美人薄明とは

 

 

「美人薄命」という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。

 

「美人薄命」は、日本に昔から存在する四文字熟語で、中国に由来を持つ言葉であり、その言葉通り、”美人は長生きしない”という意味です。

 

「美人薄命」という言葉には以下の3つの意味があります。

 

そして現代においては「若くして亡くなった美人」に、「美人薄命」という言葉が使われるようになりました。

 

 

 

美人薄命の芸能人ランキング【海外編】　TOP25-20

25位：楊貴妃

 

 

世界三大美人の一人として知られる楊貴妃も、「美人薄命」の代表的な人物で知られています。

皇帝の息子の嫁として宮中に入った楊貴妃ですが、なんと父である皇帝が息子の嫁を略奪し自分のものにしてしまいました。

すっかり楊貴妃の虜になった皇帝は次から次へと悪事を働き、やがて内乱が勃発し、周りからも楊貴妃を処分するようにと言われ、仕方なくそれを実行に移したため、楊貴妃は37歳という若さでその生涯を閉じてしまいます。

 

 

 

24位：グレース・ケリー

 

 

グレース・ケリーは、「クール・ビューティー」と称され、人気絶頂の最中に、モナコ大公レーニエ3世と結婚し女優業から引退しました。

 

自ら車の運転している最中に脳梗塞を発症し、急カーブの坂道でガードレールに激突し、崖を40メートルほど転落し、すぐに病院へ搬送されましたが、意識が回復しないまま翌日に亡くなりました。

 

 

23位：ヴィヴィアン・リー

 

 

ヴィヴィアン・リーは、イギリスの女優で「風と共に去りぬ」などの話題作に出演され、現在も語り継がれるほどの演技力で人気を博した女優です。

 

40年代半ばごろから、慢性の結核の発作に見舞われ、この慢性結核が死因の原因となりました。

 

22位：ダイアナ妃

 

 

ダイアナ妃は、1981年にチャールズ皇太子と結婚し、後のウィリアム王子とヘンリー王子の2児をもうけましたが、1996年に離婚しています。

 

そして1997年に、パリで交通事故により36歳という若さでこの世を去りました。

 

 

 

21位：ホイットニー・ヒューストン

 

 

ホイットニー・ヒューストンは、1985年にデビューし、全米を代表するR&Bシンガーです。

2012年にビバリーヒルズにあるホテルの浴槽内で亡くなられ、遺体からはコカインが検出され、死因はコカインとそれによる心臓発作と言われています。

 

20位：マリリン・モンロー

 

 

マリリン・モンローは、女優、モデルとして活躍され、1950年代で最も人気のあるセックスシンボルの1人でした。

 

薬物乱用、うつ病、などに悩まされていて、1962年8月5日に、ロサンゼルスの自宅で”バルビタール”の過剰投与により36歳とう若さで亡くなりました。

 

 

美人薄命の芸能人ランキング　TOP19-11

19位：大原麗子

 

 

大原麗子さんといえば、その美貌と卓越した演技力で国民を魅了し、日本の名女優として有名です。

 

 

 

2009年8月6日、連絡が取れなく不審に思った実の弟が警察に通報し自宅を訪れたところ、自宅の寝室で亡くなっている彼女が発見されました。

 

 

18位：岡田有希子

 

 

岡田有希子さんは、1983年にデビューしたアイドルで、「ポスト松田聖子」と期待された逸材でした。

 

 

 

人気絶頂のさなか、1986年にわずか18歳という若さで飛び降り自殺しました。多くのファンに衝撃を与え、何人かのファンが後追い自殺するなど大きな影響を与えました。

 

 

17位：香月弘美

 

 

香月 弘美さんは、宝塚歌劇団月組の元タカラジェンヌで、娘役として活躍されていました。皮肉なことに事故死がきっかけで知名度が一気にあがりました。

 

 

 

1958年4月1日、宝塚大劇場で行われた公演に出演の際、着用していた衣装ドレスの裾がせりの駆動部分に巻き込まれて亡くなられています。

 

16位：堀江しのぶ

 

 

堀江しのぶさんは、80年代に芸能界デビューを果たし、そのグラマラスなボディーで伝説的な人気を誇りました。

 

 

 

女優や歌手として活躍が期待されていましたが、スキルス性胃癌のため23歳という若さで亡くなられました。

 

15位：川田亜子

 

 

川田亜子さんは、2002年4月にTBSアナウンサーとして入社し、早朝報道番組「いちばん!」のメーンキャスターに抜擢され、「あこちゃん」の愛称で親しまれてきました。

