あなたは、自分自身の頭のサイズをきちんと把握していますか?頭のサイズがどのくらいなのかをきちんと知っている人は、意外と少ないのではないでしょうか?
頭のサイズを知っておくと、帽子選びに役立つんです。頭のサイズの測り方や平均サイズ、某牛の選び方などをまとめました。
自分自身の体のことを詳しく知るためにも、頭のサイズを測っておくことは大切なんですよ!
頭のサイズが大きいことの悩み…
頭のサイズが大きいことに悩んでいる人は多いと思います。頭が小さい人を見ると、とても羨ましく感じてしまいますよね。
頭のサイズが大きいことで、どんな悩みが出てくるのかをまとめました。「頭が大きい人あるある」だと思います。
顔が大きく見えてしまう
頭のサイズが大きいことの悩み、1つ目は顔が大きく見えることですよね。頭のサイズ=顔のサイズというわけではありません。そのため、頭が大きいから顔も必ず大きいというわけではないのです。
でも、基本的に頭が大きい人は顔も大きいんです。そして、頭が大きいと、自然に顔も大きく見えるものなんです。
戦後すぐの時代ならともかく、現代では美人&イケメンの条件は小顔であることです。
顔が小さければ、それだけで美人&イケメンともてはやされ、顔が大きければ、どんなに顔が整っていようとも、「美人(イケメン)だけど、でも顔が大きいんだよね~」と言われてしまうのです。
頭が大きいとそれだけで顔が大きく見える。そうすると、美人度(イケメン度)が3割減になってしまいます。
帽子のサイズが合わない
頭のサイズが大きいと、帽子のサイズが合わないという悩みが出てきます。ショッピングをしていて、「あ!この帽子、かわいい!」と思って被ってみると、キツキツで頭が締め付けられてしまいます。
しかも、キツキツなので、帽子をかぶって鏡を見ると、「あれ?イメージと違う」となってしまうんです。
これは、頭が小さい人もサイズが合わなくて、帽子がぶかぶかになってしまうという悩みがあるかもしれませんが、何となくブカブカよりも、キツキツの方が恥ずかしいですよね。
スタイルが悪く見える
頭が大きいことの悩み、最後はスタイルが悪く見えることです。頭が大きいと、全身を見た時に頭ばかり目立ってしまって、スタイルが悪く見えてしまいます。
頭のサイズの測り方
では、実際に頭のサイズを測ってみましょう。頭のサイズの測り方を詳しく説明していきます。
頭のサイズの基本は頭囲
頭のサイズの測り方、まずは頭囲の測り方からです。頭のサイズを測ると言えば、頭囲を測るのが一般的ですね。
頭囲とは頭の周りをグルっと測った長さのことですね。
頭囲は眉間と後頭部を結んだところです。眉間は漢字からもわかるように、ちょうど眉毛の間のことですね。
頭囲を測るためには、メジャーと鏡を用意しましょう。
<頭囲の測り方>
1.正面を向いて鏡の前に立つ
2.メジャーの0cmの部分を眉間に当てて、指で押さえる
3.ぐるっとメジャーを後頭部を通りながら一周させて、眉間の部分でメジャーを重ねる
4.横を向いてメジャーが水平になっているか、斜めになっていないかを確認する
5.メジャーの目盛りを読む
これで頭囲を正しく測ることができます。後頭部を通る位置は、眉間とほぼ同じ高さの部位ですので、頭に巻いたメジャーが斜めになっていないかどうかを鏡で確認して下さい。斜めにメジャーを巻いてしまうと、正しく頭のサイズを測ることができません。
自分1人ではうまく測れないという場合は、誰かに手伝ってもらうと簡単に頭囲を測ることができます。
もし、あなたが髪の毛の量が多かったり、髪の毛がとても硬くて、測るのに髪の毛が邪魔になってしまうという場合は、水泳のキャップをかぶってから測るようにすると、簡単に正確に測ることができると思います。
頭囲を測る時には、ギューッと絞めつけ過ぎてはいけませんが、髪の毛にメジャーをふんわり乗せるだけでもいけません。肌にきちんとフィットするようにしてメジャーを巻くようにしましょう。
頭のサイズには頭長や頭幅もある
頭のサイズの基本は頭囲ですが、実は頭長や頭幅もあります。これは、日常生活内ではほとんど使うことはないサイズかもしれませんが、念のためにご紹介しておきますね。
まずは、頭長からです。頭長とは眉間から後頭点(後頭部で眉間から最も離れている場所)を結んだ直線距離のことです。
この頭長は直線距離ですので、メジャーを眉間から後頭点に当てて測ることはできません。正確に測るためには、滑動計という専用の定規が必要になります。
ただ、頭長を測るために、わざわざ滑動計を購入するのはもったいないので、メジャーや定規を使って、直線距離を測るようにして下さい。
次に、頭幅です。頭幅は頭の横幅のことですね。この頭幅は顔の大きさを測る時にも用いられる指標ですね。
頭幅は耳の上の最も横幅が広い部位で測ります。計測する点は左右で水平になっていなければいけません。
これも「直線距離」で測りますので、メジャーをおでこや後頭部に沿わせて測るのはNGです。できれば滑動計、なければ定規やピンと張ったメジャーを使って測るようにしましょう。
同じ頭のサイズ(頭囲)でも、頭長と頭幅は欧米人と日本人では異なります。欧米人の骨格は日本人に比べて頭長が長いですね。それに対して日本人は、欧米人に比べて頭幅が長いという特徴があります。
同じ頭のサイズでも欧米人は頭長が長いので、奥行きがある骨格をしていて、日本人は平べったい横に広い骨格をしているんです。
頭のサイズの平均は?
