エゴサーチ、あなたはしたことがありますか?エゴサーチをすることは、メリットもありますが、デメリットも大きいです。
スーパー前向きな性格の人ならエゴサーチをするメリットは大きいのですが、少しネガティブな人がエゴサーチをしてしまうと、精神崩壊するほどのダメージを負うことになりかねません。
エゴサーチの意味やメリット・デメリット、エゴサーチのやり方、エゴサーチをしている芸能人・しない芸能人をまとめました。
この記事の目次
エゴサーチの意味
エゴサーチの意味を確認しておきましょう。エゴサーチとは、インターネットの検索機能を使って、自分自身の世間からの評価を確認することです。
自分の名前やハンドルネームなどを使ってエゴサーチをすると、それについてのインターネットの記事やつぶやきなどが出てくるので、自分が世間からどう思われているかを知ることができるのです。
簡単にまとめると、エゴサーチの意味は、「インターネットで自分のことを検索すること」と言えるでしょう。
エゴサーチは「エゴサ」と略されることも多いですね。「エゴサ」というワードは、辞書出版の三省堂が選ぶ「今年の新語 2016」に選ばれています。
エゴサーチをする4つのメリット
エゴサーチをするメリットは4つあります。エゴサーチをするメリットを詳しく見ていきましょう。
自分が世間にどう思われているかを知る
エゴサーチをするメリットは、自分が世間にどう思われているかを知ることができることですね。
インターネットでは匿名で意見を述べることができる場が用意されています。5ちゃんねる(2ちゃんねる)などの掲示板やTwitterなどは、匿名でいろいろな意見を言えますよね。
匿名で好きなことを言えるということは、リアルの場では言えないような本音をぶつけることができるということです。
だから、エゴサーチをすると、自分が世間にどう思われているか、建前の意見ではなく、世間の本音を知ることができるんです。
自分の個人情報が流れていないかを確認できる
エゴサーチのメリットの2つ目は、自分の個人情報が流れていないかを確認できることです。
個人情報保護の重要性が叫ばれている世の中で、自分の個人情報がインターネット上に流れていたら、とても怖いですよね。
自分の知らないところで、自分の名前、顔写真、携帯電話番号、メールアドレス、住所、家族構成などの個人情報がインターネット上に流れていたら、それを悪用されるかもしれません。
エゴサーチをすれば、個人情報が流れていないかを確認できるので、もし個人情報が流れていることを発見したら、すぐにそのサイトに削除要請を出すなどの対応ができます。
エゴサーチ=有名人・芸能人がするものというイメージがあるかもしれませんが、一般人もエゴサーチをする意味、メリットはあるのです。
今後どうすべきかの対策を立てられる
エゴサーチのメリットの3つ目は、今後どうすべきかの対策を立てられることです。エゴサーチは、世間から自分がどう思われているかを知ることができることがメリットですよね。
ということは、世間からの意見を取り入れて、今後の対策を練ることができるんです。芸能人を例にして説明すると…
・演技が棒&大根→演技の勉強に精を出す
・あの子、最近太ったんじゃない?→ダイエットする
このようにエゴサーチをして、世間の声を取り入れて、今後の対策に活かしていくと、自分の人気をさらに高めることができるんですね。
有名になったことを実感できる
エゴサーチのメリットの4つ目は、有名になったことを実感できることです。エゴサーチができるということは、それだけインターネット上やSNS上にあなたの名前が出ているということになります。
だから、エゴサーチをして、自分の名前がたくさん出てくると、有名になったことを実感できるのです。
エゴサーチの2つのデメリット
エゴサーチをするメリットは4つありますが、デメリットもあります。実は、エゴサーチはデメリットの方が大きいとも言われていて、ネガティブ傾向の人はエゴサーチをしないほうが良いんです。
精神的なダメージが大きい
エゴサーチのデメリットは、精神的なダメージが大きいことです。
先ほども説明しましたが、インターネット上では匿名で本音をぶつけることができるので、リアルでは言えないようなひどいことが書かれていることもあります。
エゴサーチをすると、「悪口」という範囲を超えたような悪意のある意見を目にすることも度々あります。
自分が世間から嫌われていることを知ったら、誰だってショックですし、精神的なダメージを負いますよね。
