長らく朝の情報番組『めざましテレビ』でメインキャスターを務め”フジテレビの朝の顔”だった大塚範一さん。
2011年に急性リンパ性白血病を発症して入院していましたが、独身で結婚しない理由を含めて現在の様子について総まとめしましたのでご紹介します。
この記事の目次
大塚範一についてのプロフィール・生い立ち・経歴
キャリア45年のベテランキャスター・大塚範一
大塚範一さんは1973年にNHKに入局し、1994年4月からはフリーアナウンサーに転向して朝の情報番組『めざましテレビ』のメインキャスターを務め、2011年11月2日に急性リンパ性白血病の治療のために休職するまで約17年間フジテレビの朝の顔を務めてきました。
大塚範一さんについての詳しいプロフィールはこちら。
本名: 大塚 範一(おおつか のりかず)
出身地: 東京都江戸川区
生年月日: 1948年9月28日
最終学歴: 早稲田大学政治経済学部経済学科
職歴: 元NHKアナウンサー→フジテレビジョン局契約
活動期間: 1973年 –
ジャンル: 情報番組、スポーツ番組、バラエティ番組 など
配偶者: 未婚
家族: 姉3人
引用:Wikipedia – 大塚範一
大塚範一についての生い立ち
大塚範一は4人姉弟の末っ子
大塚範一さんには3人の姉がいるようですが一般人のため詳細な情報はありません。
大塚範一さんの実家の情報等もありませんが、進学校の東京都立両国高等学校では新聞部に所属していたようで、成績が低迷して落ちこぼれになっていた時期もあったそうです。
しかし、成績が持ち直したようで、大塚範一さんは早稲田大学政治経済学部経済学科に進学して卒業しています。
大塚範一についての略歴
早稲田大学卒業後にNHK入局した大塚範一
大塚範一さんは早稲田大学を卒業後にNHKに入局し、高松放送局に配置されました。
大塚範一さんと同期の入局者には池上彰さんや宮本隆治さんなどがいます。
大塚範一さんは全国高等学校野球選手権大会の実況なども務めていましたが、1994年3月にNHKを退職する直前には音楽番組『NHK歌謡コンサート』の司会に内定していました。
フリーアナウンサーに転向してからは、フジテレビと契約して朝の情報番組『めざましテレビ』のメインキャスターを長らく務める一方で、その温和でユニークな性格を活かしてバラエティ番組にも引っ張りだことなっていました。
大塚範一が結婚せずに独身を貫いている理由について
大塚範一が語る結婚せずに独身の理由とは?
大塚範一は結婚タイミングを逃してしまった?
大塚範一さんは結婚せずに独身を貫いている理由について語ったことがありますが、それは結婚タイミングを逃してしまったというものでした。
大塚範一さんによれば、NHKのアナウンサーは若い頃に地方局からキャリアをスタートさせるため、ベテランになってきて多忙になる前に結婚相手を見つけてしまう人が多いようです。
しかし、大塚範一さんは若い頃に結婚につながる交際ができなかったため、そのままベテランになってしまい結婚チャンスを逃してしまったようです。
メディアが報じる大塚範一が結婚せずに独身の理由とは?
大塚範一は性格が悪くモテなかった?
