実写化された映画が世にはたくさん出回っていますが、成功した作品もあれば、失敗した作品も結構あるようで酷評されているものまであります。
今回は、日本のアニメや漫画を実写化した映画の成功ランキングTOP20と、失敗ランキングTOP20をご紹介していきましょう!
この記事の目次
成功した実写化映画ランキング TOP20-11
20位:ピンポン
漫画もアニメも映画も面白い映画!
「ピンポン」は、松本大洋先生のコミックを実写化した作品で、窪塚洋介さんが主演を演じています。公開当初、卓球を題材にした作品がこれまでにあまりなかったために話題を呼び、原作ファンからも絶賛されました。
原作漫画、映画、アニメ、と三拍子で面白い作品なんてこの映画くらい、というくらい希少な映画ではないでしょうか。
19位:GANTZ
興行収入70億円以上の大ヒットを記録!
「GANTZ」は、奥浩哉さんのコミックを実写化した挑戦的な作品で、二宮和也さんが主演を演じています。
こちらは、壮大なスケール感が魅力の作品となっていますが、実写化でもこの魅力が損なわれることはなく、前後編合わせて70億円以上もの興行収入を記録するほどの大ヒットとなり、アメリカなどの海外でも公開されています。
また、同作者によるコミック「いぬやしき」も、2018年4月に実写化映画が公開されていて、こちらも高い評価を得ています。
18位:カイジ 人生逆転ゲーム
「クズ」な役が似合う藤原竜也さんに注目!
「カイジ 人生逆転ゲーム」では、これまでの映画作品で、「クズ」な役を演じる機会が多かった藤原竜也さんが主演を演じ、作中でもクズと罵られながらも、土壇場で見せる根性を発揮して運命を切り開いていく主人公、伊藤開司役を見事に演じられています。
原作から設定が変更された点も多かったことから、原作ファンからは賛否両論あるようですが、原作通りのスリリングな展開は継承されていて、前後編合わせて40億円近い興行収入を記録しています。
17位:3月のライオン
アニメ版も絶賛の作品!
「3月のライオン」は、神木隆之介さんが主演を務め、前後編に分けて公開されました。原作とは違う展開を見せましたが、原作ファンからも好評価で大成功を収めました。
2016年と2018年には、テレビアニメ化も果たし、原作コミックが元々高評価だったこともあり、忠実に再現されているテレビアニメ版は大絶賛されています。
16位:海街diary
元気が出る素晴らしい作品と高評価!
「海街diary」は、月刊フラワーズで連載されていたコミックで、女性から高く評価されている作品です。また、キャストに綾瀬はるかさん、長澤まさみさん、夏帆さん、広瀬すずさんといった大人気女優が勢ぞろいしたことでも話題になりました。
「第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門」に出品され、第39回日本アカデミー賞では最優秀作品賞や最優秀監督賞など4冠に輝く作品となりました。
原作コミックの世界観も大切にいているので、原作ファンも安心して楽しめます。しかし、キャストに大人気女優を揃え、作品自体も高く評価されていたにも関わらず、興行収入面では約16億円という想定以下の結果になってしまったのです。
15位:東京喰種トーキョーグール
高評価だけど続編の制作は絶望的…
「東京喰種トーキョーグール」は、ショッキングな世界観で知られ、実写化には否定的な意見もありましたが、窪田正孝さんの高い演技力と、原作のイメージが守られていた点が評価されました。
しかし、ヒロインを演じた清水富美加さんが、所属事務所の電撃引退と幸福の科学へ出家したことから、一時は映画の公開も中止になるのではと囁かれていましたが、無事に映画は公開されました。しかし、興行収入面や清水富美加さんの件もあり続編の制作は絶望的なようです。
14位:心が叫びたがってるんだ
キャスト選びも好評価
「心が叫びたがってるんだ」は、アニメ映画を実写化した作品で、Sexy Zoneの中島健人さん、芳根京子さんらがメインキャストとして出演され、原作ファンからも高い評価を得ることに成功された作品です。
原作のキャラクターは、アニメファンに向けて描かれていましたが、実写化映画を視聴された方曰く、あまり違和感を感じなかったとのことです。原作アニメを十分意識したキャスティングが高評価へ繋がったのでしょう。
13位:シティーハンター
40代男性を熱狂させた映画
「シティーハンター」は、1993年に香港で制作されたアクション映画として公開され、その後日本でも大ヒットを記録しました。
2018年には、中国の俳優・黄暁明さんが主演を努め、中国で公開される予定です。日本では、2019年に新作アニメ映画が公開される予定で、シティーハンターが再びブームを巻き起こす予感が高まります。
12位:魁!!クロマティ高校
笑いたい人におすすめ!
