LINEを使っていると、「既読をつけたくない」なんて思うときが誰にでもあると思います。
そこで今回は、LINEで既読を付けない方法についてご紹介したいと思います。
この記事の目次
LINEの既読問題とは?
LINEについての会話でよく耳にするのが「既読無視」という言葉です。「既読」という機能があるからこそ多くの問題が生じていることは明らかです。相手に送ったメッセージを相手が読むと、「既読」という文字がメッセージの横に表示されてしまいますよね。
メッセージを送った側は、見たのだからすぐに返事をしてくれるだろうと期待し、メッセージを受け取った側は見たのだから返事をしなければならない、という思いを抱きます。
既読がつかないメールならば、寝てしまったのかもしれない、返信する内容でもないから返信しなくていいや、などと考えることが出来ます。「既読」がリアルタイムでついてしまうからこそLINEでのやり取りに悩まされている方は少なくありません。
LINEの既読スルーで悩む女性たちの声
既読問題で多くの人が悩んでいるのは、掲示板やTwitter、知恵袋などを見ると明らかですね。みんなどのような悩みを抱えているのでしょうか?少しここでご紹介してみたいと思います。
・友達が既読無視していたことを謝ってきました。謝る必要があるんでしょうか?自分も既読無視したら謝った方がいいのでしょうか?
・友達とのLINEで既読無視されています。何回目まで送ってもよいのでしょうか?2回既読無視をされるともう送らないようにはしているのですが・・・
・友達によく既読スルーされます。すぐへこんでしまうのでその友達と話す気が失せてしまいました。既読スルーはみなさん不快になりますか?話を続ける方法を教えてください。
みなさん友達とのLINEのやりとりで既読スルーされることが良くあるようですね。これが問題で友達との仲が悪くなる、ということも珍しくはないようです。
LINEで既読を付けない方法はある?
LINEをしているとどうしても、既読をつけた、つけていない、かえってこない、無視されている、などと考え込んでしまって、楽しいメッセージのやり取りのはずなのに、いつの間にか仲たがいが生じているということもよくあることでしょう。
では、そもそもの既読をなくしてしまえば、そのようなことなど起こらないのではないでしょうか?既読をつけずにメッセージを読むことが出来たらよいのに、と思われませんか?
LINEで既読をつけずにメッセージを確認する方法はあるのでしょうか?確かに既読をつけない方法はあります。そうすれば返信できるときに既読をつければいいのですから、トラブルを回避できることでしょう。
【iPhone向け】LINEで既読を付けない方法4選
まずは、iPhoneユーザー向けの既読をつけない方法を4つほどご紹介したいと思います。今までやってみた、という方もおられるかもしれませんが、この4つを使いこなせるようになれば、既読をつけずにメッセージ確認が出来るようになりますよ。
まず大前提の知識として、バックグラウンドでLINEアプリを開くと、すぐに既読がついてしまいます。
アプリを開いたとたん、そのトークルームが真っ先に開き、読むつもりはなかったのに既読がついてしまった!ということにならないようにするため、LINEを開く前にアプリをいったん閉じることを意識しましょう。
①通知センター
最初におすすめする方法は通知センターを使うことです。通知センターだけでメッセージの内容を確認することが出来ます。ただし、メッセージが長いと省略されるため全文をチェックすることは難しいでしょう。
さらに、スタンプの場合は「スタンプを送信しました」とだけ表示されるため、もしかしたら大事な用を伝えたいスタンプなのかもしれませんが無視してしまうということも起きがちです。
まず、「設定」から「通知」を開き「LINE」を選択し、通知のスタイルと「バナー」か「通知」に変更します。「通知センターに表示」と「ロック画面に表示」もONにします。
さらに、LINEアプリの「…」から「設定」を開き「通知」の画面で「通知」をONにします。そして「新規メッセージ」と「メッセ―ジ内容表示」をONにします。
これでメッセージを通知センターに表示させることが出来るようになりました。ホーム画面上でも、ロック画面上でも、複数のメッセージであっても確認することが出来ます。
②トーク一覧
