バツイチ子持ちの男性に恋をすると、「普通に恋愛できるのかしら?」、「結婚できるのかな?」といろいろ不安が出てくると思います。
バツイチ男性の再婚率やバツイチ子持ち男性の恋愛観やリスク、恋愛がうまくいくコツをまとめました。バツイチ子持ち男性に恋をしている女性は、これを読んでから恋愛すると、うまくいくはずです。
この記事の目次
バツイチ男性の再婚率
バツイチ男性は再婚できるのかどうかを見ていきましょう。バツイチ男性の再婚率は意外と高いのです。
厚生労働省の「平成 28 年度 人口動態統計特殊報告」によると、平成27年に結婚した夫婦の中で、バツイチ男性の割合は19.7%となっています。5組に1組のカップルの夫は再婚ということですね。
この統計は初婚か再婚かでの分類ですので、再婚した男性の中にはバツイチではなく、バツ2やバツ3、それ以上の人も含まれていますが、多くはバツイチだと思います。
ちなみに、夫婦ともに再婚である割合は9.7%、夫が再婚で妻が初婚である割合は10.0%となっています。
5組に1組は再婚であるというデータを見ると、「意外と高いな」と思った人も多いのではないでしょうか?私も実は、「多いな!」と思いました。
離婚するのがそれほど珍しくない時代ですから、離婚する人が多くなる分、再婚するバツイチ男性も多くなるんですね。
子持ちのバツイチ男性の再婚率も調べたかったのですが、残念ながら、厚生労働省のような信頼できるデータを見つけることができませんでした。
バツイチ子持ち男性の恋愛観の4タイプ
バツイチ子持ち男性の恋愛観について、見ていきましょう。バツイチ子持ち男性の恋愛観は、大きく4つに分けることができます。
女性はもうこりごり
バツイチ子持ち男性の恋愛観は、「女性はもうこりごり」です。バツイチ男性が子どもの親権を持っているというケースは少ないです。
基本的に女性(母親)に親権が行くからです。男性側に親権が渡る場合は、女性が親権を放棄した場合や、女性が育児放棄をしていた場合です。
女性が親権を放棄するのは、浮気相手と新しい家庭を築きたいからという理由が多いですね。
つまり、バツイチ男性が親権を持っているのは、前の奥さんが不倫したか育児放棄をしていた場合なんです。子どもに虐待をしていたケースも考えられますね。
前の奥さんにひどいことをされた結果、離婚に至ったバツイチ子持ち男性は、「女はもうこりごり。子どもと生きていく」と決めている人もいます。
子ども次第
バツイチ子持ち男性の恋愛観の2つ目のタイプは、「子ども次第」です。子どもがなついてくれる女性、子どもが認めてくれる女性なら、恋愛をしようという恋愛観を持っていますが、子どもが認めてくれないなら、あえて恋愛しようとは思わないタイプですね。
このような恋愛観を持っているバツイチ子持ち男性は、自分の恋愛よりもとにかく子ども優先で物事を考えるので、ある意味「女性はもうこりごり」と思っているような男性よりも、落とすのは難しいでしょう。
子どもの母親になってくれる人なら
子持ちのバツイチ男性の恋愛観の3つ目は、「子どもの母親になってくれる人なら」というタイプです。
これは、先ほどの「子ども次第」に似ていますが、実は全然違います。
この恋愛観を持っているバツイチ子持ち男性は、一見子どものために再婚を考えているように見えますが、自分のために再婚を考えるタイプです。
子供の母親になってくれる人なら、恋愛する。子どもの母親になってくれる女性がいれば、自分の育児負担や家事負担は大幅に減りますよね。
だから、子どものためなんて言いつつ、結局は自分のために恋愛をするタイプなんです。この恋愛観を持つバツイチ子持ち男性を落とすのは、かなり簡単です。
ただ、彼女や妻としての役割だけでなく、子どもの母親としての役割もすぐに求められるので、恋愛するのは大変かもしれません。
今すぐ再婚したい
子持ちのバツイチ男性の恋愛観、4つ目のタイプは「今すぐ再婚したい」と思っているタイプです。
子持ちとかバツイチとか関係なく、「彼女が欲しい・結婚したい」と思っていて、独り身でいることに耐えられない寂しがり屋の男性が、このタイプの恋愛観を持っています。
子持ちでもバツイチでも、ある意味ずっと男を捨てずに、ずっと現役であるタイプと言えるかもしれませんね。この恋愛観を持っているタイプと恋愛するのは、さほど難しいことではありません。
むしろ、恋愛すれば、トントン拍子に再婚の話が進んでいくでしょう。
バツイチ子持ち男性と恋愛する時の5つのリスク
バツイチ子持ちの男性と恋愛するのは悪いことではありません。バツイチ男性は、それなりの経験を持っているので、「大人の余裕・大人の魅力」がありますよね。
また、育児に仕事に家事に一生懸命頑張っている姿を見ると、「カッコいいな」とか「ステキだな」と思うことも少なくないと思います。
ただ、バツイチ子持ち男性と恋愛するのは、それなりのリスクを伴うことは知っておかなくてはいけません。
