仕事に関することで悩みを持っている人は少なくないでしょう。楽しく仕事ができれば一番ですが、それができるとは限りませんよね。
今回は、仕事の悩みの原因をランキング形式でご紹介します。
この記事の目次
仕事の悩みの原因第1位:仕事が覚えられない
まずはコレです。仕事が覚えられないというケース。特に新人や入社数年の方に多いようです。具体的には、指示されてもなかなか覚えきれず、何度も同じ事を言われたり、どうしても分からなくて聞き返したりするなどがあげられます。
この場合、たいてい仕事以前に問題があることも多く、例えば、睡眠不足であったり、なんらかの問題を抱えていてそちらに気を取られてしまい注意散漫だったりするなどです。
また、メモを取らないなど、基本が身についていないこともあり、場合によっては、いくつも同時にやろうと意気込んでしまい、結局1つも覚えられないということになることもあります。
対処法としては、規則正しい生活を徹底して、仕事が快適にできる環境を整えることが必須で、実際の仕事の場では、メモの徹底や、1つ1つ着実にクリアしていくなどの工夫が必要になるでしょう。
仕事の悩みの原因第2位:仕事上のミスが多い
仕事上のミスが多いという悩みも多いようです。この場合、うっかりミスというものではなくて、明らかな業務上のミスが特に問題になるでしょう。この場合の原因は、指示されたときに、自分流に受け取ってしまうことにあるようです。
つまり、指示を的確に受け入れるのではなくて、自分流にアレンジして解釈してしまう点に問題があるのですね。
大切なポイントとしては、何でもまずは言われたとおりにこなすことが基本になります。やってみて、その上で改善した方が良いと思うのなら、そのときはアレンジするのも良いでしょう。
指示を出す側はちゃんとした理由があって指示しているので、まずは忠実にやってみることが重要になります。
逆に言えば、問題があっても忠実に行っているなら責任が自分に及ばないと言えるわけです。まずは言われた通りにこなすようにしましょう。
仕事の悩みの原因第3位:人間関係の問題
人間関係の問題も出てきますよね。どうしても苦手なタイプがあって、それが困ったことに上司だったり、先輩だったり・・・。仕事なので数年で異動も考えられますが、その間はかなり憂鬱であることは確かです。
また、同僚でも気が合わない人がいて、なにかと足を引っ張られる、なんてこともあるかもしれませんよね。
この場合は、できるだけ職場では明るく元気に振る舞って、挨拶を徹底する、レスポンスを迅速にするなど、基本的なことをきちんと行うことがまずは大切になります。
そういう基本をしっかりした上で、それでもパワハラ、モラハラ、いやがらせ、などの深刻な問題が出るのなら、その際には徹底した対処が必要になるでしょう。
どのケースの問題でも、まずは冷静になって状況を観察することが重要です。その上で、現実を直視すると良いでしょう。最終的に、人間による問題は、人間で改善することが多いので、自分一人で悩むのではなく、人に相談することが大切です。
可能であれば、同僚、先輩、上司、のすべてに相談しておくと良いでしょう。ひとりで抱え込むと、相手の思うつぼのため、公にしていくことが問題解決の近道になります。
仕事の悩みの原因第4位:残業が多い
残業が多いケースの場合、最悪の場合は会社側の問題と言うこともありますよね。この場合は、また別の解決方法になりますが、そうでない個人的な理由による残業についてみていきましょう。
いくつか原因があって、例えば、仕事の優先順位を立てないで取りかかっているとか、つい仕事を断れなくて能力以上の仕事を抱えてしまうとか、周囲に協力を頼めるような環境を作っていない、などが上げられるでしょう。
この場合は、それらの原因を1つ1つ潰していく必要があるでしょう。
残業が多いと言うことは、時間内に消化できていない状態ですので、やり方を変える、仕事量を減らす、人に頼む、の3つくらいしか方法がありません。この3つを上手に組み合わせれば、きっと残業を減らすことはできますよ。
部署全体で残業が多い場合は別になりますが、自分だけがどうも多い、うまくいかない、というのであれば、徹底して改善に取り組むと良いでしょう。
