大学生の平均貯金額はいくらなのかご存知ですか?貯金は心に余裕をもたらしてくれるものですが、実際のところあまり貯金ができていない人が多いのも事実。
今回は、貯金を成功させるためのポイントやコツをご紹介していきます。
この記事の目次
大学生に貯金は必要?
大学生にもなると、お金の管理を自分で行わなければならなくなるでしょう。実家から大学に通う場合はそれほど貯金の必要性を感じないかもしれませんが、県外の大学などで一人暮らしを始めるようになると、お金への考え方が変化してくる時期ともいえます。
そもそも、大学生に貯金は必要なのでしょうか?大学生は活動範囲や自由な時間が高校生の時よりぐんと広がります。ですから自分のしたいことをできるだけ行うというのも非常に良いことです。
しかし、大学生という期間は永遠に続くものではありません。大学卒業後の自分の将来を考えて貯金をしておくのは非常に重要です。大学生活の間に自分のお金の一部を貯金しておくと、マネーコントロールの基礎を据えることが出来るでしょう。
大学生が貯金をするべき理由
大学生とはいっても就活時期に入るとなかなか自分のために時間を使うことが難しくなってきます。どれだけスケジュールを上手に組んだとしても、選考の結果次第で大きく変化してしまいます。
なかなかアルバイトの時間を取り分けることが出来なくなると同時に出費が重なる時期です。ですから、まずは就職活動のために大学生活の間に貯金をためておく必要があります。
また卒業するとこれまでは考えられなかったような、保険や税金、家賃や年金などの様々な費用がかかり始めます。
いきなりそうした状況に追い込まれないようにするためにも、数千円ずつでもよいので貯金をしておくと、将来必ず役に立つことでしょう。
大学生の貯金の主な使い道4つ
大学生の貯金の使い道はにどのようなものがあるでしょうか?
①旅
大学生の間は時間があるのにお金がなくて旅行に行けない、と不満に感じる人が多いようです。そのため卒業旅行や一人旅、海外旅行など、自分が理想とする旅行を行うために貯金を使ってしまうかもしれません。
②将来
これが最も大切な貯金の使い道です。将来を家を建てたり、結婚したり子供が出来た時のために、大学生の時から貯金しておくことは非常に効率が良いといえます。かなり保守的な考えを持ち将来のために貯金をすることはおすすめです。
③趣味
趣味を極めるために貯金をするのも、大学生のうちは良いでしょう。また、卒業後もその趣味だけは欠かしたくなというときには、貯金が必要です。趣味に使うお金は無駄遣いではありません。大切なことを学べる機会ともなります。
④好きなもの
「浪費」に結びつきやすいのが、この貯金の使い方です。好きなブランド品を買うために貯金をしている人が多くいます。好きなことに使うときには計画的に貯金をし、使いすぎないように注意しましょう。
貯金が出来ない大学生の特徴
やりたいことを実現するために努力する時期が「大学生」です。ですからやりたいことにお金をつぎ込むのは間違った事ではありません。しかし、大学生の場合稼げるお金には限界があります。
自分のやりたいことだけにお金を費やしていると、その他の出費がまかなえなくなるかもしれません。毎日のちょっとした節約が、貯金につながります。貯金が出来ない人は最低限の節制を軽く見ているのかもしれません。
成人したのをきっかけにお酒やギャンブルにお金をかけ始めるのはあまりお勧めできません。自制心が認められる年になったということですので、自覚を持つ必要があります。
貯金が出来る大学生の特徴
貯金が出来る人は自分をコントロールすることが出来る人です。○○がしたいからお金を貯めるといった目的がはっきりしています。最低限の貯蓄が出来るようになると心の余裕も生まれますし、大学生活を円滑に行えることでしょう。
貯金が出来ているかということよりも、大学生活を有意義に用いて自分の目標のためにどのようにお金を使っているか、ということがポイントです。自分の理想像を持つと貯金をしやすくなることでしょう。