さらに既読を付けない方法は「トーク一覧」でメッセージを確認するという方法です。LINEアプリ内のトーク一覧では最新の1件のメッセージが表示されます。そのため何件も送ってきている場合本題が見えない可能性があります。
また、通知センターで確認する方法と同様に、メッセージが長ければ途中で省略されて表示されるようになるため、すべてのメッセージを確認することはできません。加えてスタンプも「スタンプを送信しました」と表示されるので見ることが出来ません。
このメッセージの確認方法は、LINEアプリを開く必要があるため注意が必要です。トーク画面を開いたままアプリをいったん閉じていた場合、LINEアプリを開いた瞬間にトーク画面にとび既読がついてしまう可能性があります。
LINEアプリを開く前に一度終了するようにしましょう。
③機内モード
さらに効果的な方法があります。それは機内モードにしメッセージを確認するというものです。これならトーク画面を開いて、メッセージのすべてを確認しても既読がつかない方法といえます。
しかし、少々面倒ですね。次のような手順が必要になります。通知ダイアログや通知センターのバナーなどのLINEからアプリを開かないように注意しなければなりません。
まずは確実にLINEアプリを終了させます。その後LINEアプリを起動させます。メッセージ受信が出来た時点で、コントロールセンターを開き機内モードをオンにします。トーク画面でメッセージを好きなだけ読みましょう。
メッセージを確認できたら、LINEアプリを終了させます。ただ閉じるだけでは不十分です。ホームボタンを2度おしてマルチタスク画面でアプリを完全に終了させます。これが終了していなかった場合、機内モードをオフにしたとたんに既読がついてしまいます。
この方法なら確実にトークルームでメッセージを読めるので非常に便利です。しかし、機内モードをオフにした後にLINEを開くとすぐに既読がついてしまいます。ですから、既読を付けずにメッセージをしっかり読んだのちに、他の友達と通信することはできないのです。
④3DTouchのPeek機能
さらにおすすめな既読を付けない方法は3DTouchのPeek機能を使うという方法です。これはすべてのiPhoneで使える方法ではなく、iPhone6sから導入されました。
この機能はトークリストから、トークをのぞき見することが出来ます。最近のメッセージをトークを開かずに簡単にチェックできるのです。
しかし、これには注意が必要です。Peekという機能になれていないと、押し過ぎてトークに移動してしまう可能性があります。押す時間が短いとトークにとんでしまいますので、人によっては難しいかもしれません。
一度LINEを終了させて、再度開くとそのトーク画面が勝手に出てくるということはないので大丈夫です。また、過去のメッセージを見ることはできないため、大量のメッセージを送られてきている場合はPeek機能だけでは確認できない場合もあります。
【Android向け】LINEで既読を付けない方法3選
ではAndroidを使っている方はどのようにすれば既読を付けずにメッセージを確認できるのでしょうか?iPhoneとはまた違う方法があるのでご紹介したいと思います。
①通知ポップアップ
iPhoneの既読を付けない方法でも一番初めに紹介しましたが、Androidでも通知ポップアップで既読を付けずメッセージを確認することが出来ます。
AndroidはiPhoneと違い複数のメッセージを読むことが出来ますし、スタンプも確認することができます。また、長いメッセージも上下にスクロールして全文を確認することが出来ます。
ただし、一度ポップアップ表示を消してしまうと、もう確認することはできません。しかし、1回のみ見ればもう十分ですし、グループトークも個人トークも、時系列順に確認することが出来るので、Androidのポップアップ表示は非常に便利です。
この機能を有効にするには、LINEアプリの「…」から「設定」の「通知設定」を選択し「メッセージ通知の内容表示」をオンにしておく必要があります。さらに「画面オン時のポップアップ表示」と「画面OFF時のポップアップ表示」もオンにしておきましょう。
②「ちらみ」を利用
じつはAndroidには既読を回避するための専用アプリがあります。これを「ちらみ」といいます。ポップアップ表示では一度のみしかメッセージを確認することが出来ませんが、「ちらみ」を使うことでメッセージを何度も確認できるようになります。
