ヒップが大きいことに悩んでいる女性は多いと思います。小さく引き締まっているヒップに憧れる女性は多いですよね。
ヒップにコンプレックスを持っている人は、まずはあなたのヒップサイズを正しく知っておきましょう。それが、理想のヒップを手に入れるための第一歩です。
ヒップの正しい測り方や測定位置、平均サイズ、理想のヒップサイズなどをまとめました。
この記事の目次
みんなヒップにコンプレックスを持っている?
「私、自分のヒップに自信があるよ!」とか「私、自分のヒップが好き!」という人は少ないと思います。ヒップラインは、コンプレックスを持ちやすい部位なんですよね。
大きすぎると、太って見えてしまいますし、タイトなパンツやスカートが似合いません。でも、逆に小さすぎると、女性らしいボディラインにならないので、悩んでしまうこともあるんです。
大きすぎてもダメだし、小さすぎてもダメ。だから、ヒップはコンプレックスを持ちやすい部位なんです。
理想的なヒップを手に入れるには、並々ならぬ努力が必要です。そして、理想的なヒップを手に入れるための第一歩は、まずは自分のヒップを知ることが大切なんです。
だから、ヒップにコンプレックスを持っている人は、あなたのヒップから目をそらさずに、まずはきちんとヒップのサイズを測る必要があるのです。
ヒップの測り方や測定位置
理想のヒップを手に入れるためには、まずはヒップのサイズを知る必要があります。あなたは自分のヒップのサイズを正確に知っていますか?また、正しく測ることができますか?
ヒップの測り方や測定位置などをきちんと知っておきましょう。
ヒップの測定位置
まずはヒップを測る位置から確認していきましょう。ヒップを測る時には、どの位置で測るかでサイズは大きく変わってきますよね。
ヒップを測る位置は、お尻のふくらみが一番高い部位です。つまり、一番サイズが大きい位置ですね。
鏡の前に横向きに立ってみると、あなたのお尻のふくらみが一番高い位置がわかると思います。
ただ、骨盤などの骨格によっては、太ももが張っている人もいますよね。太ももが張っていて、お尻のふくらみが一番高い部位よりも、太ももが張っている部位の方がサイズが大きいという場合は、そちらも測定しておきましょう。洋服や下着などを選ぶ時の参考になります。
ヒップを測る時に必要なもの
ヒップを正しく測定するためには、次の2つを用意しておくと良いでしょう。
・全身が写る鏡
・メジャー
ヒップを正しく測るためには、この2つは必要になります。メジャーは100円均一のお店で売っていますので、1つ買っておくと良いと思います。
ヒップの正しい測り方
出典:nissen.co.jp
ヒップの正しい測り方の手順を説明します。
<ヒップの正しい測り方>
1.素肌に近い状態になる(できればパンツもなし!)
2.鏡の前で横を向いて、お尻の測定位置(お尻のふくらみが高い部分)を確認する
3.脚を閉じて、背筋を伸ばして立つ
4.測定位置にメジャーを床と平行になるように巻きつける
5.メジャーはきつすぎず、緩すぎず、肌にフィットさせる
6.メジャーの目盛りを読む
この手順で、ヒップを正しく測ることができます。ヒップの測り方で気を付けるべきことは、できるだけ素肌の上から測ることです。パンツやスカートの上から測ると、正しく測ることができません。
下着1枚の状態で測るか、できればパンツなしの裸の状態で測ると、正しくヒップを測ることができます。
また、脚は閉じた状態で測りましょう。脚を開いて立った状態で測ると、誤差が出てしまいます。そして、鏡を見ながら、メジャーが床に対して水平になっているかも確認して下さい。
メジャーが斜めになっていると、実際よりもヒップサイズが大きくなってしまいます。
慣れないうちは、自分1人でヒップを計測するのは難しいと思うので、家族の誰かに手伝ってもらうと確実だと思います。
お尻ダイエットをするなら、同じ条件で測りましょう!
自分のヒップサイズを知るだけでなく、お尻のダイエットをして継続的にヒップのサイズを測っていきたいと思っている人は、ヒップを測る時には常に同じ条件で測るようにしましょう。
むくんでいるお尻とむくみがないスッキリした状態のお尻では、サイズに差が出てしまいます。
だから、お尻ダイエットをするなら、同じ条件で測るようにしましょう。朝起きた時が、1日の中で一番ベストの状態で、同じ条件で測れることが多いのでおすすめです。
ヒップの平均サイズはどのくらい?