「魁!!クロマティ高校」は、原作コミックの魅力をそのまま実写化した映画版で、原作ファンはもちろんのこと、笑いたいという人にもおすすめの作品です。
須賀貴匡さんが主人公を演じ、不良だらけの男子校の中に、ただひとりだけ真面目すぎる転校生役を演しじています。同級生の不良たちも憎めないおバカなキャラクターが勢揃いで、不良がテーマの作品が苦手な方でも楽しめ作品になっています。
11位:君に届け
主題歌も作品とマッチして大ヒット!
「君に届け」は、別冊マーガレットで連載され、男女感の淡い恋心を感じられる名作で、胸キュン必須で、最後まで見入ってしまうほどの作品で高く評価されています。
また、主題歌に起用されたflumpoolの楽曲も、映画の作品とマッチし大ヒットを記録しました。
成功した実写化映画ランキング TOP10-6
10位:るろうに剣心
世界64か国で上映される好成績の映画!
「るろうに剣心」は、アニメを実写化した作品が批判されやすくなった2012年に公開されたので、公開決定後は原作ファンを中心に不安視されていました。
しかし、公開後は絶賛の高評価で「京都大火編」「伝説の最期編」などの続編へ繋がりました。
また、1作目は興行収入30億円、2作目の「るろうに剣心 京都大火編」は52.2億円、3作目の「るろうに剣心 伝説の最期編」は43.5億円を記録する大ヒット作となりました。
9位:NANA
第29回日本アカデミー賞授賞作品!
「NANA」は、2人の女性を主人公に描いた少女漫画の実写化映画版で、日本のみならず、香港・台湾でも人気を博しヒットを記録しました。一作目は中島美嘉さんと宮崎あおいさんが主演を務めましたが、二作目では一部キャストをリニューアルされたことでも話題となりました。
L’Arc〜en〜Cielのhydeさんが楽曲を手掛けた主題歌で中島美嘉さんが歌った「GLAMOROUS SKY」は、映画同様に大ヒットを記録し、伊藤由奈さんが歌う挿入歌「ENDLESS STORY」も話題となりました。
8位:HK変態仮面
小栗旬さんも主演を熱望していた作品だった!
「HK変態仮面」は、伝説のコミック「究極!!変態仮面」を実写映画化した作品で、主演の鈴木亮平さんの演技が話題となった作品です。
地上波のドラマでは不可能な表現が盛り込まれていて、原作ファンも納得の作品となりました。続編も公開され、こちらも続編を期待されるほどの成功を収めました。
7位:デトロイト・メタル・シティ
松山ケンイチさんの両極端な役が最高!
「デトロイト・メタル・シティ」は、「原作コミックよりも映画版の方が好き」と言われるほどの成功作となりました。また、テレビアニメ版もあり、そちらも高評価を得ています。また、幅広い演技力で実力派俳優として知られている松山ケンイチさんさんを起用したことも成功へとつながったのでしょう。
まだ見たことがない人は、原作・映画・アニメのどちらから見ても楽しめる作品です。
6位:20世紀少年
同名の主題歌にも注目!
「20世紀少年」は、唐沢寿明さんの主演映画で実写化されました。キャストには、豊川悦司さん、佐々木蔵之介さん、香川照之さん、常盤貴子さんら大物俳優が勢ぞろいしたことでも話題となった作品でした。
最終章の興行収入は、44億円もの記録的ヒットを果たし、商業面でも成功されています。
成功した実写化映画ランキング TOP5-1
5位:テルマエ・ロマエ
ハマり役の阿部寛さんの演技にも注目!
「テルマエ・ロマエ」は、お風呂をテーマにしているコミックを実写化した作品で、阿部寛さんと上戸彩さんが主演を努め、興行収入約60億円という記録的大ヒットとなりました。
また、続編となった「テルマエ・ロマエⅡ」も興行収入44.2億円を記録しています。
4位:銀魂
続編にも期待大!!
「銀魂」は、アニメファンに人気の作品で、2017年に実写化映画が公開され艇ます。
公開前は原作ファンに不安視されていましたが、原作の魅力だったパロディー要素をふんだんに盛り込んだコメディーアクションになっていて大成功へ導きました!
