ムダ毛を何とかしたい、きれいに脱毛したいと思っている女性は多いですよね。でも、脱毛をしたくても、一体どんな方法で脱毛をすれば良いのかわからないのではないでしょうか?
ここでは、厳密には除毛や剃毛などを含む全7種類の脱毛方法のおすすめポイントやデメリットを徹底比較していきます。あなたに合った脱毛方法がきっと見つかるはずです。
この記事の目次
脱毛の種類①=光脱毛
脱毛の種類、まず1つ目は光脱毛です。光脱毛は、脱毛サロンやエステサロンで行う脱毛のことです。
光脱毛はフラッシュ脱毛とも呼ばれますが、黒いものに反応して照射される光エネルギーが毛根に届いて、毛根にダメージを与えることで、脱毛を促していきます。
光脱毛のおすすめポイント
光脱毛は次のようなおすすめポイントがあります。
・クリニックでの脱毛よりも費用は安い
・お手入れがほぼいらなくなる
光脱毛で照射される光エネルギーの出力はそれほど高くないので、脱毛の施術はそれほど委託はありません。
また、脱毛にかかる費用は美容クリニックでの脱毛の約半分で済むことが多いですね。さらに、施術が全部終了すれば、ムダ毛処理のお手入れがほとんどいらなくなります。
光脱毛のデメリット
光脱毛のデメリットを確認しておきましょう。
・サロンの予約が取れにくいこともある
・脱毛完了するまでの期間が長い
光脱毛では、ほとんどお手入れがいらなくなるくらい、ムダ毛が生えてこなくなりますが、永久脱毛はできません。あくまで減毛です。そのため、またムダ毛が生えてくる可能性もあるのです。
正しい意味での永久脱毛は、レーザーあるいは絶縁針によってしか実現しません。
ちなみにエステ業界では、90%以上の毛が再び生えてくると言うことを前提としていますが、であればエステによる脱毛はほとんど効果がないと言うことです。
引用:日本医学脱毛学会
光脱毛は永久脱毛ではないことを知っておきましょう。
また、人気のサロンだと希望の日時に予約がなかなか取れないこともあり、施術が延び延びになってしまうこともあります。
さらに、光脱毛は光の照射エネルギーが弱いため、ムダ毛が生えてこなくなるまでには、3年~5年程度はかかることが多いです。
脱毛の種類②=レーザー脱毛
脱毛の種類の2つ目は、レーザー脱毛です。レーザー脱毛は美容クリニックで行われている脱毛の方法ですね。
光脱毛と似たような仕組みで、レーザーを毛根に照射して、毛根にダメージを与えることで脱毛を促しますが、レーザー脱毛に使われる医療用レーザーは出力エネルギーが強いため、脱毛効果が高いのです。
レーザー脱毛のおすすめポイント
レーザー脱毛のおすすめポイントは、次の3つがあります。
・医師がいるクリニックなので、何かあっても安心
・1年程度で脱毛完了
レーザー脱毛は光脱毛よりも、エネルギーが強いので、永久脱毛ができます。しかも、1年程度と短い期間での永久脱毛が可能なのです。
また、レーザー脱毛は医師がいるクリニックで行いますので、万が一皮膚トラブルなどが起こっても、適切な対応をしてもらうことが可能です。
レーザー脱毛のデメリット
レーザー脱毛のデメリットは、何でしょうか?
・費用が高い
レーザー脱毛は永久脱毛ができますが、出力エネルギーが強いので、施術の痛みが強いです。ただ、これは塗るタイプの麻酔薬を使ってもらうことで、痛みを和らげることが可能です。
もう1つのデメリットは費用面ですね。レーザー脱毛で全身脱毛をしようと思ったら、クリニックによっては50万円以上かかることも珍しくありません。
脱毛の種類③=ニードル脱毛
脱毛の種類の3つ目は、ニードル脱毛です。ニードル脱毛は針脱毛や電気脱毛とも呼ばれる脱毛方法で、レーザー脱毛と同じように美容クリニックで行う脱毛になります。
ニードル脱毛は絶縁針を毛穴に刺して、そこに電気を流すことで、毛根を破壊し、脱毛していく方法です。
ニードル脱毛のおすすめポイント
ニードル脱毛のおすすめポイントは、次の2つがあります。
・永久脱毛ができる
・産毛の脱毛も可能
ニードル脱毛は、1本1本針で毛根を破壊していくので、確実に永久脱毛ができます。また、産毛などの細い毛は、先ほど紹介したレーザー脱毛では脱毛できないことがあります。
レーザー脱毛は毛根の黒いメラニン色素に反応して照射されるので、メラニン色素が少ない産毛だと、レーザーが照射されないのです。
でも、ニードル脱毛はメラニン色素は関係なく、医師や看護師が針を毛穴に刺していくので、産毛でも確実に脱毛ができます。
