オーディションに異常に強いことから、“オーディション荒らし”との異名を持つ芳根京子さんですが、実は中学時代に難病「ギランバレー症候群」と闘った経験があるそうです。
芳根京子さんが克服したというこの難病「ギランバレー症候群」について、その症状や病気の恐ろしさ、現在の芳根京子さんの状態や後遺症の有無ついてまとめました。
この記事の目次
芳根京子さんのプロフィール
出典:https://www.oricon.co.jp/
プロフィール
本名:芳根 京子 (よしね きょうこ)
生年月日 1997年2月28日
出身 東京都
身長 159 cm
血液型 A型
特技:ピアノ・フルート・料理
職業:女優
憧れの女優:篠原涼子
活動開始:2013年~
所属事務所:ジャパン・ミュージックエンターテインメント
遊助のライブ会場でスカウトされ芸能界入り
2012年8月、芳根京子さんが高校1年生の15歳の時、友達と一緒に訪れていた“遊助”こと上地雄輔さんのライブ会場で、上地雄輔さんの事務所のスタッフに声をかけられたのが芸能界入りのきっかけでした。
実は、芳根京子さん、その端正な小顔に透明感あふれる美貌から、なんと3歳の頃から街角でスカウトされ、一日に数回声をかけられることもざらだったのだとか。
出典:https://seidentest.com/
しかし、それまでは芸能界に興味がなく、全て断っていたそうです。そんな芳根京子さんが、その時に限って芸能界入りに興味を示した理由について、後に次のように語っています。
「高校1年の学園祭でクラスで映画を作ったんですが、その時に監督、脚本をやらせてもらって作品を作る楽しさを味わいました。友達もすごい楽しそうに演じていていいなって…」。
引用:芳根京子 | mixiコミュニティ http://mixi.jp/
“神様からもらったチャンス” と “女優への好奇心” が見事にハマった形になって、芸能界入りを決意したのだとか。
“オーディション荒らし”との異名を持つ芳根京子さん
その後、芳根京子さんは、芸能活動に支障が出ないように、高校を通信制に編入した上で活動をスタートさせると、翌、2013年にはフジテレビ系ドラマ「ラスト♡シンデレラ」で女優デビューを果たします。
出典:https://imakore-wadai.com/
2014年には、NHKの朝ドラ「花子とアン」に出演して知名度を上げると、2015年のTBS系ドラマ「表参道高校合唱部!」で、なんと1,000人のオーディションの中から主役の香川真琴役を射止めました。
さらに2016年には、実に2,261人の応募の中から、芳根京子さんの一番の出世作と言っても過言ではない、朝ドラ「べっぴんさん」のヒロインの座を勝ち取りました。
このように芳根京子さんは、受けるオーディションというオーディションを、次々とものにしているため、“オーディション荒らし”との異名を持ち、今やオーディション会場で最も会いたくない女優No.1とも言われているそうです。
そんな、スカウト達の目を輝かせ、ライバルの女優のタマゴ達を震え上がらせるという、底知れない魅力をもつ芳根京子さんですが、実は中学生時代に難病と闘った経験があるんですよね。
芳根京子さんがブログのコメント欄で難病との闘病を告白
芳根京子さんは、2015年11月27日付けの自身のブログの中で、ファンからの「大きな病気になったことはある?」という質問に対して、難病を乗り越えた過去のエピソードを語り、当時大変な話題になりました。
その内容は次の通りです。
私も中学の頃に難病になった事があります。
実際そうなるとね、
なかなか笑顔になるのなんて難しかったりするんですけどね、
とにかく毎日楽しい事探してたなー。
気持ちに負けないように。
その時思ったのは周りの人とお喋りしたり、コミュニケーションをとることが1番笑顔になれるんじゃないのかなぁ!あとは携帯でお笑い見たりしてますよー。笑
1人じゃないですからね。きっと大丈夫です。もう頑張ってると思うので頑張ってくださいって言葉は言いません。無理せず、自分のペースでいてくださいね。引用:芳根京子オフィシャルブログ「芳根京子のキョウコノゴロ」Powered by Ameba芳根京子オフィシャルブログ「芳根京子のキョウコノゴロ」Powered by Ameba https://ameblo.jp/
このコメントを見る限り、“難病”と述べただけで、病名までは明かしていませんが、恐らく病気になったファンからの質問だったのでしょう、その人のために親身になって精一杯励ましている感じですね。
芳根京子さん、「べっぴんさん」発表会見で「ギランバレー症候群」との闘病を公表
そんな芳根京子さん、2016年4月6日に行われた、NHK朝ドラ「べっぴんさん」のヒロイン発表会見の中で、中学2年生の頃に難病「ギランバレー症候群」を患っていたことを公表しました。
出典:https://www.sankei.com/
芳根京子さんは、「ギランバレー症候群」によって“力が入らなくなる”症状に悩まされ、1年間くらいは普通に学校へ通えない時期があったことを告白。
また、確率は低いながらも、この病気が原因で亡くなる人もいることを知り、命の重さを実感したと語り、次のような心境の変化があったことを明かしました。
「お芝居にというか、人として、自分はこんなにも周りの方に支えられているんだと。こんなにも周りの人に見られて普段の生きている中で、周りに対する思いがすごい感じた。そういう経験したからこそ、しっかりと自分を持とうと考えるようになった」
引用:朝ドラ新ヒロイン・芳根京子、難病乗り越え“大役”つかむ https://www.oricon.co.jp/
難病「ギランバレー症候群」ってどんな病気?その症状は?
