唇が薄いことにコンプレックスを感じ、厚い唇に憧れているという人も多いのではないかと思います。
そこで今回は、唇が薄い原因と厚くするための方法をご紹介していきます。
この記事の目次
唇が薄い原因として考えられること3つ
唇が薄い原因として考えられるのは、どんなことでしょうか?主に考えられる原因をご紹介します。
加齢
ある程度年齢を重ねた方が唇の薄さに悩んでしまう場合には、加齢によるものが多いようです。加齢による原因は元々唇に含まれていた脂肪分や、その他ハリ成分などが損なわれてしまい薄くなるものです。
また、頬のたるみに引っ張られてしまい、唇が横に伸びて薄く見えてしまうことも一つの原因として考えられます。
血色が悪い
たとえ唇の厚みそのものがあっても、血色が悪いと唇が薄く見えてしまう原因になります。もともと血色の悪い方や貧血気味の方は、どうしても体質的に唇の印象が薄くなってしまうのです。色白な方も同様に、唇が薄く見えてしまうことが多いようです。
唇周辺の筋肉の働きが弱い
唇は食事をする、会話をするなど、様々な場面で使用する部位です。しかし唇を支えている筋肉が衰えてくると、薄く見えるようになってしまいます。
頬の筋肉に引っ張られるだけでなく、あごの筋肉や鼻の下から唇につながっている筋肉などが衰えると、より薄く見える原因になります。
唇周りの筋肉が原因で唇が薄く見えるのは加齢によるものだけでなく、年齢が若くても同様の現象が起こる場合もあります。これまでこうした唇周りの筋肉の衰えは、やはり加齢によるものが1番でした。
しかし近年ではSNSをはじめとして、実際に会話をしなくてもコミュニケーションがとれるツールが増えてきたことから、若い方々も会話に口を使うことが少なくなり早い段階から衰えが始まってしまうとされています。
唇が薄いことの4つのデメリット
唇が薄いとお悩みの方は、様々なデメリットを感じるようです。どのようなデメリットがあるのでしょうか?
セクシーに見えない
唇が薄いと、セクシーに見えないというデメリットを感じる方が非常に多いようです。唇が厚い方に比べ、唇の薄い方は色気がないと言われることや、女性らしさが足りないと言われる事も多い模様です。
冷たい感じに見られる
唇の厚い人は人情深いと言われることもあり、反対に唇が薄い方は冷たい人だと思われることもあるようです。唇が薄いと表情が伝わりにくいため、これが冷たく見えてしまうデメリットにつながっているようです。
老けて見られる
唇に厚みがあると、若々しいイメージを与えることができます。一方、唇の薄い方は実年齢よりも老けて見られてしまうことが多く、リップなどで上手に誤魔化すことができないため、いつも損をする…などと思う事もあるようです。
リップを塗っても映えない
上記のように老けて見られる事にも付随するのですが、艶やかなリップを塗っていてもリップそのものが生えず、メイクをした時に全体的なバランスがとれないデメリットを感じる方もいます。
メイクで誤魔化していても時間が経過し、リップが落ちてくると不機嫌に見られてしまうことや、体調が悪く見られてしまうこともありますね。
唇の薄い方はこのように、多くのデメリットを感じていることがわかります。でも諦める必要はありません。唇はさまざまな方法で厚くすることができるのです!
唇を厚くする主な3つの方法
唇を厚くするには複数の方法がありますので、その中から自分にぴったりと合うものを見つけましょう。唇を厚くする方法について、主なものを紹介します。
筋肉を鍛えてみる
唇を支えている筋肉をしっかりと鍛えることによって、唇を厚くすることができます。特に加齢によるものが原因のケースや、SNS をはじめ直接的に会話をするといった形でコミュニケーションをとることが少ない方には、効果的な方法となるでしょう。
美容整形
自分で行う方法ではなく、美容クリニックで施術をする方法でもあります。美容クリニックでの方法にも複数のものがありますので、費用や自分の好み、そして効果などを考えながら検討してみると良いですね。
メイクで厚く見せる
最も手軽に唇を厚くする方法といえば、メイクでボリュームを持たせるものになります。リップを活用するだけではなく、ベースメイクの段階から唇が厚く見えるように工夫していきましょう。
手軽にできる唇を厚くする4つの方法
まずは美容整形に頼らず、自分自身の努力で唇を厚くする方法を具体的にご紹介していきます。手軽に行える方法ばかりですので、ぜひ取り組んでみましょう。
口周りの運動
唇を支える筋肉を鍛えるために、唇を活発に動かす方法があります。こちらは「あ・い・う・え・お」と思い切り口を開くのが最も簡単です。
またこの他には、唇を突き出すように20秒程度キープする方法もあります。唇でシリコン製のゴムなどを抑え、しばらくキープする事で表情筋を鍛えられるので、こうしたアイテムを取り入れるのもいいですね。
マッサージをする