大学生の平均貯金額
大学生の平均貯金額は69.8万円といわれています。え?高い!と思われた方も多いと思いますが、これが現実です。中には毎日カツカツで生活しており貯金など0に近いという方も確かにおられます。
しかし、これだけ貯金をしておけば急な出費や将来の大きな出費にも慌てることなく対応できることでしょう。
大学生が貯金を成功させるための9つのコツ
大学生が貯金を成功させるためにはどうすれば所いのでしょうか?ここでは9つの方法をご紹介します。
①収入の中で貯金額を決める
収入額の中で、まずは貯金額を決めておきましょう。その貯金額な無理な場合でも0にするのではなくできる分を貯金しておきます。毎月少しずつではあっても確実にお金をためていけば、必ず貯金は貯まります。
②特別な収入を貯金
ボーナスや単発バイトなど特別な収入源があったときにはそれを貯金するという方法もよいでしょう。もし親から仕送りがあるのであれば、仕送りは貯金してバイトのお金で生活するというのも、ずるいようには思えますが賢い方法であるともいえます。
③口座を分ける
貯金していてもなぜか使ってしまう、という方は、貯金するための口座を分けるようにしましょう。バイト先によって貯金と生活費を分けるのであれば、給与が振り込まれる口座を変えると良いかもしれません。そうすれば自動的に貯金を行うことが出来ます。
④人の力を借りる
自分の力だけではコントロールできないかもしれません。そのような場合は人の力を借りましょう。例えば親に貯金を管理してもらうのです。絶対に使わないように親がもっていれば安心です。この方法でためて成功した方はたくさんおられます。
⑤定期預金をする
金融機関の定期預金に入るのもお勧めです。口座の開設は非常に簡単ですから、大学入学と共に定期預金口座を作成するのは以下がでしょうか?ある一定の時期が決まっておりそれまでは引き出すことが出来ない為、おすすめの方法です。
⑥積み立ての保険に入る
積み立ての保険に入るのもある意味おすすめです。時期が経過するとすべて戻ってきます。保険に関しては様々な種類や方法があるため、事前の下調べが必要です。親と相談しながら貯金を成功させましょう。
⑦小さな貯金を始める
まずは、小さな貯金をするところから始めてみるのはいかがでしょうか?100円や1000円であっても毎日、毎月ためていけば確実に貯金できます。お金がたまっていくという快感を覚えると大きな額の貯金も成功しやすくなるはずです。
⑧家計簿をつける
節約をしたり支出を抑えるためには、家計簿が必要です。自分が月にどれほど出費をし、何が必要ではない出費なのかを、家計簿をつけることによって明らかにできます。最近ではスマホのアプリでも家計簿を簡単につけることが出来るのでお勧めです。
⑨使っていい貯金と使ってはいけない貯金はわける
貯金が、急に消えてしまう可能性があります。急な旅行や趣味のためです。ですから、使っていい貯金と使ってはいけない貯金を決めておきましょう。いつまで貯金として置いておくのかその期間を決めておくのです。
これであなたも貯金を成功させることができます!
・貯金ができない大学生の特徴は、最低限の節制を軽く見ているから
・貯金ができる大学生の特徴は、自分をコントロールすることができる
・大学生の平均貯金額は、69.8万円
・大学生が貯金を成功させるコツは、収入の中で貯金額を決める
・ボーナスや単発バイトなど特別な収入を貯金する
・生活費と貯金の口座をわける
・親に貯金を管理してもらう
・定期預金をしておく
・積立の保険にはいる
・小さな貯金を始める
・家計簿をつける
・使って良い貯金と使ってはいけない貯金をわける
大学生の時期は好きなことを好きなだけ楽しめる時期でもありますが、将来のための貯金を蓄える非常に良い時期ともいえます。なかなか貯金が成功しなかった方もここで紹介した9つのコツを是非お試しください。自分の将来のために貯金していきましょう。