結婚適齢期はいつ?平均年齢まとめ【男性・女性・価値観で異なる】

「結婚」は人生の転機になるものであり、人生の最大のイベントと言えるかもしれません。

 

親や家族、友達、同僚から、「いつ結婚するの?」とか「そろそろ結婚適齢期でしょ?」なんて言われると、結婚を考えていなくても、何となくプレッシャーを感じてしまうこともあると思います。

 

結婚適齢期とはいつなのか、男性と女性で違うのかなどを考えていきましょう。

結婚適齢期っていつ?

「結婚適齢期」という言葉がありますが、結婚適齢期とはいったいいつなのでしょうか?結婚適齢期とは、またみんないつ頃結婚しているのかを説明していきます。

 

 

結婚適齢期とは?

 

結婚適齢期とは、一体いつのことでしょうか?そもそも結婚適齢期とは、何でしょう?

 

結婚適齢期とは、「結婚に適した年齢」、「結婚するのに良い時期」という意味です。日本では、男性は18歳から、女性は16歳から結婚することができますね。(女性も18歳以上への引き上げが検討されています)

 

でも、現代の日本では10代はまだまだ子どもであり、学生の人が多いですから、結婚適齢期とは言えません。

 

では、みんなどのくらい年齢で結婚しているのでしょうか?

 

 

みんなの平均結婚年齢

 

結婚適齢期を考えるなら、みんなの平均結婚年齢を見てみるとわかりますよね。結婚の平均年齢が、現代の結婚適齢期と言えるのではないでしょうか?

 

厚生労働省の「平成 28 年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況」によると、平成27年の初婚の平均年齢は、次のようになっています。

 

・男性=30.7歳
・女性=29.0歳

 

平成27年の日本の初婚の平均年齢は、男性が30.7歳、女性が29.0歳ですが、昭和50年当時の初婚の平均年齢は男性が26.9歳、女性が24.4歳となっています。

 

約40年で晩婚化が進んでいるのがわかると思います。時代と共に、結婚適齢期は変わっていくのかもしれませんね。

 

 

男性の結婚適齢期を決める3つのポイント

男性と女性の結婚適齢期は、実は違います。いくら男女平等が進んでいて、男女平等が当たり前の世の中になっていると言っても、性別が違えば、結婚適齢期を決めるポイントは違ってくるのです。

 

まずは、男性の結婚適齢期について見ていきましょう。一般的な男性の結婚適齢期は20代後半~40代前半と言えると思います。

 

 

収入が1つの目安になるかも

 

男性の結婚適齢期を考える時に、1つの目安となるものは収入です。結婚して家庭を持つなら、ある程度の収入・貯金は必要になります。

 

現代は共働きが当たり前なので、「男性だけが収入で結婚適齢期を決めるのはおかしい!不平等だ!」と思う人もいるかもしれません。

 

確かに、共働きが一般的な現代では、家計は夫婦2人で支えるのが当たり前です。ただ、結婚したら子供を持つ夫婦が多いですよね。

 

妊娠・出産は女性しかできないことです。そして、妊娠・出産・育児中は女性は仕事を辞めざるを得なくなったり、キャリアのレールを外れて、出世を諦めなくてはいけなくなることが多いのが現実です。

 

だから、そうなった時のために、男性はある程度の収入を確保してから、結婚したほうが安心なのです。

 

いくら男女平等の世の中でも、男性は妊娠・出産をすることができないので、その代わりにある程度の収入は確保しておくべき。これは当たり前の考えですよね。

 

それゆえに、男性の結婚適齢期は収入が安定した頃と言えるのではないでしょうか?具体的には、大体20代後半以上ですね。

 

社会に出て数年経つと、ある程度は貯金もできますし、収入も安定してくる人が多いですから。

 

 

45歳以上で独身だと何かあると思われる可能性

 

男性の結婚適齢期は、収入が安定してから45歳未満までと言えるかもしれません。別に45歳以上で結婚しても、何の問題もないのです。

 

45歳以上で独身を貫いていると、世間の目としては「この人、何か人格的に問題があるんじゃないの?」とか「結婚できない原因って何だろう?」のように詮索されることがあります。

 

本人としては余計なお世話でしかないのですが、日本ではまだまだ「家庭を持って一人前」のように思われることが多いのが現実です。

 

だから、「何で結婚しないの?」、「何か本人に問題があるんじゃないの?」と思われることが多くなる45歳未満が男性の結婚適齢期になると思います。

 

 

定年退職までに子供が成人したほうが楽

 

男性の結婚適齢期についてですが、もし結婚後に子どもが欲しいと思っているなら、定年退職するまでに子供が成人する、もしくは大学を卒業して社会人になったほうが、経済的に楽です。

 

大学進学が当たり前になっている現代。今後はさらに大学進学が当然のことになるでしょう。大学に進学するにはお金がかかります。

 

私立大学に行って、一人暮らしするなら、莫大なお金がかかります。いくら貯金をしていたとしても、年金生活の状態で、子どもを大学に行かせるのは、やや不安が残りますよね。

 

だから、できれば定年退職するまでに子どもは社会人になる年齢で結婚すべきなのです。定年退職の年齢が60歳、子どもが大学に行って22歳で卒業すると考えると、結婚は37~38歳にはしておきたいですね。

 

 