仕事の悩みの原因第5位:思っていた仕事と違う
自分がやりたい仕事をイメージして入社したものの、実際に蓋を開けてみたら、思っていた仕事とまるで違っていて、モチベーションがダウン。
苦痛で仕方がなく、このままの状態が続くようなら転職も考えている、なんて方もいるかもしれません。この場合、特に20代に多い悩みかもしれませんよね。
外資系の場合なら、仕事単位の雇用のため、仕事内容が大きく違っていた、なんてことは少ないのですが、日本企業の場合は、悲しいことに就職ではなく、就社みたいなもので、入社後はいろんな業務に回される確率が非常に高いです。
つまり、会社に命令されたら、どんな仕事でもこなさなければならないのですね。自分の好みの仕事をやりたい場合は、非常に当たり外れが大きいです。
しかし、ここで転職をしても、転職先が日本企業なら結局は同じ事です。一時的には思い通りの部署に配置されるかもしれませんが、その後ほとんどの確率で異動があるでしょう。
その際に、理想の仕事ではありませんからお断りします、と言うことはできません。なので、転職しても、同じ事の繰り返しに過ぎないのですね。
こういうケースの場合は、会社側から思い通りの仕事に配属されるだけの評価を得ることを考えなければなりません。
たとえば、法務の仕事をしたいのなら、法律系の資格を取得する、経営コンサルみたいな仕事がしたいなら、中小企業診断士の資格を取る、などの対策が必要になるでしょう。もしも本当にその仕事のスペシャリストで一生働きたいのなら、独立も視野に入れたほうが良いでしょう。
仕事の悩みの原因第6位:出世できない
こちらもなかなか深刻な悩みにつながることがあります。たとえば、一緒に入社した同僚が先に出世してしまった、さらには、自分より格下だったはずの後輩が、自分より先に出世してしまい、上司になってしまったなど、会社ではいろんなことが起きるのが現実と言えるでしょう。
つまりは、自分の上司から評価されていないことが問題なわけですが、どういう点で評価されていないかを考えてみる必要があります。大きい評価ポイントとしては、出世して指示を出す側に回るだけの視点を持っていない、もしくは、業務で結果を出していない、などがあげられます。
人の上に立つというのは、なかなか大変で、小さい視野ではなく、全体を見渡して、俯瞰的に考え、指揮命令をだしていく必要があるでしょう。そんな感覚を養うためには、多くの経験が必要ですが、ビジネス書を読む、セミナーに通う、などで模擬体験をすることも十分役に立ちます。
こつこつ努力する以外にありませんが、継続する能力も、人の上に立つ能力の1つです。焦らず、地道にこつこつ行って、チャンスが来たら掴めるような準備を整えておくと良いでしょう。
仕事の悩みの原因第7位:給料が安い
給料が安いという問題もあるかもしれません。こちらも日本企業の場合は、たいてい安めに設定されていることが多いです。なぜかというと、前提としては終身雇用があるからです。
外資系のようなしくみとは違って、長く安定して収入が得られる仕組みになっているのですね。このため、特に20代のうちは、給料が非常に安いことが多いのが普通と言えるでしょう。
また、日本企業は社員の教育も行うため、トータルで考えると、社員1人あたりにかけるコストは高額だったりします。手元に入ってこないと言うだけで、さまざまな恩恵を得られる仕組みができているのですね。
このため、給料の安さには我慢するとして、さまざまな恩恵を享受することを考えたほうが良いでしょう。
具体的には、教育システムを活用することがもっとも得策と言えます。社内教育で応募できるものがあれば、率先して利用するようにしましょう。
その会社にいる間に、使えるものはすべて使うくらいの勢いで、キャリアアップにつなげておけば、のちのち給料としてリターンできるに違いありません。自分の能力を高めていくことが、結局は、給料を上げる一番の近道と言えるでしょう。
仕事の悩みの原因第8位:会社を辞めたい
会社を辞めたいという問題もあるかもしれません。この場合は、さまざまな要因があると思うので、一概には言えませんが、「辞めたい」と思ったら、まずは1年間我慢してみることが良いでしょう。