2018年に続編の「銀魂2」が公開されていますが、こちらもヒットを記録しています。原作ファンからは、「銀魂3」の公開に期待が高まっているようです。
3位:デスノート(2006年版)
原作とは異なる結末に満足…!
「デスノート」は、週刊少年ジャンプで連載され、衝撃の結末を迎えた作品で、「もし自分がデスノートを持っていたら…」と空想するとゾッとする作品に仕上がっています。
2006年に実写化映画が公開され、キャストの演技力や脚本、原作の魅力を一切損なわない仕上がりで大成功を収めました。
2位:ALWAYS 三丁目の夕日
心が暖かくなる作品
「ALWAYS 三丁目の夕日」は、コミック「三丁目の夕日」を原作とした実写化映画で、ノスタルジックな世界観と懐かしさに心打たれた人が続出し、大ヒット作となりました。
原作コミックは現在も連載されていて、コミックは絵柄が独特なことから、実写化にしてしまうと違う印象を感じてしまう方もいるようですが、ほっこりした温かい気持ちになりたい時などにおすすめの映画です。
1位:釣りバカ日誌
「実写化のお手本」と呼べる作品に!
「釣りバカ日誌」は、現在もなお原作コミックの連載が続いていて、実写映画版の方が有名なため、原作は知らないけど映画は知ってるという人もたくさんいる作品ではないでしょうか。
ちなみに濱田岳さん主演のドラマ版も、絶賛の声があがり、もっとも成功した作品と言えるでしょう。
失敗した実写化映画ランキング TOP20-11
20位:鋼の錬金術師
公開前は酷評の嵐だった…
「鋼の錬金術師」は、2017年12月に実写化映画版が公開され、公開前は「キャストがただのコスプレ集団にしか見えない」「撮影現場がどう見ても日本」と酷評が相次ぎましたが、公開後は意外にも評価が高ったようです。
興行収入は10億円を突破しましたが、公開前の酷評が祟り、あまり集客できず作品自体はよかったのですが、結果的には失敗作となってしまいました。
19位:北斗の拳
韓国版が学芸会レベルのクオリティー
「北斗の拳」は、ハリウッド発の実写化映画が公開されましたが、公開当初は「原作の良さが全く活かされていない」と酷評されていましたが、現在では「B級映画」としてコアなファンに愛されています。
ハリウッドにもならず、韓国でも実写化映画が制作されましたが、こちらは「学芸会レベル」と言われるほどで、テレビ番組「トリビアの泉」でも話題になったほどです。
18位:今日から俺は!!
現在、実写化ドラマ版が放送中!
「今日から俺は!!」は、80年代から90年代後半にかけてヒットした作品で、実写化映画作品は高評価とは言えませんでしたが、Vシネマ版も含めるとシリーズは4年ほど続いた作品でした。
現在(2018年10月~)、賀来賢人さん主演で実写化ドラマ版が放送されています。映画版と比べ、ドラマ版の評価に注目が高まります。
17位:タイガーマスク
2週間で打ち切りに…
「タイガーマスク」は、2013年にウエンツ瑛士さん主演で公開された映画でしたが、あまり話題にもならず、作品の内容さえも評価されず打ち切りになってしまった映画です。
その理由に「ストーリーが薄っぺらい」「続編作る気満々な感じでうざい」と酷評が相次ぎ、原作を知らない人でさえも「面白くない」の連発する史上最悪の映画となってしまいました。
16位:逆転裁判
宝塚版は絶賛だった
「逆転裁判」は、人気ゲームソフトの実写化映画で、原作での表現も忠実に取り入れられていることから好評でしたが、その一方では「衣装がコスプレと同レベル」という声もあり、原作ファンの間では賛否両論となった作品でした。
この作品は、宝塚歌劇団の舞台版としても公演されたことがあり、映画版と同様に原作を意識した痛快な表現が多かったことから不安もありましたが、公開後は大絶賛で、続編も公演される結果となりました。
15位:CASSHERN
原作を知らない人には好評
「CASSHERN」は、人気アニメ「新造人間キャシャーン」の実写化映画作品がで、キャストに伊勢谷友介さん、唐沢寿明さんなどの実力派が勢ぞろいしましたが、作品自体は酷評されてしまいました。
原作を知らない人であればそれなりに楽しむことができる作品だそうですが、原作の面影が一切ないため、原作ファンには、「最悪の実写化」との声が多くあがりました。
14位:銀の匙 Silver Spoon
物語の最終目的が不明すぎる…
「銀の匙 Silver Spoon」は、「鋼の錬金術師」の原作者・荒川弘さんのもうひとつのヒット作で、実写化映画が公開されましたが、鋼の錬金術師よりも酷評が殺到し、その理由に、原作を大幅に改悪し、雑すぎる作りになったことが原因でした。