女性の結婚適齢期を決める3つのポイント

次に、女性の結婚適齢期について見ていきましょう。女性の結婚適齢期を考える上でのポイントは、男性のポイントとは違います。

 

女性の結婚適齢期を考えるポイントは、「出産」と「若さ」と「社会進出」がカギになります。

 

女性の結婚適齢期は、男性の結婚適齢期を考える「収入」や「世間の目」というポイントとは、全然違うのです。

 

女性の結婚適齢期は、20代後半~30代前半になると思います。

 

 

妊娠・出産を考えると35歳までに

 

女性の結婚適齢期を考える上で、妊娠・出産は避けて通ることはできません。

 

「子どもはいらない。ずっと2人で生きていく」という考えが一致しているカップルならともかく、夫婦2人とも子どもが欲しい、夫婦のどちらか一方だけでも子どもが欲しいと考えているなら、女性の結婚適齢期は妊娠・出産を考慮すべきなんです。

 

35歳以上になると、「高齢出産」とされます。そして、35歳以上になると、妊娠率は一気に低下しますし、妊娠しても出産に至る確率が低くなります。さらに、染色体異常などの確率も上がります。

 

もちろん、35歳以上でも妊娠出産は可能ですし、現代医学では不妊治療の技術も発展していますので、「35歳までが女性の結婚適齢期!」と断言することはできません。

 

ただ、不妊治療にも限界がありますので、子どもが欲しいと思っているなら、35歳までが女性の結婚適齢期であると言って良いでしょう。

 

 

20代の方が婚活市場の価値は高い

 

女性の結婚適齢期は、男性側からの視点で言えば、20代になります。婚活市場において、20代と30代では価値が全然違うんです。

 

「女の価値は若さではない!」と思うのも当然ですよね。女性の魅力と年齢は関係がありません。ただ、男性側の意見で言えば、「同じ条件なら、若い女性の方が良い」というのは間違いありません。

 

だから、婚活市場での価値を考えて、より好条件の男性と結婚したいと考えているなら、女性の結婚適齢期は20代、もっといえば20代前半が女性の結婚適齢期と言えるでしょう。

 

 

自分のキャリアを確立することも大切

 

女性の結婚適齢期は妊娠・出産や婚活市場での価値を考えると、女性自身もみんな「結婚適齢期は20代かな」というのはわかっていると思います。

 

「できる事なら、30歳になる前に結婚したい」と思うのは自然なことです。でも、女性の社会進出が進んでいる現代において、20代で結婚するのは難しいこともあります。

 

一昔前なら、女性は結婚したら家庭に入って専業主婦になるのが当たり前なので、20代に結婚しても何の問題もありませんでした。

 

でも、現代は結婚後も仕事を続けるのが、一般的になっています。結婚すると、妊娠・出産を迎える人が多くなります。産休・育休を取ると、一度キャリアを中断しなければいけません。

 

キャリアを考えると、20代で社会人になったばかりの頃は、「まだ結婚できない。」、「キャリアをある程度確立してからでないと、結婚できない。」と考えるため、結婚適齢期は20代とわかっていても、なかなか結婚できない女性も少なくありません。

 

仕事・キャリア的なことを考えると、女性の結婚適齢期は30代になってしまうのです。

 

 

結婚適齢期は人それぞれ違って当然

 

男性の結婚適齢期のポイントと女性の結婚適齢期のポイントを見てきました。ここまでの流れで分かったことは、ハッキリ言えばただ1つです。

 

それは、「結婚適齢期は人によって違う」というものです。初婚の平均年齢は男女共に30歳前後です。そして、男性の結婚適齢期のポイントは、「収入」や「世間の目」。

 

女性の結婚適齢期のポイントは、「出産」と「若さ」と「社会進出」でしたよね。

 

例えば、女性で言えば、別に子どもは欲しくない人もいますし、キャリアなんて関係なく結婚したい人もいます。逆に、結婚よりも仕事のキャリアを優先したい人もいるでしょう。

 

また、「私は貯金がたくさんあるし、収入も多いから、何とでもなる。男性の収入は一切気にしない!」という人もいるでしょう。

 

だから、結婚適齢期は人それぞれであり、その人の価値観によって変わってくるのが当然なのです。また、自分自身の価値観だけでなく、パートナーの価値観や環境によっても変わってきますね。

 

結婚適齢期に結婚したいと思っている人は、まずは結婚適齢期を決めるポイントを知り、その上で自分の価値観、カップルとしての価値観を考えて、結婚適齢期を決めると良いでしょう。

 

 

結婚適齢期についてのまとめ

・平均結婚年齢「男性:30.7歳」「女性:29.0歳」


・男性の結婚適齢期を決めるポイント
「収入が1つの目安」「45歳以上で独身だと何かあると思われる」「定年退職までに子供が成人したほうが楽」


・女性の結婚適齢期を決めるポイント
「妊娠・出産を考えると35歳までに」「20代のほうが婚活市場の価値は高い」「自分のキャリアを確立することも大切」

 

男性と女性の結婚適齢期について考えてきましたが、いかがでしたか?「この年齢が結婚適齢期である!」と断言できるものはありません。

 

ただ、男性と女性では結婚適齢期を決めるポイントが違います。また、それぞれの価値観によって結婚適齢期は異なりますので、自分はいつ頃結婚するのが良いのかをじっくり考えてから、あなたなりの結婚適齢期を決めるようにしましょう。

 

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