世間では結婚できない女性を「売れ残り女」と呼んでいます。本当は結婚したいのに、なかなか結婚できない女性は、特徴的な性格をしています。また、売れ残っているのは自業自得なことも多く、売れ残り女は悲惨な末路をたどるのです。
売れ残り女にならないためにも、売れ残り女の年齢や性格的な特徴、自業自得の理由、悲惨な末路を知っておきましょう。
この記事の目次
売れ残り女の年齢は?何歳からが売れ残り?
売れ残り女。とても嫌な響きの言葉ですよね。
・別に男性に買ってもらうわけじゃないんだけど!
・こっちが選んでいるから、別に売れ残っているわけじゃないし!
・売れ残りって人身売買みたいじゃん!
・売れ残り女なんて女性差別よ!
こんな叫びがあちこちから聞こえてくる気がします。まぁ、わかります。売れ残り女。決して良い言葉ではありませんし、結婚できない女性をバカにしている感じがありありと伝わるので、むかつきますよね。
でも、本当に「売れ残り女」になって悲惨な末路をたどらないためには、売れ残り女とは何なのかを理解し、売れ残り女に共通する性格の特徴などを知っておく必要があるのです。
まずは、売れ残り女の年齢からいきましょう。売れ残り女とは、一体何歳からになるのでしょうか?
一昔前は女性の結婚適齢期の年齢は、クリスマスケーキにたとえられていましたよね。「25を過ぎると売れ残り」と言われていました。クリスマスケーキも25日を過ぎると売れ残り、女性も25歳を過ぎて結婚していないと売れ残りというわけです。
ただ、現代は女性の初婚年齢の平均は29.4歳になっています。
平成 27 年の平均初婚年齢は、夫 31.1 歳、妻 29.4 歳で、夫妻ともに前年と同年齢となって いる
だから、一昔前の「クリスマスケーキ理論」は通用しなくなっているんです。そこで新しく登場したのが、「年越しそば理論」です。
年越しそば理論とは、クリスマスケーキ理論同様に女性の結婚年齢を年越しそばにたとえたものです。年越しそばは31日に食べるもの。31日が賞味期限であり、31日を過ぎると、急速に価値が落ちてしまう。
女性の年齢も同じというわけです。31歳が賞味期限であり、32歳になると、一気に女の価値は急落する。31歳までに結婚できないと、売れ残り女になるというわけですね。
女性からすると、「年越しそば理論」なんて余計なお世話!と思いますが、世間の男性はこのように思っているのです。
売れ残り女の8つの特徴・性格
売れ残り女の性格には、たいていある共通点があります。この特徴的な性格をしていると、それだけ売れ残り女になりやすいということになります。
売れ残り女の性格・特徴を8つご紹介します。あなたは、一体いくつ当てはまりますか?
プライドが高い
売れ残り女の特徴的な性格の1つ目は、プライドが高いことです。売れ残り女は、プライドだけは天下一品!売れ残り女のプライドは、エベレストよりも高いのです。
・婚活パーティー?そんなの私には必要ないわ!
・私とお付き合いする人は、それなりのスペックを持っていないと!
売れ残り女は、とにかく妥協ができません。そのエベレストよりも高いプライドが結婚の邪魔をしているといっても良いほどなんです。
現実を見ていない
売れ残り女の特徴的な性格の2つ目は、現実を見ていないことです。たとえば、相手に求める年収。売れ残り女は、現実を見ていないので、次のような思考回路になります。
・年収600万円以下の人との結婚はあり得ない
・年収300万円以下?ゴミでしょ!
