就活のポイントを適切に押さえていないがために就活に失敗する女性も増えています。
今回は就活に失敗しがちな女性の特徴10、改善しておきたいポイント4つ、おすすめのその後の進路3つ、失敗後の末路3パターンを紹介します。
この記事の目次
就活に失敗するのは珍しくない!
人生の転機ともなる大きなイベントの中に、就活というものがあります。
小中高と学校でたくさんのことを学び、実際に社会に出て働くために、就職活動を避けて通ることはできません。
就職活動に成功すれば、内定をもらって会社に就職し、学生生活に完全に終わりを迎えることが出来ます。
そして晴れて社会人デビューとなるのです。
しかし、実際のところ就活を成功させるのは簡単なことではありません。
どんなに強く望んでいても、その希望の会社に就職できるとは限りません。
たくさんの企業に応募して面接を受けているのになかなか内定をもらえないという人も少なくありません。
努力が100%報われない就活は、失敗に終わることも数知れません。
では、就活に失敗したら人生そのものが終わってしまうことになるのでしょうか?
そうではありません!
確かに新卒として新たな会社に新入社員として入ることはできなくなりますが、その後の人生は自分がどう動くかによって大きく異なります。
就職に失敗してもまだできることはたくさんあるのです。
就活に失敗する女性の特徴10!
就活に失敗してしまう人は、どんなにたくさんの企業に応募しても内定をもらうことが出来ません。
だんだんとやる気を失い、次第にアピールできることもアピールできなくなっていってしまうことでしょう。
もしかするとこれまでの面接会場の中で、あの人は内定をもらえないだろうな、と陰ながら思ったことがあるかもしれません。
そのように面接官から見ても会社に入れたくない人の特徴というものがあります。
ここでは就活に失敗してしまう女性の特徴を10ご紹介します。
①自分をアピールできない
一つ目の特徴は自分の良いところうまくアピールできない、というものです。
自分をアピールできないと他の就活生に埋もれてしまうことになります。
就活はあなた1人がしているものではありません。
同じ時期に卒業し就職しようと思っている学生はたくさんいるのです。
自分のアピールポイントをうまく話せずにいると、面接で落ちてしまうことでしょう。
相手の印象に残ることが出来ず、就活に失敗してしまうのです。
②忍耐力がない
就活に失敗してしまう女性の特徴の一つは、忍耐力がない、というものです。
就活はある意味戦場です。
数少ない良い企業に多くの学生が応募します。
その中で面接官は自分の会社に必要な人材を求めていきます。
ですから、最後まであきらめない忍耐力が必要になってきます。
就活自体が大変なことですが、実際に入社してからも忍耐力がないと転職ばかりしてしまうことになります。
心が強い人かどうかは、就活の場で見極められる一つのポイントとなります。
③あきらめやすい
あきらめやすい人は、就活に失敗しやすいといわれています。
先ほど述べたように忍耐力がないということはあきらめやすい、ということになりますね。
あきらめてしまうと、そこまでしか成長できませんが、挫折しなければとことん上を目指して就活も続けることが出来るはずです。
就活はいつも自分の思い通りに進むと限りません。
ですから、あきらめない強い心がどうしても必要です。
あきらめてしまうのではなく、自分に今できることをずっと見つけ出して行動する必要があります。
④人の意見に流されやすい
人の意見に流されやすい人は、就活の場でうまく自分をアピールすることが出来ず、面接で落とされてしまう可能性が強まります。
自分で考える、ということをしない人は、たとえ入社できたとしても、その後の仕事でうまくいかずつまづいてしまうことでしょう。
自分がやりたいこと、自分の意見を持っていないと、結局自分のしたいことが分からなくなって、一人で迷うことになります。
意見にも一貫性が見られなくなり、信用を失う結果にもなりかねません。
⑤自信がない
自信がない人は暗く見えます。
就活の場においても損をすること間違いなしです。
消極的で、なんでもネガティブに考えてしまう人に面接官が魅力を感じるでしょうか?
