彼氏と金銭価格が合わないと、いろいろストレスが溜まります。金銭感覚は人それぞれで、育ってきた環境や価値観によって大きく変わります。
彼氏と金銭感覚が合わないケースと、金銭感覚が合わない時の対処法をまとめました。金銭感覚が合わないまま「まぁ、いいか」で過ごすと、将来大変なことになるかもしれませんよ。
この記事の目次
彼氏と金銭感覚が合わないと苦労する
彼氏と金銭感覚が合わないと悩んでいる女性は少なくないと思います。金銭感覚は、育ってきた家庭環境やそれぞれの価値観によって大きく異なります。
「金銭感覚が合わなくても、愛があれば大丈夫!」と思うかもしれませんが、甘いです!金銭感覚が合わないと、ストレスが溜まります。そして、ストレスが溜まっていけば、愛はそのうち冷めてしまいます。
だから、金銭感覚が合うか合わないかは、とても重要なことなのです。もし、金銭感覚が合わないまま、その問題を解決せずに彼氏と付き合っていると、最悪の場合、借金を背負い込む可能性だってあるのです。
彼氏と金銭感覚が合わないなら、その問題はそのままにせずに、しっかり対処しないと、後々後悔することになりますので注意してください。
彼氏と金銭感覚が合わない4つのケース
彼氏と金銭感覚が合わないケースは、次の4つがあります。
・彼氏が金持ちすぎる
・彼氏がケチすぎる
・彼氏が貧乏すぎる
この4つのパターンで、それぞれ金銭感覚が合わないケースを詳しく見ていきましょう。
彼氏が浪費家すぎる
彼氏と金銭感覚が合わないケースの1つ目は、彼氏が浪費家すぎることです。
彼氏が貯金を全くせずに、どんどんお金を使ってしまう。毎月、給料を全部使い果たしてしまう。一切節約しないという場合、金銭感覚が合わなくて不安になりますよね。
例えば、次のようなケースです。
・スーパーで買えば安いのに、便利だからいつもコンビニ
・趣味に多額のお金をつぎ込む
このように彼氏が浪費家で、一切貯金がないという場合、金銭感覚が合わなくて悩むことになります。
彼氏が金持ちすぎる
彼氏と金銭感覚が合わないケースの2つ目は、彼氏が金持ち過ぎることです。これは、一見先ほどの「浪費家」と似ていますが、全然違いますよね。似て非なるものです。
浪費家と金持ちが同じ額を使っていたとしても、浪費家は身の丈に合わない使い方をしていて、金持ちは身の丈に合ったお金の使い方をしていることになります。
身の丈に合ったお金の使い方をしているのは良いのですが、あまりに自分と収入が違い過ぎると、その価値観についていけず、金銭感覚が合わないと悩むことになります。
ただ、女性の場合、彼氏が金持ち過ぎて金銭感覚が合わないと悩むケースはそれほど多くないですね。男は経済力があったほうが良いですから。
彼氏がケチすぎる
彼氏と金銭感覚が合わないと悩むケースの3つ目は、彼氏がケチすぎることです。節約とケチは違います。
節約は必要なことにはお金を使うけれど、不必要なところにはお金を使わないことを言います。でも、ケチは必要なことにもお金を使いません。
ケチすぎる彼氏と一緒にいてもつまらないですし、ケチな彼氏はその金銭感覚を押し付けてきて、「贅沢だ!」とあなたを非難してくることもあるので、ストレスが溜まります。
女性の立場から言うと、ケチな男は嫌ですよね。
彼氏が貧乏すぎる
彼氏と金銭感覚が合わないケースの4つ目は、彼氏が貧乏過ぎることです。
彼氏が夢を追っているから、正社員ではなく、最低限のバイトしかしていないなどの場合、貧乏過ぎて彼女が辛くなることがあります。
例えば、ディズニーランドにデートに行こうと誘っても、「お金がないから」と断られる。「たまには外食で焼肉でも食べようよ。安いので良いから。」と言っても、お金がないからという理由でいつも自炊。しかも貧乏料理ばかり。
せっかく付き合っているのに、いつもお金がかからないデートしかしなかったり、どちらかの自宅でしか会わないのであれば、金銭感覚が違い過ぎて、楽しくありません。
