globeのボーカルとして当時一世を風靡し、絶大な人気を誇っていたKEIKOさん。
私生活ではプロデューサーでありメンバーでもあった小室哲哉さんと結婚していますが、2011年にはくも膜下出血で倒れ、現在は高次脳機能障害であると言われています。
KEIKOさんの病気や病状、現在などについてまとめてみました。
この記事の目次
KEIKOプロフィール
KEIKO(ケイコ)
出生名:山田 桂子(やまだ けいこ)
本名: 小室 桂子(こむろ けいこ)
別名:keiko、KCO、kco、K-C-O
生年月日: 1972年8月18日
出身地:大分県臼杵市
学歴: 大分県立臼杵商業高等学校卒業
ジャンル: J-POP
職業: 歌手、作詞家
担当楽器: ヴォーカル、コーラス
活動期間:1995年 –
KEIKOさんは、1995年8月に小室哲哉さん主宰のイベント内で開催されたオーディションに出場したことがきっかけで、globeのヴォーカルとしてデビューしています。
globe
小室哲哉さん・マーク・パンサーさんとの3人ユニット。
幅広い世代から絶大な支持を集め、結成から20年以上経った現在でも根強いファンがいます。
KEIKOさんがオーディション開始直後にステージから落下したもののすぐに這い上がって歌い出し、小室さんはそのタフな姿が印象に残ったというエピソードは有名です。
globeは小室ファミリー全盛期に発売されたデビュー曲「Feel Like dance」で瞬く間に話題となり、立て続けにリリースされた「Joy to the love」「SWEET PAIN」いずれもオリコン3位以内、ミリオン手前の売上を記録し、その人気を確かなものにしていきました。
1996年元旦に発売された「DEPARTURES」はダブルミリオンの大ヒットとなり、globeを代表する曲にもなっています。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=Z-asfMte17s]
一方、私生活ではプロデューサーでありメンバーでもあった小室さんと2002年11月22日に結婚。当時大きな話題となりました。
KEIKOと小室哲哉
2人の間には現在も子供はいません。
KEIKOの病気と病状について
2011年にKEIKOはくも膜下出血を発症し手術
2011年10月、KEIKOさんはくも膜下出血を自宅で発症し、救急搬送され手術しています。
「くも膜下出血」と診断されたKEIKOは25日未明から5時間にわたる手術を受け、無事成功。現在は意識が戻り、1ヶ月の入院を予定している。
同社によると、KEIKOは24日夕方、首の後部に激痛を訴え、立つこともつらい状況となったことから小室が救急車を呼び、都内病院に緊急搬送されていた。
脳出血の一つ「くも膜下出血」は、発症すると死亡率が約50%と非常に高く、とても怖い病気です。処置が遅れると再出血の危険性もあり、また後遺障害などのリスクもあります。
発症から約1ヶ月半後の12月8日は無事退院しており、小室さんはKEIKOさんが入院中のICUではglobeの曲「FACE」を口ずさんでいたエピソードなども明かしています。
心配されていた後遺症の高次機能障害についても出ていないとし、今後共に生活していく上で記憶障害がないかなどを確認していくと報告していました。
後遺症の一つでもある高次脳機能障害ついては「大丈夫。会話も出来るし、文字も書ける」と、出ていないことを報告した小室は「ここ3、4日に急に一般的な口調にもなって、回復してきた。『早くお家に帰りたい』と発言していたので、KEIKOも喜んでます。今の時点ではひと安心です」と笑みを浮かべた。
KEIKOに記憶障害があることが発覚
翌年には小室さんがツイッターでKEIKOさんの姿を公開し、順調に回復しているかに見えていましたが、同年10月には実は自身が歌手だったことも忘れており、手術直後から記憶障害が出ていたという衝撃の事実が発覚しています。
くも膜下出血発症翌年のKEIKOの姿
「バレンタインデー以降に病院に行ったときのスナップ!」というコメントと共に、この他に小室さんとのツーショットもアップされていました(現在は削除されています)。
