和田アキ子さんのプロフィール

 

和田アキ子さんは、済州島出身者の父と、朝鮮半島出身者の母を持つ在日韓国人2世として生まれ、その後日本へ帰化しています。

 

そんな和田アキ子さんは、小学5年生の頃に洋楽に憧れ、15歳の頃からジャズ喫茶やゴーゴークラブで歌い始めます。174cmの長身から発せられるパワフルな歌声が評判を呼び、ホリプロ社長にスカウトされ、1968年にデビューします。

 

そして1969年、2枚目のレコード「どしゃぶりの雨の中で」が17万枚のスマッシュヒットを記録し、人気歌手の仲間入りを果たします。

 

 

 

 

 

1973年からは日本テレビ『金曜10時!うわさのチャンネル!!』に出演し、番組内で「ゴッド姉ちゃん」と呼ばれ、デカくて・コワい・強いというイメージが全国的に広まります。

 

 

 

1986年には、8年ぶりに紅白歌合戦に出場し、以降、2015年まで連続出場を果たしています。

紅組トリは7回務め、紅組司会も合計3回務めています。

 

 

 

こうして和田アキ子さんは、紅白歌合戦に30年連続出場・通算39回の出場を果たし、歌手として大活躍しています。

 

このようにタレントよりも歌手としての方が評価されることが多く、親交のあるカンニング竹山は和田の歌唱力をエラ・フィッツジェラルドにたとえているそうです。

 

プライベートでは、1976年に1度目の結婚をしますが、わずか9か月でスピード離婚。その後1981年、飯塚浩司さんと再婚しています。

 

 

子供が欲しかった和田アキ子さんに子宮がんが発覚！

いつも明るくでパワフルなイメージの和田アキ子さんですが、2017年2月放送フジテレビ系「バイキング」の生放送で、再婚2か月後に「子宮がん」が発覚していたことを告白しました。

 

 

 

再婚2か月で幸せの絶頂だった和田アキ子さん。

 

和田アキ子さんは子供がほしくて検診に行ったところ、最初は子宮筋腫と言われたそうです。そして細胞を採取したりし、１か月様子見ましょうと言われたが、その後もう一度来てくださいと病院へ行ったところ。。。

 

「今度はがんって言われた」とがんが発覚した経緯を説明。さらに「３６年前ですから、がんイコール聞いたら死ぬってイメージがあった。死ぬのかって、お医者さんに聞いたら『全摘すれば、転移しないからそれは大丈夫です』って『全摘ってどういうことですか？』ってきいたら『全部とっちゃうから、そのかわり赤ちゃんは一生出来ません』まー本当人生でこれだけ泣けるのかって思うぐらい泣いたね」と当時の心境を話した。

 

引用：和田アキ子、がん宣告の心境を告白「手術の同意書を書いた母と主人にテメーらが決めるな！」http://www.hochi.co.jp/

 

子供が大好きで、旦那様の子供が欲しかった和田アキ子さんにとって、子宮全摘出は苦渋の決断だったことが分かります。和田アキ子さんが受けたショックは計り知れないものだったでしょう。

 

 

 

和田は、1981年に当時テレビカメラマンだった飯塚さんと再婚。その2カ月後に子宮がんと判明した。和田は、夫から「手術しないと命に関わる。ただ、子供が産めない体になる」と告げられると「そんなん嫌や!」「もう別れてもええで、こうちゃんの子供産んであげられへんし。もう死にたい」と号泣。そんな和田に、飯塚さんは「俺は子供のために結婚したわけじゃない。俺はアコが好きなんだ」と伝えたという。

 

引用：和田アキ子が涙「子供がほしかった」子宮がんの壮絶過去と夫婦愛に反響 https://www.excite.co.jp/

 

当時「死ぬほど泣いた」という和田アキ子さんは、当時のことを振り返りながら「和田アキ子が今こうやっていられるのは、ファンの方もあるけれども、一番は旦那」と感謝していました。