大塚範一さんは番組で見せる姿は温和でひょうきんそうなイメージがありますが、実は怒りっぽく高慢な性格だとメディアでは言われていました。
長年『めざましテレビ』でフジテレビの顔を務めてきた大塚範一さんですが、スタッフや共演者はその難のある性格や物忘れの激しさに悩まされていたとメディアで報じられていました。
「とにかく彼は段取りを覚えてくれず、裏方も出演者も困っていました。会議や朝の打合せで何度伝えてもダメで、構成会議で自分が提案した内容も忘れてしまう。ある時など、大塚さんの提案通りに若手が動いてみたところ、その様子を見た大塚さんが『独断専行した』と思い込み、カメラが回っていないところでその若手を怒鳴りつけたそうです。こういったことは日常茶飯事でしたよ」
しかし、それは昔からではなく60歳を超えて高齢になってきた近年の話でもあるようなので、急性リンパ性白血病を発症する前の前がん状態であり体調が悪く、精神状態も年々悪くなっていっていたのかもしれません。
大塚範一さんのこうした性格的な問題は近年の話のようなので、若い頃に結婚できずに独身になってしまった理由は、やはり単純に婚期を逃してしまったからなのかもしれませんね。
大塚範一さんが急性リンパ性白血病で降板した時は、多くの関係者が「戻ってきて欲しい」と激励のメッセージを送っていることから人望があったことが伺えます。
大塚範一、急性リンパ性白血病の闘病と現在の様子について
2度の急性リンパ性白血病で闘病中の大塚範一
大塚範一さんは2011年に急性リンパ性白血病を発症して『めざましテレビ』を降板しましたが、苦しい闘病の末に2013年にようやく復帰を果たしたかに見えましたが同年に再発してしまいました。
大塚範一さんは『めざましテレビ』のメインキャスターを務めて17年7ヶ月間、一度も欠席することがありませんでしたが、2011年11月2日についに体調不良で休業を発表しました。
大塚範一さんは嫌煙家で健康管理にも努めてきたと言われていますが、血液のがんである急性リンパ性白血病に罹患してしまい闘病生活のため芸能活動を長期休業することになりました。
今の小学生は、大塚範一がめざましテレビのメインキャスターを務めていたことを知らない pic.twitter.com/IGF2ijyWEB
— タケダ和也 (@E90South) 2017年2月23日
大塚範一の白血病は”福島の野菜”という風評被害
大塚範一は「食べて応援」キャンペーンをしていた
現在、ジャニーズグループ・TOKIOのメンバーが福島産の食物を食べて被災地を応援しようという風評被害から守るキャンペーンをしていますが、大塚範一さんも番組の企画で福島産の野菜を食べるコーナーに参加していました。
2011年3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により、福島第一原子力発電所が津波の被害でメルトダウンを起こしてしまい、放射能が漏れるという最悪の事故が起きました。
これにより、震災以降は福島県産をはじめとした周辺県産の野菜や肉が危険という風評が広がり、食品の買い控えが全国的に発生する”風評被害”が発生してしまいました。
この風評被害から被災地を守ろうという目的で『めざましテレビ』内で立ち上げたコーナーが「福島県の食物を応援しよう」で、10回以上に渡って福島県産の野菜を始めとした地産品を試食してきました。
そして、大塚範一さんが震災から約8ヶ月後となる2011年11月2日に急性リンパ性白血病のため長期休業を発表したため、ネット上では「福島県産の食品が原因で内部被曝した」と風評被害を囁く声が一部で挙がっていたようです。
また、大塚範一さんは震災直後の3月15日にも現地リポートをしていたことや、放射線量の高いホットスポットとされていた千葉県柏市に住んでいたことも原因だった可能性があると、ネットメディア「アサ芸プラス」でも報じられていたことから、「内部被爆」がまことしやかに囁かれるようになったようです。
食べて応援してた北斗晶 大塚範一 川島なお美が、がんになったのは偶然。茨城県取手で心臓要精査が3倍になったのも偶然。首都圏関東のJRで急病人が増えてるのも偶然。2014.11青森〜静岡にかけて、アメリカが輸入禁止なのも偶然。東日本は安全です。
— みぃ (@mii_nu_) 2016年12月5日
大塚範一の白血病闘病中に母親が他界
大塚範一、秋口復帰を宣言するも更なる不幸が襲う
大塚範一さんは闘病中も病院から生電話出演をするなど「元気すぎる患者」を自負し、白血病を直して2011年秋口には復帰すると宣言していましたが、入院中に母親が他界してしまい精神的に参ってしまいました。
抗がん剤の激しい副作用に苦しんでいるという大塚さんをさらなる苦しみが襲った。2月初旬、最愛の母(享年94)が亡くなったのだ。
母の死を知ったとき、大塚さんは無菌室のベッドの上にいた。頭にはビニールの帽子をかぶり、面会も限られた時間しか許されない状況のなかでの訃報に、大塚さんはむせび泣きするしかなかった。大塚さんのいちばん上の姉が、そのときの様子をこう振り返った。