同誌によれば、KEIKOは自分が歌手だったことも覚えていなかったという。また、たとえば認知症患者が食事をしてもそのことをすぐに忘れて食事を催促したりするように、直近の記憶を失ってしまう症状が出ており、「小室さんの名前は紙に書くことができても、直後には書いたことを忘れてしまうような状態だった」(小室の知人)そうだ。
リハビリを続ける中で多少の改善は見られたものの、KEIKOさんは一時は愛していた音楽を拒否するようにもなっていたと言います。
こんにちは💓
— k’s tenki (@Ks_tenki) 2012年9月6日
秋からの、
私の、課題は、
歌手だったって事
もう、少し、
実感する事だなぁ。
KEIKOさんはツイッターで自身の病状についてもつぶやいており、「まだまだだけど、少しでも、早く私の歌を、聞いてもらいたい」と徐々に回復していることを感じさせる一方、「ちょっと前の記憶が1番飛んじゃうかな」と後遺症の状態についても明かしていました。
2014年には、小室さんは再びKEIKOさんの姿をツイッターで公開しています。
2014年のKEIKOの姿
小室さんは「桂子さんは今、お母さんを含む女性4人と僕と明るく日々を過ごしています」と綴っていました。
また、当時のKEIKOさんの状態については以下のようにコメントしています。
「クモ膜下出血は再発率が大変高い病気です。脳を急激に使うのが危険です」と妻の身を案じ「今のところ、2年以上たっているので、脳梗塞の危険性はかなり減っているそうです。どこか麻痺などしていないだけでも、よしとしないといけないそうです」とつづった。
2015年8月には結成20周年ということで行われたglobeサプライズライブ内で久しぶりとなるKEIKOさんの肉声が公開され、ファンを喜ばせていました。
「みなさん大変ご無沙汰しております。globeのKEIKOです。globe、特に私の歌を待ってくれている人に、ありがとう、と心から思っています。マークにもありがとうと心から感謝しています。みんな、ありがとうございます。globe KEIKO」
また、2016年に出演した『徹子の部屋』では、小室さんはKEIKOさんについて「小学校高学年か中1くらいの女の子」のような状態だと語っており記憶障害は依然として続いていることを明かしていました。
KEIKOは高次脳機能障害だった?小室哲哉の会見で判明した現在の病状
2018年1月に小室哲哉が不倫疑惑で釈明会見
KEIKOさんの現在の状態について詳しく明らかとなったのは、小室哲哉さんが”文春砲”で伝えられた不倫疑惑で会見を開いたことがきっかけでした。
18日放送のTBS系「ビビット」(月~金曜・前8時)でこの日発売の週刊文春が報じた音楽プロデューサーの小室哲哉(59)と看護師の女性Aさんと不倫疑惑報道を報じた。
同誌によると、Aさんはシングルマザーで柴咲コウ似の美女。ニンニク注射を受けていたクリニックで数年前に出会い、小室のスタジオや自宅に呼んで個別の接種を受けるようになり、急接近したという。
小室哲哉と看護師のA子さん
ホテルから出てきた小室さんとA子さんの写真。
A子さんは、以前小室さんがニンニク注射を受けて居たクリニックの看護師だと言われており、小室さんのドキュメンタリー番組でも映っていたとされています。
小室さんはA子さんのことはKEIKOさんも知っているとし、恋愛関係はなくキスや手などを繋いだこともないと否定していますが、報じられた写真では2人は腕を組んでいました。
介護や自身の体調不良によりA子さんが精神的な支えであったことは認めていますが、小室さんは自身の男性機能についてもほぼ失っていると赤裸々に告白し、女性を自宅に招いたことについてもやましいことはなかったと弁明。
さらに小室さんからは、けじめとして音楽活動の引退宣言まで飛びだし、世間には衝撃が走りました。
音楽プロデューサーの小室哲哉(59)が19日、不倫報道を受けて都内で会見を開き、引退を発表した。
小室は「報道により、KEIKOや家族、ファンにご心配をかけ、相手にもご迷惑をかけました。お詫びをすると同時に、僕なりの騒動のけじめとして、引退を決意しました」と語った。
引退宣言をした小室哲哉
ただの不倫騒動におさまらず、引退宣言に発展してしまったことで世間からは惜しむ声や文春への批判の声が殺到しました。
小室哲哉はKEIKOが高次脳機能障害であることを告白、その病状は?
