キャバクラで働くキャバ嬢の給料・年収

キャバクラで働くキャバ嬢は、どのくらいの給料・年収を稼げるのでしょうか？キャバクラで働くと、超大金を稼げるというイメージがあるかもしれませんが、それは本当なのかを検証していきます。

キャバクラでの給料・年収はピンキリ

キャバクラでの給料・年収はピンキリです。人によって給料の差があまりにも大きいので、平均給料・平均年収を出すことができないんです。

なぜなら、月100万円以上稼ぐキャバ嬢がいる一方で、月5万円未満しか稼げないキャバ嬢もいるからです。

なぜ、こんなに差があるのかというと、キャバ嬢は正社員フルタイムで働くことがないからです。キャバ嬢はみんな非正規雇用、つまりバイトとして働いています。

そして、週6勤務でレギュラーとしてガッチリ稼ぐ人もいれば、週1回勤務で稼ぐ人もいます。また、キャバクラ1本で収入を得ている人がいる一方で、OLが副業として片手間にキャバ嬢をする人もいるんです。

さらには、あとで詳しく説明しますが、キャバ嬢の給料は時給だけではなく、インセンティブが付くので、人によって給料・年収は大きく違いますし、同じキャバ嬢でも月によって給料は異なります。

だから、キャバクラでの給料・年収は平均が出しにくいのです。一応、目安は出しておきますね。

これがキャバクラで働くキャバ嬢の給料・年収の目安です。（目安にはなっていないですが…）

キャバクラは時給が良いが労働時間は短い

さて、キャバクラでの給料・年収は人によって、また働き方によって大きく差が出ます。同じお店のキャバ嬢も週1回しか入らず、インセンティブも貰えないようであれば、5万円以下にしかなりません。

キャバクラは20時ごろからやっているところが多いですが、風営法の関係で０時には一応閉店になります。ということは、１日４時間しか働けないということですね。

時給3000円でも1日1万2000円しか稼げないこともあります。1ヶ月は約4週間ですから、1万2000円×4＝4万8000円となるんです。

まぁ、週1回1日4時間で5万円近く稼げると考えると、キャバクラでの仕事は割がいいと言えるのかもしれません。

キャバクラはインセンティブ勝負！

キャバクラは、求人情報に載っている給料は時給制ですね。地方やお店によっても違いますが、東京だと時給2000～5000円が相場になると思います。

でも、キャバ嬢の給料はこの時給だけではありません。インセンティブをもらえるので、時給よりもさらに稼げるのです。月100万円以上稼いでいるキャバ嬢は、このインセンティブでガッチリ稼いでいるのです。

インセンティブとは、お店に売り上げに貢献したら、その売り上げの一部を給料としてもらえる制度です。

キャバクラでのインセンティブ制度はお店に寄りますが、代表的なインセンティブは次のような物があります。

さらに、売り上げや指名の数で時給が上がっていくこともあります。たくさんお金を使ってくれる太客を掴めば、1時間で２～３万円を稼ぐことも余裕で可能なんです。

キャバクラでの給料は時給よりもインセンティブに左右されることが多く、インセンティブ勝負なんです。

キャバクラでは給料天引きの支出も多いので注意

キャバクラで働くと、それなりに支出もあります。例えば、ヘアセット代。美容院ではなくお店でセットしてもらうと安いですが、それでも１回500～1000円くらいは取られます。

また、送迎代やら雑費やらも給料から天引きされるんです。そのほか、自分で衣装のドレスを買ったり、ネイルをしたり、肌のお手入れをしたりなど、美容代もかかります。

キャバ嬢は給料そのまま手に入るのではなく、給料天引きで引かれる支出もありますし、美容代にもそれなりにお金がかかるので、あまりキャバクラで稼げない人にとっては、割がいい仕事とは言えないかもしれません。

