「彼氏と別れたい…」と思っていても、なかなか別れを切り出すことができずに悩んでいる女性は多いのではないでしょうか?
カップルが別れる時にトラブルになってしまうことは珍しくないので、上手に別れを切り出さなくてはいけません。
新しい一歩を踏み出すためにも、うまく別れるようにしましょう。カップルの上手な別れの切り出し方をまとめました。
別れの切り出し方で未来が変わる
カップルが別れることについて、あなたはどう考えていますか?
カップルはお互いに「好き」、「一緒にいたい」という思いがあるから成立している関係ですので、どちらか一方が別れを切り出せば、その関係は崩れてしまいます。
だから、カップルが別れることはさほど難しいことではありません。
ただ、自分勝手に別れを切り出してしまうのか、相手のことやいろいろなことを考えた上で別れを切り出すのかでは、未来が大きく変わるのです。
カップルが別れる時には、別れを軽く考えずに、上手に別れを切り出すようにしましょう。
うまく別れれば、お互い前向きに
カップルがうまく別れることができたら、別れをきっかけにして、2人ともお互いに前を向いて、別々の道を歩いていくことができます。
そして、付き合っていた期間のことを良い思い出として残すことができますし、「あの時、あの人と付き合っていたから、今がある」、「付き合っていて良かった」と心から思うことができます。
良い別れ方ができれば、たとえカップルとして終わっても、友達関係になったり、相談相手になったりすることも可能です。
うまく別れることができれば、前向きに歩いていくことができますし、人間として成長していくことができるのです。
トラブルになれば面倒なことに
カップルがうまく別れることができないと、トラブルになることも珍しくありません。うまく別れることができないと、彼氏があなたに未練を残したままになるので、彼氏がストーカー化することもあります。
ストーカーになると、あなたの身に危険が及ぶ可能性があります。ストーカーによる殺人事件が起こっているのは、あなたもご存知の通りです。
また、カップルの別れに関するトラブルは、ストーカーだけではありません。うまく別れられないと、彼氏があることないことを共通の友達に吹き込んで、あなたの立場を悪くしてしまう可能性があります。
さらに、リベンジポルノのリスクもありますよね。インターネットにあなたの恥ずかしい写真をアップロードされてしまえば、一生それが残ってしまうリスクもあるのです。
だから、あなたのみを守るためにも、カップルはうまく別れなければいけません。
カップルが別れ話をする時の4つの事前準備
カップルが別れ話をする時には、別れを切り出す前に、事前に準備をしておきましょう。別れのための事前準備をしっかりしておくことで、うまく別れを切り出して、お互い納得した上で別れることができます。
公共の場で別れを切り出す
カップルが別れ話をする時には、2人きりになる場所ではなく、周囲に人がいるような公共の場をおすすめします。その方が安全ですし、冷静に話し合うことができます。
お互いの部屋など2人きりの場所で別れを切り出すと、彼氏が別れに納得できなくて、怒り出してしまい、あなたに暴力をふるう危険があります。
でも、ファミレスやカフェなど周囲の目がある場所で別れを切り出せば、彼氏も周囲の人の目が気になりますので、突然怒鳴ったり、殴ったりすることはないでしょう。
万が一、彼氏が逆上したとしても、周囲の人に助けを求めることができるので、安全性は高いです。
別れ話を聞かれたくないからという理由で、2人きりになれる場所で、別れを切り出したいと思うかもしれませんが、公共の場で別れ話をすることをおすすめします。
別れを予感させておく
別れを切り出す前には、彼氏に別れを予感させておくようにしましょう。
まったく予想していない状態で、別れを切り出されればショックは大きいですが、別れをある程度予感していた状態で別れ話を聞けば、ショックではあるものの「あぁ、やっぱりか」と思えるはずです。
