔道家の井上康生さんにちなんでつけられたそう。
また、両親が「輝く星」のような存在になってほしいという願いを込めて、この漢字が当てられたそうです。
両親の願い通り、甲子園という大舞台で、大会を通して注目度NO.1と言えるほど日本中を沸かせるスターとなった吉田輝星選手。
名前の由来ともなった柔道家の井上康生さんは、両親思いの性格でも知られていますが、吉田選手も、全力で野球に向き合い大きな結果を残し、最高の親孝行をしたと言えるでしょう。
野球の成績
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小学3年生の頃から父のすすめで野球を始めた吉田輝星選手は、父親と毎日のようにキャッチボールをして、4年生の頃にはピッチャーになっていました。
地元の天王ヴィクトリーズというチームで野球に打ち込み、小学生の頃から野球のセンスはピカイチだったと言います。
中学は、地元の公立校である潟上市立天王中学校へ進学し、軟式野球部に所属。
1年生ですでにエースピッチャーとして活躍し、中学最後の大会でベスト4に進出すると、潟上市の選抜メンバーにも選ばれました。
中学生の頃から大変注目度の高い選手だったため、数多くの強豪校から声がかかった中で、吉田輝星選手が進学先として選んだのは金足農業高校でした。
吉田選手がこの高校を選んだのは、父である正樹さんも金足農業高校の野球部出身で、ピッチャーとして活躍していたからだそうです。
父が成し遂げられなかった甲子園出場の夢を果たすため、吉田選手は金足農業高校へ進学したのです。これも親孝行エピソードですよね。
軟式野球から硬式野球になりましたが、高いセンスを発揮して、1年生からレギュラーを勝ち取ると、エースピッチャーとして活躍しました。
高校最後の夏の甲子園への切符をかけた県大会では、全5試合をなんと1人で投げ抜き、奪った三振は57という驚異的な数字を記録しました。
金足農業高校は、吉田選手だけでなく、9人のレギュラーメンバーのみで勝ち抜いてきた、いわば少数精鋭のチームなのです。
代えのきかないプレッシャーの中で、一人一人が自分の仕事をまっとうし、チームメイトを信頼して掴み取った甲子園への切符だったのです。
吉田選手は高校3年生では、自己最高152km/hの球速を記録。もはや、高校生の次元をはるかに超えた一流の野球選手へと成長し、日本中に「金農フィーバー」を巻き起こしました。
そんな吉田選手は、2018年10月25日のプロ野球ドラフト会議にて、日本ハムファイターズから1位指名を獲得、日ハムのユニフォームに袖を通すこととなりました。
今後のプロ野球での活躍から目が離せませんね。
吉田輝星の家族構成とは 【父親・母親・弟を紹介】
①父・正樹さん
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吉田輝星さんの父親・正樹さんは、吉田選手と同じ金足農業高校のOBとして知られています。
吉田選手が野球を始めるきっかけは、父親からのすすめだったと言いますし、吉田選手が金足農業高校を選んだ理由も父の母校だったからだそう。
吉田選手にとって、父・正樹さんの存在は大変大きなものであることが伺えます。
正樹さんは、高校時代ピッチャーとして活躍しましたが、2年生ではベンチ入りできず、3年生ではベンチ入りしたもののマウンドに立つことはなかったそう。
自身は甲子園という夢を叶えることはできませんでしたが、吉田選手は小学一年生の頃から正樹さんにキャッチボールをせがむようになり、気づけば甲子園のスターになっていたのです。
なんとも誇らしいことですね。
ちなみに、金足農業高校を甲子園の準優勝に導いた監督・中泉豊一監督ですが、実は中泉監督も金足農業高校のOBで、正樹さんの3つ上の先輩なんだそう。
1984年夏の甲子園準決勝で桑田真澄さんと清原和博さん率いるPL学園と対戦し、結果は負けたものの、金足農業高校がベスト4入りをしたことがありました。
その際の監督・嶋崎久美さんのもとで、中泉監督も正樹さんも野球をしていたそう。現監督とも正樹さんはゆかりが深いようです。
金足農業高校の試合が兵庫であっても応援に駆けつけるほど熱心で、現在は父母会長をされているそう。野球応援に熱心に取り組んでいるようです。
お仕事は会社員とのことで、具体的にどんな会社などはわかりませんでした。
②母・まゆみさん
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金足農業高校のエースピッチャーとして、全国に名を轟かせた吉田輝星選手を支えてきたのは母親という偉大な存在です。
吉田選手がプロ野球に進むことが決まり、父親は度々メディアに取り上げられましたが、母・まゆみさんはメディアへの露出もほとんどないため、情報もあまりありませんでした。
高校野球の強豪校の場合、全寮制であることは多いですが、吉田選手は実家通いでした。朝練のため朝5時には家を出て、帰宅は21時を過ぎることがほとんどだったそう。
吉田選手が、ただただ野球にまっすぐ打ち込むことができたのは、身の回りのお世話や食事面のサポートなど吉田選手を献身的に支える母・まゆみさんのおかげだと言えます。
吉田選手がプロへの道を決断する際、父親は「今なのか」「大学へ行ってからではダメなのか」と、プロ野球の厳しさを吉田選手に伝え、プロ野球だけが人生ではないことを伝えたそうです。