キャバクラでの仕事内容

キャバクラでのキャバは、お客さんを楽しませて、心地よくなってもらい、その結果たくさんお金を使ってもらうために仕事をします。

いかに客をいい気分にさせて、お店のために、さらには自分のためにお金を使ってもらえるか、それがキャバクラでのキャバ嬢の仕事内容なのです。

では、具体的にはどのような仕事内容をするのかを見ていきましょう。

会話で楽しませる

キャバクラではお客さんと会話をしながら、お酒を飲みます。お客さんに楽しい！キャバクラに来てよかったと思ってもらえるような会話をしなければいけません。

時々、勘違いしているキャバ嬢は、「この客、つまらない」、「盛り上がらない」なんて言いますが、それはキャバ嬢が自分の仕事をしていないためです。

キャバクラでは、自分が楽しむために会話するのではありません。お客さんにいかに楽しいと思わせるか、気持ちよくなってもらえるかがキャバクラでの会話のポイントなのです。

お酒を作る

キャバクラでのキャバ嬢は、お酒を作ることも大切な仕事です。お客さんの好みを覚えておいて、わざわざ聞かなくても、好みの濃さの水割りが作れるようになるのは基本中の基本です。

また、グラスが空になる一歩手前で、言われる前にササっと作っておくなど、目配り気配りも大切ですね。

灰皿交換やテーブルの掃除

キャバ嬢は灰皿交換やテーブルの掃除も行います。灰皿の交換自体は、ボーイ（黒服）がやってくれますが、キャバ嬢は灰皿がいっぱいになる前にボーイを呼んで交換してもらわなければいけません。

また、グラスの水滴だらけのテーブルは嫌ですので、適宜さりげなくテーブルを拭いて、快適さを保つようにしておかなければいけません。

同伴出勤

キャバ嬢は、同伴出勤をすることもありますね。お客さんと店外で食事などを楽しんでデートした後、そのままお店に来ることです。

この同伴出勤をすると、お店にはガッチリお金が入りますし、キャバ嬢もインセンティブがもらえるので、積極的に同伴出勤をするキャバ嬢は多いです。

アフター

アフターはお店が終わった後に、お客さんと食事やカラオケなどに行くことですね。アフターは売り上げにつながらないので、インセンティブをもらうことはできません。

でも、アフターに行って、しっかりお客さんを掴んでおくことで、また次お店に来てくれるようになりますし、お店に来たら指名してくれる可能性があるので、次につながるようなお客さんにアフターに誘われたら、承諾するキャバ嬢は多いです。

でも、また来店するつもりはなく、女の子とタダで遊びたいから、もしくはヤリたいからという理由でアフターに誘う客もいます。

キャバクラで働くなら、次につながるかどうかを瞬時に判断して、アフターの誘いに乗るかどうかを決めなければいけません。

営業メールやLINE

キャバ嬢のお仕事は、お店にいる時だけではありません。お店にいない営業時間外にも涙ぐましい努力をしています。

具体的には、またお店に来てもらえるように営業メールやLINEをするんです。しかも、複数のお客さんに一斉送信すると、営業メールであることがバレバレなので、1人1人にきちんと送ります。

この日々の努力がお客さんをお店に呼んで、さらにお金を使ってもらうことにつながるんです。キャバクラで働くというと、派手なイメージがありますが、コツコツと地味な努力も必要なんですね。

キャバクラでガッチリ給料を稼ぐには？

さて、キャバクラでガッチリ給料を稼ぐには、どうしたら良いのでしょうか？キャバクラでガッチリ稼ぐには、インセンティブがポイントになるわけですが、お客さんにお金を使ってもらって、インセンティブを稼ぐためには、どうすれば良いのか？

キャバクラでガッチリ稼ぐための5つのポイントをまとめました。目指せ給料100万円です！

少しずつステップアップする

キャバクラでガッチリ稼ぐためには、キャバクラで働きだしてすぐに高収入を期待してはいけません。どんな職業も下積みが大切ですよね。キャバクラも例外ではありません。

キャバ嬢のレベルがみんな高くて、一流のお店に最初に入店してしまうと、あなたはキャバ嬢として何のスキルも持っていないので、まったく目立ちません。

だから、いつもヘルプの仕事しかできず、指名をもらえるなんて夢のまた夢。インセンティブなんてもらえないのです。

そうならないために、まずは庶民的なキャバクラからスタートしましょう。そこでキャバ嬢としてのノウハウを身につけ、次はもう少し良い客がいるキャバクラにステップアップします。