 

 

 

2008年5月26日に、車内で死亡しているところを通行人が発見しました。

川田さんは運転席にうつぶせで倒れていて、車内からは練炭とコンロ、運転席の窓には目張りもしてあったことから自殺と報じられました。　

 

 

 

14位：上原美優

 

 

上原 美優さんは、2008年頃から「貧乏アイドル」として注目を浴び、一躍大ブレークしテレビに引っ張りだこでした。

 

 

2011年5月11日に、マンションの自室でドアにスカーフとベルトで首を吊った状態で発見され、翌日に病院で死亡が確認されました。

 

13位：夏目雅子

 

 

夏目雅子さんは、1977年にカネボウ化粧品のCMで注目を集め、流行語大賞に輝くほどの影響力があった大物女優でした。

 

 

 

1985年2月14日に、体調不良を訴え、翌日15日に「急性骨髄性白血病」と診断され緊急入院し、闘病生活を続けましたが7か月後の1985年9月11日、27歳という若さでこの世を去りました。

 

 

12位：村上恵梨

 

 

村上恵梨さんは、グラビアアイドルとして活動し、サッポロビールのイメージガールを務めたことで一躍有名となりました。

 

 

 

2007年1月に「盲腸癌（低分化腺癌）」と診断され、直ぐに手術しましたが、すでに肺や胃などにも転移し半年間の闘病生活の末、25歳という若さで亡くなられました。

 

 

11位：川村カオリ

 

 

川村カオリさんは、17歳で歌手デビューし、女優、ラジオパーソナリティー、DJ、モデル、エッセイストとして活動していました。

 

 

 

2004年に乳がんが発覚し、左乳房の切除手術と抗がん剤治療を経て翌年には芸能活動を再開しましたが、2008年10月1日にがんを再発し、2009年7月28日に38歳の若さで亡くなられました。

 

 

 

美人薄命の芸能人ランキング　TOP10-6

10位：黒木奈々

 

 

黒木奈々さんは、TBSニュースバードのキャスターとして2011年まで活躍されました。2014年3月末には「国際報道2014」のメインキャスターに就任したばかりでした。

 

 

 

2014年7月に、レストランで食事中に倒れ、「急性胃潰瘍」と判明しました。その後の検査で悪性細胞が見つかり、同年9月には胃がんである事を公表し、摘出手術は成功し、その約半年後には復帰されていましたが、2015年7月の定期検診でリンパ節への転移が発見され、2015年9月19日に亡くなられました。

 

 

9位：勝野七奈美

 

 

勝野七奈美さんは、俳優の勝野洋さんと女優のキャシー中島さんとの間に誕生した長女で、1998年に芸能界デビューを果たしています。モデル、歌手、そしてジュエリーデザイナーとマルチな才能を発揮し活躍されていました。

 

 

2008年には、ダンサーの猪田武さんと結婚しましたが、結婚からわずか3ヶ月後に肺がんが見つかってしまい、幸せな結婚生活は続かず2009年7月7日に永眠されました。

 

8位：純恋

 

 

純恋さんは、ギャル系ファッションモデルでありながら、同時に仙台のキャバクラ店で人気No.1を誇る、魅惑のキャバクラ嬢として注目を集めていました。

 

 

 

その後、アクセサリーブランドを立ち上げ、純恋さんの夢だったデザイナーの道へ進む予定でしたが、2009年6月10日に、脳出血で死亡している状態で発見されました。

 

 

7位：岩田ゆり

 

 

岩田ゆりさんは、1999年（当時18歳）に女性ファッション雑誌 「ViVi」でモデルデビューを果たし、その後はテレビ番組 「ワンダフル」でワンギャルに抜擢され人気を博しました。また、ファッションデザイナーとしての顔も持っていました。

 

 

 

2006年9月2日に、ブランドのプロモーションのために訪れていたアメリカ・ラスベガスで突然倒れたそうで、病院に救急搬送されましたが、午後0時18分（現地時間）に亡くなられてしまいました。死因は脳動脈瘤破裂による「脳内出血」だったそうで、まだ25歳というあまりにも早すぎる死でした。

 

 

6位：神戸みゆき

 

 

神戸みゆきさんは、1999年から2007年まで女優として活躍され、ミュージカル版「美少女戦士セーラームーン」の月野うさぎ役がハマり役となり、以降、ドラマや映画でも活躍されてきました。女優のみならず、バラエティータレントとしての才能もあると、芸能界ではまれにしか見ないクラスの逸材と言われていました。

 

 

 

