ぽっちゃり体型とは、一体どのような体型を言うのでしょうか?標準体型とぽっちゃり体型の違い、またぽっちゃり体型と肥満体型の違いは何でしょうか?
女性のぽっちゃり体型の基準とぽっちゃり体型の女性におすすめしたい服選びのポイントをまとめました。
女性のぽっちゃり体型の基準は人によって違う
女性のぽっちゃり体型、一体基準は何でしょうか?「ぽっちゃり体型」という言葉はよく使われますよね。
ぽっちゃり体型は、標準体型と肥満体型の間の体型です。肥満度で言えば、次のような序列になります。
でも、ぽっちゃり体型の基準はあいまいで、人によって違うんです。
例えば、痩せている女性や美意識が高い女性にとっては、平均体重でも「ぽっちゃり体型」だと認識することがあります。自分が痩せているから、ほかの人もそれが当たり前で、少しでも余計な脂肪がついている人=ぽっちゃり体型と認識するようになるのです。
逆に、やや肥満気味の女性は、ぽっちゃり体型に対して寛容な基準を持っています。明らかに肥満であっても、「私、ぽっちゃり体型だから~」のように自分を肥満とは認めず、ぽっちゃり体型と認識していることが多いんです。
では、男性はどうでしょうか?男性は女性の好みで違いますよね。痩せている女性が好きな男性はぽっちゃり体型の基準はとても厳しいですし、ふくよかな女性が好きな人はやや肥満気味の女性でもぽっちゃり体型と認識します。
ぽっちゃり体型の基準はとても曖昧なもので、人によって違うのです
女性のぽっちゃり体型、3つの基準
女性のぽっちゃり体型の基準は人によって違うのですが、それでも何かしらの基準は知りたいですよね。ここれは、女性のぽっちゃり体型基準を3つご紹介します。
ぽっちゃり体型の基準①BMI
ぽっちゃり体型の基準の1つ目は、BMIです。BMIはBody Mass Indexの略で、身長と体重から肥満度を計算するものです。
BMIの計算式は次の通りです。
・【BMI】肥満度計算の方法や基準値まとめ!大人・子供の計算式あり
・BMIと体脂肪率の基準値は?筋肉を落とさずに体脂肪率を落とす5つの方法まとめ
BMIでは18.5~25未満が標準体型(普通体重)とされています。日本では25以上が肥満とされていますが、アメリカでは30以上が肥満になります。
ということは、BMI=25~30未満がぽっちゃり体型であると言えるのではないでしょうか?
ぽっちゃり体型の基準②体脂肪率
ぽっちゃり体型の基準の2つ目は、体脂肪率です。体脂肪率も肥満かどうかを確認するためには、重要な指標になっていますよね。
女性の体脂肪率の標準は20~30%です。ということは、体脂肪率30~35%くらいが女性のぽっちゃり体型の基準になると思います。
では、本当に30~35%はぽっちゃり体型なのかを画像で確認しましょう。
この体脂肪率別の体型を見ると、体脂肪率35%はぽっちゃり体型と言える体型ですね。40%もぽっちゃり体型に含めて良いかもしれません。ただ、45%になると、さすがに「ぽっちゃり体型」ではなく、肥満体型に入りますね。
だから、やはり女性のぽっちゃり体型は体脂肪率30~35%と言えると思います。
ぽっちゃり体型の基準③見た目
女性のぽっちゃり体型の基準の最後は、見た目です。やはり、最後はこれですよね。ただ、見た目による基準は、BMIや体脂肪率のように数字で表すことができないので、基準がちょっと難しいです。
<標準体型とぽっちゃり体型の違い>
・太ももの間に隙間があるか
・顔の輪郭がシャープか丸いかの違い
<ぽっちゃり体型と肥満体型の違い>
・お腹のお肉がパンツの上に乗るか
・二重顎になっているかどうか
・健康的か不健康そうに見えるか
・普通のお店の服が着れるかどうか
・横から見ると、胸よりお腹が出ているかどうか
これらが標準体型とぽっちゃり体型、ぽっちゃり体型と肥満体型の違いの基準になることが多いようです。
ぽっちゃり体型の女性におすすめ服の選び方5つ
ぽっちゃり体型の女性は、洋服で少しでも細く見せたい、何とか体型をカバーしたいと思っていますよね。服なんてどれも同じなんて思っていませんか?
服の選び方次第で、すっきりとした体型に見せることは可能です。逆に服選びに失敗すると、ぽっちゃりではなくデブに見えることもあるのです。
ぽっちゃり体型の女性におすすめの服を選ぶポイントを5つご紹介します。このポイントを踏まえて服を選べば、「あれ?痩せた?」と周囲の人から言われること間違いなしですよ!