唇のマッサージをする事で血色がよくなり、さらにはハリが出てきます。ハリのない唇はたくさんの縦シワが入り、老けてしまうデメリットもあります。マッサージをして血行を促進することで、唇を厚く見せていきましょう。
入浴時は体温が上昇していますので、マッサージの効果も高くなります。リップクリームやリップ専用の美容液などを使い、唇の端からクルクルと円を描くように優しくマッサージを行うと効果的です。このほか蜂蜜を使ったパックを行う方法も試してみてください。
口角を上げる意識をする
どんな時でも常に口角を上げるように意識すると、それだけでも筋肉に働きかけてくれます。口角を上げておくことで、唇を上に引っ張られるような状態となります。この動きに伴って体内で作られるハリを保つ成分などが、唇にたくさん供給されるようになるのです。
口角を上げるだけでなく、このとき上記した唇を突き出すようにすることも意識してみましょう。誰も見ていないところで毎日行うと良いですよ。
メイクで厚く見せる
メイクで上手に唇を厚く方法もあります。この場合にはベースメイクでもともとの唇を、ある程度隠してしまいましょう。輪郭が残っているとメイクで誤魔化すのが難しくなります。
ベースメイクで輪郭を隠した後、ファンデーションやパウダーでメイクを整え、リップブラシを使って希望の輪郭を作れば、理想の唇を演出することもできますね。
この時、輪郭のカラーが濃すぎてしまうと不自然です。中心部分に使用するカラーより、1段階暗いカラーを選んで輪郭づくりをしていきます。リップブラシが難しければ、ペンシルでも構いません。輪郭をしっかり取った後、明るいカラーを内側に乗せていきましょう。
また、上唇ならば山になっている部分、下唇ならば左右の中心部のできるだけ下の部分にグロスを乗せます。全体的に乗せるのではなく、部分的にグロスを乗せることでボリュームのあるセクシーな唇に見えますよ。
美容整形で唇を厚くする3つの方法
自分で様々な努力をしても、唇を厚くすることができない方や毎日のメイクが難しいと感じてしまう方は、美容整形という方法もあります。美容整形で唇を厚くする方法は複数ですが、特に人気のあるものをご紹介します。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入は、費用が最もリーズナブルで人気の方法です。こちらはヒアルロン酸を唇に注入するだけですので、その場ですぐに変化が現れます。ダウンタイムもほとんどなく、唇に自信が持てるようになるでしょう。
ただし、こちらの場合にはヒアルロン酸が体内に吸収されると唇の形は元に戻ってしまうので、再度薄い唇が姿を表します。厚い唇を維持するのであれば、定期的にヒアルロン酸注入をする必要があるので留意しておいてくださいね。
脂肪注入
ヒアルロン酸ではなく、脂肪を注入する方法でも唇を厚くすることができます。基本的にはご自身の体内から脂肪吸引をして、唇に注入することになります。こちらの場合、ヒアルロン酸と違い注入した脂肪のおよそ半分前後が定着しますので、効果の持続時間は半永久的です。
ただ、人によって定着する脂肪の量が異なります。一度の施術で満足できない場合は、複数回の手術を行いながら、満足できる厚みになるまで繰り返す必要があります。
鼻下長短縮術
鼻下長短縮術は鼻の下の皮膚を一部切除し、皮膚とともに唇を引っ張り上げるような方法になります。こちらも基本的には永久的に効果が持続するものになっています。
とはいえ、極端に筋肉が衰えてしまった場合や、お肌そのものにたるみが出てしまった場合には、お肌のたるみと共に再び薄い唇へと戻ってしまうこともあるようです。
自分の指で鼻の下を少し持ち上げてみると、唇もいっしょに持ち上がり厚みを持つことが分かると思います。これと同じことを美容整形手術で行い、効果を永久的にする手術法です。
上記のような方法で唇を厚く見せる、または厚い唇に変えることができます。美容整形での施術を行う際には、ドクターと充分に相談をした上で行ってください。
どんなに簡単な方法と言えども自分の唇に注射をする、または唇の厚みを変えるために手術をするわけですから、軽視するのではなく真剣に考えた上で結論を出しましょう。
努力次第で唇を厚くすることも可能
「加齢」「血色が悪い」「唇周辺の筋肉の働きが弱い」
・唇が薄いことのデメリット
「セクシーにみえない」「冷たい感じに見られてしまう」「老けて見られる」「リップを塗っても映えない」
・唇を厚くする方法
「筋肉を鍛える」「美容整形をする」「メイクで厚く見せる」「口周りの運動やマッサージをする」「口角を上げる意識をする」「メイクで厚く見せる」
・美容整形で唇を厚くする方法
「ヒアルロン酸注入」「脂肪注入」「鼻下長短縮術」
唇を厚くする方法があると分かっただけでも、心強くなったのではないでしょうか。自分で行う方法を諦めず続けることで効果が表れますよ。今すぐにでも唇を厚くする方法にチャレンジしてみましょう。