 

和田アキ子さんの知られざる壮絶なエピソードに、インターネット上でもかなりの反響がありました。

 

和田アキ子のエピソードを見て号泣。強そうに見える人ほどたくさん抱えてて、それでも全然表面には出さず頑張ってるのがすごい。まだまだ頑張れるな〜と勇気をもらった。

— かんちゃん (@choro3ngm) 2017年10月18日

 

和田アキ子さん…。
泣いてしまった。
ご本人も旦那様も愛ですね。
こんな相手とめぐり逢いたい。#一周まわって知らない話

— MID (@genie_in) 2017年10月18日

 

和田アキ子、格好いい。旦那さんも、本当に素敵。
素敵な夫婦。
テレビで見ただけのことだけど、だけど、和田アキ子が旦那さんを褒めて、旦那さんが和田アキ子を愛している感じが、素敵過ぎて、涙が出そうになった。

— kamome (@IkuMokko) 2017年10月18日

 

…自分は子供を欲しいと思ったコトがないのだけど、「子宮がんで産めない体」になった和田アキ子さんのエピソードを見て泣いてしまった。
100％本能で流した涙。
自分もやっぱり女なんだなぁって思った(´ｰωｰ)#1周回って知らない話

— Rirry-Ro’ (@rirry_ro) 2017年10月18日

 

 

 

和田アキ子さんがシェーグレン症候群を告白！どんな病気？

過去に子宮がんであったことを告白した和田アキ子さんですが、2016年10月にある病気を患っていることを告白しています。

 

2016年10月22日に放送されたラジオ番組『ゴッドアフタヌーンアッコのいいかげんに1000回』の中で和田アキ子さんがシェーグレン症候群という難病を患っていることを告白しました。

 

 

 

和田アキ子（60）が2月26日、自身のラジオ番組で、シェーグレン症候群にかかっている可能性があることを告白した。翌27日放送の『アッコにおまかせ！』（TBS系）では、「大丈夫。寝込むほどの病気じゃないから」と語っていたが、実はこの病気、東京都などの自治体が指定する難病のひとつだ。

 

引用：和田アキ子が告白した難病「シェーングレン症候群」の怖さ www.news-postseven.com

 

あまり聞きなれない病気ですが、有名人ではタレントの菊池桃子さんや、テニスプレーヤーのビーナス・ウイリアムズも発症しているようです。

 

 

シェーグレン症候群とはどんな病気？

 

シェーグレン症候群は、1933年　スウェーデンの眼科医であるヘンリック・シェーグレンによって発表され、名前が付けられた疾患だそうです。

シェーグレン症候群とは、本来体を守ってくれるはずの免疫が自分の体の一部を“敵”と認識して攻撃してしまう病気で、原因は不明だそうです。

 

涙腺と唾液腺に異常をきたし、関節リウマチや線維筋痛症などを併発することもあるようです。そして主に30代から50代の女性に起こりやすいそうです。

 

主な症状としては

 

・目の乾燥（ドライアイ）

・口腔乾燥（ドライマウス）

・鼻腔の乾燥（ドライノーズ）

 

などが現れると言われています。

 

 

 

シェーグレン症候群の最も重要な症状は目の症状だといわれており、涙の分泌が減少することによって起こる症状で、目が疲れる、めやにが多くなる、目がゴロゴロする、目が痛む、モノを見るとき膜がかかったようにみえる、まぶしくて目が開けられない時があるなどの症状が上げられるようです。

 

 

 

 

ドライアイの次に主要な症状として口内乾燥（ドライマウス）があげられるそうです。ドライマウスも自己免疫疾患により、唾液腺が破壊されて、唾液の量が減ることによる症状と言われているそうです。

 

唾液には、口内の食べ物のカスを洗い流す作用や、口内を清潔に保つ抗菌効果もあります。また、歯を守るフッ素などの成分も入っているようで、唾液が減少すると虫歯が増える可能性が高くなるそうです。

