黒目が大きく見えると、目力が強くなって、かわいく見えますよね。犬がかわいく見えるのは、黒目が大きいからとも言われています。逆に、黒目が小さいと、目つきが悪くなって、鋭い印象になってしまします。
少しでも可愛くなりたい女子は、黒目を大きくしたいという願いを持っているはずです。
今回は黒目が小さい原因と黒目を大きくする方法をご紹介します。
黒目の大きさはみんな一緒だった?
黒目が大きいと、とても愛らしくかわいく見えますよね。逆に、黒目が小さいと目つきが悪く、印象が悪くなってしまいます。
でも、実は黒目の大きさはみんなほとんど一緒であるって知っていますか?
日本人の黒目の大きさは、二重で目が大きい人も、一重で目が小さめの人もみんな同じ11~12mm程度なんです。
これはちょっとビックリですよね。黒目の大きさは、そんなに変わらないんですね。
でも、実際に黒目が大きい人と小さい人がいますよね。これは、多少は「黒目が大きい」、「黒目が小さい」という個人差があるのと同時に、「黒目が大きく見える」、「黒目が小さく見える」という差が大きいのです。
黒目が小さい4つの原因
黒目が小さいと目つきが悪く見えてしまいます。では、黒目が小さい原因、小さく見える原因には、どんなものがあるのかを見ていきましょう。
そうすれば、黒目を大きくするヒントが見えてきます。
目の酸素不足
黒目が小さい原因の1つ目は、目の酸素不足です。
コンタクトレンズを使っていると、ドライアイになって目が酸素不足になります。また、目を酷使することでも、目の周りの筋肉が凝り固まってしまって、血流が悪くなることで、目に十分な酸素が供給されなくなり、酸素不足になるんです。
目の中でも黒目の表面の角膜が酸素不足になると、何とか酸素を供給しようとして、白目の部分の毛細血管が黒目の方に入り込んできます。これを角膜パンヌスと言います。
黒目に白目の毛細血管が入り込んでくることで、黒目の周辺が白っぽくなって、黒目が小さく見えてしまうことがあるんですね。
まぶたの筋力が弱い
黒目が小さい原因の2つ目は、瞼の筋力が弱いことです。まぶたを持ち上げる筋力が弱い人は、目をハッキリと大きく開けることができません。
目が小さくしか開けられなければ、黒目が見える部分は自動的に小さくなります。目を大きく開ければ、黒目は全部見えますが、普段から目を小さくしか開けられなければ、黒目は一部しか見せることができません。
まぶたを持ち上げる筋肉は眼瞼挙筋と言います。この眼瞼挙筋の筋力がもともと弱い人は、どうしても黒目が小さく見えてしまうんです。
老化
黒目が小さい原因の3つ目は、老化です。老化が進んでいくと、まぶたを持ち上げる筋力は自然と低下します。
さらに、まぶたの皮膚も、重力に負けてしまうので、下に垂れてきてしまい、黒目を少し隠してしまうことがあるんです。
そして、老化と共に涙の量が減ってきますので、ドライアイになり、目が酸素不足になります。先ほど説明したように、目が酸素不足になると、白目の血管が黒目に入り込んで、角膜周囲が白っぽくなってきます。
だから、老化と共に黒目は小さく見えてしまうんですね。これは、自然現象の1つと言えるでしょう。
眼瞼下垂
黒目が小さい原因の4つ目は、眼瞼下垂です。眼瞼下垂とは、まぶたが垂れさがってきてしまう状態のことです。
老化と共に、まぶたが下がってくるのは普通のことですが、正常な範囲を超えてまぶたが下がると、眼瞼下垂と診断されます。
これは、加齢による場合も多いですが、先天性のものや神経麻痺、外傷性のものなどもあります。また、コンタクトの使い過ぎや花粉症などで目をこすり過ぎてしまった場合も、眼瞼下垂が起こることがあります。
眼瞼下垂は黒目を小さく見せるだけでなく、視野が狭くなってしまうので、治療が必要になります。
黒目を大きくする9つの方法
黒目を大きくすることはできます。自力で黒目を大きくするための9つの方法をご紹介します。
黒目を大きくしたり、黒目を大きく見せることができれば、今よりも目力が強くなって、かわいくなることができるはずです!
