「茶髪」と言っても実は種類豊富で自分の雰囲気や理想に合ったカラーを選ぶことが大切です。
今回は茶髪のオーダー手順、選ぶときの注意点3つ、トーン別の違い、暗め2種類&明るめ2種類、髪型別おすすめカラーを紹介します。
この記事の目次
茶髪のカラーは種類豊富!美容院でのオーダー手順を紹介
日本人の髪は生まれつき黒色が多いため、いくら髪型を変えても理想のヘアスタイルや雰囲気に近づけない、というコンプレックスを持っている方がいます。
しかし、髪色を変えるだけで一気に垢抜けることができます。
ただ注意として、漠然と茶髪にしたい、と考えていても茶色にはいろいろな種類があることを覚えておいてください。
なりたい雰囲気や自分の顔の形などに合わせて、最も似合うヘアカラーをすることでおしゃれな自分になれます。
しかし、いざ美容室に行って自分にピッタリの茶髪をオーダーしようとしても難しいものです。
ですからヘアカラーのオーダーをするときに意識しておくといい点をいくつかご紹介したいと思います。
理想の髪色にするためにはこの基本的な知識が必要です。
①カラーリングで明るめにする?暗めにする?
まず一つ目にヘアカラーのオーダー前に決めておくべきことがあります。
それはカラーリングの明るさです。
明るめの茶髪にしたいのか、暗めの茶髪にしたいのかで、提案されるカラーは大きく異なるはずです。
今すでに自分がしている髪色よりも明るくしたいのか、暗くしたいのかを美容師さんに伝えましょう。
そうすることで、美容師さんがヘアカラーの方向性を定めることができます。
そのカラーの範囲内で似合う茶色や髪形を試行錯誤してくれることでしょう。
ですから、まずはヘアカラーの明るさの基準を伝えましょう。
その基準となるものは今の髪色です。
ただ漠然と「明るめ茶色」とか「暗めの茶色」というだけでは不十分です。
自分の今の髪色よりどちら側なのかを伝えましょう。
②明るいレベルは?
明るいか、暗いかのヘアカラーの方向性を決めることができたら、次にオーダーするのは明るいレベルです。
どれほど明るくするのか、逆にどれほど暗くするのかを美容師さんに伝えなければ、理想の髪色には到底なりません。
茶髪のスタイル集を見ながら、色の見本で定めていきましょう。
今の髪色がどの茶色、または黒に当てはまっているのかを美容師さんに教えてもらうといいでしょう。
そうすることで、明るい側と暗い側をはっきり分けることができます。
それをふまえて、どの明るさのレベルを望んでいるのか美容師さんに伝えることができるでしょう。
色の見本があればイメージとしての明るさのレベルではなく、はっきりとした色を美容師さんに理解してもらうことができます。
③色味を決める
明るさのレベルを決めたあとは、色味を決める必要があります。
明るさのレベルを調べたときと同じ色の見本を見ながら色味を決めていくと、はっきりとした理想のカラーを美容師さんに伝えることができます。
色味の種類にはブラウン系、レッド系、イエロー系、オレンジ系などが茶髪の主となる色味でしょう。
この色味によって与える印象も大きく変わってきます。
・ブラウン系の茶色は落ち着いた印象
・オレンジ系のブラウンは穏やかで温かい印象
・イエロー系のブラウンは元気で活発な印象
こうしたカラーの色味によって変わる印象を知っておくと、美容室に行って悩む必要はありませんね。
自分の理想の印象をかなえてくれる色味を選択しましょう。
④デザインを決める
明るいか暗いか、どれほど明るくするのか、どのような色味にするのか、といった3つの点を決めることができたら、あとはデザインです。
茶髪と一言に言っても実はデザインのバリエーションは豊富です。
どれほど茶髪にするのか、ハイライトにするのかインナーカラーを茶髪にするのか…など決めることはたくさんあります。
髪の一部分だけを茶髪にすると黒髪が少し垢抜けた清楚な雰囲気になります。
毛先に向かってだんだんと茶髪になるグラデーションもおすすめです。
茶髪にしたいという漠然としたオーダーではなく、デザインについてもあらかじめ決めておくと楽ですよ。
茶髪のカラーを選ぶときの注意点3つ!
卒業したから、転職したから、などという理由で茶髪にする女性はたくさんいます。
茶髪に憧れてる女性は多いのです。
しかし、茶髪と一言で言っても色々な種類があります。
ありすぎて美容室に行ってから決めていては間に合わないかもしれません。
自分に似合うカラーを知っておくと出来上がりに満足できることでしょう。
いろいろな種類がある茶髪の中から、自分に似合う髪色を探しておきましょう。
では、どうすればその茶髪の種類を知ることができるでしょうか?
