美容整形で目を二重にしたいと思っていても、「あの人、整形してるでしょ!」と周囲の人から思われてしまうほど、不自然な目にはなりたくないですよね。
また、周囲に「あの人、目を整形しているかも!?」と思えるような人がいると、その人が本当に整形をしているのかどうか、気になってしまうと思います。
整形した目の特徴や整形かどうかの見分け方をまとめました。整形の目には、いろんな特徴があるんですよ!
目の美容整形の種類
美容整形した目の特徴や見分け方を知る前に、まずは目の美容整形の種類を知っておきましょう。
目の美容整形は、ただ二重にするだけではありません。いろいろな種類の施術があるんです。
二重埋没法
目の美容整形の施術、1つ目は二重埋没法です。二重埋没法とは、メスを使わずに二重を作ることができる美容整形になります。
糸で瞼を2ヶ所留めることで二重を作ります。とても簡単な施術になりますので、両目合わせて、10分程度しかかかりません。
ただ、2ヶ所しか糸で留めていませんので、欧米人のような幅広い二重にするためには、あまり向いていません。日本人に多い末広タイプの二重になりたい人に向いています。
二重切開法
二重切開法は、二重にするラインを決めて、そのラインに沿って切開をし、余分な皮膚や脂肪を取り除いてから、縫い合わせることで、キレイな二重を作る美容整形の施術になります。
平行タイプの二重や幅広タイプの二重にもなれる美容整形です。
目頭切開法
目頭切開法とは、蒙古ひだを取り除いて、目と目の幅を狭く見せる手術のことです。目の横幅を広げますので、目を大きく見せて、バランスの良い顔立ちにすることができます。
蒙古ひだとは、上まぶたから目頭にかけて重なっている皮膚の部分です。
欧米人には蒙古ひだはありませんが、日本人はこの蒙古ひだを持っている人が多く、蒙古ひだが目の一部を覆っていることで、目が小さく見えるのです。
目頭切開法は、この蒙古ひだを取り除いて、目を大きく見せることができます。
埋没法、二重切開法、目頭切開法以外にも、目尻切開法や眼瞼下垂、眉下切開などがありますが、代表的な目の美容整形は、この3つになります。
整形した目の4つの特徴や見分け方
整形した目には、どのような特徴があって、どうやって見分けることができるのでしょうか?整形した目の特徴や見分け方を4つご紹介します。
ご紹介する特徴や見分け方は、全てのケースに当てはまるというわけではありません。このケースに当てはまっていても整形ではない場合もありますし、このケースに当てはまらなくても整形をしていることもあります。
だから、見た目だけでは、「この目は整形!」と決めつけることはできませんので、それは注意してくださいね。
蒙古ひだがあるのに幅広い二重
日本人の多くの人は、蒙古ひだがあります。先ほども説明しましたが、蒙古ひだは、上まぶたから目頭にかけてかぶさっている皮膚のことです。
蒙古ひだは目頭の部分を覆っていますので、日本人の二重の人の多くは末広タイプの二重になるんです。二重でも目頭の部分は蒙古ひだがあるからですね。
ただ、美容整形をした人の場合は、話は別です。蒙古ひだがあっても美容整形をすれば、二重切開法などで、幅広い二重を作ることは可能です。
そのため、蒙古ひだがあるのに、幅広の平行の二重の目の人は美容整形をしている可能性があるのです。
目があまり笑わない
目があまり笑わない、笑っているのに目の表情の変化が乏しいという人も、目の整形をしている可能性があります。
目の整形をしている人は、瞼に糸を通していたり、切開したりしていますので、まぶたを動かす筋肉が自然に動かないことがあるのです。
まぶたの筋肉が上手く動かないと、表情が自然ではなくなりますので、表情や目元の動きに不自然さが出てくる可能性があるのです。
目を閉じてもラインがくっきり
整形している目の特徴、次は目を閉じてもラインがくっきりしていることです。特に、二重切開法で二重にしている人は、二重のラインを切開してから縫合していますので、目を閉じても、二重のラインがくっきり出ていることがあるのです。
日本人のナチュラルな二重の人は目を閉じると、二重の線がよくわからなくなったり、うっすらとしか出ていないことがあるのですが、美容整形で二重の目にしている人は、目を閉じてもラインがくっきり出やすいんですね。
また、一昔前は二重切開法で使われた糸は太かったので、目を閉じると、糸を結んだ部分がプックリ浮き出てしまうことがあったのですが、現在は糸が細く医療技術が向上していますので、目を閉じた時に結び目がまぶたに浮き出てくることはほぼありません。
目頭が丸い
目頭が丸い目は、整形した目の特徴です。目頭が丸いかどうかは、整形した目かどうかを比較的簡単に見分けられる特徴の1つでしょう。
目頭切開は、蒙古ひだを取り除く手術になります。この時、目を少しでも大きくしたい、目と顔のバランスを整えたいと思って、目頭切開をやりすぎると、本来ならとがっている目頭が丸くなってしまうのです。
生まれつき蒙古ひだがない人でも、目頭はとがっているのが普通です。それなのに、「もっと目を大きく!」、「もっと目を大きく見せたい!」と思って目頭切開をやりすぎると、目頭が丸くなってしまって、整形したことがすぐ見分けられる目になってしまいます。
目の整形がばれないようにするには?
「目の整形をして、目を大きくしたい、二重になりたい!」と思っても、周囲の人に「あの人の目は、整形している!」とばれるのは嫌ですよね。
目の整形がばれないようにするためには、美容外科の医師としっかり相談して、どのような整形をするかを決めて、納得してから施術を受けるようにしましょう。
「どのような目にすれば、整形がばれないのか」、「どのくらいの整形ならナチュラルな目のまま、自分の希望をかなえられるのか」を医師のカウンセリングできちんと確認しなければいけません。
そのためには、医師と信頼関係を築いて、「このドクターになら、私の目を任せられる」と思えたドクターに整形をお願いしましょう。カウンセリング途中で、「なんかこのドクターは信用できないかも。」とか「不安だわ」と思ったら、止めておきましょう。
医師の経験や技術もとても重要ですね。信頼できて、経験豊富、技術にも定評があるドクターなら、整形していることをばれないように希望の目にしてくれるはずですし、あなたの理想とする目が不自然で整形であることがばれてしまうようだったら、「それはしない方が良いですよ」と止めてくれるでしょう。
美容整形をしても、周囲に整形したことがばれないようにするためには、美容外科選び、医師選びがとても大切なんです!
整形した目の特徴・見分け方・バレにないようにするコツのまとめ
・整形した目の特徴と見分け方
「蒙古ひだがあるのに幅広い二重」「目があまり笑わない」「目を閉じてもラインがくっきり」「目頭が丸い」
・目の整形がバレないようにする方法は医師としっかり相談する
整形した目の特徴や見分け方、整形したことがばれないようにするコツなどをまとめました。整形しても、やりすぎなければ、現代の技術ならばれるリスクは低いと思います。
ただ、あまりにもやりすぎると、不自然な目になってしまって、整形した目の特徴が思いっきり出ているような目、誰でも整形だと見分けられる目になってしまいますので、気を付けるようにしましょう。