実写化映画が公開後、原作の休載が続き、いろいろと憶測を呼んでいますが実写化の失敗が理由では?といった声が多くあがりました。
13位:黒執事
アクション映画としてなら良いかも…
「黒執事」は、月刊Gファンタジーで連載されている人気コミックで、アクションとミステリーが融合された作品です。
映画では、剛力彩芽さんをメインキャストとして出演しましたが、それに伴い、キャラクターの名称を日本人名に変更したり、いらないシーンが多いと酷評になりました。また、剛力彩芽さんの事務所の「ゴリ押し」もあったことから批判がさらに集中した模様です。
12位:スーパーマリオ 魔界帝国の女神
黒歴史的な作品へ…
「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」は、世界的に人気なゲームソフト「スーパーマリオ」、実は1993年にハリウッドで実写化映画が公開されていました。しかし、ゲームでは愛着の沸くキャラクター達が、実写になったことでリアルで気持ち悪いビジュアルになってしまいました。
ですが、作品の評価自体は意外と高く、国内外のレビューサイトでも好意的な意見が多く寄せられていました。しかし、興行収入面では残念な結果となってしまいました。
11位:ひぐらしのなく頃に
実写化するには難しすぎる…
「ひぐらしのなく頃に」は、自主制作ゲームとしてリリースされたもので、アニメや小説など幅広い展開を見せました。2008年に実写化映画が公開されましたが、あまりに原作とはかけ離れたキャラクター設定、当時まだ新人だったキャストを揃えたこと、演技力の低さでも酷評されてしまいました。
情報量が多く、ノベルゲー以外には向かないところや、キャラが多すぎて性格や行動原理を把握することが困難なこと、設定を把握するだけでもかなり難解なところが失敗作となった原因ではないでしょうか。
失敗した実写化映画ランキング TOP10-6
10位:ガッチャマン
映画批評サイトで100点中4点…
「ガッチャマン」の原作は、「科学忍者隊ガッチャマン」というタイトルで放送されたテレビアニメで、多くのファンを抱える人気作品でした。
2013年に実写化映画が公開され、松坂桃李さんが主演を努めましたが、興行収入・作品の評価どちらも惨敗という結果になってしまいました。
原作ファンからは、ストーリーラインや、演技力、演出などについて批判が多く殺到していました。ですが、戦闘シーンは高く評価されていて、アクション映画を楽しみたい人であれば、満足される作品かと思われます。
9位:斉木楠雄のΨ難
原作を知らない人なら好評だった!
「斉木楠雄のΨ難」は、週刊少年ジャンプで連載されていた人気作で、山崎賢人さんが主演を努めましたが、原作ファンからは「コスプレ感が拭えない」など批判が相次ぎました。
原作ファンからの酷評は酷いものですが、原作を知らない人からは、高評価なようでした。また、ヒロインを演じた橋本環奈さんに関しては、酷評された方も「可愛い」と好意的な意見が多く寄せられていました。
8位:デビルマン
チープな芝居&演出で10億円の無駄遣い!
「デビルマン」は、ヒーロー作品として根強いファンを獲得し、こちらの作品はまだアニメの実写化映画が珍しかった2004年に公開されたもので、興行収入は製作費の約半分という大失敗に終わってしまいました。
原作を完全に実写化したものの、意味不明なストーリー展開、主演の大根演技のせいで、メインキャストまでもが批判される作品となりました。
7位:テラフォーマーズ
原作ファンが増加した作品
「テラフォーマーズ」は、火星で変異した害虫と人類との戦いを描いた作品ですが、とにかく終始内容がめちゃくちゃで、面白いところが何一つない作品との酷評が殺到しました。
豪華キャストが」話題になり、原作を知らない多くの方が映画館に訪れましたが、「単純に面白くない」との声が多く、逆に「原作はどうなのか?」と思う方が増え、原作ファンが増加するという現象が起きました。
6位:進撃の巨人
次回作にも期待はできない…
「進撃の巨人」は、日本で社会現象になるほど、ヒットを記録し、アニメ化や実写化映画も実現されましたが、映画の方は酷評の嵐となってしまいました。
批判の多くに、脚本が関係し、舞台セット、キャストの演技力などに不満があったようで、進撃の巨人と言えばの立体機動シーンに関しては、CGが大変なのか、戦闘時に使える人が少なくて物足りなかったという声もありました。
前後編で公開されていますが、前編があまりに不評だったことから、前編の興行収入約33億円だったのに対し、後編は約17億円と半減しました。
失敗した実写化映画ランキング TOP5-1
5位:BLEACH
続編に期待…?