バツイチ子持ち男性と恋愛する5つのリスクをご紹介します。
母親代わり&家政婦代わりにされる可能性も
バツイチ子持ち男性と恋愛をすると、母親代わりや家政婦代わりにされる可能性があります。これは、先ほども少し触れましたが、自分の恋愛相手には子供の母親になることをすぐに求める男性がいるのです。
また、自分が1人で育児や家事をするのは大変だから、女性に手伝ってほしいと思っていて、それを自分の彼女に押し付ける男性もいます。
だから、バツイチ子持ちの男性と付き合うと、すぐに母親&家政婦のような役割を押し付けられることがあるため、注意をしなければいけません。
慰謝料や養育費で貧乏生活になる可能性
バツイチ子持ち男性と恋愛する時は、結婚後は貧乏生活になる覚悟をしておきましょう。「バツイチ」ということは、離婚歴があるということです。
離婚理由にもよりますが、その男性が有責で離婚した場合、前の奥さんに多額の慰謝料を支払っている可能性があります。一括で支払うケースもありますが、分割でいまだに支払いを続けているケースもあります。
また、子持ちで子どもと一緒に暮らしている男性でも、その子どもに兄弟がいて、兄弟は前の奥さんと暮らしているという場合、男性は養育費を支払っている可能性もあります。
もちろん、前の奥さん側の子供と相殺で養育費なしとしているケースもありますが、前の奥さんよりも、その男性の収入が多い場合、養育費を支払っているケースは珍しくありません。
だから、バツイチ子持ち男性と恋愛・結婚すると、予想以上に貧乏生活を強いられる可能性もあるのです。
子どもと良い関係を築くのは難しい
バツイチ子持ち男性と恋愛をする3つ目のリスクは、子どもとの関係です。男性の子どもが乳幼児だったら、子どもと良い関係を築くのはさほど難しいことではないと思います。(もちろん、あなたの接し方次第ですが)
でも、小学生~高校生の子どもがいる場合、子どもと良い関係を築くのが難しい時もあります。あなたがどんなに頑張っても、子どもが心を開いてくれないケースは難しくありません。
子どもと良い関係を築けないと、男性と恋愛することはできても、結婚するのは難しいでしょう。
自分の子どもは持てない可能性もある
バツイチ子持ち男性と恋愛して、結婚を考える場合、自分の子どもは生めない可能性があることは把握しておく必要があります。
すでに男性の連れ子がいることで、教育費などに余裕がなく、子どもを生むのは無理ということもあります。
また、自分の子どもができると、連れ子と差別する可能性があるからと男性側が子どもを作るのを拒むケースもあります。
結婚の話が出た時点で、子どもに関してはどう考えているのかを確認しておいた方が良いでしょう。
子ども優先の恋人関係になる
バツイチ子持ち男性と恋愛するなら、子ども優先の恋人関係になることは、知っておかなくてはいけません。
子どもの年齢にもよりますが、子どもの年齢が小さいと、夜に外でデートするのは難しいでしょう。また、デートは基本的に子連れでのデートになります。
デート場所は高級レストランやオシャレなバーではなく、ファミレスや公園、テーマパーク等が多くなります。
バツイチ男性となら、大人のデートができると思っているかもしれませんが、「大人のデート」ではなく「子ども優先の家族デート」になることは覚悟しておきましょう。
バツイチ子持ち男性との恋愛をうまくいかせる6つのコツ
バツイチ子持ち男性と恋愛するのは、普通の恋愛とは違いますので、ちょっと難しいことがあります。
でも、バツイチ子持ち男性と楽しく恋愛するのは、不可能ではありません。あなたが好きになったのが、バツイチの子持ち男性だったなら、その男性と楽しく恋愛していくための方法を考えていかなくてはいけません。
5つのリスクを覚悟して付き合う
バツイチ子持ち男性と恋愛するなら、先ほど説明した5つのリスクを覚悟しておきましょう。先ほどの5つのリスクとは、次の5つですね。
・母親代わり&家政婦代わりにされる
・慰謝料や養育費で貧乏生活になる可能性
・子どもと良い関係を築くのは難しい
・自分の子どもは持てない可能性がある
・子ども優先の恋人関係になる
この5つのリスクを認識したうえで、バツイチ子持ち男性とお付き合いしないと、「うそ~!こんなはずじゃなかったのにぃ!」ということになりますので、気を付けてください。
「再婚」になることをしっかり認識する
バツイチ子持ち男性と結婚する場合、「再婚」になることを認識しておきましょう。初婚も再婚も一緒でしょ?と思うかもしれません。確かに、法的な手続きは初婚も再婚も変わりません。
でも、彼は前妻がいます。離婚してすでに関係なくなっているとはいっても、男性の子どもの母親であることは、これから先ずっと永遠に続いていくのです。
今後、子どもに関することで、前妻が出張ってくることがあるかもしれません。それでも、あなたは耐えられますか?子どもに関することとはいえ、彼が前妻と頻繁に連絡を取ることを許せますか?