虚勢であったとしても自分に自信を持って、積極的にアピールすることが求められます。
特に就職活動の面接においては、自分に自信を持っているかどうかは話し方や話す内容によってすぐにわかってしまいます。
やる気のなさをうかがわせてしまうような話し方をしないように、就活前から自分に自信を持てるようにしましょう。
⑥行動力がない
行動力がない人も就活に失敗しやすいといえます。
行動しなければ、就活も始まりません。
自分の気になる職業についてよく調査し、それに合った会社を見つけ出して、その会社の求めている人物像になれるように努力しなければなりません。
また、行動が遅ければ、それだけ就活に成功する確率もどんどん落ちていくことでしょう。
就活においてはどれだけ積極的に自ら動けるかどうかが試される、人生の中の一大イベントと言えるでしょう。
⑦やる気がない
就活においてはやる気があるかどうかが非常に重要です。
やる気がなければ、やらなければならないことが全然前に進まず、就活に失敗してしまうことでしょう。
例えエントリーしたとしてもその後の動きが鈍ければ、この人はやる気がないのだ、と直ぐに見破られてしまいます。
やる気がない人は実際、どの企業においても受け入れてもらえません。
また、しぐさや表情にもマイナスな気分がすぐに表れるものです。
実際はやる気がないとしても、このときばかりはやる気を絞り出しましょう!
⑧ネガティブ
ネガティブな思考は連鎖するものです。
ですから、ネガティブな気持ちで就活に臨むなら、相手もあなたにネガティブな印象を持ち、就活に失敗してしまうことでしょう。
結果ばかり注目しているとどんどんネガティブな気持ちに飲み込まれてしまうことでしょう。
企業側からも魅力的な人に見てもらうために、ネガティブな気持ちは捨てるようにしましょう。
一緒に働きたい、と思わせるような、積極的な表情をアピールできるように、練習しておくと良いでしょう。
失敗は成功の元です。
失敗も大切な経験ととらえて、どんなにネガティブな事実も積極的な思いに変えていきましょう。
⑨コミュ障
そもそもコミュニケーション能力のない人は、就活において非常に不利です。
どんなときでも相手とコミュニケーションをとることが求められます。
コミュ障な人は自分の良いところをまともにアピールすることが出来ず、面接が終わってしまうでしょう。
コミュ障なのかどうかは、面接時にすぐ面接官に伝わってしまいます。
そういう人は相手のある職業の場合特に、致命的なミスを発生させそうで危ない人だ、という印象を与えてしまうでしょう。
⑩準備不足
就活は、ただ企業に応募して面接を受ければよい、というものではありません。
就活のためには念入りな準備が必要なのを知っている人はどれほどいるでしょうか。
事前にしっかり準備をしていればしているほど、自信を持ってアピールすることが出来るようになります。
自己アピールすることを全く考えずに面接に臨んで、しっかり応えられる人が果たしているでしょうか。
準備不足の人が、完璧な好印象を面接官に与えられる可能性はどれくらいでしょうか?
心の余裕を持たせるためにも準備は必要です。
就活前に改善しておきたいポイント4つ!
就活において失敗する人は、必ず共通点があります。
先ほど失敗する女性の特徴を10ほど上げてきましたが、確かにそれなら、受からなくてもしょうがない、と共感された方がほとんどだったでしょう。
では、就活に失敗しない為にこれだけは気を付けなければいけない!という点についてご紹介しておきたいと思います。
次の4つの特徴のいずれかが自分に当てはまっていると思うのなら、面接前に少しでも改善させておけるように努力しましょう。
①社会不適合者は拒絶される
まず、社会不適合者は採用されにくく、就活に失敗しやすいといわれます。
なぜなら、コミュニケーションがうまく取れず、周りの人と良い関係を築いていくのが困難だからです。
自分の独特な世界観が強すぎて、それを相手に押し付けたりする人は要注意です。
また、ストレスに弱かったり、人付き合いをしたくない人などの社会対応力が低い人、魔法が使える、前世の記憶があるなど、変わったアピールもNGです。
周りの人に後々嫌な思いをさせてしまう可能性が強く、会社も避けたがります。
②自分を偽るのが苦手な人
正直さは確かに非常に重要な点ですが、就活の場は騙しあいと言われるほど、正直すぎると就活がうまくいかないかもしれません。
ウソをつけ、と言っているわけではありません。
あまりにも詳しく自分の経歴を述べて、それを企業の求めている人物像とこじつけるような人は、失敗しやすいでしょう。
確かに、自分を偽るのは少し嫌な気持ちになるかもしれませんが、必要ではない情報まで正直に伝えて損になるようなことは避けましょう。
話のつじつまを合わせられる事実を、頭の中から引っ張り出しましょう。
学歴やスキルが特殊でその点のアピールできる点が多ければ、カバーできるかもしれません。
けれど、そうでない人は上手な騙し合いが出来るコミュニケーション能力を身に付けましょう。
③あがり症
緊張してしまってうまく話せなくなる上がり症の人は、就活において非常に不利です。
普段の会話では知的で論理的な話が出来るのに、緊張すると自分の考えがうまく伝えられなくなるのです。
あがり症の人は、面接でうまく良い印象を与えることは、ほぼ無理と言ってもいいでしょう。
ですから、就活に成功できる可能性も低くなるわけです。
ただ、時間をかけてその人の本質を見ていってくれる良心的な企業に出会えると、採用の可能性も高まります。
④身の程知らずは失敗しやすい
大手企業に就職したいという気持ちは大切ですが、身の程知らずな就活ばかり行っていると、いつまでたっても内定がもらえないことになります。
就活において学歴やスキルは非常に重要です。
学歴が高ければ高いほど、優秀であると判断してもらえるのです。
学生を評価する基準は、スキルと学歴くらいしかないからです。
ですから、あまりにも大きな企業に、学歴や実績がない人が飛び込んでも失敗するのはしょうがないことです。
就活に失敗した女性のその後におすすめの選択肢3つ!