付き合いだしたばかりの彼氏と金銭感覚が合わない時の5つの対処法
彼氏との金銭感覚が合わないと悩む女性は、先ほどご紹介した4つのパターンの中でも、以下の2つのパターンで悩むことが多いと思います。
・彼氏がケチすぎる
彼氏がお金持ちすぎるという場合は、金銭感覚が合わないものの、そこまで悩むことではなく、むしろ玉の輿を狙いたいと女性なら思うはずです。
彼氏が貧乏過ぎる場合も金銭感覚が合わないけれど、貧乏を承知の上で、「彼を支えたい」と思って付き合うことがほとんどだと思うので、「金銭感覚が合わないことがストレス」とは感じないでしょう。
というわけで、「彼氏が浪費家すぎる」場合と「彼氏がケチすぎる」という場合の2つのパターンで金銭感覚が合わない時の対処法をご紹介します。
男性がデート代を多く出すべきという考え方は止めよう
彼氏がケチすぎると、デート代は完全に割り勘で、彼氏は一切多く出してくれないことが多いと思います。
女性としてはデート代は、できれば彼氏に奢ってほしい、全額奢りではなくても、少しは多めに出してほしいと思う人も少なくないと思います。
でも、この考えは捨ててしまいましょう。なぜ、男性がデート代を多く出さなくてはいけないのでしょうか?デート代を多く出してもらったら、あなたはその分何でお返しをするのですか?
男性ならデート代を多めに出すべきという考えもわかりますが、そう考えていると、彼氏がケチであることにイライラしますので、それなら自分の分は自分で支払うように考えましょう。
そうすれば、金銭感覚が合わないイライラは少しはなくなります。
また、彼氏が浪費家で金銭感覚が合わない場合も、割り勘でデートすれば、「私だってお金出すんだから、そんな贅沢できないよ!」と彼の浪費を止めることができますよね。
付き合っている段階での経済的負担は、男性と女性は同等であるべき
彼氏との金銭感覚が合わない時の対処法、2つ目は経済的な負担を同等にすることです。
これは、先ほどの「男性がデート代を多く出すべきという考え方を止める」のと似ていますが、付き合っている段階では2人で使うお金、2人で楽しむための経済的負担は男女同等にすべきです。
常に2人で割り勘にする習慣をつけておけば、あなたと彼氏の金銭感覚を少しずつすり合わせていくことができます。
この「経済的負担は男女同じにすべき」という考え方は、付き合っている時でないとできません。結婚したら、無理なんです。
なぜなら、女性には妊娠・出産・子育てがあるため、男性と同等に稼ぐのは無理があるからです。もちろん、子どもがいない夫婦なら、結婚後もずっと経済的負担を同じにすることも可能かもしれません。
でも、どちらかが病気になるなどの理由で、一方の経済的な負担が増えることも十分にあり得ます。
その時に、金銭感覚が合わないと悲劇以外の何ものでもありません。だから、付き合っている段階で、2人の金銭感覚をすり合わせるためにも、2人で使うもの・楽しむためのものの経済的な負担は同等にしておきましょう。
金銭感覚についてしっかり話し合う
彼氏と金銭感覚が合わない時には、しっかりと話し合うようにしましょう。金銭感覚が違うということ、彼氏の金銭感覚があなたと違うことは、きちんとあなたが彼氏に指摘してあげないと、彼氏はきっと気づきません。
誰でも、自分の金銭感覚がおかしいとは思わないものです。逆に考えれば、彼氏から見ると、あなたの金銭感覚はおかしいと思うはずです。
だから、金銭感覚についてしっかり話し合いましょう。ケチすぎる彼氏だったら、「贅沢する必要はないけれど、もう少しお金をかけたほうが楽しいと思う」ということを具体的な例を出して説明する。
浪費家の彼氏には、「もう少しだけ節約したら、これだけのお金が浮くから、そのお金でこんなこともできるよ」のように説明すると、納得してもらえるかもしれません。