また、会見ではKEIKOさんは現在当初は否定していた高次脳機能障害であることを小室さんの口から初めて明かし、KEIKOさんの病状についても以下のように語っています。
「高次脳機能障害とか、脳のちょっとした障害ということで、少し欲がなくなってしまったりとか、女の子みたいな優しげな性格になりました」
「脳のどこの部分がつかさどっているのか分からないのですが、音楽には興味がなくなってしまって。ほぼ歌うこともなくなりました」
夫婦の関係性については、「大人の女性としてのコミュニケーションが日に日にできなくなってきて」「わかってもらいたいけどわかってもらえない」「聞いてくれるんだけど、理解をしてもらっているのかなと思う」「ピアノのフレーズをちょっと弾いても30秒も聴くのが持たないくらい」と語った。
また妻・KEIKOの闘病についても初めて詳細に告白。「幸い、身体的な後遺症がなく、高次脳機能障害ですか。でも、幸いではなく残念なことに音楽は興味がなくなってしまった。お恥ずかしい話ですが、今は小学4年生ぐらいの漢字のドリルとかは楽しかったりとか。一例ですが、そういったレベルのこともあります」と赤裸々に明かした。
高次脳機能障害とは、頭部外傷や脳血管障害などの脳損傷がもたらす認知機能障害のことである。
症状は「記憶障害」や「注意障害」、計画通りに物事を進められなくなる「遂行機能障害」、感情のコントロールが効かなくなったり、子どもっぽくなる「社会的行動障害」などがあるが、症状の度合いには個人差があり、そのことが主治医や担当医に認知されなかったり、処置が難しかったりとされる要因になることもある。
引用:小室哲哉も直面した現実。高次脳機能障害の介護とは“同じ環境を維持し続けること”
同じくメンバーのマーク・パンサーさんも別の場でKEIKOさんの病状について語っていますが、KEIKOさんは見た目は普通で後遺症もほとんどないとし、次のようにコメントしています。
マーク 電話も普通なんですよ。記憶も僕のことも覚えているし、あらゆることを覚えている。ただ、何回も「マークいつ帰るの?」といった現在記憶っていうものが失われちゃっているだけのことなんですよ。それは、大変なことなのかもしれないけど、僕にとってはそれも運命であって。
小室さんについてはKEIKOさんの介護の大変さは不倫の理由にはならないという批判が多い一方で、KEIKOさんの高次脳機能障害が発覚したことで、その介護の大変さや孤独さを抱えながら不倫疑惑・引退まで追い詰められた小室さんには同情の声も多く寄せられるようにもなっています。
♥だから、後遺症で子供に戻ってしまったKEIKOを親が早くに引き取ってたら、誰も傷つかずに済んだんだよ。子供になってるKEIKOと夫婦関係を続行させるなんて、酷だわ。
♥不倫はやめろとか逃げてるだけとかしか言わない人は頭ペラペラだね。介護や看病で辛い思いしたことないんでしょ?100%最低とは思えない
最新のKEIKOの歌声を披露も小室哲哉の話は嘘だった
2017年には小室哲哉がKEIKOの最新の歌声を披露
小室哲哉さんは昨年、KEIKOさんの最新の歌声をツイッターとインスタグラムにて公開(現在は削除)しています。
小室さんは、「病気後に創って唄ってみたkeikoの声です。きっと今はもっと上手になってると思う」というコメントとともに、夕焼けの光景をバッグにした動画を投稿。
いつ録られたものかは明かさなかったが、「globe」の曲を彷彿させるKEIKOさんの優しい歌声に、「感動して震えました」「涙が出ました。ありがとうございます」「KEIKOさんの声がまた聞けて嬉しいです」など感動のコメントが多数寄せられている。
ツイッターの方では、小室さんはKEIKOさんについて「一層理解を深めている」とし、KEIKOさんが「今の私にあった曲なら唄えるよ~」と発言していると紹介していました。
小室哲哉が語ったKEIKOの病状は嘘だった?
