愛の証であるキスマーク。彼氏にキスマークをつけられると、嬉しく感じる女性も多いですよね。ただ、首元など目立つ場所にキスマークをつけられると、翌日に困ってしまいます。
キスマークとは何か、またキスマークは何日くらいで消えるのか、即効性抜群のキスマークの消し方をまとめました。
キスマークとは何?
あなたは彼氏にキスマークを付けられたことはありますか?キスマークは、愛の証です。キスマークをつけるのは、「この人は、自分の恋人です」と宣言するようなものですから、女性としては嬉しいですよね。
ところで、キスマークとは何でしょうか?キスマークを医学的に言うと、「吸引性皮下出血」と言います。
吸引性皮下出血を簡単に言うと、「吸われたことで、皮膚の中にある毛細血管が破れて、血管から出血した状態」ですね。
キスマークは強く皮膚を吸われることで怒ります。皮膚を強く吸うと、その圧力によって、皮膚の中の毛細血管の壁が損傷して、破れてしまうんです。
そして、破れた部分から血液が皮膚の中に流れ出します。そして、その血液の色で、皮膚が赤黒い~青紫色に変化していくんですね。
健康診断などで採血をした後に、針を刺した周囲が青黒く内出血をすることがありますよね。あれも、皮下出血の1つです。また、どこかに強くぶつけた時も、青あざができます。これも皮下出血の1つです。
キスマークは、原因は違うものの採血の跡や青あざと同じようなメカニズムでできているものなんです。
キスマークは何日で消えるの?
吸引性皮下出血であるキスマーク。一体何日で消えるのでしょうか?
キスマークをつけられても、「いつの間にか消えていた」とか「気づいたら消えていた」ということもありますが、首筋や鎖骨周辺など目立つ場所にキスマークをつけられてしまうと、何日で消えるのか気になりますよね。
キスマークは、1日~1週間程度で消えると考えてください。キスマークが消える期間が1日~1週間と幅広いのは、あなたの皮膚の状態と、キスマークの程度によって、何日で消えるかが異なるんです。
キスマークが消えるためには、皮膚の中にしみ出した(内出血した)血液が吸収される必要があります。
そのため、皮膚の状態が若々しく、血行が良い状態だと、しみ出した血液が血管に早く吸収されるので、早くキスマークが消えます。
また、小さなキスマークは内出血した血液が少ないので早く消えますが、大きなキスマークはなかなか消えません。
だから、キスマークが何日で消えるかは人によって違うし、キスマークの大きさ・程度によっても違うんです。
ただ、一般的なキスマークは3日程度で消えることが多いですね。
即効性抜群のキスマークの6つの消し方
彼氏にキスマークをつけられるのは、意外と嫌いではない。むしろ、嬉しいと感じる女性は多いと思います。
彼氏からの愛の証ですから、キスマークをつけられるのは、「彼氏に愛されているな」と実感できますよね。
ただ、問題は場所です。裸にならないと絶対に見られない場所にキスマークをつけられたら、別に消えるのを気長に待てば良いのですが、目立つ場所にキスマークをつけられたら、大問題ですよね。
首筋や鎖骨周辺などにキスマークをつけられると、周囲の目が気になります。首筋や鎖骨周辺は、普段はぶつけたりしない場所なので、そこに内出血した跡があると、すぐにキスマークだとばれてしまうんです。
「絆創膏を貼れば良いじゃない!」と思うかもしれませんが、絆創膏を首筋に貼っていたら、「あれキスマーク隠すために貼ってるでしょ」とばれてしまいます。
だから、目立つ場所にキスマークをつけられたら、絆創膏以外の方法で消さなければいけないんです。
即効性抜群のキスマークの消し方を6つご紹介します。
直後なら冷やす
もし、あなたがキスマークを付けられたことに気づいたのが、キスマークをつけられた直後だったら、キスマークの部位を冷やしましょう。
キスマークは皮下出血です。その部位を冷やすことで、破れた部位の血管を収縮させて、皮膚に流れ出る血液の量を最小限にすることができます。
内出血した量が少ないキスマークなら、すぐに吸収されますので、即効で消すことができるんです。
キスマークを付けられた直後は、氷をタオルで巻いて、患部に当てるようにしましょう。ただ、必死になって冷やしすぎると、その部分が凍傷を起こす可能性がありますので、冷やし過ぎには注意してください。
キスマークの部分を温める
即効性のあるキスマークの消し方の2つ目は、温めることです。「さっきと真逆の消し方じゃない?」と思うかもしれません。確かに、真逆です。
ただ、キスマークを付けられたことに気づくのは、つけられた直後ではなく、少し時間が経ってからという時もありますよね。
時間が経ってからは、冷やしても意味がありません。時間が立つと、破れた血管は修復されていてそれ以上血液が内出血することはありませんから。
キスマークをつけられて、少し時間が経ってからは、冷やすのではなく温めるのです。キスマークがついた部位を温めることで、その周辺の血管は広がって、血液の流れが良くなります。
