ムダ毛の処理に悩んでいる女性はおそらく多いのではないでしょうか。肌の露出に自信を持つためにも、なんとかツルツルの肌をキープしておきたいところですよね。
今回は、ムダ毛処理のおすすめの方法をご紹介します。
この記事の目次
ムダ毛は女性の敵
冬は長袖などでごまかすことができても、夏になるとごまかせないものがあります。それは「ムダ毛」です。手入れをしても次々に生えてくるムダ毛にイラッとすることも多いことでしょう。いっそ生えなくなればいいのに、と思ったことも多々あるはずです。
特に、人目につきにくい秋冬と違って、夏は肌を出す機会が多くなりますよね。最近は女性だけではなく、男性もムダ毛処理をしっかりとしている人が増えてきています。「ムダ毛」をそのままにしておくと、男性からはだらしないと見られることもあるそうです。
確かに、手入れをしていない人=だらしないと見られても仕方ないのかもしれませんが、社会人になると手入れの時間を作るのも難しかったりしますよね。そんな時に実践したい、ムダ毛の処理方法について見ていきましょう。
ムダ毛処理方法その1:剃る
皆さんはどんな方法でムダ毛処理をしていますか?一番多いのはカミソリや電気シェーバーで剃ると答える人ではないでしょうか。自宅で手軽に出来るという点が、最大のメリットですよね。
特にコスト的な面を考えてもカミソリで剃っている人は多いと思いますが、カミソリで剃るのはお肌への負担が大きいと知っていましたか?
今はお肌への負担が少ない女性用カミソリなども普及していますが、それでもお肌への負担が激減というまでには至りません。お肌のことを考えるなら、電気シェーバーの方が負担が少ないのでオススメです。
しかし、電気シェーバーにもデメリットはあります。それは深く剃ることが出来ないため、カミソリほどの仕上がりにはならず、自然と使用頻度が高くなってしまうことです。
いくらお肌への負担が少ないとは言っても、使用頻度があがってしまうとトータルで受ける負担は大きな差が出ないようにも思えますね。
産毛などの細いものはトリマーを使うといいでしょう。こちらもお肌への負担は少ないので、ちょっとした産毛などは電気シェーバーではなくトリマーの方がオススメです。
ムダ毛処理方法その2:抜く
ムダ毛処理方法その2は、ピンセットなどでムダ毛を抜くということです。こちらは一度抜いたらしばらく生えてこないというメリットもありますが、時間がかかるのと、何より根気強さが必要となってきます。
時間をかけて忍耐強く続ける価値があるかと聞かれると、答えは「NO」です。ムダ毛を抜いてしまうと毛穴が汚くなってしまうというデメリットもあり、一度汚くなった毛穴は簡単には戻ってくれません。
ムダ毛を抜く方法はピンセットだけではなく、脱毛テープなどもあります。夏場になると、ドラッグストアなどでその姿を見かけ始めます。しかし脱毛テープは、ピンセットでムダ毛を抜く以上のリスクがあるんです。
テープを貼って一気に剥がすだけ、確かに簡単ですがお肌への負担も毛抜きの比ではありません。他にも電動毛抜きなど色々と便利アイテムが普及し始めていますが、「毛抜き」という行為自体は負担が大きいということを覚えておいてください。
個人的にはムダ毛処理の方法から「毛抜き」という行為は省いて欲しいのが正直なところです。手軽に出来るものほど効果が強いため、リスクは更に増していくのですから。
ムダ毛処理方法その3:焼く
ムダ毛処理の方法として、熱線式の除毛器を使うという方法もあります。熱線とは言っても物凄く熱いわけではなく、肌の上を滑らせられる程度の温度です。
肌の上に滑らせるだけで熱戦がムダ毛を焼いてくれるという便利なものですが、やり方を間違えるとヤケドをしてしまうというデメリットがあります。特に初めて使う人などは温度調整を失敗してヤケドをしてしまった、という場合が多いようです。
それから他のムダ毛処理でも同じことが言えますが、熱線でムダ毛を焼いた後はクリームなどで保湿をしてあげないと乾燥の原因になって、ムダ毛以上のお肌トラブルを引き起こす可能性がありますので気を付けてください。
せっかくムダ毛処理をしたのに手入れ方法やケアを間違って別のトラブルに繋がった、なんて悲しいことにはならないよう気を付けましょう。
ムダ毛処理方法その4:薬を使う
こちらも一般的となったムダ毛処理方法で、「除毛剤」を使うというものです。ムダ毛処理をしたい部位にクリームを塗ると、それがムダ毛を溶かしてくれます。