難病「ギランバレー症候群」とは、通常は外敵から身を守ってくれるはずの免疫の働きが、末梢神経を攻撃してしまう自己免疫疾患です。
その代表的な症状は、手足の筋力低下や脱力感、指先のしびれなどですが、自律神経に影響すると血圧が乱高下したり、脈拍が速くなったり、逆に遅くなったりすることもあるようです。
出典:http://www.team2020.jp/
難病「ギランバレー症候群」は、ちょっとした風邪や下痢などがきっかけになることが多く、発症してから2~4週間以内に症状が最も悪化することが多いのも、この難病の大きな特徴だと言われています。
難病「ギランバレー症候群」の発症率は10万人当たり1~2人
「ギランバレー症候群」の発症者は、年間人口10万人当たり1~2人程度ですが、その発症率を年齢別で見た場合、10歳上がるごとに1割づつ増えていき、60歳前後が最も多いようです。
但し、「ギランバレー症候群」は、たとえ発症しても約90%の人は徐々に回復し、元の生活に戻ることができますが、残念ながら死亡例もあるようです。
出典:https://natalie.mu/
その進行速度は患者ごとに異なり、ほとんど進行せずに回復する人がいる一方で、進行が異常に早く、数日以内に手足以外の部分にも症状が広がり、死に至ってしまう人も・・・
残念ながら、「ギランバレー症候群」の原因は未だに特定されておらず、インフルエンザの予防接種が原因との説もあることから、言ってみれば誰しもがかかる可能性がある病気だと言えますね。
出典:https://shintotakeshi.com/
この病気の発症原因が未だに特定されていないこと、そして、現代の医学をもってしても、場合によっては死に至るリスクがあることから、ギランバレー症候群が難病と呼ばれている理由のようです。
芳根京子さんの「ギランバレー症候群」は現在は完治している
先ほどご紹介した「べっぴんさん」のヒロイン発表会見では、現在の芳根京子さんの状態について、次のように語られています。
「難病とは言われているけど、自然に治る病気。今は完治してる。病気のあとは急激に足が早くなったり、持久走で1位になったりしてるので全然、支障がない!」
引用:朝ドラ新ヒロイン・芳根京子、難病乗り越え“大役”つかむ https://www.oricon.co.jp/
出典:https://king06.com/
もうすっかり良いようですね!難病を無事に克服されたことも凄いですが、病後に体力が落ちた・・・どころか、逆に足が速くなったり、スタミナが付いてるところが、なんとも不思議な魅力のある、芳根京子さんらしいエピソードではないでしょうか。
なぜか芳根京子さんのわきが注目される件について
芳根京子さんが難病「ギランバレー症候群」との闘病を告白してから、主にネットを中心に妙な噂が流れているようです。
それは・・・ギランバレー症候群の後遺症が、芳根京子さんの“わき”に残っているというもの。
出典:https://kininaru8.net/
もちろんギランバレー症候群の後遺症で“わき”がどうこうなるという話などありませんし、そのような症例も見当たりません。もちろん、現在の芳根京子さんの様子を拝見しても、“わき”に違和感が見られるシーンなどなかったと記憶しています。
まして、ギランバレー症候群がわきに転移している可能性が・・・なんて、根も葉もないデタラメを書いている記事もありますが、そもそもギランバレー症候群という病気は、がんのように転移するという類いの病気ではありません。
芳根京子さんの「べっぴんさん」のクランクアップの時のコメントが素敵すぎる!
最後に、先ほどご紹介したヒロイン発表会見の時には、撮影開始を前にして「クランクインが楽しみ!おけいこも頑張りたい」と元気一杯に語っていた芳根京子さんですが、全ての撮影を終えた、クランクアップ時の芳根京子さんの様子がこちら。
出典:http://dokujyoch.net/
なんとこの「べっぴんさん」のクランクアップ、2017年2月28日と芳根京子さんの20歳の誕生日だったんですよね。芳根京子さんは大粒の涙を流しながら、次のような素敵なコメントを残されています。
「10代最後の一年間と20代最初の一日目をこの『べっぴんさん』で迎えられたことを幸せに思います」
引用:芳根京子が号泣 朝ドラ「べっぴんさん」クランクアップ 誕生日に節目「幸せ」/芸能/デイリースポーツ online https://www.daily.co.jp/
本当にお疲れさまでした。
芳根京子の難病・現在についてのまとめ
・芳根京子の難病は「ギランバレー症候群」だった
・芳根京子の現在は、完治しており元気に女優活動をしている
いかがでしたでしょうか。
芳根京子さんのこれまでの活躍と魅力の数々、そして芳根京子さんが中学生時代に克服したという難病「ギランバレー症候群」について、その症状や現在の状態などについてまとめました。
芳根京子さんが醸し出している何とも言えない魅力は、もしかすると難病を経験し、それを笑顔で乗り越えたからこそ出てくるものなのかも知れませんね。