ヒップの正しい測り方や測定位置について説明してきましたが、みんなのヒップのサイズはどのくらいなのでしょうか?日本人女性の平均のヒップサイズを調べてみました。
20代女性の平均は88.2cm、30代女性の平均は89.1cm、40代女性の平均は90.4cmとなっています。これを見ると、日本人女性の平均のヒップサイズは約90cmと言えるのではないでしょうか。
理想のヒップはバランスも大切!
ヒップの測り方や日本人女性の平均のヒップサイズをご紹介してきました。あなた自身のヒップサイズを知って、「ダイエットしなくちゃ!」と思った人も多いのではないでしょうか?
お尻のダイエットをするのは良いのですが、何も考えず、ただダイエットをしても、理想のヒップを手に入れることができるわけではありません。
理想のヒップを手に入れるためのポイントを確認しておきましょう。
理想のヒップは小さければ良いわけではない!
理想のヒップ。あなたはどんなヒップが理想ですか?「小さくて引き締まったヒップ!」と答える女性は多いかもしれません。
確かに、小さくキュッと引き締まった小尻は良いですよね。でも、1つ注意しなければいけないのは、小さければ良いというわけではないことです。
小さすぎるヒップは、平べったいですし、丸みを帯びていません。そのため、女性らしさがなくなりますし、ウエストとのサイズ差がなくなるので、寸胴に見えてしまうのです。
だから、ヒップは小さくすれば良いというわけではないのです。
理想のヒップのサイズ
では、理想のヒップサイズはどのくらいなのでしょうか?理想のヒップは、身長で決まってきます。だから、先ほど紹介したヒップの平均はあくまで目安であって、平均よりも小さければ良い、平均よりも大きいとダメというわけではありません。
これが、理想のヒップサイズになります。では、身長別の理想のヒップサイズを見ていきましょう。
・身長150cm=81cm
・身長155cm=83.7cm
・身長160cm=86.4cm
・身長165cm=89.1cm
・身長170cm=91.8cm
・身長175cm=94.5cm
この身長別の理想のヒップサイズを見るとわかると思いますが、身長によって理想のヒップには大きな差が出るんです。
だから、理想のヒップを目指すのであれば、ただ単にヒップ〇〇cmという数字だけを見るのではなく、身長との兼ね合い、バランスを考える必要があるんですね。
スリーサイズのバランスも重要!
理想のヒップを目指すなら、スリーサイズのバランスも考慮しましょう。バストとウエスト、ヒップのバランスですね。ヒップだけが理想のサイズになったとしても、ウエストが太くて寸胴だったら、理想的なスタイルとは言えません。
スリーサイズの理想的なバランスは、以下の数字が黄金比と言われています。
これはおおよその値です。もし、あなたの身長が160cm前後なら、理想のヒップサイズは86.4cmということですから、バスト85~86cm、ウエスト60cm、ヒップ85~86cmが理想的なバランスということになります。
このスリーサイズの理想のバランスを見て気づいた人も多い思いますが、この理想のバランスはとんでもなくハードルが高いです。
ただ、この条件を満たせば、男性からはもちろん、女性から見ても「理想的なスタイル!」と思われるようなプロポーションを手に入れることができるんです。
お尻の形も意識して!
ここまで理想のヒップのサイズについて説明してきましたが、「理想のヒップ」を語る上で欠かせないものがあります。それは形です!
いくらヒップのサイズが理想的であっても、形が悪ければ魅力は半減してしまいます。サイズは理想的でも、たるんでいて、平らなヒップは可愛くないですよね。
理想的なヒップは丸みを帯びていて、引き締まっていなければいけないんです!だから、理想のヒップを目指すなら、大臀筋を鍛えて丸くて引き締まったお尻を作るようにしましょうね。
ヒップの正しい測り方・測定位置・平均サイズと理想サイズのまとめ
・ヒップを測るには、全身が写る鏡とメジャーを用意する
・ヒップの測り方のコツは、メジャーが床に対して平行になっているかをチェック
・お尻ダイエットをするなら、毎朝起きた時に測定する
・日本女性のヒップの平均サイズは、90cm
・理想のヒップのサイズは、身長×0.54
・スリーサイズのバランスは、バスト1:ウエスト0.7:ヒップ1の割合
・理想的なヒップは、丸みを帯びていて引き締まっている状態
ヒップの正しい測り方や測定位置、平均のヒップサイズ、理想のヒップサイズについてまとめましたが、いかがでしたか?
ヒップにコンプレックスを持つ女性は多いと思います。コンプレックスを解消して理想のヒップを手に入れるためにも、まずはヒップの正しい測り方をマスターしておきましょう!