婚活全盛時代に今、結婚相談所に登録しようかと考えている人は多いと思います。でも、結婚相談所はたくさんありすぎて、どれにしようか迷ってしまうこともありますよね。
本気で婚活したいあなたのために、結婚相談所の料金比較や成婚率について、口コミやトラブル、選び方等とまとめました。
この記事の目次
結婚相談所の料金比較!
結婚相談所は大小さまざまなものがあり、どれにしようか迷ってしまうと思います。「結婚相談所」とGoogleで検索すると、ずらっと結婚相談所の公式サイトが出てきて、一体どれが良いんだろう?どの相談所を利用すると、本当に結婚できるのだろうと困りますよね。
結婚相談所を決める手段の1つに、料金があります。ここでは、結婚相談所の大手5社の料金を比較してみたいと思います。
ノッツェ
ノッツェは株式会社結婚情報センターが運営する結婚相談所です。
<ベーシックコース>
・入会金=30000円
・活動初期費用=4万7500円
・月会費=4500円~(申し込み可能人数によって)
1年間の活動費=13万1500円
<お見合いアシストコース>
・入会金=30000円
・活動初期費用=4万7500円
・月会費=1万9500円
・お見合い1回=10000円
・成婚料=10万円
1年間の活動費=31万1500円(お見合い、成婚料なし)
ベーシックコースは、自分から活動しないといけません。ノッツェから相手を紹介してもらうわけではなく、会員の中から、自分で条件が合う人を探し、交際の申し込みをする必要があります。
お見合いアシストコースでは、婚活アドバイザーが毎月3~5名の相手を紹介してくれるよう鬼なっています。
パートナーエージェント
パートナーエージェントは、株式会社パートナーエージェントが運営している結婚相談所になります。唯一、成婚率をドンと公表している結婚相談所ですね。ちなみに、2016年度の成婚率は28.6%とのことです。
<コンシェルジュコース>
・登録料=30000円
・初期費用=9万5000円
・月会費=1万6000円
・成婚料=5万円
1年間の活動費=31万7000円(成婚料なし)
このコンシェルジュコースは、毎月コンシェルジュから最低2名の相手を紹介してもらえるコースです。
ゼクシィ縁結びカウンター
ゼクシィ縁結びカウンターはリクルートグループが運営している結婚相談所です。
<スタンダードプラン>
・入会費=30000円
・月会費=1万6000円
1年間の活動費=22万2000円
これは、ゼクシィ側からの紹介込みの料金です。紹介人数に上限はあるものの、コーディネーターと定期的な面談もあるプランです。
初期費用や成婚料はかからないので、安く済ませられることが特徴ですね。
楽天オーネット
楽天オーネットは楽天グループが運営している結婚相談所です。「楽天」というと、インターネット上だけの婚活かと思うかもしれませんが、ほぼ全国の都道府県に支社またはサテライトがあるので、きちんと相手に実際に会って、お見合いをすることができます。
<プレミアムプラン>
・入会金=30000円
・活動初期費用=7万6000円
・月会費=1万3900円
1年間の活動費=27万2800円
楽天オーネットは成婚料はかかりません。
ツヴァイ
結婚相談所の最後は、ツヴァイです。ツヴァイはイオングループが運営している結婚相談所ですね。
<パーソナルサポートプラン>
・入会初期費用=14万5000円
・月会費=9500円~
1年間の活動費=25万9000円
ツヴァイは成婚料はかかりません。また、月会費は1年間に紹介してもらえる人数によって異なります。9500円だと12名以上ですね。72名以上のプランにすると、月会費は1万3800円になります。
結婚相談所の成婚率はどのくらい?からくりに注意!