エゴサーチをした結果、精神崩壊するほどのショックを受け、立ち直れなくなることだってあるのです。
人間の行動の傾向として、匿名の場合は良いことを書くよりも、悪いことを書いてストレス発散をしたいことが多いので、エゴサーチをすると、よほどの人気者ではない限り、悪口&ネガティブな意見の方が多くなります。
だから、エゴサーチをすると、どうしても精神的なダメージを受けることが多いんです。
インターネット依存症かも
エゴサーチはインターネット依存症の症状の1つとも言われています。
インターネット依存症の症例の一つともされる。
インターネット依存症とはインターネットをしていないと、もしくはインターネットを利用できる環境にいないと、ソワソワしたり、イライラしたり、不安や焦燥感を覚えてしまうという症状ですね。
そして、エゴサーチはこのインターネット依存症の1つの症状とされています。特に、ネガティブな意見が多くて、精神的なダメージを受ける可能性が高いのに、ついついエゴサーチをしてしまうという人は、インターネット依存症になっているのかもしれませんね。
エゴサーチのやり方
エゴサーチのやり方を説明します。世間に自分が認知されているのか、また個人情報が流出していないかなどをチェックするために、エゴサーチをやってみたいという人もいますよね。
検索エンジンで検索
エゴサーチのやり方の1つ目は、検索エンジンです。GoogleやYahoo!で自分の名前やハンドルネームなどを入れて、検索をすれば、それが書かれているサイトがズラッと出てきます。
だから、検索エンジンを使って検索をすれば、簡単にエゴサーチができるんです。
SNSで検索
エゴサーチのやり方の2つ目は、SNSでの検索です。SNSで自分の名前を検索すれば、簡単にエゴサーチができます。
エゴサーチをする時に一番良く使われていて、エゴサーチに向いているSNSはTwitterですね。
Twitterで自分の名前やハンドルネームなどを検索すれば、エゴサーチを簡単にすることができます。
ハッシュタグをつけて検索するのも良いですし、ハッシュタグをつけずにそのまま検索するのもOKです。
自分のサイトのエゴサーチのやり方
エゴサーチできるのは、自分の名前だけではありません。あなたのサイトやブログなども検索することができます。
サイト名やブログタイトルでエゴサーチするのも良いですし、サイトやブログのURLをGoogleなどで検索すると、自分のサイトやブログを紹介しているサイトなどを検索できます。
同じように、自分のTwitterドメインでエゴサーチをすると、サイトであなたのツイートを引用している埋め込みツイートを発見することもできます。
検索ワードを厳選すればダメージ少なくエゴサできるかも
エゴサーチのやる時には、精神的なダメージはどうしても避けることはできません。でも、エゴサーチのやり方によっては、精神的なダメージを少なくすることは可能です。
例えば、芸能人がよくやるエゴサーチの方法は、「○○ちゃん」とか「▲▲さん」のように名前に敬称をつけてエゴサーチすることですね。
悪口を言う時には、基本的に呼び捨てですよね。でも「ちゃん」とか「さん」のような敬称をつけると、褒めている意見が多いんです。
HKT48の指原莉乃さんは、「指原」でエゴサーチすると、「ブス」などの悪口が多いから、「莉乃ちゃん」でエゴサーチをするそうですよ。「莉乃ちゃん」だと、比較的「カワイイ」という意見が多いんだそうです。
エゴサーチをして満足しつつも、自分の身を自分で守るためのやり方ですね。あなたもエゴサーチをする時には、自分の名前に敬称をつけてやると良いと思います。
エゴサーチはスーパーポジティブな人以外はやらないほうが良い
エゴサーチのメリットとデメリットをご紹介しましたが、ハッキリ言えば、エゴサーチはスーパーポジティブな性格をしている人やメンタルが強い人以外は、やらないほうが良いと思います。
スーパーポジティブな性格をしていると、基本的に悪口は目に入りません。良い意見ばかりが目に飛び込むように自分で調整できるというスゴ技を自然に身につけているので、エゴサーチをしても、精神的なダメージが少ないんです。
また、メンタルが強い人もエゴサーチに向いています。サッカーの本田圭佑選手は宇佐美高史選手にアンチに対する考え方を聞かれたら、次のように答えたそうです。
「俺は愛情しかなくて、そういうやつらが本当に成長して、人の悪口を言うことに時間を使わなくなることを切に願ってる」