だから、「彼氏と別れたい」と思ったら、次のようなことで別れを予感させておきましょう。
・デートしていてもつまらなそうにする
・口数を減らす
・一緒にいる時に、ため息をつく
・あえてデートに遅刻するなど彼氏が嫌がることをする
別れを切り出す前に、このようなことをしておくと、彼氏は別れを予感することができるでしょう。
貸し借りは別れ話の前に片をつけておく
カップルが別れを切り出す前には、貸し借りなどがある場合には、キッチリ片付けておきましょう。別れてから、貸し借りの精算をするのは面倒ですし、気まずいですよね。
だから、お金の貸し借りがある場合は、別れを切り出す前にそれとなく精算しておくようにしましょう。
また、彼氏の家にあなたのものを置いている場合は、少しずつ持ち帰って、捨ててもらって良いものだけを残すようにする。彼氏のものがあなたの家に置いてある場合は、段ボールなどに入れて、1つにまとめてくと良いでしょう。
面倒なことになりそうなら、根回しをしておく
「この彼氏と別れるのは大変そうだな」と思えることがありますよね。「この人、ストーカー化しそう」とか「面倒くさそう」と思える場合は、あらかじめ共通の友達に根回ししておくと良いでしょう。
たとえファミレスなどの公共の場で別れ話をしても、彼氏が逆上して、話し合いにならなそうであれば、友達に近くの席にいてもらうなどの対処ができます。
また、彼氏が共通の友達にあることないことを吹き込む可能性がある場合には、あらかじめ共通の友達に、別れるつもりであることや事情を説明しておくと、あなたに不利になるような事態を避けることができます。
別れ話の上手な切り出し方の9つのポイント
別れ話をする時には、どうやって何を話せば良いか迷ってしまうこともあると思います。キッチリ前向きな別れができるように、上手な別れ話の切り出し方を9つご紹介します。
キッパリ伝える
別れ話の切り出し方のポイント、1つ目はキッパリ伝えることです。
別れ話をするには、勇気が要ります。相手に気を使って、なかなかうまく切り出せないこともあるでしょう。
でも、別れることはハッキリ伝えないと、相手に「別れる」ことを理解してもらえないことがあります。
だから、別れ話を切り出す時には、ハッキリと「別れたい。別れましょう。」と伝えるようにしましょう。
言葉を濁したり、遠回しな表現は逆効果です。キッパリストレートな表現で、別れ話を切り出してください。
余計なことは言わない
別れ話の切り出し方の2つ目は、余計なことは言わないことです。
相手を傷つけたくないからと、「あなたはいい人なんだけど」とか「あなたのことは本当に好きだったんだけど」のように言うと、相手は「本当は俺のことが好きだから、別れたくないのかも」と勘違いするかもしれません。
また、「あなたは悪くないの」と言うのも良くないですし、聞かれてもいないのに、別れたい理由を事細かく説明するのも、相手を傷つけるだけになります。
期待させない
別れ話を切り出す時には、相手に期待を持たせるような表現は絶対に止めましょう。相手に期待を持たせてしまうと、そこからストーカー化する恐れがあります。
だから、「あなたのことは好きだったんだけど」と言うのはNGです。また、復縁の可能性を期待させるような別れの切り出し方も絶対にやめましょう。
たとえ、あなたの中で復縁の可能性はゼロではなくても、別れ話の時には復縁については匂わせないほうが良いでしょう。
情に流されない
別れ話の上手な切り出し方は、キッパリ簡潔に伝えることです。ただ、キッパリ簡潔に伝えても、相手が「別れたくない!」と駄々をこねることもあると思います。
別れたくないというだけならまだ良いのですが、泣き落としにかかったり、あなたに別れないようにお願いしてきて、縋り付くこともあります。
長年付き合ってきた彼氏が泣いて別れないように頼んで来たら、情に流されてしまうこともあるかもしれません。
でも、情に流されて別れなかったら、今までと何ら変わらないことになってしまいます。