基本はダークカラー
ぽっちゃり体型の女性は、基本的にダークカラーのものを選びましょう。パステルカラーはかわいく明るく見えるのですが、膨張して見えるので、余計に太って見えてしまいます。
そのため、ぽっちゃり体型をカバーするには、シャープに見えるダークカラーを選ぶべきなんです。
ダークカラーばかりを着ていると、どうしても暗い印象になりますので、アクセサリーやバッグ、靴、インナーなどを明るい色にしてあげると、ダークカラーの服を着ても、暗く重い印象になることはありません。
素材はスッキリ系のものを
出典:cecile.co.jp
ぽっちゃり体型の人の服の選び方、次は素材です。服の素材によっても、印象は大きく変わります。ぽっちゃり体型の女性は、スッキリ見えるような素材を選びましょう。
<スッキリ見える素材>
・コットン
・シルク
・シースルー素材
<太って見える素材>
・モヘア
・シフォン
・厚めのニット
コットンやシルクはスッキリ見せることができます。また、ぽっちゃり体型の女性は、シースルーの服は避ける傾向にありますが、肌をちょっと見せると、ダークカラーの服でも明るい印象になりますし、デコルテラインや手首などをチラ見せすると、細くスッキリ見せることができるんです。
逆に太って見える服の素材は、モヘアやシフォン、厚めのニットです。どれも、モコモコ系の素材ですよね。服がモコモコしていると、それだけで一回り太って見えてしまいます。
ぽっちゃり体型の女性は、ゆるふわ系の服は選ばずに、シャープ系の服を選ぶことをおすすめします。
縦のラインを強調する
出典:cecile.co.jp
ぽっちゃり体型の女性が服を選ぶ時には、縦のラインを強調することを意識して下さい。ぽっちゃり体型の人は痩せている人よりも、どうしても横に幅広く見えてしまうので、服で縦のラインを強調することで、横に目がいかなくなる視覚効果を狙います。
・ストールを巻いて、前に長めに垂らす
・大きめのネックレスを使う
・ロングカーディガンを使う
・スキニーパンツをはく
このような工夫で縦のライン、Iラインを強調すると、横幅が広いことをごまかすことができて、すっきりスリムに見せることができるんです。
逆に、横幅を強調するようなボーダー柄などは、ぽっちゃり体型の女性が選ぶと、余計に太って見えてしまうので、避けたほうが無難です。
小物を上手に使おう
ぽっちゃり体型の女性は、小物を上手に使いましょう。ぽっちゃり体型をスッキリ見せるためには、服と同じくらい小物選びも大切なんです。
先ほども言ったように、大きめのネックレスやストールで縦のラインを強調することができます。また、バッグや靴の色を明るめのものを選べば、ダークカラーの服を選んでも、明るい印象にすることができます。
更に、ベルトやブレスレットなども、ぽっちゃり体型の女性にはおすすめの小物です。ベルトを使うことで、ウエストのくびれを強調できます。「くびれなんてない!」という人でも、ベルトを使うと、くびれがあるように見せることができるんです。
ブレスレットは、手首を強調することができます。手首は体の中でも細い部分なので、手首を強調することで、細く見せることができるのです。
自分の首を見せる
ぽっちゃり体型の女性におすすめの服の選び方、最後は自分の首を見せることです。首、手首、足首の3つの首を見せましょう。
首、手首、足首は、体の中でも細い部分ですよね。そこを見せることで、全体的に細い印象を与えることができるのです。
そのため、デコルテが見えるような服やVネックの服を着たり、七分袖の服やクロップドパンツなどを着ると、細い印象を与えることができます。
ぽっちゃり女子の体型の基準・服のコーデの選び方についてのまとめ
・女性のぽっちゃり体型の基準
「BMI」「体脂肪率」「見た目」
・ぽっちゃり体型の女性におすすめの服の選び方
「基本はダークカラー」「素材はすっきり系」「縦のラインを強調する」「小物をうまく使う」「自分の首をみせる」
ぽっちゃり体型の女性の基準やおすすめの服の選び方などをまとめました。ぽっちゃり体型の基準はとても曖昧ですが、「デブではないけれど、標準よりはちょっと太っている」のがぽっちゃり体型と言えるでしょう。BMIは25~30、体脂肪率は30~35%が1つの基準になると思います。
ぽっちゃり体型の女性は、服の選び方次第で、ほっそり見せることができたり、逆にちょっとおデブに見えてしまうことがあるので、ご紹介した5つのポイントを守って服を選ぶようにしましょう。