まぁ、「ゴミでしょ!」という思考はさすがにひどいですが、これからの人生を左右する結婚において、相手に求める年収が高くなるのは当たり前ですので、この思考はあながち間違いとは言い切れません。
でも、この考えのままでいると、間違いなく売れ残ります。なぜなら、現実を見ていないからです。
男性の年齢別平均年収は、次のようになっています。
男性の年齢 | 平均年収 |
25~29歳 | 383万円 |
30~34歳 | 451万円 |
35~39歳 | 510万円 |
この平均年収がわかっていない売れ残り女は多いです。しかも、年収600万円以上を稼ぐ人の未婚率は15.4%。1000万円以上を稼ぐ人の未婚率はたったの8.5%です。
こんなに確率が低いのに、こんなハイスペックな男性が売れ残り女を選ぶはずがありません。売れ残り女は現実を見ていないので、相手に求める条件が馬鹿みたいに高すぎて、結局は誰とも結婚できないのです。
現実を見ていないから、相手に求める条件が高くなる。しかも、プライドが高いから妥協できない。自分の身の丈に合っていない相手と結婚したいと思うから、なかなか相手が見つからずに売れ残ってしまうのです。
白馬の王子様はいると信じている
売れ残り女は、白馬の王子さまはいると信じていることが特徴です。「今はまだ巡り合っていないだけ。いつかは私の理想の男性が現れて、ドラマのような恋に落ちる!」と信じているんです。
年収が高くて、イケメンで身長が高くて、学歴も良くて、優しくて、私だけを見てくれて、絶対に浮気をしなくて、義両親とは別居で、私の両親を大切にしてくれる。そんな素敵な白馬の王子様。
でも、実際にはそんな白馬の王子さまはいなくて、いたとしてももうすでに誰かと結婚していることがほとんど。
それなのに売れ残り女は、自分はまだ白馬の王子様と出会っていないだけで、いつかは出会うはずだから、「私はただ待っていれば良いの」と都合よく解釈して、自分からは何の行動も起こさないんです。
まさに、これは売れ残り女の特徴ですね。
デート代は男が払って当たり前
売れ残り女の特徴的な性格、次はデート代は男が払って当たり前と思っていることです。売れ残り女は男女平等を主張します。少しでも男性に得なことがあれば、女性差別だわ!と声高に叫ぶんです。
でも、デート代は男性が払って当たり前、女性はおごってもらうのが当たり前と思っているんです。
最初のデートで割り勘だったり、男性は少し多めに出すだけで、女性にも少し払うように言われれたら、「ありえないんだけど~」と思って、もうそれで次のデートはありません。
このようにして、自分から恋愛のチャンスをどんどん狭くしているので、売れ残り女は売れ残ってしまうのです。
自分をいい女と信じて疑わない
売れ残り女は、自分をいい女だと信じて疑いません。これも売れ残り女の典型的な特徴になります。
売れ残り女の中にも、確かにいい女はいます。でも、そうではない人も多いですよね。だから、売れ残っているんです。
自分をいい女だと信じて疑わない人は、「私は選ぶ権利がある」と思い込んでいます。また、いい女だから自分から積極的に婚活をする必要はないと思っています。だって、いい女なんですから。
また、男性に声をかけられないのは、自分がいい女過ぎて、男性がが気後れしているからと考えているんです。
売れ残りと認めない
売れ残り女の特徴的な性格、次は自分を売れ残りと認めないことです。30代前半になっても、まだ結婚できない場合、独身主義で結婚願望がない女性以外は、「売れ残り女」になります。
でも、売れ残り女は自分が売れ残っているとはかたくなに認めません。
・売れ残っているんじゃない!結婚したいと思える人に出会っていないだけ。
・売れ残りじゃないわよ。まだ結婚したくないだけよ!
・結婚ってタイミングじゃない?私にはまだそのタイミングが来てないだけなのよね。
売れ残り女は、こんな風に言い訳して、売れ残りと認めないんです。
専業主婦を希望している
売れ残り女の特徴の7つ目は、専業主婦を希望していることです。今どき、夫の収入だけではやっていけないことが多いですよね。
夫婦2人だけで慎ましく生活していくつもりならともかく、子どもがいれば教育費がかかります。
売れ残り女は、子どもには最高の教育をしてあげたい。時々は海外旅行にも行きたいし、週に1回はちょっと良いレストランで外食もしたい。ママになってもおしゃれをしたいし、ブランド物だって欲しい!こんな風に考えます。
でも、結婚したら家庭に入りたいし、働きたくない。家族を養うのは夫の役目。こういう考えをしているんです。
こんな望みをかなえられるのは、年収が高い一部の男性だけですし、専業主婦を希望する女性は結婚相手としては敬遠される傾向にありますから、売れ残ってしまうんですね。
卑屈で愚痴が多い
売れ残り女の特徴的な性格、最後は卑屈で愚痴が多いことです。売れ残り女の中には、「どうせ私なんて…」と卑屈な性格の人が一定数います。また、日ごろの会話も愚痴が多く、すぐに人のせいにすることが多いですし、物事をうがった見方しかできない人も多いです。
売れ残ってしまったから卑屈で愚痴が多くなってしまったのか、元から卑屈で愚痴が多いから売れ残ってしまったのかは人それぞれです。
卑屈で愚痴が多い女性は、男性から見ると一緒にいても楽しくない、癒されないので、魅力的に感じないんです。
売れ残り女は自業自得?悲惨な末路・・・
売れ残り女は男性から見ると、「自業自得じゃん!」と思われることが多いです。また、既婚女性からも、「売れ残り女は自業自得よね」と思われることがあります。
なぜ、売れ残り女は自業自得なのか、その理由を考えていきましょう。自業自得と言われる理由を知れば、売れ残り女から脱出できる糸口が見つかるかもしれません。
売れ残り女は自業自得と言われる理由
売れ残り女は自業自得と言われる理由はこちらです。
10代の頃=「イケメン最高!イケメン以外と付き合うつもりはないわ!」
20代の頃=「結婚?もっと条件が良い男がいるはず。今の彼氏?捨てちゃおう!」
30代売れ残り女=「あれ?誰もいない…。こんなはずじゃなかったんだけど。。。」
売れ残り女は、たいていこんな恋愛遍歴を歩んでいます。売れ残り女は、別にものすごいブスなわけでも、スタイルが悪いわけでも、性格が極悪なわけでもないんです。
ただ、結婚を高望みし過ぎて、現実を見ていないだけなんです。先ほど説明した売れ残り女の特徴・性格に見事に当てはまっていると思いませんか?
