奥二重の人は、「アイメイクがうまくいかない」、「目を大きく見せたいけれど、どうやったらいいのかわからない…」と思っている人も多いと思います。「女優さんとかモデルさんは、パッチリ二重の人ばかりだから、いまいちメイクの参考にならないんだよなぁ・・・」と思うことも多いですよね。
今回は奥二重の人に似合うアイメイクをご紹介します。整形メイクのようにがっつり盛りすぎるメイクではなく、ナチュラルだけど目を大きく見せられるメイクをご紹介しますね。
この記事の目次
奥二重の人のメイクは難しい…
奥二重の人は、アイメイクに悩むことも多いと思います。むしろ、まったく悩んだことがないという人はいないのではないでしょうか。
奥二重の人のメイクの悩みと言えば、次の2つですよね。
2.メイクをしても瞼で全部隠れちゃう
奥二重の人のアイメイクは横幅を意識しよう!
奥二重の人がアイメイクをする時は、目の面積を大きく見せるために、目の縦幅を意識してアイメイクをすることが多いと思います。
パッチリ二重の人は目の縦幅が大きくて、丸い目をしていることが多いので、「私もそうなりたい!」と思って、目の縦幅を大きくしようとするのは当たり前のことですよね。
ただ、奥二重の人が目の縦幅を意識したアイメイクをすると、かなりの確率で失敗します。なぜなら、瞼に隠れてしまうし、瞼に隠れても見えるようにするアイメイクをすると、不自然&盛りすぎのアイメイクになるからです。
だから、奥二重の人は目の横幅を意識したアイメイクをしましょう。横幅を大きく見せることで、目の面積を大きく見せるんです。そうすれば、今よりもパッチリとした印象の目力が強い目にすることができます。
だから、奥二重の人は横幅を意識したアイメイクをしましょう。そうすれば、自然で似合うアイメイクができますよ!
奥二重の人のアイメイクの方法~アイブロウ~
奥二重の人のアイメイクの方法、まずはアイブロウから見ていきましょう。アイメイクは、アイシャドウやアイラインだけではありません。アイブロウも大切なんです。人間の顔は眉毛1つで大きく変わりますから。
奥二重の人の眉のポイントは、次の2つ。
・目と眉を近づけるように描く
・少し長めに描く
目を少しでも大きく見せたいなら、目と眉を近づけるようにしましょう。目と眉を近づけることで、目を大きく見せる効果があります。欧米人などパッチリ二重の人は、たいてい目と眉の距離が近くて彫が深いんです。
だから、奥二重の人は目を大きく見せるためにも、目と眉を近づけて描くようにしましょう。具体的には、眉の下を描き足すようにすることです。
眉を描くときは、眉上に描くのではなく、眉下のアンダーラインを意識して描くようにしましょう。これだけで、目の印象は大きく変わるはずです。
また、眉毛は少し長めに描いてください。いつもよりも少し長めに描くことで、目の横幅を強調させる効果があります。
さらに、眉を長めに描くと、小顔効果もあるんです。小顔に見せると、目の面積は変わらないのに、顔の面積は小さく見せることができるので、目を相対的に大きく見せることができます。
だから、目を大きく見せたい奥二重の人は、目と眉を近づけるようなメイクをして、眉は少し長めに描くようにしましょう。
奥二重の人のアイメイクの方法~アイシャドウ~
奥二重の人のアイメイクの方法、次はアイシャドウです。奥二重の人はアイシャドウをしても、瞼に隠れてしまって、どうしたら良いかわからないという人も多いと思います。
1.濃い色のアイシャドウを目尻にだけのせる
引き締め色である一番濃い色のアイシャドウを指やブラシにとって、目尻から1センチくらいのところにのせて、目尻側に広げるようにする。
この時に、アイホールの上にある骨の部分までしっかり広げて上げると、顔を立体的に見せることができます。