結婚相談所の利用を考えている人は、結婚相談所を利用すると、本当に結婚できるのか、その成婚率が気になるところだと思います。結婚相談所を利用しても、結婚できなかったら、お金を無駄にしているようなものですよね。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングの「平成21年度サービス産業生産性向上支援調査事業 結婚相談・結婚情報サービス業界統計報告書」によると結婚相談所サービスを利用して知り合った人と結婚した、もしくは婚約中の人はサービス利用者の20.8%(男性21.3%、女性20.0%)となっています。
つまり、結婚相談所を利用すると、20%の確率で結婚できるということになります。では、成婚率が高い結婚相談所はあるのか?そこが気になりますよね。
先ほどご紹介した大手5社の中で成婚率をズバッと出しているのは、パートナーエージェントだけです。パートナーエージェントの成婚率は28.6%です。
これは、結婚相談所の平均成婚率よりも高いですね。ほかの結婚相談所は成婚率を公表していませんが、成婚率=成婚者数÷会員数とすると、楽天オーネットは11.4%。ツヴァイは9.1%となります。
う~ん、これを見ると、ちょっと低いかもしれませんね。
成婚率はからくりがあることも
成婚率がやたら高い結婚相談所があります。たとえば、「成婚率50%以上!」のようなデータですね。これは、次のような仕組みで成婚率を計算している可能性があります。
退会した人全員を結婚したから退会したと認識して、計算する方法ですね。この方法だと、当然成婚率は上がります。でも、退会した人の中には、「良い人と出会えないから」、「お金がもったいないから」などの理由で退会する人もいます。
だから、やたら高い成婚率の結婚相談所は疑ってかかったほうが良いでしょう。ちなみに、先ほどから成婚率が高めとして紹介しているパートナーエージェントの成婚率の計算方法は、次の通りです。
※パートナーエージェントの成婚率は「年間成婚退会者÷年間平均在籍会員数×100」で算出。
退会者は成婚した人だけに限っていますので、正しい成婚率と言えるでしょう。
結婚相談所でのトラブルってどんなことが多いの?
結婚相談所はトラブルが多いという噂を聞くことが多いです。結婚相談所は結婚できる可能性よりも、トラブルに巻き込まれる可能性の方が多いとさえ言われています。
では、実際に結婚相談所ではどんなトラブルが多いのかを見ていきましょう。結婚相談所のトラブルは、経済産業省の「少子化時代の結婚関連産業の在り方に関する調査研究報告書」について」に載っています。
・紹介相手の質に関するトラブル=32.8%
・紹介数が少ないことに関するトラブル=17.2%
・成功報酬の支払いによるトラブル=17.2%
・中途解約の返金に関する金銭トラブル=11.3%
・事前の説明と異なるとの不満によるトラブル=7.4%
会費の未納や成功報酬の支払いに関するトラブルは、利用者側が原因のトラブルですので、それ以外が結婚相談所を利用した時のトラブルになります。
期待していたような条件の相手を紹介してもらえなかった、入会してもきちんと相手を紹介してもらえなかったなどのトラブルが多いようですね。
結婚相談所の口コミは2つに大きく分かれる
結婚相談所を利用した人の口コミは、次の2つに分かれます。
・結婚できた!良かった!