しかし、この方法にも問題があります。それはお肌への負担が強く、皮膚までをも溶かしてしまう可能性があるということです。お肌が弱い人は除毛剤を使わない方がいいでしょう。
綺麗な肌を見せるために使った除毛剤でかぶれたりしたら、本末転倒です。あまりオススメはできない方法ですが、使用者全員が同じ症状になるわけではないので、一度使ってみて「私は大丈夫だな」と思った人だけ継続してみるといいかもしれません。
また、継続する人で注意してほしいのが「頻繁に使用しない」ということです。ムダ毛を溶かすほどの効果なので、お肌が強い人も弱い人も除毛剤によって負担は必ず来ています。
使用頻度が高くなってしまうとそれだけ負担も大きくなるということなので、なるべく使用頻度を下げて行うようにしましょう。
ムダ毛処理方法その5:脱毛
ここまでご紹介したのは自己処理の方法です。実はこれらに加えてもうひとつだけムダ毛を処理出来る方法があります。それはずばり「脱毛」です。
脱毛とは毛が生えてこなくなるということなので、ムダ毛処理の必要がなくなる、もしくは手間がかなり軽減されるという状態になります。毛乳頭を破壊すると毛が生えてこなくなります。つまりリスクを背負って剃ったり焼いたりする必要がないということです。
自己処理ではどれもお肌への負担が心配されますが、脱毛をするとその後はムダ毛処理をしなくて済むので最低限の負担でムダ毛処理を行うことが出来るのです。
しかし脱毛は抜けている部分や休んでいる毛には効果がないとされているため、完全な脱毛をするために何度か施術を行う必要があります。そうしなければ部分的に毛が生えてくるということにもなりかねません。
脱毛の方法ですが、大きく分けると「自宅で出来る除毛器」「エステ」「対応している病院にかかる」の3つがあります。
長い時間をかけてできるのであれば家庭用の除毛器で大丈夫かな、と思います。ただし除毛器自体がお安い物ではないので、最初の購入時に悩む人も多いようです。家庭用除毛器は、好きな場所を好きな時間に出来るというメリットがあります。
次にエステについてですが、こちらもお店によって変動はあるものの、お値段は決して手が出ないほどの高額ではありません。中にはリーズナブルなお値段設定のエステもあります。
ただし完全な脱毛までに結構な時間がかかってしまうこと、何度もエステに通わなければならないこと、全身脱毛の場合はそれなりのお値段がかかってしまうことなどがデメリットになります。それと他人が施術するので、言いづらい場所の脱毛は恥ずかしさが出てくるくらいでしょうか。
完全な脱毛までには3年ほどかかる場合があります。もちろんそれ以上になる可能性もあるので、早く終わらせたいと言う人は家庭用除毛器の方がいいかもしれませんね。
最後に病院(クリニック)についてですが、やはり医療機関ということでお値段は一番高いです。逆を言えば医療機関の人が施術してくれるので安心と言えば安心ではありますが、金銭的に見ると少し敷居が高いようにも思えます。
そして病院(クリニック)が使用している機器は医師免許が必要な物ばかりなので、その効果は絶大です。
ただ脱毛効果は強い一方で痛みが激しいと感じる方も多いようで、中には麻酔を使用して施術を行うこともあるそうです。それと効果が高い反面、副作用の可能性があるということも覚えておいてください。
そして一番のデメリットと言えば料金が高いということでしょうか。病気や怪我ではなく美容目的なので保険対象外となり、料金は10割負担です。エステと比べると数倍かかるとも言われています。
ムダ毛を処理してツルツル肌を手に入れよう
「剃る」「抜く」「焼く」「薬の使用」「脱毛」
・間違った方法でやると肌を痛めるので、なるべく正しい方法でムダ毛処理をする
今回はムダ毛処理についてご紹介しましたが、自己処理となるとやはりお肌への負担が大きいです。しかし脱毛となればお肌ではなく懐の負担が大きいので、どちらを選ぶかはこの記事を読んだみなさんにお任せしたいと思います。
ただ、本来自然に生えてくる毛を抜いたり脱毛したりするわけですから、少なからずお肌への負担があるということを知っておいてください。間違った方法、適当な方法をすると毛穴を痛めて茶色になったり黒ずんだりします。実際にそうなってしまってからでは遅いんですよね。
特に自己処理の後のケアはきちんとしないとお肌が乾燥してしまってトラブルの原因にもなります。そのため自分が行う処理方法のメリットとデメリットをしっかり調べてから、自分に合うムダ毛処理の方法を見つけていってください。