あなたの周りにクチャラーはいませんか?せっかくレストランで美味しいものを食べていても、隣にクチャラーが来るだけで、食事が台無しだし、殺意が湧きますよね。
クチャラーの原因や治し方、自覚がない人へ注意する時のポイントをまとめました。
この記事の目次
クチャラーとは?
クチャラーとは、食事をする時に、クチャクチャと音をたてながら食べる人のことです。食事の時には、マナーとしてできるだけ音を立てないように食べるのが基本です。
でも、時々、クチャクチャととを立てて、食事をしている人がいますよね。これがクチャラーです。食事の時に、口の中で食べ物を噛む時のクチャクチャする音を専門的には咀嚼音と言います。
この咀嚼音が大きい人がクチャラーというわけですね。クチャラーはマナー違反ですし、周囲の人を不快にさせ、食事をまずくしてしまう存在なのです。
しかも、クチャラーは自分がクチャラーであると自覚していないことがほとんどです。自分がクチャラーであると気づいていないため、治そうとしないし、クチャクチャ音を立てているので、質が悪いのです。
クチャラーに殺意が湧く人続出中!!!
ハッキリ言って、クチャラーとは一緒に食事をしたくないですよね。クチャラーと一緒に食事をすると、食事が楽しくないですし、食欲が失せます。殺意が湧くことすらありますよね。
レストランで、隣の席にクチャラーが来ただけでも、もううんざりです。しかも、隣の人がクチャラーだと気づいた瞬間から、クチャラーの音ばかりが気になってしまうんです。そして、どんどん不快になっていきます。
食べ終わっていないけれど、隣のクチャラーが嫌だから、早くお店を出ようかななんて考えることもあります。
みんなクチャラーにどんな思いを持っているのかを見てみましょう。
また隣がクチャラー
— Blackberry教徒ぶっちゃ (@buccha9018) November 16, 2017
クチャラーはテロリストと同じだ
— そーた (@Souta_Sato) November 16, 2017
バス待ってんだけど近くでパン食ってるおっさんがクチャラーでキレそう
— りんね (@39_cell) November 16, 2017
近くで食べてる人クチャラーでキモすぎる退席しようかな
— そいめ (@meitaso_) November 16, 2017
これらのツイッターのクチャラーへの気持ちはほんの一部です。みんなクチャラーに殺意を抱いたり、怒り心頭だったりするんです。でも、その気持ち、わかりますよね。
美味しい食事を楽しく食べたいのに、クチャラー1人の登場で、その食事はすべて台無しになってしまうのですから。
クチャラーの3つの原因
クチャラーの原因は、ずばり口を開けて食べていることです。口を開けながら、食べ物を噛んでいるため、クチャクチャと噛む音が外に漏れてしまうのです。
では、クチャラーはなぜ口を開けて食べてしまうのか、その原因を3つご紹介します。
口呼吸
クチャラーの原因の1つ目は、口呼吸であることです。基本的に、人間は鼻呼吸をしますが、時々口呼吸が癖になっている人がいますよね。
もともと口呼吸の癖がある人もいますが、鼻炎や副鼻腔炎で、いつも鼻が詰まっている人も、口呼吸になっています。
いつも口呼吸をしている人は、食事をしている時も口呼吸をすることになります。口を閉じて物を噛んでいると、噛んでいる間は呼吸ができなくなるので、口を開けながら咀嚼するのです。
だから、口呼吸の人はクチャラーになってしまうんですね。
幼いころからの習慣
クチャラーの原因の2つ目は、幼いころからの習慣です。一般的には、「食事の時には、口を閉じて食べなさい!」としつけられるものです。それが、食事のマナーですから。
でも、親の方針などで、食事は自由に食べるのが良いから、口を開いて食べても注意されずに育った人がいます。
そういう人は、口を開けて食べるのが悪いことと思わないですし、ずっとそのように食べてきたので、自然にクチャラーになってしまうのです。