 

他にも、味覚がなくなったり、唇が切れたり、口内炎が出来やすくなったりするようです。

 

和田アキ子さんの症状として、テレビで水がないと生きていけないと話していましたので、ドライマウスの症状があるようです。

 

アッコさん、同じ病気かー！
シェーグレンだけで済んでるのかな？

アッコ、難病「シェーグレン症候群」の苦しみ明かす「常に水がないと生きていけない」 – Yahoo!ニュース https://t.co/BM1HVMzgI8 #Yahooニュース

— まきぷ@ドレミ音楽教室 (@makiponkyu) 2016年10月22日

 

 

 

ドライノーズも出やすい症状の一つだそうです。鼻腔の粘液がでにくくなるため、鼻腔が乾燥することで、鼻の中の渇きを感じたり、鼻血が出やすくなったり、かさぶたが出来やすくなるようです。

 

他にも、関節痛や血管炎など様々な症状があるようです。

 

 

シェーグレン症候群の原因は？

 

シェーグレン症候群の原因についてはっきりしたことはわかっておらず、現在まで原因不明とされています。

 

しかし原因として、免疫異常・ストレス・遺伝・女性ホルモンが挙げられています。

 

 

 

シェーグレン症候群は自己免疫疾患と言われいます。何らかの原因で免疫異常が生じると、自分の体の中のたんぱく質を抗原と認識し、リンパ球や自己抗体が自らの体を攻撃してしまい、健康な細胞までを攻撃し破壊してしまうため症状が出ると言われているそうです。

 

 

 

シェーグレン症候群は、ストレスが原因で発症することもあるそうです。過度なストレスに長期間さらされると、うつ病や疲労の原因となり免疫系を弱めてしまうため、自己免疫疾患にもなりやすいとか。

 

 

 

同じ家系でシェーグレン症候群を発症する確率は2％と言われています。家系にシェーグレン症候群の患者さんがいない家系と比較するとやや多いとされていますが、必要以上に神経質になる必要はないと言われています。

 

 

 

シェーグレン症候群は女性が発症する割合が高いことや閉経の女性に発症することが多いことから、女性ホルモンの低下と関係があるのではないかとも言われています。

 

 

過去に肺気腫まで患っていた和田アキ子さん

ヘビースモーカーとして知られていた和田アキ子さんですが、ずいぶん前に禁煙しタバコをやめていたようです。

 

 

和田アキ子さんは2008年、肺気腫と診断され1日2箱吸っていたタバコをやめたそうです。

 

和田さんも、ちょっとウオーキングしただけで、ぜいぜいすることがあったそうですが、年のせいかな、とやりすごしてきました。しかし、２００８年、医師から「このまま、たばこを吸い続けると、歌うことができなくなる」と言われ、スパッとやめたそうです。

その後は、息切れを起こすことがなくなるなど体調が良く、肌もきれいになったと言います。

 

引用：和田アキ子さんが克服した 「たばこ肺」 とは https://yomidr.yomiuri.co.jp/

 

肺気腫とは、酸素や二酸化炭素を交換する組織「肺胞」が壊れてしまった状態のことで、

空気の通り道の細い部分の炎症（慢性気管支炎）も併発することが多いので、二つの状態をあわせて、「COPD（シーオーピーディー。慢性閉塞性肺疾患）」と呼びます。

 

 

 

 

タレント・和田アキ子さんについての総まとめは・・・

 

いかがでしたでしょうか。芸能界のご意見番・和田アキ子さんの病気についてまとめました。

 

子供が大好きな和田アキ子さんに子供がいなかったのは、子宮がんのせいだったとは驚きました。他にも肺気腫を患い禁煙、そしてシェーグレン症候群も患っていたようです。

 

テレビでは、常にパワフルで元気な和田アキ子さん。これからも病気に負けず、元気な和田アキ子さんでいてください。今後の活躍も期待しています。