そこでさらに成長して、またステップアップしていくんです。そうすると、一流のお店でも指名してもらえるようになり、月100万円を簡単に稼ぐことができるようになります。

マメな営業メールを！

次に、営業メールです。最近はLINEが主流ですが。キャバ嬢はマメさが重要です。マメに連絡を入れて、「あれ？俺に気があるかも？」と思わせたら勝ちです！指名1件獲得です！

もし、お客さんがあなたよりもほかのキャバ嬢の方が気に入っていたとしても、あなたがマメに連絡をしていれば、あなたの方が気になってくるものです。

だから、指名客をゲットするためにも、早く来店してもらうためにも、マメな営業メールをしておきましょう。明らかな営業メールとわかる内容はダメですよ。

世間話の延長から、さりげなくお店に誘うようにしましょう。つわものになると、自分では誘っていないのに、客に「会いたいから、お店に行かなくちゃ！」とメールだけで思わせることができるんです。

聞き上手の癒し系を目指す

キャバ嬢になりたい人の中には、外見にあまり自信がない人もいると思います。キャバ嬢って、たいてい美人ですよね。そして、やっぱり美人の人ほど、指名や売り上げが多く、売り上げ上位になります。

でも、外見に自信がなくても大丈夫です。外見に自信がない人は、聞き上手の癒し系を目指しましょう。世の中の男性は仕事やら家庭やらのストレスで疲れ切っていますので、癒されたいと思っています。

だから、聞き上手の癒し系を目指すと、外見以上に魅力的に映りますので、人気が出るのです。美人だったら、何もしなくても指名が入るのですが、外見に自信がない人は何かあなたの武器を身につけなくてはいけません。だから、その武器として、聞き上手の癒し系を目指しましょう。

ちなみに、外見に自信がない人は整形メイクの技術を身につけると、一気に美人の仲間入りです。体型は頑張ってダイエットすれば、何とかなります。

枕営業はしない

キャバクラでガッチリ稼ぎたい人は、枕営業を使用かどうか迷うと思います。でも、本当に稼きたいなら、枕営業は止めましょう。

これは、「枕営業なんて不潔！」などの倫理観で言っているのではありません。枕営業をして、1回体を許すと、その客はあなたに飽きてしまう可能性が高いのです。

一時的にはお店に来て指名してくれるかもしれませんが、すぐにほかのキャバクラに行ったり、ほかの新人のキャバ嬢目当てになってしまいます。

本当に稼ぐキャバ嬢の多くは、枕営業はしないことが多いんです。安易に枕営業に頼らないほうが、客を長くつなぎとめることができるんですね。

思わせぶりな態度が重要

キャバクラでは、客は疑似恋愛を楽しんでいます。だから、あなたもその疑似恋愛に付き合ってあげましょう。具体的には、「追いかけたい！」と思わせるんです。

「もう少しで付き合えそう」とか「俺でもヤレるかも？」、「俺に気があるのか？」と思わせるようにしましょう。小悪魔的なキャラになって、お客さんをドキドキさせるんです。

キャバクラで客が疑似恋愛を楽しみ、ドキドキできたら、また次も来ようと思ってくれます。

いかに思わせぶりな態度を見せるか、いかに客に期待を持たせられるか、いかにドキドキさせられるかが、あなたのキャバ嬢としての給料に直結すると言っても過言ではないでしょう。

キャバクラの年収・給料と仕事内容・ガッチリ稼ぐ秘訣についてのまとめ

キャバクラの給料・年収と仕事内容、キャバ嬢がガッチリ稼ぐ秘訣をまとめました。キャバクラの給料・年収は本当にピンキリです。

ただ、頑張ったら頑張った分だけ給料に直結する仕事ではありますので、やりがいは感じられる仕事だと思います。でも、華やかで楽そうだからという理由でキャバ嬢を目指すと失敗することが多いです。

意外と大変で苦労も多いので、そこは覚悟してくださいね。