2.明るい色を目頭側にのせる
次に、明るめの色を目頭側にのせましょう。ハイライトカラーではなく、ミディアムカラー(中間色)くらいの色が良いですね。4色のアイシャドウだったら、2番目に明るい色がおすすめです。
そのカラーのアイシャドウを目頭から目の中央部分まで(先ほどの目尻にいれた濃い色のアイシャドウの境目辺りまで)入れるようにしましょう。
目頭側に明るい色をのせることで、目尻側を強調できるので、目の横幅を広く見せることができるんです。
3.涙袋メイクをする
奥二重の人はスッキリとした涼しげな目元であることが多いので、涙袋メイクをして、目をウルウル&大きく見せましょう。涙袋があるだけで、目を大きく見せることができるんです。涙袋は一重でも奥二重でも二重でも関係なく、みんなできるメイクですよね。
<涙袋メイクのやり方>
1.ブラウン系のリキッドアイライナーなどで涙袋の線を入れる。にっこり笑った時にできるラインが目安です。
2.アイシャドウのハイライトカラーを下瞼にいれる
3.ブラウンのラインを綿棒でぼかす
4.ラメの入ったシャドウをハイライトカラーを塗った上にのせる
より自然な仕上がりにしたいときには、リキッドのアイライナーではなく、ペンシルタイプのアイライナーで薄く描くと良いですよ。
奥二重の人のアイメイクの方法~アイライン~
奥二重の人のアイメイクの方法、次はアイラインです。奥二重の人は、アイラインが難しいですよね。
一生懸命アイラインを描いても、瞼で隠れてしまう。しかも、まつ毛のキワを埋めるように描くのがすごく難しい!だから、いつもアイラインが不自然になったり、アイラインを書いても意味がなくなってしまう。
こんな悩みを抱える奥二重さんは多いと思います。
瞼で隠れてしまうなら、隠れない部分だけアイラインを描きましょう!つまり、目尻の部分だけアイラインを描けば良いんです!
まずは、目を開けた状態で、目のラインに沿って目尻にだけアイラインを入れます。この時に、跳ね上げたり、垂れ目メイクにせずに、あくまで目のラインの延長で描くようにしましょう。
長さは、目尻から0.5cmくらい長めにしましょう。あまり長くし過ぎると、不自然になりますので、ちょっと長めくらいがおすすめです。
そして、目を閉じてから、先ほど描いたアイラインと目のキワの間を埋めるようにアイラインを少しだけ太くしてください。
そうすると、キレイなアイラインを描くことができますよ。あくまでアイラインを入れるのは目尻だけ!これは守りましょう。
瞼に隠れて見えないところに、アイラインを描いたって意味がありません。むしろ、その部分のアイラインが汗や皮脂で崩れてくると、それが原因でパンダ目になることもあります。
それなら、潔く入れない方がいいと思いませんか?
奥二重の人のアイメイクの方法~マスカラ~
奥二重の人のアイメイクの方法、次はマスカラです。奥二重の人は、まつ毛は薄くて短めという人も多いと思います。だから、思い切って、つけまつげをつけてみようかな?なんて思う人もいると思います。
しっかりメイクをする時には、つけまつげも良いですよね。つけまつげをするだけで、印象は大きく変わりますから。ただ、普段メイクをする時につけまつげをつけてしまうと、「ガッチリ盛ってます!」感が出てしまうので、普段メイクは地まつげだけでなんとかしたいものです。
奥二重の人は放射線状にキレイにセパレートするのがポイントですよ!
<奥二重の人のマスカラ>
1.まつげをビューラーでしっかり上げる。この時目尻側は特に意識してしっかり上げるようにすると、目の横幅を強調できるのでおすすめ。
2.目元はたっぷり、まつ毛の毛先はあっさりめにつけるようにする
3.しっかり放射線状にしっかりセパレートする。目尻側は、特にセパレートさせて広げるようにして!