2007年に出演予定だったミュージカル「レ・ミゼラブル」を体調不良で降板し、入退院を繰り返し、2008年6月18日に心不全のため、まだ24歳という若さで亡くなられました。

 

ネット上では、発表された死因が心不全だったことと、入退院を繰り返していたという点から、「精神病院への入退院の末の自殺ではないか？」と囁かれていました。

 

 

 

美人薄命の芸能人ランキング　TOP5-1

5位：松来未祐

 

 

松来未祐さんは、童顔なルックスで愛らしい声優として、男性を中心に絶大な人気を博しました。アイドル声優のようなルックスで、ファンのみならず、声優仲間たちからも愛され、タレントとして現在活躍中の金田朋子さんも「数少ない大事なお友達」と松来未祐さんの名前を挙げていました。

 

 

 

松来さんは、通院を繰り返しながらはっきりとした病名が判明するまで1年以上かかったそうです。難病に近い、非常に希少な病気である「慢性活動性EBウイルス感染症（CAEBV）」を発症していて、最終的な死因は、「悪性リンパ腫」であったことが所属事務所の81プロデュースによって初めて公表されました。

 

 

4位：飯島愛

 

 

飯島愛さんは、元艶系女優として人気を博し、自身の半生を綴った「プラトニック・セックス」は、過激で衝撃的な内容に170万部を越えるベストセラーとなりました。また、「とんねるずのみなさんのおかげです」や「ギルガメッシュないと」などでも人気を集めました。

 

 

 

飯島愛さんは、芸能界を引退した翌年の2008年12月24日に、自宅マンションで死亡しているところを親戚女性により発見され、その時点はすでに腐乱が進んでいたと言います。

 

 

3位：本田美奈子

 

 

本田美奈子さんは、80年代にアイドル歌手として活動されていました。多数のミュージカルに出演し、他にもラジオ、テレビ、ドラマ、CMと幅広く活躍され、その当時から、清楚で可愛らしいルックスと美しい歌声で絶大な支持を受け、80年代のアイドルを代表するひとりです。

 

 

 

2004年頃から、体調不良が続いていたそうで、その翌年には「急性骨髄性白血病」と診断され、入院を余儀なくされました。壮絶な闘病生活を送りましたが、2005年11月6日、38歳という若さで亡くなられてしまいました。

 

 

2位：坂井泉水

 

 

坂井泉水さんは、音楽グループ・ZARDのボーカルを務め、作詞・ボーカルなども担当し、有名な楽曲には「負けないで」「揺れる思い」「マイフレンド」などがあり、多くのファンに愛されてきました。

 

 

 

坂井泉水さんがまだ30代前半だった頃、「子宮内膜症」「子宮筋腫」「卵巣のう腫」などの婦人系の病気を次々と患ってしまいます。闘病生活を続けながら、落ち着いたら音楽活動を復帰しようと思っていた矢先、2006年には子宮頸がんが見つかってしまいました。

さらに翌年には、がんが肺へ転移していることが判明してしまい、本格的な治療を受けるために入院することになりました。その入院先で、病院のスロープから転落してしまい、40歳という若さで亡くなられました。

 

 

1位：小林麻央

 

 

小林麻央さんは、キャスターとして活躍され、プライベートでは、2010年3月3日に歌舞伎役者の市川海老蔵さんと結婚され、2011年には長女の麗禾ちゃん、2013年には長男の勸玄くんを出産しました。

 

 

 

そんな矢先、小林麻央さんが乳がんであることが公表され、その症状は極めて深刻で、市川海老蔵さんが会見を開いた時には、すでにステージ4の状態でした。そして、34歳という若さで他界してしまいました。

 

闘病の日々を綴ったブログは、2018年現在も残されたままで、小林麻央さんが伝えたかったことをより多くの人に伝えたいと、英語訳したものが公開されています。

 

・小林麻央さんブログ「KOKORO.」

 

 

美人薄命の芸能人＆有名人についてのまとめ

 

いかがでしたでしょうか？

 

「美人薄命」という言葉どおり、美人の人だから必ず短命の人生を歩むというわけではありません。実際に、美人でも長生きし、豊かな人生を歩んでる人も多く、また美人は得することも多く、恵まれている人も多いと思われます。

美人薄命と呼ばれた芸能人たちは、その多くは病気や自殺、不慮の事故などで亡くなられた方が多く、まだまだやり残したことも多いことでしょう。

 

今を生きる私たちは、健康で元気で暮らしていけることに感謝し、毎日を実りあるものにし、長生き出来るように健康的な生活を送りたいものですね。