金銭感覚はなかなかすり合わせが難しいのは事実です。でも、具体例を出しながら、2人で腹を割って本音で話し合うことで、少しずつすり合わせていくことは可能だと思います。
ちなみに、ケチすぎる彼氏に「もう少しお金をかけたほうが楽しい」と説明して、彼氏が「じゃあ、お前がその分負担してよ」と言ってきたり、あなたが自分から「私が多めに出すから」という解決方法は絶対にNGです。
それでは金銭感覚をすり合わせたことになりませんし、彼氏はあなたに経済的な負担をさらに強いてくる可能性がありますから、経済的な負担はあくまでイーブンな状態を基本として話し合うようにしましょう。
こだわりポイントは認め合う
彼氏と金銭感覚が合わないと、イライラしますよね。例えば、あなたはアニメやフィギュアにまったく興味がなくて、彼氏は趣味でアニメグッズにお金をつぎ込んだり、フィギュア収集にお金をかけているのを見ると、浪費しているように見えますよね。
でも、彼氏にとってはそれは浪費ではなく、趣味を楽しむためのお金であり、それを削るわけにはいかないこだわりポイントかもしれません。そして、それ以外は節約していることもあります。
あなたも、お金の使い方で「これだけは譲れない!」という点があるのではないでしょうか?男性から見たら、「1000円のファンデーションも5000円以上するファンデ―ションも同じでしょ?」と思うものですが、女性からしたら全然違いますよね。
だから、彼氏のお金の使い方にイライラすることがあっても、どうしても譲れないこだわりポイントにはお互いに認め合うようにしましょう。
あなたの金銭感覚を押し付けるのは良いことではありませんし、彼氏の金銭感覚をあなたがすべて受け入れるのも良いことではありません。お互いに認め合うことも必要なのです。
初デートでは判断しない
付き合いだしたばかりで、「金銭感覚が合わない」と思うと、もう別れようかなと考えることもあるでしょう。
4~5回デートして、どうしても「金銭感覚が合わなすぎる。無理。」と思ったら別れるのもありですが、初デートで金銭感覚が合わないと感じても、それだけで別れるかどうかは判断しないようにしましょう。
もしかしたら、彼はあなたにお金を持っている男と見られたいから、いつも以上に頑張ってお金を使っているのかもしれません。その結果、あなたは浪費家と感じているということもあります。
初デートだけでは推し量れないことがありますので、金銭感覚が合わないと感じても、初デートだけでは判断せずに、もう少しデートを重ねたり、本音で金銭感覚について話し合ってから、どうするか決めたほうが良いと思います。
結婚を考えている彼氏と金銭感覚が合わない時の3つの対処法
結婚を考えている彼氏と金銭感覚が合わないと、結婚すべきかどうか迷いますよね。今までは、金銭感覚が合わなくても、我慢したり目をつぶってきたけれど、結婚するとなると、話は別です。
結婚して金銭感覚が合わないと、幸せにはなれません。金銭感覚が合わないことは、離婚の原因にもなりますから。
だから、結婚するなら、しっかりと金銭感覚を合わせて、この人となら一緒に生活をしていけると確信できないといけないのです。
将来設計を具体的な数字を出して話す
結婚を考えている彼氏と金銭感覚が合わないなら、将来設計について話し合う必要があります。この時に重要なのは、具体的な数字を出すことです。
具体的な数字を出して、こんな風に節約していけば、これだけ貯金ができる。2人の収入なら、月にこのくらい使っても、これだけの貯金ができる。
このように具体的な数字を出して、将来の経済的なことの試算を彼氏に説明すれば、金銭感覚をすり合わせやすくなります。
どちらがお金の管理をするかを決める
結婚を考えている彼氏と金銭感覚が合わないなら、将来はどちらがお金の管理をするかを決めましょう。
基本的には、節約家のほうがお金の管理をすべきですが、彼氏があまりにもケチすぎると、生活していく上で息が詰まることがありますので、その点は考慮すべきです。