しかし、それでもプロ野球への道を目指そうとする吉田選手を見て、正樹さんを納得させるために母・まゆみさんがかけた言葉が、「あの子の旬っていつなんだろう」という言葉だったそう。
正樹さんはこの言葉に、プロ入りを猛反対する気持ちが揺さぶられたと言います。
今じゃなくてもいいかもしれない、でも今じゃなければ駄目かもしれない、それはやってみなければわからないことです。
吉田選手は、自身の力を、プロという場所で試してみたいと思い、「今」挑戦したいと強く思ったのです。
将来のために大学へ行くことも正解かもしれませんが、本人の将来よりも「今」しかない時間を大切してあげたいと思う母親の愛情は本当に深いものですね。
誰よりも心配で不安なまゆみさんが、吉田選手のプロ入りの背中を押したのです。
③弟・大輝さん
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甲子園の金足農業高校アルプスで、吉田輝星選手を懸命に応援していたのは弟・大輝さん。現在11歳で、小学2年生の頃から野球をしているそう。
兄と同じピッチャーのポジションで、すでに100km/hを記録する腕前。顔もそっくりで、とっても可愛いと話題になりましたね。
小学生の頃の吉田輝星選手のインタビュー動画などが放送されると、弟の大輝さんと瓜二つで驚いた人は多かったでしょう。
すでにイケメンです。そして、野球選手としてのセンスもやはりピカイチ。大輝さんの将来も楽しみですね。
吉田輝星の彼女とは
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これだけのイケメンで、野球選手としてもずば抜けた才能を見せている吉田輝星選手は、女性ファンもかなり多いはず。
彼女の存在が気になるところですが、安心してください。吉田選手には現在彼女はいないようです。
野球に明け暮れた高校生活で、なんと1日12時間もの練習をすることもあったそうなので、彼女を作る暇など全くなかったでしょうね。
よく言う、「恋人は野球です」というほど、おそらく野球漬けの毎日を送ってきたでしょうが、来年度からはプロ野球選手になります。
女子アナなどと出会って熱愛!なんていうニュースが飛び込んでくるのでしょうか。女性ファンは気が気ではいられませんね。
野球選手としての成長も楽しみですが、恋沙汰からも目が離せません!
吉田輝星が「調子乗りすぎ」と評価される理由とは
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「金農フィーバー」が巻き起こり、一躍スターとなった吉田選手ですが、ネットでは「調子乗りすぎ」「生意気」などの中傷的なコメントも見られます。
その理由は、吉田選手が、チームメイトの大友選手とルーティンワークとして行っている「侍ポーズ」が一部の人から反感を買ってしまったようです。
この「侍ポーズ」は実際には、格好つけているわけでも受けを狙ったパフォーマンスでもなく、主に、試合の初回と最終回の守備時に行っているもの。
侍の居合い抜きのような仕草で、お互いにリラックスを図るルーティンワークなのですが、高校野球連盟からは侍ポーズの自粛が求められました。
野球以外のパフォーマンスは不必要だからという理由での自粛要請でしたが、吉田選手はその後も小さくポーズをして侍ポーズを続けていました。
9人だけで県大会からずっと勝ち上がってきた金足農業ナインの絆は、ただのチームメイトというものを通り越して、家族のような暖かさや信頼関係があります。
誰になんと言われようと、自分たちの野球を貫き、ルーティンもやめませんでした。
人気者は叩かれるのが世の常なので、吉田選手が調子乗りすぎと言われてしまうのは、単に出る杭打たれるというだけのこと。
実際には、ただまっすぐに野球と向き合い、目の前の一球一球に全力投球をしているだけです。
格好つけることもなく、全試合フルで投げ続け、ボロボロになりながら決勝戦でマウンドを降りました。
あの姿からは、調子乗りだなんて決して思えませんし、なによりも野球を愛し楽しんでいる純粋な少年であることは間違いありません。
注目を集める選手なだけに、これから先も心無い中傷は増えていくでしょうが、そんなものをもろともせず、活躍を見せてもらいたいですね。
吉田輝星さんについてのまとめ
・吉田輝星の家族構成は「父・母・弟」の4人
・吉田輝星に現在彼女はいない
・吉田輝星は「侍ポーズ」で一部の人から反感を買っていた
2018年夏、第100回大会を迎えた全国高校野球選手権で、全国にその名を轟かせ、一躍スターとなった金足農業高校のエースピッチャー・吉田輝星選手。
ひたむきに野球に明け暮れ、甲子園準優勝へとチームを導いた吉田選手を支えた家族の存在は大変偉大なものです。
父・正樹さんは吉田選手と同じ金足農業高校野球部出身で、ピッチャーをしていましたが、自身が叶えられなかった甲子園出場の夢を吉田選手に託しました。
吉田選手は甲子園に出場しただけではなく、大会を通して最も注目を集める選手の1人にまでなったことは、父として大変誇らしかったでしょう。
そして母まゆみさんも献身的に吉田選手を支え、なんの心配もなく野球に向き合うことができたからこそ今の吉田選手があります。
家族に支えられ、謙虚にひたむきに野球に向き合っている吉田選手が、来年から日本ハムファイターズで大いに活躍してくれることを願いたいですね。