目を労わる
黒目を大きくする方法の1つ目は、目を労わることです。目を酷使すると、目が酸素不足になって、黒目が小さくなってしまいますので、日常生活の中で目を酷使せずに、労わるようにしてください。
・コンタクトレンズは正しい使用方法を守る
・スマホやパソコンの使い過ぎには注意
・目が疲れたと思ったら、無理をしない
このように目を労わりながら生活をすることで、目が酸素不足になるのを防ぎ、小さくなった黒目を大きくすることができるんです。
目を労わることは、日常生活内のちょっとした工夫で可能ですから、今日からスマホやパソコンの使い過ぎには注意して、コンタクトレンズを使っている人は、正しい使用方法をもう一度見直し、しっかり守るようにしてください。
目薬でドライアイ防止
黒目を大きくする方法の2つ目は、目薬でドライアイを防止することです。
本当なら、目を労わるために、コンタクトレンズは使わず、スマホやパソコンも使わないほうが良いのですが、さすがにこの現代社会で、「コンタクトレンズなし、スマホやパソコンもなし」というのは厳しいものがあります。
だから、少しでもドライアイを予防するために、目薬を使うようにいましょう。目薬を使って、定期的に目を潤わせることで、酸素不足を防いで、黒目が小さくなるのを防ぐことができます。
ドライアイ用の涙成分に近い目薬を使うことをおすすめします。
目の周りの筋肉を鍛える
黒目を大きくする3つ目の方法は、目の周りの筋肉を鍛えることです。目の周りの筋肉を鍛えることで、目を大きく開けることができますから、黒目を大きく見せることができるんです。
出典:live.line.me
広瀬すずさんは黒目が大きいですよね。これは、まぶたを持ち上げる筋力が強いからだと思います。だから、あなたも目の周りの筋肉を鍛えて、広瀬すずさんのように黒目がちのカワイイ顔になりましょう。
こちらの動画がわかりやすいのでおすすめです。これは、瞼をしっかり持ち上げる筋力を鍛えるだけでなく、たるみやしわを解消できるので、アンチエイジングにもなるんです。
これをやるのが面倒な人は、目を思いっきり閉じて、思いっきり開けるという目のパチパチ運動をするだけでも効果がありますよ!
目の周辺の血流を良くする
黒目を大きくする方法の4つ目は、目の周辺の血流を良くしましょう。目の周辺の血流を良くすると、角膜に酸素や栄養がしっかり行き届くようになるので、白目の毛細血管が黒目に入り込まずに済みます。
だから、小さくなった黒目を大きく戻すことができるんですね。
先ほどご紹介した眼輪筋を鍛える方法でも、目の周りの筋肉をほぐして、血流を良くすることができますが、さらに血流を良くするためには、温タオルを目の上に乗せて、目を温めるようにすると良いですよ!
水で濡らしたタオルを電子レンジでチンして、それを目の上に乗せれば、至福のひと時を感じることができます。
出典:amazon.co.jp
このような市販のアイマスクを使っても良いですね。
白目を白くする
黒目を大きくする方法、5つ目は白目を白くすることです。白目を澄んだ白にすることで、コントラストで黒目がハッキリと強調されますので、黒目を大きく見せることができるんですね。
白目は老化と共に少しずつ濁ってきます。赤ちゃんの白目とあなたの白目を比べてみてください。全然違いますよね。
白目を白くするためには、次のようなことをすると効果的です。
・ルテインやゼアキサンチンを摂取する
・肝臓を労わる
・紫外線をカットする
白目の老化を防ぐためには、ポリフェノールやカテキン、ベータカロテン、リコピンなどの抗酸化成分が入っている食べ物、飲み物を摂ることをおすすめします。
また、ルテインやゼアキサンチンには加齢黄斑変性を予防する効果があるので、白目を澄んだ色にしてくれる効果があるんです。
肝機能が低下すると、黄疸が出て、白目が黄色っぽくなりますので、肝臓を労わってください。
黄疸が出るまで肝機能が低下する=治療が必要ということになりますが、そこまで低下していなくても、肝臓を労わったほうが、肝臓の解毒作用がきちんと働くので、老廃物を除去でき、白目を白くする効果を期待できます。
暴飲暴食は控えること、良質のたんぱく質とビタミンやミネラルをバランスよくとること、タウリンやシジミを摂ることなっ度が重要です。
また、紫外線を白目に浴びると、老化を促進しますので、紫外線が強い日はサングラスをして、紫外線から白目を守って下さい。
白目がキレイな澄んだ白になれば、黒目を大きく見せることができますよ!