①地肌に合わせる
まずは地肌に合わせたカラーにすることが大切です。
実は人によって地肌の色合いが異なります。
硬くて太い髪質の女性は地肌が赤みがかった肌色に見えがちで、髪色もオレンジ系、レッド系のほうがなじみやすくよりおしゃれに見えます。
しかし、逆に髪質が柔らかい猫毛で細い人は、地肌が黄味よりになるため、ゴールド系かアッシュ系の茶髪が似合うことでしょう。
地肌の色に合わせた茶髪の色合いを決めることで、違和感のある茶髪になることを防ぐことができます。
自分の地肌の色はなかなか知ることができないので、信頼できる美容師さんに相談してみるとよいでしょう。
②照明に注意
2番目に、照明に注意してカラーを決めましょう。
実は髪の色は光の当たり方によって見える色も髪質も変わります。
自然の太陽光なら問題ありません。
いつもその髪色に見えることでしょう。
しかし、大体髪色の見本を見るときは室内ではないでしょうか。
蛍光灯や白熱灯が使われており、その光が当たっているときに見る髪色と、実際に自分が染めてみて外に出たときに見える髪色は違って見えるかもしれません。
自分の理想の髪色を目指したいのであれば、室内の人工的な光に照らされているカラーを信用しないようにしましょう。
もしできるのであれば、いったん外に持ち出してみて本当のカラーを確かめるとよいかもしれません。
また、信頼できる美容師さんに本来見えるカラーはどんなものなのか聞いてみるとよいですね。
③名前につられない
髪色の種類の中にはかわいらしい名前のものやおしゃれな名前、かっこいい印象を与えるものもたくさんあります。
また、カラー名がはっきりしている場合はイメージしやすいことでしょう。
しかし、そのイメージと実際の色味は一緒でしょうか?
音の響きがかわいければ見た目もかわいいというわけではありません。
その髪色がどんなヘアカラーを指しているのか、はっきり自分の目で見て確認するようにしましょう。
名前の雰囲気だけで衝動決めしてしまうと、後で必ず後悔します。
具体的にその色がどんなカラーなのかを美容師さんに詳しく聞きましょう。
またその雰囲気が自分のイメージとマッチするかも大切です。
茶髪のトーンの種類別の違いとは?
茶髪にはいろいろな種類があります。
9トーン
一般的に茶髪と聞いてイメージされるカラーは9トーンのブラウンカラーです。
明るすぎず暗すぎない、黒髪から茶髪へとイメチェンするときには一番おすすめのカラーです。
10トーン以上
10トーン以上の茶髪は透明感を与えてくれることで人気です。
会社の規則が厳しいと落ち着いたカラーにしなければなりませんが、それ以外の場合は明るめの茶髪にチャレンジしてみるのもよいかもしれませんね。
8トーン以下
8トーン以下の茶髪であれば落ち着いた雰囲気になることができます。
明るすぎる色味が注意されるような職場で茶髪にしたいときは、トレンドの暗髪にするとよいでしょう。
今トレンドの暗めカラーも黒髪げ重く見えてしまう…という方は8トーン以下の茶髪にしておしゃれ度をアップすることができるでしょう。
今のトレンド暗めの茶髪2種類!
今は暗髪がトレンドです。
黒髪は少し抵抗があるけれども、トレンドを意識したい!
という方におすすめの茶髪をご紹介したいと思います。
暗髪茶髪の中にもいくつか種類があります。
その中でも女性らしさが程よく出て男受けのいい2種類の茶髪をご紹介したいと思います。
①ダークアッシュブラウン
まず、一つ目の茶髪はダークアッシュブラウンです。
エレガントな雰囲気と同時に大人しめの魅力を感じる暗髪カラーがダークアッシュブラウンです。
アッシュは最近非常に評価の高いおしゃれな髪色の代表です。
暗髪の中でも特に落ち着いた雰囲気のあるブラウンカラーといえるでしょう。
ダークな深みのある髪色は、柔らかい雰囲気を醸し出してくれる、女性らしい素敵な髪色ですね。
アッシュのくすんだ色とダークブラウンの落ち着いた深みのあるカラーの組み合わせが、大人っぽく見えますね。
②モーブブラウン
今年人気のかわいいブラウンカラーがモーブブラウンです。
モーブとは、薄く灰色がかった紫を指しています。
ブラウンカラーに紫!?と思われるかもしれませんが、非常におしゃれでかわいらしい印象になります。
地肌に赤みのある髪質の方におすすめのカラーですね。
髪の毛の黄色い状態を抑えて透明感を引き出してくれるのが紫の特徴です。
ブラウンカラーと紫の相性は抜群です。
ブラウンカラーの柔らかく大人っぽいイメージと、紫の色気がマッチして魅力を引き立てます。
髪の毛の艶感がアップして、さらに美しい髪に見せてくれるモーブブラウンは今年一人気のおすすめカラーです。
茶髪にしたいけど上品な印象になりたい、という大人女子におすすめのブラウンカラーです。
根強い人気の明るめ茶髪2種類!