プライドが高くて、現実を見ていない。さらに自分をいい女だと思っていて、白馬の王子様を信じて待っている。
だから、売れ残り女は自業自得なんです。20代のころから地に足をつけて、現実を見つめ、自分と釣り合う男性と結婚していれば、別に売れ残ることはなかったんです。
売れ残り女は10代、20代の頃を思い出してみましょう。「あ~、あの時の彼氏とそのまま付き合っていたら、今頃結婚できていたよなぁ。子供もいたかも…」なんて思いませんか?「あの時、こうしておけば」というチャンスが、まったくなかったという売れ残り女は少ないと思います。
売れ残り女は10代、20代で結婚のチャンスを自ら棒に振っていることが多いので、自業自得と言われるんです。
売れ残り女の悲惨な末路
さて、売れ残り女がこのまま人生を突き進んでいったら、一体どうなるでしょうか?売れ残り女はこのまま突き進むと悲惨な末路が待っています。
売れ残り女でも、一流企業でバリバリ働いていたり、公務員として経済的に安定していたり、医師や看護師、弁護士などいつどこでも働けて、それなりに稼げる仕事をしていれば、そこまで悲惨ではありません。
でも、一般OLや派遣、パートなどの売れ残り女は悲惨以外の何物でもありません。
さて、売れ残り女の年齢を32歳。派遣で働いていると仮定しましょう。この売れ残り女は、どんな人生を歩んでいくでしょうか?
私にはまだまだいい男がいるはず!妥協なんてできない
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独身の友達が減っていき、休日は1人で過ごすことが多くなる
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派遣が更新されず、仕事がなくなる
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貯金もない。友達もない。家族からは距離を置かれる
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パートで何とか食いつなぐ日々。オシャレなんてできない節約生活
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孤独でみじめな老後を送る
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孤独死
売れ残り女は、こんな悲惨な人生を歩むことになります。あなたは、まだ現実に目を背けたままでいるのですか?そしたら、あなたが希望していない悲惨な人生を歩むことがほぼ確実になります。
売れ残り女もチャンスはある!今すぐ婚活を!
売れ残り女は、定年まで安定して稼ぐことができて、老後も安心できるだけの収入がない限り、悲惨な人生を歩むことになります。
安定&高収入の仕事をしている場合でも、結婚したいのに、このまま売れ残ってしまって、1人の孤独な人生を歩むことになったら、悲惨とまではいかなくても、「私の人生はこれで良かったのだろうか?」と疑問に思いますし、幸せとは思えない人生になるでしょう。
少しでも幸せな人生を歩むためには、今すぐ考え方を変えましょう。現実を見つめ、身の丈に合った婚活をするんです。
売れ残り女であるあなたは、白馬の王子様を待っている場合ではありません。あなたのスペックに合った男性を見つけるようにしましょう。相手に求める条件は最大限に妥協して、前向きに婚活を進めてください。
「もっといい男がいるはず!」という上から目線の婚活は、もう終わりです。平凡な男性だって良いじゃないですか?平凡でも落ち着く男性、安定した生活を一緒に送ることができる男性であれば、結婚相手としては最高だと思いませんか?
売れ残り女は、いらないプライドはさっさと捨てることが大切です。そうすれば、幸せな結婚をすることは、まだまだ十分に可能なのです。
無用なプライドにしがみついて、悲惨な末路をたどるのと、プライドを捨てて平凡でも幸せな結婚生活を送るのでは、どちらが良いですか?
売れ残り女の年齢や性格・自業自得の理由・末路についてのまとめ
・売れ残り女の特徴と性格
「とにかくプライドが高い」「年収の現実をみていない」「白馬の王子様はいると信じている」「自分からは一切行動しない」「デート代は男が払って当たり前だと思っている」「自分をいい女と信じむ」「「私は選ぶ権利がある」と思っている」「自分を売れ残りとは認めない」「専業主婦を希望している」「卑屈で愚痴が多い傾向」
・売れ残り女が自業自得と言われる理由は、10代20代の頃に理想を高く持ちすぎたため
・売れ残り女の末路は、誰からも相手にされず孤独死になる
・売れ残り女を抜け出すには、現実をみつめて身の丈に合った婚活をすること
売れ残り女の年齢や性格・特徴、自業自得と言われる理由、悲惨な末路、そこから抜け出す方法をまとめました。
売れ残り女は夢を見ている暇はありません。現実を見つめて、プライドを捨て去って、婚活をしましょう。そうすれば、悲惨な末路を回避できて、結婚して平凡だけど幸せな人生を送ることができるはずです。