日本人の一重の割合と原因

日本人の一重の割合はどのくらいなのでしょうか？日本人は比較的一重が多いですよね。欧米人や中東・インド・アフリカ・東南アジアの人たちは、うらやましいほどくっきり二重の人たちばかりですが、日本人は一重の人の割合が比較的多いんです。

日本人の一重の割合をしっかり調べた統計はないのですが、美容整形の第一人者である高洲クリニックの高須幹弥医師は、次のように述べています。

私の答えは、「日本人は男女共に、一重まぶたの人が7割、二重まぶたの人が3割くらいです」です。

 

引用：日本人の一重まぶた、二重まぶたの割合はどれくらいなのか？二重まぶたになる仕組みメカニズムについて ： Dr.高須幹弥の美容整形講座 ： 美容整形の高須クリニック

日本人は一重が7割、二重が3割なんですね。ということは、圧倒的に一重の人のほうが多いというわけです。

一重の原因

では、一重の原因は何でしょうか？欧米人やインド人、東南アジア人は、みんなうらやましいほどくっきりした二重なのに、日本人は一重のほうが多い。その原因はなんでしょう？

それは、日本人は欧米人やインド人、東南アジア人に比べると、まぶたの皮膚が厚いからです。まぶたの皮膚が厚く、まぶたの皮下脂肪や眼窩内の脂肪が発達していると、一重になりやすいのです。

二重になるためにはまぶたを開ける筋肉の1つである挙筋腱幕がまぶたの脂肪組織を貫いて、皮膚が折れ曲がることで二重になるのですが、まぶたの皮膚が厚いと皮膚が折れ曲がらないので、一重になってしまうのです。

一重か二重かを決める要素、つまりまぶたの皮膚の厚みを決める要素は、遺伝が大きいんです。二重まぶたは優性遺伝、一重まぶたは劣性遺伝と言われています。

つまり、両親とも二重の場合は、子どもも二重になる可能性が非常に高い。両親のどちらかが二重でもう1人が一重の場合は、子どもは二重になる可能性のほうが高い。両親ともに一重の場合は、子どもも一重になることになります。

一重を二重にする8つの方法

一重の人は、何とか二重にしたいと思いますよね。現在の日本では、二重は美人の条件の1つですし、二重になると目がパッチリして大きく見えます。そして、二重というだけで華やかな目元になりますよね。

一重の人は「遺伝だから」とあきらめてはいけません。一重の人だって、努力しだいで二重になることができるんです。一重を二重にする方法を8つご紹介します。

目のマッサージをする

一重を二重にする方法の1つ目は、目のマッサージをすることです。目のマッサージをすることで、目のむくみを取って皮膚の厚みを薄くし、二重になりやすくするんです。

今、あなたが一重でも、両親のどちらかが二重の場合、これから突然二重になることがあります。実際、私の友人は仕事中に仮眠をして、起きたらいきなり二重になっていたという経験を持っています。

二重になる可能性がある人は、もしかしたら、まぶたがむくんでいて、二重になれるまぶたが一重になっているのかもしれません。

そういう時は、目のマッサージをして、目のむくみを取ってあげましょう。

人差し指で目頭、まぶた、目尻、こめかみを押さえるだけですので、簡単なマッサージですね。ただ、目元は皮膚が薄くてデリケートですので、必ずクリームをたっぷりつけて、指のすべりを良くしてから、マッサージをしてください。

そうしないと、皮膚を傷つけたり、くすみの原因になります。

太っている人ややせてみる

二重にする方法の2つ目は、やせることです。これは、肥満気味の人にしか当てはまらない方法ですね。

一重の人はまぶたの皮膚が厚い、皮下脂肪が発達していることが原因なのですから、ダイエットをして、まぶたの脂肪を燃焼させれば、まぶたがすっきりして、二重になりやすくなります。