永久脱毛の確実性だけを考えると、このニードル脱毛が一番のおすすめと言えます。
ニードル脱毛のデメリット
ニードル脱毛のデメリットは、次の4つがあります。
・痛みが強い
・施術の時間がかかる
・施術者の技術によって仕上がりに差が出る
・費用が高い
ニードル脱毛は、ハリを毛穴に刺すので、強い痛みが伴います。また、電気を流すので、施術後は1週間程度赤みが残ることがあります。
また、1つ1つの毛穴に針を刺していくので、1回の施術には長い時間がかかります。そして、人の手で1つ1つ針を刺すため、施術者の技術によっては、皮膚を傷つけてシミのような色素沈着を起こしてしまうこともあるんです。
さらに、ニードル脱毛はレーザー脱毛よりも高額で、両脇だけで10万円以上かかることもあります。
脱毛の種類④=家庭用光脱毛器
脱毛の種類、4つ目は家庭用光脱毛器を使っての脱毛です。家庭用光脱毛器は、一番最初にご紹介したエステや脱毛サロンでの光脱毛を自宅で行えるようにしたもので、エステや脱毛サロンでの光脱毛と、仕組みは全く同じになります。
家庭用光脱毛器のおすすめポイント
出典:amazon.co.jp
家庭用光脱毛器のおすすめポイントは、次の3つです。
・サロンに行く手間がない
・サロンよりも安い
家庭用光脱毛器は、自宅にいながらエステと同じ施術ができますので、わざわざエステサロンに通う必要がありませんし、自分で好きな時に施術をすることができます。そのため、予約が取れなくて困るということもないのです。
また、全身脱毛をしたいという場合、脱毛サロンやエステで脱毛するよりも家庭用光脱毛器を1台購入したほうが、ずっと安く済みます。
家庭用光脱毛器のデメリット
家庭用光脱毛器のデメリットは、次の2つです。
・ずっと使えるわけではない
光脱毛のところでも説明した通り、光脱毛では永久脱毛をすることができず、また生えてくることがあります。これは、家庭用光脱毛器でも同じです。永久脱毛はできないのです。
また、家庭用光脱毛器は、ずっと使えるわけではありません。光の照射には限界があります。製品によって違いますが、1万発~10万発程度で使えなくなるんです。
カートリッジを交換すれば、また使えるようになるものもありますが、交換用カートリッジはもちろん有料ですし、交換できないタイプは光を打ち終わってしまったら、もう捨てるしかありません。
脱毛の種類⑤=ワックス脱毛
脱毛の種類、5つ目はワックス脱毛です。ワックス脱毛は脱毛テープやブラジリアンワックスのシートを脱毛したい部位に貼って、毛の流れに逆らって一気にはがすことで、脱毛できる方法です。
自宅でもワックス脱毛をすることができますし、サロンで行うこともできます。
ワックス脱毛のおすすめポイント
出典:amazon.co.jp
ワックス脱毛のおすすめポイントは、次の4つです。
・3週間程度はお手入れがいらない
・産毛の脱毛も可能
・一気に広範囲の脱毛ができる
ワックス脱毛は光脱毛やレーザー脱毛に比べると、安いことが魅力です。自宅でワックス脱毛をする時には、1000~2000円で脱毛することができます。
また、一度脱毛すると3週間程度はムダ毛のお手入れがいりません。
さらに光脱毛やレーザー脱毛では、脱毛が難しい産毛もワックス脱毛なら脱毛が可能です。さらに貼ってはがすだけなので、一気に広範囲の脱毛が短時間で可能なのです。
ワックス脱毛のデメリット
ワックス脱毛のデメリットには、次のようなものがあります。
・皮膚への負担が大きい
・埋没毛ができることがある
・繰り返し脱毛をしていかなくてはいけない
ワックス脱毛は一気に大量のムダ毛を引き抜きますので、痛みが伴います。
また、脱毛ができるほどの粘着力があるテープを皮膚に貼ってはがすので、皮膚への負担が大きく、表皮剥離が起こったり、かぶれたりします。肌の弱い人には、リスクが大きい脱毛方法ですね。
また、ワックス脱毛をすると、次に生えてくる毛が皮膚の中に入ってしまう埋没毛ができてしまうことがあります。埋没毛は毛穴から出てこずに、皮膚の中に伸びて、渦を巻いてしまうのです。
埋没毛ができてしまったら、ピーリングをしながら、毛が外に出てくるのを待つしかありません。
そして、ワックス脱毛は永久脱毛ができるわけではないので、3~4週間おきに、ずっと脱毛をしていかなければいけません。
脱毛の種類⑥=除毛クリーム
脱毛の種類の6つ目は、除毛クリームを使った脱毛です。除毛クリームによる脱毛は、正確には「脱毛」ではなく「除毛」ですが、ここでは脱毛の1つの種類として説明していきますね。
