せっかくパーマをかけて、美容師さんに「3ヶ月以上は持ちますよ!」と言われていたのに、1ヶ月程度で、ウェーブがだれてきてしまったという経験を持っている人はいませんか?
パーマが長持ちしない人の髪質やパーマを長持ちさせる9つのコツをまとめました。これからパーマをかける予定の人は、ぜひ参考にしてください。
こんな人はパーマが長持ちしにくい!
せっかく高いお金をかけてパーマをかけたんだから、きれいなウェーブを長持ちさせたいと思うものですよね。でも、せっかくパーマをかけても、なかなかパーマが長持ちせずに、すぐにだれてしまうという髪質の人もいます。
どんな髪質だとパーマが長持ちしにくいのかをまとめました。
サラサラ直毛ヘア
パーマが長持ちしない髪質の1つ目は、サラサラ直毛ヘアです。サラサラで直毛のストレートヘア、スタイリング剤を付けなくてもしっとり潤いのある髪質の人は、パーマが長持ちしにくいんです。
このサラサラ直毛ヘアは、言い換えると健康できれいな髪になります。健康できれいな髪の人は、キューティクルがしっかり髪の毛を保護しているので、パーマの薬液が髪に浸透しにくく、パーマをかけてもすぐに取れてしまうのです。
サラサラ直毛ヘアの人は、せっかくきれいな髪をしていますので、わざわざパーマをかけずに、そのきれいな髪質を活かした髪型にしたほうが良いかもしれません。
パサパサのダメージヘア
パーマが長持ちしにくい髪質の2つ目は、パサパサのダメージヘアです。髪の毛が傷んでいて、切れ毛や枝毛が多くて、パサパサしている人は、パーマが長持ちしにくいのです。
ダメージヘアの人は、髪の毛の内部がスッカスカになっています。ということは、パーマ液を付けても、そのパーマ液を髪の毛の内部に閉じ込めることができず、髪の毛を素通りしてしまうような状態になってしまうんですね。
そのため、髪の毛が傷んでいる人も、パーマが長続きしないので注意が必要になります。ダメージヘアの人は、パサパサ部分をカットして、健康な髪を伸ばしてからパーマをかけるようにしましょう。
太くて剛毛ヘア
髪の毛1本1本が太い人も、パーマが長持ちしないことが多いですね。髪の毛が太い剛毛タイプの人は、キューティクルが厚いので、パーマ液がなかなか浸透せず、きちんとパーマがかからないことが多いのです。
パーマを長持ちさせる9つのコツ
パーマが長持ちしにくい髪質の人をご紹介しましたが、いくら髪質的に長持ちしにくいといっても、できるだけ長持ちさせたいものですよね。
また、特にパーマが長持ちしにくいタイプの髪質でなくても、せっかく高いお金をかけてパーマをかけたのですから、できれば長持ちさせたいというのが女心です。
パーマを長持ちさせる9つのコツをご紹介します。
2~3日はシャンプーを控える
パーマを長持ちさせるためには、パーマをかけてから2~3日はシャンプーを控えましょう。パーマをかけてすぐの時には、まだパーマが定着していないので、シャンプーをしてしまうと、せっかくのウェーブが洗い流されてしまいます。
そのため、できればパーマをかけた当日から2~3日は髪の毛を洗うのを我慢しましょう。
「毎日洗わないと気持ち悪い!」という人もいると思います。どうしても気になるという人は、せめてパーマをかけた当日と翌日は洗わないようにしてください。そうすれば、パーマが長持ちするはずです!
櫛やブラシはできるだけ使わない
パーマを長持ちさせるためには、櫛はできるだけ使わないようにしましょう。ブラシや櫛を使って、髪の毛を梳かすと、髪の毛をストレートにするようしているようなものなので、せっかくのウェーブが取れてしまします。
特に、パーマをかけたばかりの頃は、少しブラッシングをするだけでも、パーマが取れやすいですので、パーマをかけている時には、できるだけ櫛やブラシは使わないようにしましょう。
どうしても、ブラッシングが必要な時には、目の粗い櫛を使って手早く行うようにしてください。
トリートメントは1週間ほど控える
パーマを長持ちさせるためには、トリートメントは1週間ほど控えましょう。トリートメントは、髪の毛に栄養と水分を与えようとするものですので、パーマがだれやすくなります。
パーマをかけると、髪の毛が傷みますので、トリートメントをして補修をしようと思うかもしれませんが、最低でも1週間はトリートメントをするのはお休みしてください。
ドライヤーでしっかり乾かす
パーマをかけたら、ドライヤーでしっかり乾かしましょう。タオルドライだけで自然乾燥をさせると、髪の毛が傷みやすくなりますし、乾きすぎてしまうことがあるので、パーマが取れやすくなります。
長持ちさせるためには、ドライヤーでしっかり乾かしたほうが良いんです。ただ、ドライヤーで髪の毛を乾かすときには、ブラシを使ってブローをせずに、ウェーブを意識して、パーマを活かすように、形を崩さないようにして、乾かすようにしてください。
また、根元を中心に乾かし、上から下へという動かし方で乾かすと、すぐに乾きますし、髪の毛が傷みにくいのでおすすめです。
シャンプーを見直す
パーマを長持ちさせるためには、シャンプーを見直してください。あなたは、どんなシャンプーを使っていますか?