たとえ、遺伝子的に完全な一重だとしても、まぶたをすっきりさせておけば、後からご紹介する二重にする方法できれいに二重になりやすくなるんです。

ぽっちゃり気味の人は、二重にするために、まずはダイエットを始めてみましょう。

二重の癖付けをする

二重にする方法、次は二重の癖付けをすることです。一重の人は、「理想の二重」のラインがありますよね。

そのラインに沿って、アイプチのスティックや綿棒などで毎日朝晩なぞるようにしましょう。

二重のラインを癖付けすることで、そこで皮膚が折れ曲がりやすくなりますので、二重になりやすくなるんです。

地道な努力ですが、この努力を続けることで、実際に二重になったという人もいるんですよ！

温タオルと冷タオルで引き締める

二重になる方法4つ目は、温タオルと冷タオルでまぶたを引き締めることです。温タオルと冷タオルを交互に乗せることで、まぶたを引き締めるようにしてください。

まぶたの血流を良くして、むくみを取ることで、二重になりやすくするんです。まぶたを温める・冷やすを交互に行うと、血流が良くなりますし、目の周りのリンパも流れやすくなります。

温タオルと氷嚢でも使っても良いかもしれませんね。

つけまつげをつける

二重にする方法、次はつけまつげをつけることです。つけまつげをつけるだけで、二重にすることができるんです。

芯が硬いつけまつげをつけることで、パッチリ二重にすることができるんです。ポイントは、ただつけまつげをつけるだけでなく、つけまつげをつけたあとに、下から上にまぶたに押し付けるようにすると、まぶたが押されますので、皮膚が折れ曲がって、二重になります。

しかも、パッチリ平行二重になりますし、上手につければ、ナチュラルな二重になりますので、二重になりたい人は、つけまつげをつけるようにしてみましょう。

アイプチやアイテープ、メザイクを使う

二重にする方法、次はアイプチやアイテープ、メザイクを使うことです。アイプチやアイテープ、メザイクを使うことで、つけまつげをつけなくても、二重にすることが可能です。

■アイプチ

アイプチは、糊を使って二重を作る方法ですね。

＜アイプチのメリット＞

・初心者でも比較的簡単にできる

＜アイプチのデメリット＞

・糊が目立つことがある

・汗や皮脂に弱い

■アイテープ

アイテープはテープを貼ることで、まぶたを折り曲げて二重にします。

＜アイテープのメリット＞

・平行二重もできる

＜アイテープのデメリット＞

・目立ちやすい

・きれいに二重を作るのが難しい

メザイクはアイテープと似たもので、ファイバーを使って二重にするタイプですが、アイテープよりも目立ちにくいとは思います。

どれが良いか、いろいろ試行錯誤しながら、自分にあっているものを選ぶと良いでしょう。

埋没法で二重にする

二重にする方法、7つめは埋没法で二重にする方法です。埋没法とはまぶたを2ケ所だけ糸で留めることで二重にする美容整形です。

メスを使わずに簡単にできることから、代表的な「プチ整形」になります。埋没法は次に紹介する切開法よりも簡単で安いですが、もし糸が切れてしまったら、元の一重に戻ってしまうこともあります。

切開法で二重にする

二重にする方法、最後は切開法で二重にすることです。まぶたを切開して、余分な脂肪を除去して、縫合することで、きれいな二重にすることができます。

切開法なら、腫れぼったい一重まぶたの人でも、平行二重にすることも可能ですし、埋没法のように一重に戻ってしまうリスクもありません。

半永久的に二重にしたい、欧米人のようなきれいな平行二重にしたい、まぶたがとても腫れぼったいという人は、埋没法ではなく、切開法で二重にしたほうが良いと思います。

ただ、一度二重にしてしまったら、元に戻すことはできませんので、どのようなラインの二重にするのか、どんな二重にしたいのか、どんな二重だと自分の顔に合っているのかなどをきちんと主治医と話し合って、納得してから施術を受けるようにしてください。

日本人の一重の割合と原因・二重にする方法についてのまとめ

日本人の一重の割合や原因、二重にする8つの方法をまとめました。日本人は圧倒的に一重が多いのですが、それは遺伝によるものだったんです。

ただ、一重だからといってあきらめる必要はありません。一重でも、努力しだいできれいな二重に見せることはできますし、実際に二重にすることはできるんです。

二重になると、目が大きく見えますし、華やかな印象になりますので、一重に悩んでいる人は、ぜひ二重になる方法にチャレンジしてみると良いでしょう。