就活に失敗してしまったときは、これからの人生どうやっていけばよいのでしょうか?
新卒で入社できなかったとしても、まだできることは残っています。
ここでは3つの選択肢についてご紹介します。
①既卒枠で就活を続ける
新卒入社はできなかったとしても、既卒性として就活を続けることはできます。
新卒ではないにしても、就活をあきらめずに続けておけば、それほど時間を空けずに入社することが出来るかもしれません。
学生から社会人になるまでの期間が短ければ短いほど、内定は決まりやすくなるでしょう。
新卒入社が果たせなかったというネガティブな印象はどうしても与えてはしまいますが、できる限りその印象が長引かないうちに入社できるように、迅速に行動しましょう。
②ハローワークに相談に行く
ハローワークでは就職に成功するために必要な、資格取得やそのための講座情報などを提供してくれるところでもあります。
ハローワークを有効活用して、既卒枠での就活を続けながら、自分のアピールポイントを増やしていくことが出来ます。
また、ハローワークならではの就職支援について見つめなおしてみましょう。
自分の視野を広げて、今まで考えもしなかった分野での職業にも興味がわいてくるかもしれませんよ。
③専門学校に通う
就活をいったん中止して、学生に戻るという選択肢もあります。
履歴書にも堂々と学生としての経歴を記すことが出来ます。
学生から専門学生になるというのは立派な進学ですから、資格やアピールポイントを増やすことが出来るでしょう。
就活に失敗したからひとまず進学、ではなくはっきりとした目的を持って専門学校を選ぶようにしましょう。
なぜなら、専門学校から就職するにはさらに業種が限定されてしまう可能性もあるからです。
就職に失敗した女性の末路3パターン!
就職に失敗したら、自分の末路はどうなるの?と不安になっている方がいるかもしれません。
しかし、正社員として内定がもらえなかったからといって人生が終わるわけではありません。
働き方は様々です。
①フリーター・派遣社員・契約社員
就職できなかった場合は、フリーターや派遣社員、契約社員になることが出来ます。
そこから正社員に雇用形態変更を狙うことだって可能です。
時間がかかるかもしれませんが立派な働き方です。
②資格試験
資格を取得するために、弁護士や公認会計士などの資格試験にチャレンジしていくという方法もあります。
仮に合格しても就職できないという場合も考えられますが、自分のレベルを上げることはできます。
③ニート
一番予想されやすい末路が、ニートです。
いわゆる人生をあきらめた引きこもり生活です。
しかし、一度ニートになってからの就職は非常に困難ですし、いつまでも親のお金に頼るわけにはいきません。
就活で傷ついた心を癒す時間も確かに必要ですが、ネットでもできる自分探しや将来の夢探しをぜひ続けて、ニートはできるだけ避けたほうが無難です。
就活失敗女性の特徴についてのまとめ
「自分をアピールできない」「忍耐力がなく、あきらめやすい」「人の意見に流されやすい」「自信がなく、行動力がない」「やる気がない」「ネガティブ思考やコミュ障になっている」「準備不足」
・就活前に改善しておきたいポイント
「社会不適合者は拒絶される」「自分を偽るのが苦手な人は克服しておく」「あがり症を克服する」「身の程知らずな就活はしない」
・就活に失敗した時の選択肢
「既卒枠で就活を続ける」「ハローワークへ相談に行く」「専門学校に通って資格やアピールポイントを増やす」
・就活に失敗した女性の末路
「フリーターや派遣と契約社員になる」「資格試験を受ける」「ニートになる」
新卒入社が出来ず、就活に失敗してしまってもまだできることはたくさん残っています。
人生をあきらめるにはまだ早すぎます。
自分が就活に失敗した原因を突き止めて、できるだけ早く会社に就職できるように行動しましょう。