まぁ、当然のことですよね。結婚相談所の成婚率は20%前後が普通です。そのため、結婚できた2割の人は、良い口コミを書きますが、残りの人は結婚できなかったので、悪い口コミしか書きません。
また、人間の心理としては満足した場合よりも、不満に思った場合のほうが口コミを書きたくなるんです。だから、結婚相談所の口コミは、基本的に悪いものが多いです。
これは、成婚率と人間の心理を考えると、仕方がないことなんですね。
結婚相談所の選び方4つのポイント
結婚相談所はたくさんありすぎて、どれを選べば良いかわからないこともあると思います。結婚相談所選びで間違わないために、選び方の4つのポイントをご紹介します。
安さで決めない
結婚相談所は、料金の安さで決めないようにしましょう。「安いほうが良い」と思うかもしれません。確かに、料金が安いほうが経済的な負担は少ないです。
でも、安い結婚相談所は、紹介者の質が悪くなる可能性があるのです。料金が安いと気軽に婚活を始められます。
気軽な婚活の人は、「どうしても結婚したい!」という強い気持ちがないので、交際申し込みをしても、すぐに断られたり、メールのやり取りが適当になるなどのケースが少なくありません。ひどい場合は、セフレを探しているの?と思うような男性もいます。
また、料金が高い結婚相談所に入会している男性は、お金を払ってでも結婚したいという強い気持ちがある以外に、それだけのお金を払える経済的な余裕があるという証拠にもなりますので、好条件の相手を紹介してもらえる可能性が高くなるんです。
もちろん、料金が安い結婚相談所が悪いというわけではなく、「安いから」という理由では結婚相談所を選ばないようにしましょう。
自分でどのくらい動くか
結婚相談所の選び方の2つ目は、自分でどのくらい積極的に動くかで決める方法です。
口コミに、「全然紹介してもらえなかった」とか、「入会後は担当者に放っておかれた」のようなものが多くみられますが、入会したプランによっては相談所側からは特に相手を紹介することはなく、自分で会員を検索して探すというものがあります。
自分でどんどん積極的に相手を探すつもりなら、そのようなプランでも良いですが、内気で引っ込み思案な人は、料金は高くても、自動的に結婚相談所側から相手を紹介してもらうプランでないと婚活が進みません。
だから、あなたがどのくらい積極的に婚活できるのかで結婚相談所とプランを決めると良いでしょう。
口コミは良いものと悪いものの両方をチェックする
結婚相談所の選び方の3つ目は、口コミです。口コミも、結婚相談所を選ぶ1つの基準になります。
ただ、先ほども説明した通り、成婚率と人間の心理を考えると、結婚相談所の口コミは悪いものが多いです。成婚率が20%とすると、口コミの割合は良いもの:悪いもの=2:8となります。
不満があるとそれを言いたくなる心理を考慮すると、良いもの:悪いもの=1:9かそれ以下かもしれません。
だから、普通に口コミを見ると、悪いものばかりで、「この結婚相談所は使わないほうが良いかも」と思えてきますが、良いものもチェックしておきましょう。
良い口コミはたいてい成婚者が書いています。その結婚相談所を使って、結婚相手を見つけた人の口コミです。超重要だと思いませんか?結婚するためのヒントがその口コミの中に隠れていることが多いので、必ず良い口コミをチェックし、ここなら大丈夫そうと思った結婚相談所を選ぶと良いでしょう。
やっぱり最後は成婚率
結婚相談所の選び方、最後はやっぱり成婚率です。成婚率を公表していない結婚相談所では、無料説明会の時に成婚率を聞いてみましょう。
「人それぞれなので」とか「みなさん、頑張ってますよ。」とか「みんな結婚しています。」のようにぼんやりとごまかすようなところは、成婚率は低いかもしれません。
でも、ズバッと成婚率を出している結婚相談所、成婚率を聞いたら正直に答えてくれる結婚相談所は信用できます。その上で、成婚率が高いところを選ぶと、間違いないかと思います。ただ、先ほど説明した通り、からくりがあることもあるので、注意してくださいね。
結婚相談所についての総まとめは・・・
・パートナーエージェント:31万7000円(1年間の活動費)
・ゼクシィ縁結びカウンター:22万2000円(1年間の活動費)
・楽天オーネット:27万2800円(1年間の活動費)
・ツヴァイ:25万9000円(1年間の活動費)
・結婚相談所の成婚率は、20.8%
・結婚相談所のトラブル
「会費未納」「滞納」「不払い」
・結婚相談所の選び方
「安さで決めない」「自分でどのくらい動くか」「口コミは悪いのも良いのもチェックする」「成婚率をチェックする」
結婚相談所の料金比較や成婚率、口コミやトラブル、選び方をまとめました。婚活をするためには、結婚相談所に入るのが一番手っ取り早いです。ただ、結婚相談所に入会しても、結婚できなければ、お金を捨てるようなものですので、きちんと選んで、積極的に婚活をしましょう。
結婚相談所に入会したからと言って、受け身の姿勢でいても、結婚できません。積極的な姿勢が一番大切ですよ!