これ、すごいですよね。このくらいのメンタルを持っていれば、エゴサーチをしても、何の問題もないでしょう。
ただ、普通のメンタルの人、むしろメンタルが弱い人、ネガティブ思考の人がエゴサーチをした場合、人間不信になったり、立ち直れないほどの精神的なダメージを受けたり、精神崩壊したりします。
だから、エゴサーチはスーパーポジティブでメンタルが強い人以外はおすすめできないんです。
エゴサーチをしている芸能人・していない芸能人
エゴサーチが一般人をする意味は、ハッキリ言って個人情報が流出していないかどうかをチェックするくらいですよね。
エゴサーチをする意味が大きいのは、芸能人です。人気商売である芸能人は、自分が世間からどう思われているのかが、自分の仕事に直結しますので、エゴサーチをしていることが多いんですね。
有名になればなるほど、インターネット上・SNS上で扱われることも多いので、エゴサーチをしてチェックする意味は大きいんです。
エゴサーチをしている芸能人としていない芸能人をご紹介します。
エゴサーチをしている芸能人
エゴサーチをしている芸能人は、次のような人たちがいます。
・東出昌大
・DA PUMP
・小島瑠璃子
・高橋真麻
・新垣結衣
・石原さとみ
・山下智久
・指原莉乃
・竹内涼真
・藤田ニコル
・きゃりーぱみゅぱみゅ
・井上裕介(ノンスタイル)
・大久保佳代子
・村本大輔(ウーマンラッシュアワー)
・品川祐(品川庄司)
・中岡創一(ロッチ)
・斉藤慎二(ジャングルポケット)
・井森美幸
俳優でモデルの東出昌大さんは、エゴサーチが大好きなんだそうです。
2018年に再ブレークしたDA PUMPはTwitterでエゴサーチをして、ファンに「いいね」しまくっています。メンバーのDAICHIさんは、エゴサが趣味なんだとか。
小島瑠璃子さんは批判を受け入れて、それを仕事に活かしていくそうですよ。何か納得ですよね。
石原さとみさんや新垣結衣さん、山下智久さんもエゴサーチをするそうです。ちょっと意外ですよね。
竹内涼真さんもエゴサーチが好きだそうすが、良い意見しか目に入ってこないそうです。ここにいました。スーパーポジティブな性格の人。ただ、竹内涼真さんなら「カッコいい!」とか「爽やか!」のような良い意見が大半で、悪口は少なそうですね。
指原莉乃さんは、エゴサーチのプロと言っても良いかもしれません。先ほど紹介したように、「莉乃ちゃん」でエゴサーチして、「カワイイ」のような良い意見しか目に入れないという方法を使っていましたが、最近は「莉乃ちゃん」でもブスという意見が目に入るため、「莉乃ちゃん+カワイイ」でエゴサーチしているそうです。さすがですね。
ノンスタイルの井上裕介さん、オアシズの大久保佳代子さん、ウーマンラッシュアワーの村本大輔さん、品川庄司の品川祐さん、ロッチの中岡創一さん、ジャングルポケットの斉藤慎二さん、井森美幸さんは、2016年にアメトーーク!のエゴサーチ芸人に出演していましたね。
エゴサーチをしない芸能人
エゴサーチをしない芸能人もいます。
・マツコ・デラックス
・前田敦子
・坂上忍
・忽那汐里
この4人以外にもいるかもしれませんが、この4人はメディアなどでエゴサーチをしないという発言をしています。
女優の忽那汐里さんは、以前はエゴサーチをしていたそうですが、都市伝説のようにインターネット上で「忽那汐里が極秘出産した」という出産説が流れて以降、それにウンザリして、エゴサーチをするのを止めたそうです。
エゴサーチの意味・やり方・メリットデメリットの総まとめ
・エゴサーチのメリット
「有名になったことを実感できる」「個人情報が流出していないかを確認できる」
・エゴサーチのデメリット
「悪口を見たときに人によっては精神的ダメージが大きい」
・エゴサーチのやり方
「検索エンジン」「SNSの検索を使う」
・エゴサーチをしている芸能人は意外にも多い
エゴサーチの意味やメリット、デメリット、エゴサーチのやり方、エゴサーチをする芸能人・市内芸能人をまとめましたが、いかがでしたか?
エゴサーチは自分が世間にどう思われているかを知ることができる一方で、精神的なダメージが大きいものですから、安易にはエゴサーチをしない方が良いでしょう。
スーパーポジティブなタイプの人はエゴサーチをしてもOKですが、そうでない人はデメリットもしっかり考えて、上手にエゴサーチをするか、または「エゴサーチはしない」という選択をするのも良いと思います。