だから、情に流されずに、相手がどんなにお願いしてきても、キッパリ簡潔に別れることを伝えてください。
強い意志を持つ
別れ話を切り出す時には、「言いづらいな」とか「申し訳ないな」という気持ちが出てくると思います。そういう気持ちで別れを切り出し、さらに泣かれてしまったら、「やっぱり別れなくても良いかな」と思えてくるかもしれません。
でも、別れ話の途中であなたに迷いが生じると、彼氏に「別れない」で押し切られてしまうことがあります。
ハッキリ言えば、そうなるくらいなら、別れ話はしないほうが良いです。別れを切り出す時には、強い意志を持って、あなたが絶対に別れたいと思うようになってからの方が良いでしょう。
感情的にならない
別れを切り出す時には、冷静に話し合うようにしましょう。感情的になってしまうと、話が進まなくなりますし、話が脱線してしまいます。別れ話が進まないまま、お互いを罵り合って終わる可能性があります。
また、感情的になると、相手が逆上しやすくなりますので、あなたに危険が及ぶ可能性がありますし、あなたが逆に暴力的になって、彼氏に交渉材料を与えることになりかねません。
だから、別れを切り出す時には、冷静に理論的に話し合うようにしてください。
できれば直接会って伝える
別れ話を切り出す時には、直接会うと言いにくいから、LINEやメールで別れを切り出したいと思っている人も多いと思います。
でも、できれば直接会って伝えるようにしましょう。今まで付き合っていたのですから、別れる時にもきちんとけじめはつけなければいけません。
また、LINEやメールでは相手が納得してくれたかどうかがわからないですし、タイムラグが生まれてしまい、思うように話が進まなくて、結局グダグダしてしまう可能性が高いんです。
だから、直接会って、きちんと別れを伝えたほうが、キッパリ&スッキリ別れられると思います。
相手を必要以上に傷つけない
カップルが別れ話をすると、お互いに罵り合いになってしまうことがあります。また、一方的に相手の悪いところを指摘する形になることもありますね。
別れることを決めたら、相手の嫌な部分しか見えなくなってしまうので、「あなたのここが嫌。あそこが嫌い。」と言いたくなってしまうんですよね。
でも、最後にあなたが相手の悪い部分ばかりを指摘したら、相手は傷つきますし、あなたに恨みを抱くこともあります。
だから、別れ話をする時には、相手を必要以上に傷つけずに、ただ「別れたい」ことを簡潔に伝えるようにしてください。
一方的に話を打ち切らない
別れ話をする時には、一方的に話を打ち切らないようにしましょう。別れ話は、相手が納得するまで、話し合いを続けてください。
あなたが「別れたい」と告げて、それで話し合いを終わりにしてしまっては、相手は自分の言いたいことが何も言えないままになってしまいます。
相手も納得して別れないと、ストーカー化したり、面倒なことになるリスクがあります。だから、一方的に話を打ち切らずに、きちんとお互いに納得して別れるようにしましょう。
一度の話し合いでは、別れられないこともあるかもしれませんが、それでも一方的に話を打ち切らず、きちんと向き合って話をするようにしてください。
カップルの別れの切り出し方についてのまとめ
・別れ話をする時の準備
「公共の場で別れを切り出す」「別れを予感させておく」「貸し借りは別れの前に片を付けておく」「面倒なことになりそうなら根回し」
・別れ話の切り出し方のポイント
「ハッキリ伝える」「余計なことは言わない」「期待させない」「情に流されない」「強い意志を持つ」「感情的にならない」「できれば直接会って伝える」「相手を必要以上に傷つけない」「一方的に話を打ち切らない」
カップルが別れる時の別れ話の切り出し方をまとめました。別れの切り出し方によって、キレイにスッパリ別れられるか、ゴタゴタしてしまうかは変わります。
ゴタゴタしてしまうと、ストーカーやリベンジポルノのリスクもありますので、きちんとスッパリ別れられるように、上手に別れを切り出しましょう。