除毛クリームはムダ毛を溶かす化学成分が入ったクリームを皮膚に塗布し、数分待ってから洗い流すだけで、ムダ毛が溶けて、つるつるの肌になれる脱毛方法なんです。
除毛クリームのおすすめポイント
出典:.amazon.co.jp
除毛クリームのおすすめポイントは4つあります。
・痛みがない
・2~3週間はツルツルが続く
・産毛の脱毛もできる
除毛クリームは、光脱毛やレーザー脱毛に比べて安価です。また、ワックス脱毛と比べて痛みが全くないのも嬉しいポイントの1つですね。
また、1回の脱毛で2~3週間はお手入れが必要なく、ツルツルの状態が続きますし、産毛もしっかり脱毛することができます。
除毛クリームのデメリット
除毛クリームのデメリットは、次の2つです。
・ずっとお手入れをしていく必要がある
除毛クリームは化学成分でムダ毛を溶かすことで、脱毛をします。その化学成分は、皮膚に負担をかけることがあり、かぶれやかゆみ、湿疹などを引き起こすことがあります。
ムダ毛を溶かすほどの強い成分なので、皮膚に負担をかけるのは当たり前のことですよね。特に敏感肌の人は気を付けなければいけません。
また、除毛クリームは手軽に自宅で脱毛できるものの、もちろん永久脱毛できるわけではありませんので、ずっとムダ毛のお手入れをしていく必要があります。
脱毛の種類⑦=カミソリでの剃毛
脱毛の種類の7つ目は、カミソリでの剃毛です。「剃毛」と言っているように、これも厳密には脱毛ではありませんが、ここでは脱毛の種類に含めて説明します。
カミソリでの脱毛は、女性なら一度はしたことがあるのではないでしょうか?肌の上にカミソリを滑らせるだけで、簡単に脱毛することができます。
カミソリ脱毛のおすすめポイント
カミソリでの脱毛のおすすめポイントは、次の2つです。
・手軽に脱毛できる
この2つは納得のポイントですよね。安く手軽に脱毛できるのが、カミソリを使うメリットです。
カミソリのデメリット
カミソリで脱毛するデメリットは、次の2つがあります。
・カミソリ負けを起こしやすい
カミソリは毛穴から出ている毛をそるだけですので、ムダ毛が伸びたら、またすぐに生えてきてしまいます。脱毛後に1~2日でまたすぐにチクチクしてきてしまうこともありますよね。
また、皮膚表面を薄く削っているようなものですから、カミソリ負けを起こしたり、外部からの刺激に弱く、かゆみやかぶれが出やすくなってしまうのです。
光脱毛・レーザー脱毛・ニードル脱毛を徹底比較!
ここで最後に、一般的な「脱毛」の3種類である光脱毛、レーザー脱毛、ニードル脱毛の効果、費用、痛み、回数を徹底比較してみましょう。
光脱毛 | レーザー脱毛 | ニードル脱毛 | |
効果 | 永久脱毛できない | 永久脱毛できる | 永久脱毛できる。産毛まで脱毛OK |
費用(全身) | 30万円以下 | 50万円前後 | 50万円以上 |
痛み | 比較的少ない | やや痛みが強い | とても痛い |
回数(期間) | 12~18回(3年前後) |
5~6回(1年~1年半) |
5~6回(1年~1年半) |
費用や回数はあくまで目安で、クリニックや個人によって異なります。これを見ると、レーザー脱毛が現実的で、一番おすすめの脱毛方法と言えるのではないでしょうか?
脱毛の種類と種類別のおすすめポイント・デメリットについてのまとめ
・レーザー脱毛:医療施設で安心の永久脱毛ができる・1年程度で完了。痛みが強く費用が高い
・ニードル脱毛:産毛でも永久脱毛できる。痛みが強く施術の時間が長く費用が高い
・家庭用脱毛器:自分で好きなときにできてサロンよりも安い。永久脱毛ができないずっと使えるわけではない
・ワックス脱毛:安くて3週間程度はお手入れがいらない。産毛も脱毛できて広範囲の脱毛ができる。痛みがあり皮膚への負担が大きい
・除毛クリーム:安くて産毛もできて痛みがなく、2~3週間はツルツル。肌への負担が
大きく継続的にする必要がある
・カミソリ脱毛:安くて手軽に脱毛できる。すぐに生えてくる、カミソリ負けが起こりやすい
脱毛の種類と種類別のおすすめポイントとデメリットを徹底比較しました。いろいろな脱毛方法がありますが、レーザー脱毛が効果・費用・痛みなどを考えると、一番おすすめの方法かもしれません。
ただ、どの脱毛方法が良いかは、人によって異なりますので、あなたに合った脱毛方法を選ぶようにしましょう。