「BLEACH」は、週刊少年ジャンプに長期間連載されていた作品で、2018年7月に実写化映画が公開されました。
しかし、公開されてすぐに批判的な意見が寄せられ、「福士蒼汰のための映画」「無駄にお金だけはかかってる」などの酷評が殺到しました。興行収入もイマイチだったと言われています。
4位:ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章
原作クラッシャーに「もう、うんざり」
「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」は、30年以上連載が続いている作品ということもあり、公開後もファンを納得させることはできず、公開前から難色を示される作品でした。
失敗のひとつに、実写化で原作のような芸術的な作画を表現するにはかなりの無理があったようで、また、旬の若手俳優たちをキャスティングさせた点も気に入らないという声もありました。
これまでも多くの実写化映画に主演されてきた山崎賢人さんが主演を務めたことにも、「もううんざり」「主人公はあんな細身じゃない」との酷評が殺到しました。
3位:デスノート Light up the NEW world
脚本と役者に批判殺到…
「デスノート Light up the NEW world」は、原作・映画・アニメ・実写ドラマ、それぞれのファンの期待を裏切ってしまった作品になってしまいました。
2006年に公開された実写映画版デスノート(前作)は、原作&映画版のファンに加え、アニメ、実写ドラマ版も話題になり、またキャストも藤原竜也さんと松山ケンイチさんといった実力派が出演されていましたが、今作は脚本もイマイチで、役者にも不満の声が相次ぎました。
理由は、演技力に大差がででしまったことではないでしょうか。
2位:氷菓
キャスティングに問題ありだったかも?
「氷菓」は、山崎賢人さんと広瀬アリスさんの主演映画ですが、原作はアニメ化も果たしていることから、原作ファン&アニメファンの両方から批判される作品となってしまいました。
批判のひとつに、原作の雰囲気と全く異なり、原作では、大きな目のかわいいイラストで、それが人気の若手俳優陣というキャストで実写化されると、非難したくなるのかもしれません。
1位:ドラゴンボールエボリューション
原作者も否定的なコメントを残した作品…
「ドラゴンボールエボリューション」は、原作者の鳥山明先生の傑作「ドラゴンボール」の実写化版で、原作も全世界で高い人気があることからハリウッドでの映画化が実現しました。決定当初から「失敗するだろう」と誰もが予想し、実際に作品が仕上がると、ファンはもちろんのこと、原作を知らないという人ですらも衝撃を受けるほどの出来だったと言います。
酷評されたなかで最も言われていることが、原作とはかなりかけ離れたキャラクター設定になっていたことでした。鳥山明先生も、「(実写化映画版は)たぶんダメだろうなと思っていたら本当にダメだった」とのコメントを残していました。
実写化映画の中で最も失敗した作品は、おそらく「ドラゴンボールエボリューション」でしょう。
実写化した映画ランキングについてのまとめ
・成功した実写化映画2位「ALWAYS 三丁目の夕日」
・成功した実写化映画3位「デスノート(2006年版)」
・失敗した実写化映画1位「ドラゴンボールエボリューション」
・失敗した実写化映画2位「2位:氷菓」
・失敗した実写化映画3位「デスノート Light up the NEW world」
いかがでしたでしょうか?
実写化された映画は、ストーリーの展開やキャラクターなど、知名度も高いことから、実写化映画は儲かりやすいとも言われていました。また、原作者には高額な印税収入が支払われることから、多くの漫画家も実写化にすることには大賛成だそうです。
実写化映画が失敗作となった背景には、CGクオリティーの低さ、ストーリーラインがよく掴めないなどといった酷評が多く挙げられていました。
旬な役者を揃えことに重点を置くのではなく、原作の魅力をさらに上回るような傑作が出来上がることを今後の「実写化映画」に期待していですね!