メッセージが届いたらステータスバーからちらみアプリを起動させます。ちらみアプリ上でメッセージを確認することが出来ます。スタンプは表示されません。しかし、メッセージは思う存分確認できます。
返信できるときには、「ちらみ」アプリからすぐにLINEを開くことが出来るので非常に便利です。これがIOS版にはない非常に便利なアイテムですね。
③機内モード
これは、iPhoneと同じ機能ですね。通知領域などの各種設定から、機内モードをオンオフできます。しかし、LINEを完全に終了させることを覚えておきましょう。通信できる状態でLINEを開いた時点ですぐに既読がついてしまうので、注意が必要です。
PC版LINEで既読を付けない方法
PCでLINEを使っておられる方は、PCでも既読がつくことをご存知だと思います。
しかし、PCの場合は、特定のトークルームのウィンドウを開いたまま、その他のトークルームのウィンドウをひらくと、背画面にあるトークルームは非アクティブ状態になるため、既読がつかないのです。
その為既読を付けずにメッセージ全体を確認することが出来ます。PCでは複数のトークルームを一気に開いて、既読を気にせずにやり取りできるので便利ですね。
一生LINEに既読がつかない?究極の裏技
Androidではちらみを利用して、何度でも既読を付けずにメッセージを確認することが出来ますが、スタンプは表示されませんよね。iPhoneならそもそも何の問題もなくメッセージを既読を付けずに確認する方法はありませんでした。
しかし、PCを使えば既読を付けずにトークを読むことが出来るのです!これならほぼ半永久的に既読を付けなくて済みます。
まずはパソコンの電波を遮断します。読みたいトークを好きなだけ開いて読みます。その後、LINEからログアウトします。インターネットに接続する前にログアウトすることで既読を付けずに済みます。
スマホの場合は機内モードにして、既読を付けずに読むことはできますが、次に見るときには既読がついてしまいます。しかし、PCの場合は再度ログインしても既読がつかないようになっているのです。
いくらトークがたまっていっても、既読を付けずに無限にメッセージを確認できるのです。
LINEで既読をつけずにブロックする方法
では、既読を付けずにブロックしたい時はどうすればよいのでしょうか?それは友達一覧の編集をタップして、対象の相手を選び、ブロックするだけで完了です。トーク画面を開く必要はありません。
面倒な相手は、既読を付けずにすぐにブロックすることをお勧めします。
LINEで既読をつけずに削除する方法
ブロックした後にもトークルームは残っています。このトークルームを開くと既読がついてしまうので、開かずにトークルームを削除しましょう。トーク内容も消えますし、トーク一覧からも消えてくれます。
そもそもLINEに既読機能がある理由とは?
そもそも、なぜ、既読機能がLINEにはついているのでしょうか?これはLINEがそもそも安否確認のためのツールだったからです。相手にメッセージを送って既読がつけば、相手が生きている、メッセージを読む環境にある、ということになります。
何かしらトラブルが生じ、災害などの時には非常に役に立つ機能ですが、今では一般の人のSNSとして利用されているため「既読」問題はどんどん勢いを増していっています。
LINE既読問題を華麗にスルーしよう!
「メッセージを通知センターオフ」「機内モードにする」「3DtouchのPeek機能を活用」
・Android版のLINEで既読をつけない方法
「通気ポップアップオフ」「ちらみアプリ」「機内モードの活用」
・PC版のLINEで既読をつけない方法
「複数のトークルームウィンドウを開いておく」
・PC版のLINEの方法
「ログインしたままインターネットの接続を切って読み」「インターネットに接続する前にログアウトすると既読が付かない」
・LINEで既読をつけずにブロックする方法
「トーク画面を開かないで対象の相手をブロックする」
・LINEで既読をつけずに削除する方法
「トーク画面を開かないでトークルームを削除する」
既読問題に悩まされることなくLINEを上手に用いていきましょう。既読を付けたくない時には、ここでご紹介した様々な方法を用いて、既読を付けないようにすると良いでしょう。
LINEは大切な友達との大事なコミュニケーションツールです。トラブルをできるだけ回避できるといいですね。