次は頭のサイズの平均をご紹介します。頭の平均サイズのデータは、国立研究開発法人産業技術総合研究所の「AIST頭部寸法データベース2001」から引用しています。
頭囲の平均サイズ
まずは、基本的な頭のサイズである頭囲の平均サイズからご紹介しますね。男性の頭囲の平均サイズは、以下のようになっています。
・男性(18~34歳)=57.5cm
・男性(60~84歳)=57.1cm
次は女性の頭囲の平均サイズです。
・女性(18~34歳)=55.1cm
・女性(60~84歳)=54.6cm
頭囲は男性と女性では約2.5cmの差がありますが、年齢による差はほとんどありませんね。あなたの頭のサイズは、平均よりも大きかったでしょうか?
頭長の平均サイズ
次は、頭長の平均サイズをご紹介します。男性の頭長の平均サイズは、次の通りです。
・男性(18~34歳)=18.9cm
・男性(60~84歳)=18.8cm
続いて、女性の頭長の平均サイズです。
・女性(18~34歳)=17.8cm
・女性(60~84歳)=17.9cm
頭長も年齢による差はほとんどありませんね。男女の平均サイズの差は約1cmとなっています。
頭幅の平均サイズ
最後に、頭幅の平均サイズをご紹介します。男性の頭幅の平均サイズはどのくらいでしょうか?
・男性(18~34歳)=16.0cm
・男性(60~84歳)=15.8cm
次は、女性の頭幅の平均サイズをご紹介します。
・女性(18~34歳)=15.3cm
・女性(60~84歳)=15.2cm
これが女性の頭幅の平均サイズですね。頭囲・頭長・頭幅のサイズを見てわかる通り、日本人は年齢による頭の平均サイズの違いはほとんどありません。また、男性は女性に比べると、頭が一回り大きいことがわかります。
頭のサイズで帽子を選ぼう!
最後に、頭のサイズを測ったら、帽子選びに役立てましょう。頭のサイズがわかると、どのくらいのサイズの帽子を選べば良いかがわかります。
帽子のサイズの目安
帽子を選ぶ時には、しっかりサイズを見るようにしましょう。フリーサイズのものはメンズで58cm前後、レディースで57cm前後になります。
・SSサイズ=53cm
・Sサイズ54~55cm
・Mサイズ=56~57cm
・Lサイズ=58~59cm
・LLサイズ=60~61cm
・2Lサイズ=62cm
帽子のサイズを選ぶ時には、実際の頭囲+1cmを目安に選ぶと良いでしょう。実寸の頭囲が55cmの人はSサイズではなく、Mサイズの帽子を選ぶようにしましょう。
帽子のサイズは実寸+1cmが基本ですが、余裕を持ってゆるめに被りたい人は実寸の頭囲+2cmでも良いと思います。
帽子選びのポイント
頭のサイズが小さい人は基本的にどんな帽子でも似合いますが、サイズが合わないことが悩みだと思います。そういう時には、サイズテープで小さくするとピッタリ被ることができるはずです。
サイズテープとはこちらのことですね。このテープを帽子の内側に貼ることで、ワンサイズ小さくすることができるんです。
次は、頭のサイズが大きい人です。頭のサイズが大きい人は、なかなか似合う帽子がなくて困っている人も多いと思います。頭が大きな人が帽子を選ぶ時には、まずはサイズが合ったものを選びましょう。
無理をして小さなサイズの帽子をかぶると、パツパツになって頭の大きさが強調されます。また、デザインはツバがあるハットやツバに角度が付いているもの、ハンチング帽などは、小顔効果があるのでおすすめです。
出典:takablog.net
北川景子さんは頭が小さいですし、ハンチング帽の女性モデルも頭が小さいのであまり参考にならないかもしれません。頭が大きい女性芸能人ってあまりいないんですよね。
男性だとケンドーコバヤシさんあたりが参考になると思います。
ケンドーコバヤシさんは頭が大きいですが、ハットもハンチング帽もよくかぶっていて、しかもとても似合っていますよね。
男女の違いはありますが、女性でも参考になる部分はあると思います。
頭のサイズの測り方・平均・帽子選びについてのまとめ
・頭のサイズの測り方「頭囲を測る」
・頭のサイズの平均
「男性:55.5~57.1cm」「女性:55.1cm~54.6cm」
・頭のサイズで帽子を選ぶと良い
頭のサイズの測り方と平均サイズ、頭のサイズによる帽子の選び方などをまとめました。頭のサイズが大きいことに悩んでいる人は、まずは自分のサイズをしっかり測ってみましょう。
正しく測れば、意外とそこまで大きくなかったということもありますし、サイズを把握することで、帽子選びなどの役に立ちます。
サイズが合っていて、頭が大きくても似合うデザインの帽子をかぶれば、頭の大きさはそこまで目立たなくなるはずですよ!