小顔マッサージをする
黒目を大きくする方法、6つ目は小顔マッサージをすることです。小顔マッサージをして、リンパを流し、小顔にすれば、相対的に黒目を大きく見せることができます。
顔が大きい人と顔が小さい人、どちらの黒目が強調されるかは、想像してみればすぐにわかりますよね。
だから、小顔になるようにしっかりマッサージをすることをおすすめします。
また、このような美顔ローラーを使うのもおすすめです。
出典:amazon.co.jp
黒目を大きくするためにも、小顔になれるように頑張りましょうね。
アイラインで大きく見せる
黒目を大きくする7つ目の方法は、アイラインです。アイラインを工夫することで、黒目を大きく見せることができます。
黒目の上の部分はアイラインを太めに描いて、さらにまつ毛の生え際と粘膜の間を埋めるようにインサイドラインを描けば、黒目を強調できて、一回り大きく見せることができます。
普段のメイクでも黒目を大きく見せようと工夫しておけば、黒目がちの目になることができるんです。
カラコンをつける
黒目を大きくする方法、8つ目はカラコンをつけることですね。黒目を大きくするためには、ディファインのコンタクトを付けましょう。
最近のカラコンは、酸素をしっかり通して、ドライアイになるのを防いでくれたり、紫外線をカットしてくれる機能が付いているので、目に優しく負担をかけることはありません。
ただ、使用方法は説明書通りきちんと守るようにしてください。
美容外科クリニックに行く
黒目を大きくする方法、9つ目は美容外科クリニックに行くことです。美容外科クリニックに行って、眼瞼下垂を治す手術をしたり、より黒目を大きく見せる施術を受ければ、黒目を大きくすることが可能です。
美容外科クリニックで整形することに抵抗がある人もいるかもしれませんが、施術を受けることで、ディファインのコンタクトもアイメイクもいらなくなりますので、黒目がちの目に憧れている人は、トライしてみても良いのではないでしょうか?
ただ、施術費用は決して安いものではありませんので、しっかりと説明を受け、カウンセリングをしてもらって、自分で納得してからやるようにしてくださいね。
黒目が小さい原因と大きくする方法についてのまとめ
・黒目が小さい原因
「ドライアイ」「まぶたの筋力が弱い」「老化」「眼瞼下垂(まぶたが垂れ下がってしまう状態)」
・黒目を大きくする方法
「コンタクトレンズの使用方法を守る」「スマホやパソコンの使いすぎに注意する」「目を労る」「目薬でドライアイを防止」「目の周りの筋肉を鍛える」「ホットタオルなどで目の周辺の血流をよくする」「ポリフェノールやカテキンを摂取して白目を白くする」「小顔マッサージ」「アイラインをかいて大きくみせる」「カラコンをつける」「美容外科クリニックに行く」
黒目が小さい原因と大きくする9つの方法をまとめましたが、いかがでしたか?黒目がちの目は、とてもかわいいですよね。黒目が一回り大きくなると、それだけで目の印象が強くなります。
黒目がちの目になるには、目を労わって、瞼をしっかりと上げて、黒目を大きく見せる工夫をすればOKです。あなたも今日から黒目がちのカワイイ目になりませんか?