「母のことを伝えると、声もなく泣いていました。親ですからね。自分の病気のこともあるし、情けなかったんでしょう」
大塚範一さんは白血病の闘病中のため病院を出ることができず、母親の死に目はもちろん通夜や葬儀にも出席できずベッドの上で泣くことしかできなかったようです。
この母親の訃報が大塚範一さんの免疫力を著しく削いでしまったのか、退院予定の1か月前に感染症や合併症を起こしてしまい、それからの2ヶ月間は死と隣り合わせの危険な状態だったそうです。
大塚範一、白血病が寛解するもすぐに再発
大塚範一、白血病再発により復帰叶わず
大塚範一さんは2013年2月4日に放送された『めざましテレビ』に461日ぶりに生出演し、4月からスタートする情報番組『アゲるテレビ』のメインキャスターを務めることが発表されました。
番組で久しぶりに見せた大塚範一さんの姿は抗がん剤の副作用で顔がむくんで「ムーンフェイス」と呼ばれる状態になっており、お腹も膨れてしまい視聴者は白血病の闘病の過酷さに衝撃を受けてしまいました。
大塚範一さんが仕事に復帰するかと思われましたが、完全復帰まであと半月というところで2013年3月16日に白血病が再発してしまいました。
大塚範一さん不在でスタートした『アゲるテレビ』は視聴率1%台という爆死状態が続き、フジテレビとしては異例の半年で番組打ち切りとなってしまいました。
大塚範一さんは同年4月に闘病記『耐えて、咲く』を出版し、臍帯血移植手術を受けて同年9月に退院して同年10月5日に放送された『めざましテレビ』の特別番組で生電話出演をしました。
白血病の治療は5年を目処に行うことから、大塚範一さんは単発番組にゲスト出演しながら現在まで闘病を続けてきました。
大塚範一、白血病の副作用でさらにむくみが酷くなる
まるで別人になってしまった大塚範一
大塚範一さんは2013年に『めざましテレビ』に出演した時から1年以上を経て2014年6月18日に放送された『徹子の部屋(テレビ朝日系)』に久しぶりに出演しましたが、さらにむくみが酷くなっており視聴者に衝撃を与えました。
大塚範一さんは入院中は多い時で薬の量は80錠になることもあり、粘膜がやられたことで口の中が血だらけになり満足に食事も取れなかったようですが、『徹子の部屋』に出演した頃は食欲も旺盛で元気はあるようでした。
しかし、大塚範一さんはこの出演以降、現在までにテレビで姿を見せることが無くなってしまったためネット上では”死亡説”が浮上しています。
「徹子の部屋」の大塚範一さん、抗がん剤の影響で顔がムクれてたけど、スゴく元気そうで何より。独身だから身元引受人がいないと入院できないって話、ほんと困るよな…。
— 名無しの芸能観察記 (@folder7) 2014年6月18日
大塚範一、ネット上で”死亡説”が流れる
単発番組だけのため”死亡説”が流れた?
大塚範一さんは白血病闘病のためレギュラー番組への出演が叶わず、現在まで単発番組にたまに出演するだけだったため、視聴者的には「消えた」に等しい状態だったことからネット上で”死亡説”が流れ始めました。
そこまでテレビをチェックしない人にとっては大塚範一さんはテレビから消えたも同然で、死亡説が流れても不思議ではない状態だったでしょう。
しかし、大塚範一さんはキャストとしての出演は無かったものの、2015年12月14日の朝に放送されたニュース番組『めざましアクア(フジテレビ系)』のメインキャスターを務める立本信吾さんの披露宴映像の中に来賓として出席している姿が確認されました。
この時点では大塚範一さんは元気そうな様子が伺えたようですが、この映像以降は2018年10月現在まで大塚範一さんの姿をテレビで確認することはできていないようです。
大塚範一さんほどの大物キャスターならもし亡くなった場合はすぐに訃報が流れると思いますので、現在も闘病のために療養中ということなのでしょう。
年越しでアーリーでカウントダウンになった時、個人的に大塚範一さんの顔が頭に浮かんだ。やはり大塚さんの復活を願ってアーリーをカウントダウンに持って行ったのか桑田さんは!?大塚さんあれから出て来ないが容態は如何なものなんでしょうかねー? pic.twitter.com/06ZgD3I0pZ
— yuji☆ (@yuji8289iy) 2017年1月15日
大塚範一の白血病闘病について総まとめすると・・・
『めざましテレビ』でフジテレビの顔として活躍し、急性リンパ性白血病で闘病を続けている大塚範一さんについて総まとめしてきました。
・大塚範一さんは2013年2月4日に復帰したが、2013年3月16日に再発した
・大塚範一さんは、単発番組に出演してきたが、2018年現在も闘病は続いている
大塚範一さんは2015年にその姿が確認されて以来、現在までに番組出演ができるような状態では無いようですが、早く元気な姿を再び『めざましテレビ』で見せてくれるといいですね。