そうすると、内出血を治すための酸素や栄養がたくさん運ばれてきますし、内出血した血液をどんどん吸収できるようになるため、キスマークが消えやすくなるのです。
お風呂に入って温めたり、蒸しタオルを当てたりして、キスマークの部位を温めておくようにしましょう。
できるだけ長く温めようとして、使い捨てカイロを使うのはあまりおすすめできません。使い捨てカイロは確かに長時間温めることができるのですが、低温やけどを起こす可能性があります。
使い捨てカイロを使って温める時には、低温やけどには十分に注意してください。
冷やすことから温めることへ切りかえるタイミングについてですが、これはキスマークの程度によります。
普通のキスマークの大きさであれば、キスマークをつけられてから半日~1日程度は冷やし、その後は温めるようにしましょう。
とても強く吸われて、大きなキスマークができてしまった場合は、その程度にもよりますが、1~2日は冷やしたほうが良いでしょう。
馬油を塗る
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即効性のあるキスマークの消し方、3つ目は馬油を塗ることです。馬の皮下脂肪から作られる馬油は、人間の皮脂とよく似た性質を持っていて、皮膚の保護や髪のツヤ出しなどに使われていますよね。
馬油の効果には、実は血行促進もあるんです。血行が良くなると、患部を温めたのと同じような効果が得られます。
キスマーク周辺の血流が良くなれば、内出血を治すために必要な酸素や栄養がたくさん運ばれますし、内出血した血液を早く吸収して取り去ってくれるので、早く消すことができるんです。
だから、キスマークを即効で消したいなら、馬油を塗っておくと良いでしょう。
ヘパリン類似物質のクリームを塗る
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即効性のあるキスマークの消し方、4つ目絵はヘパリン類似物質が入ったクリームを塗ることです。ヘパリン類似物質とは、医薬品として使われている物質で、最近は市販の保湿クリームなどに使われている成分ですね。
アトピー性皮膚炎の人や乾燥肌の人はおなじみかもしれませんが、皮膚科で「ヒルドイドクリーム」や「ビーソフテンクリーム」を処方されることがありますよね。
ヒルドイドやビーソフテンに入っている主成分がヘパリン類似物質なんです。通常は、保湿のために使われますが、ヘパリン類似物質には、血行促進効果もあります。
だから、ヘパリン類似物質が入っているクリームやローションをキスマーク周辺にしっかり塗っておくと、血行が良くなって、早くキスマークが消えると思います。
ヘパリン類似物質が入った市販のクリームでも良いですが、もし皮膚科などで処方されたヒルドイドクリームを持っているなら、そちらを塗っておくと良いでしょう。
ヘパリン類似物質は、基本的に副作用はほとんどありませんが、もし皮膚にピリピリ感や痒みなどを感じたら、使うのは控えてくださいね。
衣服でごまかす
即効性のあるキスマークの消し方、5つ目は衣服でごまかすことです。ハッキリ言えば、一瞬でキスマークを消し去ることはできません。現代医学を駆使しても、一瞬でキスマークを消すのは無理でしょう。
キスマークは皮下出血ですから、皮下出血を治すには、自己治癒能力に期待するしかないんです。
だから、首元などの目立つ場所にキスマークをつけられたら、ご紹介した消し方を実践しつつ、衣服でごまかすようにしましょう。
肌の露出が少ないハイネックなどを着ておけば、キスマークを自然に隠すことができますよね。
夏でも、ノースリーブのハイネックのサマーニットなどがありますので、そのようなものを着ておくと良いでしょう。
コンシーラー+ファンデーションで消す
即効性のあるキスマークの消し方、最後はコンシーラーとファンデーションで消すことです。これは、首元などにキスマークをつけられた時におすすめの消し方ですね。
キスマークの上に、カバー力が高いコンシーラーを丁寧に載せて、周りとなじませてから、さらにファンデーションでカバーすれば、キスマークを消すことができます。
ただ、この方法は小さめのキスマークのみ有効で、大きくて内出血の色が濃い場合は、コンシーラーとファンデーションだけでは完全には消すことができません。
大きめのキスマークをつけられてしまったら、コンシーラー+ファンデーションで隠しつつ、ハイネックを着ておくようにしましょう。
キスマークの消し方についてのまとめ
・キスマークは1日~1週間程度で消える
・キスマークの消し方
「直後なら冷やす」「キスマークの部分を温める」「馬油を塗る」「ヘパリン類似物質のクリームを塗る」「衣服でごまかす」「コンシーラー+ファンデーションで消す」
キスマークとは何か、キスマークは何日で消えるのか、即効性のあるキスマークの消し方をまとめました。
キスマークは皮下出血ですので、自然に消えるのを待つのが基本です。ただ、温めたり、ヘパリン類似物質を塗ることで、消えるのを早めることはできます。
一番良いのは、目立つ部位にキスマークをつけないことですが、つけられてしまったら、ご紹介した消し方で早く消すようにしましょう。