その1年間で、できる限りのことをして、それでも辞めたい気持ちが収まらなかったら、そのときは、実行に移すとよいでしょう。
五月病ではありませんが、突発的に辞めたり、ろくに対策も取らない内からリタイアすると、キャリアに傷がついたり、転職先で再び同じ事の繰り返しになったりと、マイナスになることが多いです。
1年間、時間をおくことで、なにかしらの方法が見つかる確率は高いです。衝動ではなく、冷静に対処すると良いでしょう。
長い目で見ると、たった1年ですから、その間は我慢すべきです。やり残した状態では、転職しないほうが良いでしょう。ただし、健康を害するなど体調に関わる場合は、話は別になりそうです。長期的視野で総合的に考えてみると良いでしょう。
【男女別】仕事の悩みの原因
仕事の悩みの原因について見て行きましょう。男女に分けた、仕事の悩みのデータがあるのですが、それによると、男性の場合は、「仕事の内容や質」、女性の場合は、「人間関係」が悩み事のトップになっています。なんとなく、なるほど~と言える結果ですよね。
男性の場合は、仕事を任されているケースが多いため、いきおい仕事そのものがクローズアップされることになりますし、女性の場合は、役職とは関係ないことも多いため、職場での人間関係がメインになるようです。
しかし、いずれの場合でも、悩みになってしまったら深刻であることは確実でしょう。それぞれ対処法は違うと思いますが、どうしようもないくらい深刻な時代になってしまう前に、なんらかの手を打つ必要があるでしょう。
大切なのは、自分ひとりで背負い込むのではなく、適切な人に相談することです。日頃から相談しやすい環境を整えておくことが必要になるでしょう。
仕事の悩みについての口コミ
エルバート・ハバート「悩みは仕事よりも多くの人を殺す―悩みを奪い合う人間の数は、仕事を奪い合う人間の数よりも多いからだ。」
— 横山拓弘 (@yokofs_tk) 2017年8月2日
職場の怖いお局さん攻略法:
— 伊藤哲士 (@tetsushi_ito) 2017年8月1日
・たまにお菓子あげる
・出張の時は個人的なお菓子のお土産とか買う
・たまにいじる
・たまに甘えてみる
・仕事手伝う
・個人メールで悩み相談してあげる
・いっぱい残業する…(←1番効果あり
今夜床に就いたら、これまでの人生の中で一番美しかった景色や一番楽しかった出来事を思い出そう。体の力をできるだけ抜き、ゆっくりと呼吸しながら。人間関係のストレスや過酷な仕事や悩み事で疲れ果てた一日の最後の短い時間くらい、それらから心身を解放したい。リラックスして心地よい夢の世界へ💤
— 精神科医 Dr.Snowman (@doctorsnowman05) 2017年7月31日
上司の余計な一言で仕事の調子を狂わされた。一回狂うと戻すのが難しい。いや、元を辿ればこんな上司に悩みを相談した自分が悪い。自分の中で我慢して適当に処理しとけば良かった。
— あー (@gataxgata) 2017年7月24日
楽しくて、明日も行きたいなと思える仕事をしてる人って、本当に天職を見つけられた人で。大抵の人は悩みながら、残業嫌だなと思いながら、疲れたな…と息抜きを探しながら働いてると思う。力仕事も多忙も踏ん張れば乗り越えられるけど、人間関係だけは無理して踏ん張ると自分が壊れるよね…。難しい
— 友希 (@kero0130) 2017年7月24日
ランキングに該当する仕事の悩みは周囲に相談してみよう
・仕事の悩み2位:仕事上のミスが多くなってしまう
・仕事の悩み3位:人間関係の問題
・仕事の悩みの原因は、男性は「仕事の質や内容」女性は「人間関係」が多い
いかがでしたか?生活の中で仕事に費やすウエイトはかなり大きいため、悩みになってしまうと憂鬱になりますよね。会社に行きたくない~なんてことにもなりかねません。
まずは相談ですから、相談しやすい人を作っておく、日頃から周りとの連携を強めておくことが重要と言えるでしょう。
また、突発的な行動をしないことも重要です。ぜひ慎重に行動してみてくださいね。
以上、仕事の悩みについてのおまとめでした。