親がクチャラーだと、子どもも自然にクチャラーになってしまうことが多いですね。
歯並びが悪い
クチャラーになる原因の3つ目は、歯並びが悪いことです。歯並びが悪いと、口が閉じにくくなることがあります。歯並びが良い人にはわからないことだと思いますが、出っ歯になっていたり、受け口気味の人は、口が閉じにくいのです。
何もしなくても口が閉じにくいのに、ものを食べている場合は、さらに口を閉じるのが難しくなります。そのため、口を開けて食べざるを得なくなり、クチャラーになってしまうのです。
クチャラーは世の中の人から、嫌悪感を抱かれてしまいますが、クチャラーの中には好き好んでクチャラーになっているわけではなく、口が閉じないから、仕方なくクチャラーになってしまうという人もいるのです。
クチャラーの5つの治し方
クチャラーを治すためには、どうしたら良いのでしょうか?家族にクチャラーがいた。大好きな彼氏が、まさかのクチャラーだったという場合、何とか治したいと思いますよね。
また、自分がクチャラーであると指摘されたから、何としてでも治したいと思っている人もいると思います。
クチャラーの治し方を5つまとめました。クチャラーは治すことができます。
まずは自覚させる
クチャラーの治し方、まずはクチャラーにクチャラーであることを自覚させましょう。クチャラーのほとんどは、自分がクチャラーであると自覚していません。無自覚です。
クチャラーの話題を振った時には、「クチャラーって嫌だよね~。クチャラーと一緒に食事をするなんて無理~。」と自分がクチャラーの癖に、クチャラーの悪口を言い出す人すらいます。
だから、まずはクチャラーであることを自覚させましょう。クチャラーであることを自覚させることができたら、半分以上は治ったようなものです。
鼻呼吸を習慣づける
クチャラーの治し方、2つ目は鼻呼吸を習慣づけることです。口呼吸をしている人は、たいていクチャラーになります。だから、鼻呼吸を意識させて、口呼吸を治しましょう。
口呼吸を治すためには、まずはいつも鼻呼吸を意識しておくことが大切です。最初は呼吸しにくくて大変だと思いますが、それを続けることで、自然に口呼吸を治して、鼻呼吸をすることができます。
また、あいうべ体操も効果があります。口を大きく開けながら「あ~、い~、う~」と言ってから、下を出して、「べ~」という方法です。
あいうべ体操は、口の周囲の筋肉を鍛えて、口を閉じやすくしますので、鼻で呼吸しやすくなるのです。
また、寝ている時には、口を閉じるためのテープを使うと、自然に鼻呼吸を習慣づけることができます。
鼻呼吸になれば、口を閉じながら食べ物を食べることができますので、クチャラーを治すことができるんです。
鼻炎などを治す
クチャラーの治し方、次は鼻炎などを治すことです。鼻炎や副鼻腔炎、後鼻漏などの鼻の病気があって、鼻が詰まりやすい人は、どうしても口呼吸になってしまいます。
鼻が詰まれば、鼻呼吸ができませんから。そのため、鼻が詰まっている人は、耳鼻科に行ってきちんと治療しましょう。
そうしないと、いつまでたっても口呼吸のままで、いつまでたってもクチャラーのままです。クチャラーを治すためにも、鼻炎などの鼻の病気を治して、鼻で呼吸できるようにしましょう。
上品に食べる
クチャラーの治し方の4つ目は、正しい姿勢で食べることです。椅子に座って、背筋を伸ばし、キレイに食べること、「上品に食べる」ことを意識してみてください。
まるで、高級レストランや高級懐石の料亭、高級ホテルのレストランで食べているかのようにふるまって食べるようにしましょう。
上品に食べることを意識すると、一口が小さくなりますし、意識的に口を閉じようとする人が多いので、クチャラーを治すことができるんです。
クチャラーを治すためには、上品に食べるようにしましょう。セレブを意識してくださいね。
歯並びが悪い人は矯正を
クチャラーの治し方、最後は歯の矯正です。普通にしていて、口が閉じにくいと感じている人は、歯並びが悪くないでしょうか?