ですが、最近になりKEIKOさんの親族が小室哲哉さんの介護や高次脳機能障害についての発言は「ほとんど嘘」であると暴露したとされ話題となっています。
なんとKEIKOさんは現在は大分の実家で家族と暮らしており元気で、小室さんは別居状態で介護もしていないというのです。
「会見には唖然としました。少なくとも、桂子(KEIKOの本名)に関する彼(小室)の話はほとんど嘘。桂子のサポートに疲れたと言っていますが、彼は介護らしいことは何もしていませんし、そもそも今の彼女は要介護者ではない。なぜあそこまで、自分の妻のプライバシーや名誉にかかわることを、あしざまに言わなくてはならないのでしょうか」
小室さんが言及したKEIKOさんの現状についても、まったく違うものであるとKEIKOさんの知人が明かしています。
その知人は、小室の会見での言葉は嘘ばかりで、彼女の本当の姿を伝えたかったという。
「小室さんは小四の漢字ドリルが云々、と言っていましたが、桂子(KEIKOの本名=筆者注)が漢字ドリルをやっていたのは五年以上前のこと。しかも、リハビリの一環として、試しにやったことがある程度です。それを小室さんはさも、いま彼女のために取り組ませているかのように語り、世間に“小四”という言葉を印象づけたのです」(知人)
現在のKEIKOの姿
現在は、大分県臼杵市にある実家で暮らしいているというKEIKOさんの姿。
親族いわく、KEIKOさんは現在はいたって元気で、仲間とよくカラオケにも行っていると言います。
また、小室さんの元専属運転手も、介護に関しては「小室さんは何もしていない」と証言。
KEIKOさんの身の回りの世話はほとんど周囲のスタッフや付き人がしており、小室さんは出前を頼むことくらいのことしかしていないと語っています。
KEIKOと小室哲哉に離婚の噂も
一方、小室さんはあの会見後もA子さんとの関係が現在も変わらず続いており、KEIKOさんとの夫婦関係はすでに破綻してしまっているとの情報もあります。
このことから、小室さんはKEIKOさんとの離婚、A子さんとの再婚も視野に入れている状態だとも囁かれているようです。
Aさんとの関係を続けていく上で、問題となるのがKEIKOの存在。現在、介護は実家任せにしているが、いつまでもこの関係を続けるわけにはいかない。そこで離婚に向けて動き出したというのだ。「小室はKEIKOとの離婚について、周囲に相談を始めています。さすがにこの時期に離婚となると、あの会見は何だったんだ? と言われかねないため、止められているようですが、小室の決意は固く、遅かれ早かれ離婚となるでしょう」(芸能プロダクション関係者)
KEIKOの現在の症状・病気についてのまとめ
・KEIKOは2011年にくも膜下出血を発症して手術したが、記憶障害が残ってしまった
・小室哲哉が会見で語ったKEIKOの症状はほとんど嘘だったと親族が暴露した
・KEIKOと小室哲哉は現在別居状態で離婚の噂も出ている
くも膜下出血で倒れてから今年で7年を迎えるKEIKOさん。
小室哲哉さんから高次脳機能障害だと明かされその病状が心配されていましたが、KEIKOさんの親族から「嘘」だと告発されるというまさかの展開を迎えています。
KEIKOさんと小室さんには離婚の噂もあり、芸能界のビッグカップルとしてもずっと注目を集めてきた2人が果たして今後どうなるのか、注目を集めていきそうです。