一般的にドラッグストアで安売りされているようなシャンプーは洗浄力が強すぎて、パーマが取れやすいのです。
また、石鹸シャンプーもパーマが取れやすいので、長持ちしません。パーマを長持ちさせるためには、パーマ用のシャンプーを使うようにしましょう。
スタイリング剤を見直す
パーマを長持ちさせるためには、スタイリング剤も見直してください。面倒だからといって、パーマをかける前と同じようなスタイリング剤を使っていませんか?
ストレートヘア用のスタイリング剤を使っていると、パーマのウェーブがだれてしまいますし、うまくセットできなくて、ブラシを使う羽目になるなど、パーマが取れやすい条件が整うようになります。
そのため、パーマをかけたら、その足でドラッグストアなどに向かって、パーマ用のスタイリング剤を購入して帰宅しましょう。
そして、翌日からはパーマ用のスタイリング剤を使うようにしてください。
紫外線や海&プールは避ける
パーマをかけたばかりの頃は、紫外線を避けるようにしてください。紫外線を髪に浴びると、髪の毛が傷んでしまいます。
また、海やプールに行くのも避けたほうが良いですね。海に行けば紫外線を浴びることになりますし、海水は髪を傷ませます。プールも塩素が髪に良いものではありません。
髪の毛が傷むと、パーマが取れやすくなってしまいますので、日傘や帽子で髪の毛を紫外線から守り、さらに海やプールは、パーマをかけたばかりの頃は避けるようにしましょう。
長持ちしやすいパーマを選ぶ
パーマを長持ちさせるためには、長持ちしやすいパーマを選びましょう。デジタルパーマやクリープパーマは、一般的なコールドパーマや水パーマよりも長持ちしやすく、5~6ヶ月はパーマが持続します。
ただ、どのような髪型になりたいか、どのようなウェーブが良いのかによって、向いているパーマ・向いていないパーマが変わりますので、美容師さんと相談しながらどのパーマを選ぶか決めるようにしてください。
引っ張らない
パーマを長持ちさせるコツ、最後は引っ張らないことです。髪の毛を引っ張ってしまうと、ウエーブが伸びてしまうので、パーマが早く取れてしまいます。
そのため、ブラッシングをしないように気を付けることはもちろんですが、ポニーテールをする時も、あまり引っ張ってきつく結ぶのではなく、緩めにふわっとさせながら結んだり、まとめ髪を作るようにしましょう。
パーマが長持ちしにくい髪質と長持ちさせるコツについての総まとめ
「直毛ヘア」「パサパサのダメージへア」「太くて剛毛なヘア」
・パーマを長持ちさせる方法
「パーマ後の2~3日はシャンプーを控える」「櫛やブラシはできるだけ使わない」「トリートメントは、1週間ほど控える」「ドライヤーでしっかりと乾かす」「パーマ用のシャンプーを使う」「パーマ用のスタイリング剤を使う」「紫外線や海&プールは避ける」「長持ちしやすいパーマを選ぶ」「髪の毛を引っ張らない」
パーマが長持ちしにくい髪質とパーマを長持ちさせるコツをまとめました。パーマの料金って高いですよね。せっかく高いお金をかけてパーマをかけたのに、1ヶ月程度でゆるゆるになってしまったらもったいないです!
しかもパーマは髪の毛を痛めてしまいますので、パーマはできるだけ長持ちさせるように、日常生活内で気を付けていきましょう。ご紹介したパーマを長持ちさせるコツを実践すれば、パーマが長持ちしにくい髪質の人でも、長持ちさせることができるはずです!