歯並びが悪いと口が開いて、クチャラーになってしまいますので、歯並びが悪い人は、この際歯の矯正をしましょう。
そうすれば、クチャラーを治すことができますし、歯並びもキレイになるので、一石二鳥なのです。
自覚がないクチャラーを注意する時のポイント
クチャラーは、自分がクチャラーであるという自覚がありません。まさか自分がクチャラーだとは思っていないですし、クチャラーのことをバカにしているような発言さえすることがあります。
そのため、自覚がないクチャラーに「クチャクチャ音立てないでよ!」とか、「クチャラー、止めてほしいんだけど」というと、逆ギレすることが多いです。
逆ギレされたら、こちらも気分が悪いですし、クチャラーはクチャラーであることを自覚しないまま「私がクチャラーなはずがない」と思って、そのままクチャラー街道まっしぐらになりますので、クチャラーであることを指摘する時には、細心の注意が必要です。
自覚がないクチャラーを注意する時のポイントを4つご紹介します。
バカにしない
クチャラーを注意する時には、「クチャラー」をバカにしないことです。クチャラーを注意する時に、「クチャラー」というワードを使うのはNGです。
クチャラーという言葉は、ちょっとバカにしたニュアンスを含んでいますので、「あなたクチャラーだよ」とか「自分がクチャラーだってわかってるの?」と言われると、バカにされたような気持ちになるのです。
クチャラーであることを指摘されただけでも恥ずかしいのに、さらにバカにされたと感じたら、逆ギレするのも無理はありません。
だから、クチャラーを指摘する時の表現方法には気を付けて、バカにしないような表現でクチャラーを注意するようにしてください。
健康面を気にしてあげる
クチャラーを注意する時のポイント、2つ目は健康面を心配しながら、クチャラーを注意することです。
例えば、「食べる時に口が開いて、食べる時の音がしているけれど、鼻が詰まってるの?鼻炎?副鼻腔炎?大丈夫?病院行った方が良いかも」のように伝えると、オブラートに包んでいるので、そこまで逆ギレしないと思います。
それでも、クチャラーであることに気づいていないようだったら、そこから少しずつ、クチャラーであることを自覚させれば良いんです。
「食べる時の音が気になったから。咀嚼音がする人って、鼻が悪い人が多いんだって。」のように言ってあげると、さすがに「私、クチャラーかも?」と気づく人が多いはずです。
親身になってあげる
クチャラーを注意する時には、親身になることも大切です。例えば、まじめに心配しているように言ってあげると、相手にもそれが伝わります。
「マナーとしてはあまり良くないから、一緒に治そう」とか「私も、時々口を開けたまま食べているかもしれないから、お互いに注意し合うようにしようよ。私もあなたに注意するから、あなたも容赦なく私を注意してね」のように言えば、言われたほうはクチャラーであることはショックでも、逆ギレはしてこないと思います。
本気で心配している様子を見せれば、その気持ちは相手にも伝わるはずです。
それでもダメなら距離を置くことも
クチャラーを注意すると、基本的にはみんな逆ギレすると思います。でも、あなたが心配したり、親身になっていることがわかれば、逆ギレしたことを反省して、クチャラーを治そうと頑張ってくれるはずです。
もし、あなたがクチャラーであることをバカにしたりせず、親身になっているのに、ずっと逆ギレしたままだったら、仕方がないので、距離を置くことを選んでも良いのではないでしょうか。
クチャラーを注意しているのに逆ギレして、クチャラーを治そうとしないんですよ?その人はきっとこれからも、一生クチャラーのままでしょう。
その人と、一緒にこれからも食事をしたいと思いますか?その人と食事をするたびに、クチャクチャという音に悩まされるのです。
クチャラーとは一緒に食事をしたいとは思いませんよね。一緒に食事をするだけで、食事が美味しくなくなりますから。
だから、注意しても逆ギレして治そうとしないクチャラーとは、距離を置いたほうが良いと思います。食事のマナーは、人間関係において、とても重要な要素なんです。
クチャラーの原因・治し方・注意のポイントについてのまとめ
・クチャラーの原因
「口呼吸」「幼い頃からの習慣」「歯並びが悪い」
・クチャラーの治し方
「まずは自覚させる」「鼻呼吸を習慣づける」「鼻炎などを治す」「上品に食べる」「歯並びが悪い人は矯正」
・自覚がないクチャラーを注意する時のポイント
「バカにしない」「健康面を気にしてあげる」「親身になってあげる」「それでもダメなら距離を置く」
クチャラーの原因や治し方、自覚がない人に注意する時のポイントなどをまとめました。クチャラーと一緒に食事をすると、殺意を覚えるほどムカつきますよね。
クチャラーは自覚さえさせれば、治すことができますので、逆ギレさせないように細心の注意を払いながら、クチャラーであることを指摘しましょう。
そうすれば、今後はその人と美味しい食事ができるはずです。