離婚歴があるバツイチ子持ち男性と再婚するということは、そういうことですので、バツなし男性と結婚する以上の覚悟が必要になるのです。
あなたが大人になる
バツイチ子持ち男性との恋愛をうまくいかせるためには、あなたが大人になりましょう。
シングルファザーの男性と付き合っていると、いろいろとストレスが溜まることがあると思います。どうしても、子持ち男性は子ども優先になりますから。
子どもを優先されて、デートをキャンセルされたりしても、「私と子どものどっちが大切なの!?」と思わずに、「子どものことだから仕方ないよね。でも、次のデートの時にはその埋め合わせをしてね」と思えるような大人の余裕が必要なのです。
恋愛の形・家族の形にこだわらない
バツイチ子持ち男性と付き合うなら、恋愛の形や家族の形にこだわらないようにしましょう。
世間一般的に、「恋愛はこういう形が理想」、「結婚生活はこうあるべき」、「家族の形はこうしなければいけない」のような常識が存在します。
でも、バツイチ子持ちのシングルファザーと付き合うなら、恋愛の形や家族の形にこだわる必要はありません。むしろ、こだわりすぎてしまうと、窮屈感を感じてしまいます。
すでに相手は、「バツイチ」でしかも「子持ち」なんですから、その相手を好きになった時点で、あなたは一般的な恋愛の形からはみ出しているんです。
だから、これからも恋愛の形からはみ出しても良いと思いませんか?あまり恋愛の形、家族の形にこだわり過ぎず、自由にあなたたち2人、子どももいれて3人(4人?)での恋愛の形、家族の形を見つけていくと良いでしょう。
離婚理由をきちんと聞いておく
バツイチ子持ち男性と付き合う時には、離婚の理由をきちんと聞いておきましょう。性格の不一致だったら良いのですが、男性側の有責で離婚する場合もあります。男性の不倫で離婚していたら、いくらその男性が好きでも、ちょっとドン引きですよね。
また、女性側の有責で離婚していた場合、男性は心に大きな傷を負っています。その傷を一緒に背負って癒していく覚悟をしなければいけません。
だから、バツイチ子持ちのシングルファザーとお付き合いをする前には、離婚理由をきちんと聞いて、納得してから恋愛するようにしましょう。ちなみに、男性有責の場合は、男性が嘘をついて離婚理由をごまかす可能性がありますので、注意してください。
彼に寄り掛かり過ぎない
バツイチの子持ち男性とうまく恋愛していくためには、彼に寄り掛かり過ぎ内容にしましょう。恋愛依存体質で、彼氏にべったりになってしまう女性がいますよね。
でも、相手はシングルファザーで仕事も育児も家事もやらなくてはならず、その上あなたとの恋愛をしなければいけないのです。その状態であなたに寄り掛かられたら、男性はパンクしてしまうでしょう。
そして、子ども優先の考えがありますので、「今の生活を続けるのは無理だ」と感じたら、あなたを容赦なく切り捨てると思います。
逆に、あなたに寄り掛かられたら、彼もあなたに依存して、育児や家事を押し付けてくる可能性もあります。
そうならないように、自立した女性として、彼に接するようにしましょう。適度な距離を保ちながらお付き合いをすることが、バツイチ子持ち男性との恋愛がうまくいくコツなんです。
バツイチ子持ち男性の再婚率・恋愛観・恋愛する時のリスクのまとめ
・バツイチ子持ち男性の再婚率「19.7%」
・バツイチ子持ち男性と恋愛するときのリスク
「母親代わり&家政婦代わりにされる可能性がある」「慰謝料や養育費で貧乏生活になる可能性」「子どもと良い関係を築くのは難しい」「自分の子供は持てない可能性がある」「子ども優先の恋人関係になる」
・バツイチ子持ち男性との恋愛をうまくいかせるコツ
「5つのリスクを覚悟して付き合う」「再婚になることをしっかり認識する」「あなたが大人になる」「恋愛の形や家族の形にこだわらない」「離婚理由をきちんと聞いておく」「彼に寄り掛かりすぎない」
バツイチ男性の再婚率やバツイチ子持ち男性の恋愛観、恋愛する時のリスク、コツなどをまとめました。
バツイチ子持ちのシングルファザーと恋愛する時には、常に子どもが優先になります。また、前妻の影がちらつくこともあるでしょう。
それを覚悟した上で、適度な距離を保ちながら、上手に恋愛していくようにしましょうね。