放射線状に扇形にキレイにまつげを広げてセパレートさせると、目の横幅を強調することができますよね。だから、奥二重の人がマスカラをつける時には、とにかくキレイにセパレートさせることを意識しましょう。
マスカラはボリュームタイプが良いか、ロングタイプが良いかは、あなたの好み次第ですが、まつ毛の根元部分にはたっぷりとマスカラをつけて上げると、目をより強調することができるのでおすすめですよ。
奥二重の人のNGアイメイク
奥二重の人がやりがちだけど、NGのアイメイクをご紹介します。目を大きく見せようとして必死にメイクをしているけれど、いまいち似合っていないメイク・不自然なメイクをしている奥二重の人は多いですよね。
どんなアイメイクをすると、不自然に見えてしまうのかを知っておくと、NGメイクをせずに済みますよ。
1.太いアイライン
奥二重の人は、アイラインを引いても瞼に隠れてしまうから、瞼に隠れても見えるように太いアイラインを引くことが多いですよね。その気持ち、よくわかります。
でも、太いアイラインは奥二重の人には絶対にNGです。奥二重の人は、あくまで「二重」。目を見開いたときは、キレイな二重になりますよね。
その時に、太いアイラインがガッチリと見えてしまうと、とても不自然なのです。それに、奥二重なのに、普通にしていてアイラインが見えるのって、かなり不自然になります。
だから、奥二重の人が太いアイラインを引くのは、絶対にNG!先ほども言いましたが、細めのアイラインを目尻だけに引くようにしましょう。
2.濃い色アイシャドウを二重幅全体に
二重の人は引き締め色のアイシャドウを二重幅にいれるのが基本です。濃い色のアイシャドウを二重幅にいれることで、すっきりと目元を引き締めることができるからですね。
引き締め色を二重幅に入れるのが、アイシャドウの定番の塗り方。だから、奥二重の人もそのように塗ろうとするかもしれませんが、奥二重の人はNGです。
奥二重の人が二重幅全体に引き締め色を塗ってしまうと、眼を開いたときに目を引き締めすぎてしまうんです。
元々すっきりと涼しげな目元の奥二重さんが、引き締め色を全体に塗ると、目元を引き締めすぎてしまって、逆に目を小さく見せてしまうことがあるのです。
だから、奥二重の人は、定番のアイシャドウの塗り方ではなく、目尻部分にだけ引き締め色を使って、目の横幅を強調した方が良いんです。
3.短めアイライン
奥二重の人は、目尻よりもちょっと長めにアイラインを入れるのが基本です。ただ、切れ長の目の人はカッコよくクールに見られがちなので、アイラインを短めにして、キュートにかわいく見せたいと思うかもしれません。
そうすると、目の横幅を強調できないので、目を大きく見せることができないんです。だから、奥二重の人はアイラインを長めにして、切れ長の目をさらに強調した方が目を大きく見せられますし、似合います。
やわらかい雰囲気、かわいい雰囲気にしたいなら、色遣いを工夫すると良いですよ!アイラインやアイシャドウの色を工夫することで、奥二重の人のメイクを柔らかく、かわいく見せることはできます。
4.黒の濃いリキッドアイライン
奥二重の人は、目を強調しようと思って黒のアイラインを使いたくなると思います。黒のアイラインを使うと、アイラインが目立ちますので、目を大きく見せられそうですよね。一重や二重の人が、より目を大きく見せようとする時には、黒のリキッドアイライナーを使うと、目を強調できます。
ただ、奥二重の人は黒のアイラインはおすすめできません。黒のリキッドアイラインを使うと、目を引き締めすぎてしまうからです。
だから、奥二重の人にはブラウン系のアイラインを使うことをおすすめします。ブラウン系のアイラインだと、自然で柔らかい印象に仕上げることができます。
奥二重の人はブラウン系のアイライナーを基本にしておくと良いですよ。
奥二重の人はカラー使いでトレンドメイクに!
奥二重の人のアイメイクのポイントをご紹介してきました。奥二重の人のアイメイクは、いろいろな色に挑戦してみるのもおすすめなんです。
なぜなら、奥二重なら「チョイ見せ」ができるから。奥二重の人は、目尻の部分だけを自然にチョイ見せすることができるので、カラフルな色のメイクをしても、不自然ではなく、自然なアイメイクをすることができるんです。
ボルドー系やブルー、ネイビー、グリーンなどいろいろな色のアイライナーを使うと、いつもと違うメイクを楽しめます。
出典:amazon.co.jp
また、アイシャドウも目尻に引き締め色を塗った後に、キレイでポップなカラーを目尻のキワにちょっとだけ乗せるようにすると、カラフルで明るい印象になります。
チョイ見せを自然にできるのは、奥二重の人の特権です。いつものブラウン系のメイクだけではなく、カラフルなカラーメイクを楽しんでみてはいかがですか?
まとめ
奥二重の人のアイメイクのポイントをまとめましたが、いかがでしたか?奥二重の人はちょっとしたコツを掴めば、意外と簡単に似合うアイメイクをすることができます。
ポイントは、横幅を広げること。二重の人と同じメイクをしていても、奥二重の人には似合いません。奥二重の人は、目尻に重点を置いて、目の横幅を強調して広げるようなメイクをすれば、自然なのにパッチリとした印象的な目元になることができますよ。