暗髪が流行っている今も、明るめのハイトーンな茶髪も相変わらず人気が衰えていません。
おしゃれな女性たちは明るめトーンの茶髪でさらにファッションに磨きをかけることでしょう。
どんなカラーが今はやっているのでしょうか?
①アッシュブラウン
長い間人気のある明るめ茶髪はアッシュブラウンです。
灰色であるアッシュカラーは黒髪に近く、透明感のあるカラーですから、もともとの髪色になじみやすく違和感がありません。
茶色の赤みと灰色が打ち消しあって、透明感のある髪色になります。
ストレートロングは髪質がよくわかる髪型ですが、アッシュブラウンなら髪の艶感やサラサラな状態をよりアピールできることでしょう。
明るめのトーンでも違和感なく、上品で大人っぽい魅力のある茶髪です。
②モカグレージュ
モカグレージュはガーリーなイメージの女の子らしい茶髪カラーです。
アッシュほどはっきりとした色は出ないグレージュも、くすみカラーの一つです。
茶髪とくすみを一緒に取り入れることで髪の艶感が一層引き立ちます。
特に温かみのある深めのブラウンカラー、モカを一緒に取り入れることでくすみがかった茶色はとってもかわいらしく、女の子らしさを引き立ててくれます。
モカグレージュは今年一はやる明るめ茶髪と考えられています。
髪型別おすすめの茶髪の種類!
同じ茶髪でも髪型によってきれいに見えたり、やぼったく見えたり、ギャルのようなイメージを持たれることがあります。
自分の髪型に合った茶髪にするとよりおしゃれに見えますよ。
茶髪にすると同時に髪型もイメチェンするのもよいかもしれませんね。
①ショート×ショコラブラウン
ショートヘアのキュートで活発な印象をさらに好感度アップさせてくれるヘアカラーは、ショコラブラウンです。
まるでチョコレートのような甘くかわいらしい色合いに仕上がる茶髪がショコラブラウンです。
ショートヘアはボーイッシュで活発な雰囲気になりやすく、女の子らしさに少し欠ける髪型、とみなされてしまうことがあります。
しかし、ショコラブラウンで染めることで、キュートでガーリーな女の子の魅力が引き立つのです。
②ミディアム×グレーブラウン
ミディアムヘアの女性にはグレーブラウンをおすすめします。
グレージュでもなく、アッシュでもない、はっきりとしたグレーとブラウンを合わせたこのカラーは髪の透明感が素晴らしく引き立ちます。
ミディアムヘアは短くも長くもない、絶妙な髪の長さであり、パーマをかけることで女性らしさがより一層引き立ちます。
黒髪だと重くなりがちなミディアムヘアも、グレーブラウンで透明感をあげて軽やかな印象にすることができるでしょう。
③ロング×ピンクブラウン
ロングヘアにおすすめなカラーはピンクブラウンです。
髪色にピンクを使うなんて!と抵抗があるかもしれませんが、ロングヘアとピンクブラウンは非常にマッチしてかわいらしくなれます。
基本はブラウンカラーですが、ほんのりとかわいらしく色気のあるピンクがプラスされることで、エレガントな女性になることができます。
ロングは何かと重く見られてしまいがちな髪型ですが、ピンクブラウンなら軽やかになれます。
人気の茶髪カラーについてのまとめ
・茶髪カラーを選ぶときの注意点
「地肌に合わせる」「室内の照明が本当の色ではない」「名前に釣られない」
・トレンドの暗めの茶髪「ダークアッシュブラウン」「モーブブラウン」
・人気の明るい茶髪「アッシュブラウン」「モカグレージュ」
・髪型別におすすめの茶髪
「ショート×ショコラブラウン」「ミディアム×グレーブラウン」「ロング×ピンクブラウン」
「茶髪」にはいろいろな種類があります。
明るめのカラーから暗めのカラーまで、また色味も様々です。
その中で自分の雰囲気にピッタリの茶髪を探してみてください。
今トレンドのアッシュカラーや、女性らしさをアップできるピンクやショコラブラウンなどもおすすめですよ♪