整形した輪郭には、どういう特徴があるか知っていますか?また、輪郭を整形しているかどうかは、どうやって見分ければ良いのでしょう?
整形している輪郭の特徴や見分け方をまとめました。輪郭を整形しているかどうかは、意外と簡単に見分けられるんです!
輪郭を整形する方法は?
まずは、顔の輪郭を整形する方法を確認しておきましょう。輪郭を整形しているかどうかを見分けるためには、整形方法を知っておかなくてはいけません。
顔の輪郭を整形する方法には、たくさんの種類があって、簡単なものから、大掛かりなものまでいろいろなものがあるんです。
輪郭の整形方法を知らない人は、「こんな方法で整形するの!?」と驚くはずです。
顎のシリコンプロテーゼ挿入
顔の輪郭の整形方法、1つ目は顎のシリコンプロテーゼ挿入です。日本人の顎は丸く、真下を向いていたり、引っ込んでいる人が多いですよね。
それに対して、欧米人の顎はとがっていて、前にツンと出ている人が多いんです。顎がシュッと細くとがっていて、前に少しだけ出ていると、シャープな顔の印象になりますし、横顔のバランスがきれいになります。
顎のシリコンプロテーゼを入れるためには、口の中の粘膜を切開しますので、傷跡が目立つこともありませんし、半永久的にきれいな顎のラインを手に入れることができるのです。
顎の骨切り・骨削り
顎の骨切りや骨削りをすることでも、顔の輪郭を変えることができます。顎の骨切りや骨削りは、顎の骨の形を物理的に変えることで、顔の輪郭を変えてしまうのです。
これは、顎が長すぎたり、前に出過ぎたりしている人に向いている美容整形の施術です。顎の骨切りや骨削りは、大掛かりな手術になり、オトガイ神経を傷つけて、顔面の知覚麻痺が起こるリスクが高くなります。
エラの骨切り・骨削り
顔の輪郭の整形手術の3つ目は、エラの骨切りや骨削りです。エラが張っていることに悩んでいる人は多いですよね。エラが張っていると、それだけで顔が大きく見えてしまいますし、男性的な印象になりますので、エラをなくしたいと思っている人は多いと思います。
エラをなくして、顔の輪郭を変えるには、エラの骨切りや骨削りを行います。口の中の粘膜を切開して、そこからエラの骨を切ったり削ったりすることで、エラの骨をなくしてしまう整形方法になります。
エラの骨をなくすことで、スッキリしたフェイスラインになることができますし、顔を小さく見せることができるんです。
ボトックス注射
顔の輪郭を変えるためには、ボトックス注射もあります。これは、メスを使わない整形になりますので、「プチ整形」に分類されるものになります。
エラが張っている人は、骨が出ていることが原因のこともありますが、筋肉が発達していることが原因のこともあります。
ボトックスを注射することで、エラの部分の筋肉を萎縮させて、エラを目立たなくすることができるんです。ただ、ボトックス注射は半年から1年程度で効果がなくなります。
でも、ボトックス注射を4~6ヶ月おきに5回程度注射をすると、半永久的に効果が持続しますので、エラがない小顔を手に入れることができるんです。
ただ、この方法は筋肉が発達していることで、エラが目立つ人に有効な方法で、骨が出ていることでエラが目立っている人にはあまり意味がない方法になります。
整形している輪郭の特徴や見分け方
輪郭を整形しているかどうかを見分ける方法をご紹介します。輪郭を整形していると、どういう特徴があるのか、どうやって見分ければ良いのか気になりますよね。
これを見れば、簡単に整形かどうかを見分けられるようになるはずです!
顎が不自然に細くとがっている
輪郭を整形しているかどうかの見分け方の1つ目は、顎が不自然に細くとがっているかどうかです。
日本人の顔の輪郭は、基本的に顎は丸いのが普通です。多少尖っていても、欧米人のように鋭くシュッとしている顎の人は、あまり多くありません。
それなのに、顎が不自然に細く尖っている場合は、顎にプロテーゼを入れていたり、顎の骨切り・骨削りをしている可能性があります。
出典:elle.co.jp
このクロエ・モレッツの顎はナチュラルなものだと思いますが、日本人でこれだけ顎がシュッとしている人は、輪郭的にほぼあり得ません。
でも、日本人なのに、このような顎をしている人は輪郭の整形をしている可能性が大きくなります。
フェイスラインが滑らか
フェイスラインが滑らかかどうかも、輪郭の整形をしているかどうかの見分け方になります。フェイスラインが滑らかだと、エラの骨切りや骨削りをしている可能性があるんです。
まずは、自分のエラの部分を触ってみましょう。エラが張っていない人でも、耳の下の部分がボコッとしていますよね。これは顔の骨格なので、どんな小顔の人でも、エラが全く貼っていない人でも、このボコッとした部分はあるのが普通です。
でも、このボコッとした部分がなく、滑らかなフェイスラインの人は、美容整形の手術でこのボコッとしたところを削っているということになります。
そのため、フェイスラインが滑らかで、フェイスラインにボコッとしたところがない人は、エラ削りで顔の輪郭を整形している可能性が高くなります。
このフェイスラインの滑らかさが、顔の輪郭の整形手術をしているかどうかを一番見分けやすいかもしれませんね。
フェイスラインがスッキリしているけど腫れている人
フェイスラインがスッキリしているけれど、なんとなく腫れている人、違和感がある人も輪郭を整形している可能性があります。
顎の骨削りやエラ削りをしている人は、口の中から切開して手術をしますので、傷跡が目立つことはありません。でも、美容整形の手術をした後は、2ヶ月程度はおたふくかぜのように腫れてしまうんです。
そして、完全に腫れが引くには半年程度はかかります。そのため、美容整形をして半年以内は、顔の輪郭が腫れていることが多いので、「フェイスラインはスッキリしているけれど、顔が腫れているような気がする」という人は、顔の輪郭の整形手術をして半年以内である可能性が高いでしょう。
プロテーゼが浮き上がる
顎の輪郭を変えるために、顎にプロテーゼを入れた場合、形が合わないものを入れると、プロテーゼが浮き出てしまうことがあります。
顎の輪郭を無視した形のプロテーゼを入れると、骨を圧迫して、血流を妨げるため、顎の皮膚が萎縮して、プロテーゼが目立つようになるんです。また、もともと皮膚が薄い人が、大きめのプロテーゼを入れることでも、プロテーゼの形が目立つようになりますね。
頬杖を付いた時に、力の入れ具合や角度、手を置いた位置などによっては、プロテーゼを入れた部位からくっきり折れてしまって、プロテーゼが丸わかりになることもあります。
顔の輪郭の整形方法・整形した輪郭の特徴・見分け方のまとめ
・輪郭を整形する方法
「顎のシリコンプロテーゼ挿入」「顎の骨切りと骨削り」「エラの骨切り・骨削り」「ボトックス注射」
・整形している輪郭の特徴と見分け方
「顎が不自然に細くとがっている」「フェイスラインがなめらか」「フェイスラインがスッキリしているけど腫れている」「プロテーゼが浮き上がる」
顔の輪郭の整形手術の方法や整形した輪郭の特徴や見分け方をまとめました。顔の輪郭を整形すると、それが目立ってしまうことがあります。
でも、顔の輪郭の整形手術はそれだけ大掛かりなものなので、整形しているかどうかがわかりやすいのは、ある意味仕方がないことです。
ただ、上手な美容整形の医師に施術をしてもらえば、外から見ただけではわからないように顔の輪郭を変えてくれますので、顔の輪郭の整形をしたい人は、医師選びに気を付けるようにしましょう。