また、最近は共働きだから夫婦別財布という夫婦も増えていますが、これは夫婦でフルタイムで共働きをしているから成り立つだけで、子どもが生まれたら、成り立たなくなることもあります。
そういう時にはどうするのかもあらかじめ決めておいて、お互いに納得しておく必要があります。
そうしないと、あなたが産休・育休で働けない時にも、ケチな夫は「夫婦別財布が当たり前。自分の分しか出さない。子どもとお前の分?それはお前が出せ。」と言い出しかねません。
「さすがにそれはないでしょ!」と思うかもしれませんが、本当にケチな浅はかな夫の場合は、こういうことをやりかねないので、結婚前にしっかり話し合っておく必要があるのです。
3ヶ月間お試し生活をしてみる
結婚を考えている彼氏と金銭感覚が合わないことに不安を抱いているなら、結婚前に3ヶ月間で良いので、お試し生活をしてみましょう。
本格的な同棲でなくても、2人のどちらかの部屋でできるだけ一緒に生活するようにすれば、金銭感覚をすり合わせられるか、やっぱり無理なのかを判断することができます。
「デートの時だけ会う」のと「一緒に生活する」では、金銭感覚の違いによる違和感、ストレスは全然違ってきます。
結婚前に同棲はしたくないという考えの人もいるとは思いますが、金銭感覚が合わないと感じているなら、本格的な同棲ではなくお試し同棲でも良いので、一緒に生活をして、金銭感覚は絶対に合わないのか、何とかなるのかを見極めるようにしましょう。
どうしても金銭感覚が合わないなら別れることも視野に入れて
ご紹介した対処法を試しても、やっぱりどうやっても彼氏と金銭感覚が合わないという場合は、別れることも視野に入れたほうが良いかもしれません。
金銭感覚は一緒に過ごしていく上で、とても大切なポイントです。金銭感覚が合えば、ストレスなく一緒に過ごしていくことができますし、経済的なことが原因での喧嘩もほとんどないでしょう。
でも、金銭感覚が合わないと、いろいろな場面でストレスが溜まるようになりますし、彼氏への不満もどんどん出てくるでしょう。彼氏もあなたに不満が溜まっていくと思います。そして、些細なことで喧嘩するようになります。
一緒にコンビニに行くたびに喧嘩。デートでのレストラン選びで喧嘩。お互いの誕生日やクリスマスプレゼントで喧嘩。もう毎日些細なことで喧嘩の繰り返しになります。
そして、喧嘩しても意見は合わずに平行線のままになります。これほど不毛な喧嘩はありませんよね。
また、付き合っている時なら喧嘩したら、しばらく会わなければ良いだけですが、結婚している場合は話は別です。
毎日一緒にいて、家計を共にしながら、1つ屋根の下で生活していくのに、金銭感覚が合わないと、離婚へ一直線です。
だから、いろいろな対処法を試してみたけれど、どうしても金銭感覚が合わない。金銭感覚のすり合わせは難しいと思ったら、無理に結婚するのではなく、別れることを選ぶのも1つの正しい選択だと思います。
彼氏と金銭感覚が合わない時の対処法についてのまとめ
「浪費家」「金持ち過ぎる」「ケチすぎる」「貧乏すぎる」
・付き合いだした彼氏と金銭感覚が合わない時の対処方法
「男性がデート代を多く出す考えをやめる」「経済負担を同等にする」「話し合う」「こ
だわりポイントは認め合う」「初デートで判断しない」
・結婚を考えている彼氏と金銭感覚が合わない時の対処法
「将来設計を具体的な数字で話す」「どちらがお金の管理をするか決める」「3ヶ月間お試し生活をする」
彼氏と金銭感覚が合わない時の対処法をまとめました。一緒に生活していく場合、金銭感覚が合うこと、経済的な価値観が合うことは、とても重要なことです。
まずは、彼氏と金銭感覚をすり合わせる努力をしてみましょう。それでうまくいく場合も多々あります。それでもダメなら、いくら好きでも無理に一緒にいるとストレスが溜まりますので、別れを選択することも考えてみるようにしてください。