アレルギー肌の特徴と原因&7つのスキンケア改善・対策法まとめ

アレルギー肌の人は、すぐに肌がかぶれてしまったり、かゆみが出たりして、悩んでいますよね。アレルギー肌は、「体質だから仕方がない」とか「アレルギーは治らないから」などの理由で、肌質を改善することを諦めてはいないでしょうか?

 

アレルギー肌の人だって、諦める必要はありません!アレルギー肌だって改善することができるんです。アレルギー肌の特徴や原因、スキンケア・改善方法をまとめました。

アレルギー肌の特徴

アレルギー肌の特徴を考えていきましょう。アレルギー肌になると、次のような症状が起こります。

・かゆみが出る

・かぶれが出る

・炎症が起こって赤くなる

・肌が腫れる

アレルギー肌は、なぜこのような症状が起こるのか、どんな特徴を持っているのかを見ていきましょう。

 

 

特定のものにアレルギー反応が出る

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アレルギー肌の人は、特定のものにアレルギー反応が出るという特徴があります。アレルギー反応は免疫機能の異常で起こります。

 

特定の物質が体内に侵入することで、それを異物とみなして、体が異物とみなして追い出そうとするのですが、この時に免疫機能が過剰に反応して、ヒスタミンという物質が分泌され、かゆみや赤み、かぶれなどのアレルギー症状が出てしまうのです。

 

アレルギーを起こす特定の物質は、人によって違います。「アレルギーを起こす物質=アレルゲン」は、人それぞれなのです。

 

アレルゲンの代表的なものをご紹介します。

・ハウスダスト

・花粉

・化学物質

・ダニ

・金属

・特定の食品

これらのものは、アレルゲンとなって、肌の不調を引き起こします。

 

 

元々が敏感肌

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アレルギー肌の人は、もともとが敏感肌であることが多いのです。そのため、特定の物質にアレルギー反応を起こしてしまうものの、それ以外のものでも、普通の人よりも肌トラブルが起こりやすいんですね。

 

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敏感肌の人は、肌のバリア機能が低下しています。健康な肌は、肌の水分がしっかり保たれていて、表皮も滑らかに整っているので、外部からの刺激にも肌を守ることができるのです。

 

それに対して、敏感肌は肌の水分量が少なく、さらに表皮が乱れていて、水分が蒸発し安い状態です。そのため、外部からの刺激が直接肌に届いて、それによって炎症が起こり、かゆみやかぶれが起こりやすくなります。

 

もともと、アレルギー肌の人は、皮膚のバリア機能が低下している敏感肌で、しかも特定のアレルゲンに過剰に反応してしまうので、肌トラブルが起こりやすくなってしまうのです。

 

 

アレルギー肌の原因

どんな原因でアレルギー肌になってしまうのかを説明していきます。

 

 

アレルギーを持っていること

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アレルギー肌の原因の1つ目は、アレルギーを持っていることです。何らかのアレルギーを持っていないと、アレルギー肌になることはありません。アレルギーを持っていない人は、ただの敏感肌ですから。

 

何か特定の物質にアレルギーを持っていると、アレルギー肌になります。先ほども説明しましたが、特定のアレルゲンは人によって違います。

 

「これをやった時にかぶれる」、「これをすると、顔がかゆくなる」というものがあれば、それがアレルゲンだと考えられます。

 

また、これといった特定のアレルゲンは分からないけれど、アトピー性皮膚炎の人もアレルギー肌になります。アレルギー体質の人は、アレルギー肌になってしまうんですね。

 

 

その他の要因で悪化

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アレルギー肌の根本的な原因は、アレルギーを持っていることです。アレルギーを持っていなければ、どんなに肌の状態が悪くても、アレルギー肌になることはありません。

 

でも、アレルギーを持っていても、それほど肌トラブルが起こらない人、キレイな肌の人もいますよね。アレルギーを持っていてアレルギー肌になり、肌トラブルが多い人と、アレルギーを持っていても、それほど肌トラブルが起こらない人の違いは何でしょうか?

 

それは、アレルギー以外の要因が関係しています。アレルギーを悪化させる条件がそろっていると、アレルギー肌が悪化してしまうんです。

 

アレルギーを悪化させる要因の一例をご紹介します。

・疲労

・ストレス

・不規則な生活

・体調不良

・肌の乾燥

・間違ったスキンケア

これらの要因は、アレルギー肌を悪化させることになります。

 

ということは、アレルギーを持っていることに加えて不健康な生活をしていると、アレルギー肌がどんどん悪化していくということですね。

 

 

アレルギー肌の7つのスキンケア方法・改善方法

アレルギー肌の人は、ちょっとしたことですぐにかぶれてしまったり、激しいかゆみで掻きむしりたくなったりして、肌の状態がすぐに悪化してしまいます。

 

でも、「私、アレルギーだから」と諦める必要はないんです。諦めずにきちんとしたスキンケアをすれば、アレルギー肌を改善することができます。

 

アレルギー自体を治すことはできなくても、かぶれやかゆみ、腫れなどの肌トラブルが起こりにくい肌を作ることは可能です。

 

どうやったら、アレルギー肌の人が肌トラブルが起こりにくい肌を作り、アレルギー肌を改善することができるのか、アレルギー肌の人のスキンケア方法をご紹介します。

 

 

アレルゲンを排除する

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アレルギー肌の人は、とにかくアレルゲンを排除しましょう。アレルギーの人はアレルゲンに触れなければ、アレルギー反応が起こることもなく、かゆみやかぶれは起こりません。

 

あなたは、自分のアレルゲンをわかっていますか?「これが肌に触れるとかゆみが出る」、「これをすると調子が悪くなる」というアレルゲンがわかっているなら、それを徹底的に排除しましょう。

 

食物アレルギーの人は、アレルゲンの食品を食べない。花粉症の人は、マスクやサングラスで花粉が肌につくのを極力避ける。金属アレルギーの人は、金属製のアクセサリをつけないようにするのはもちろんですが、ファンデーションや日焼け止めにも気を遣うようにしましょう。

 

先ほども少し触れましたが、ファンデーションや日焼け止めの中には、色素として使われる「酸化鉄」の中に、金属アレルギーを起こすコバルトやニッケル、クロムなどの金属がごく微量含まれていることがあるんです。

 

そのため、化粧品を選ぶ時には、成分表示に注目して、金属を含むようなものが入っていないかを確認しましょう。

 

ハウスダストやダニなどがアレルゲンの人は、部屋の掃除を徹底してください。また、寝具の清潔にも気を使いましょう。シーツや枕カバー、布団カバー等はこまめに洗って、布団もしっかり天日干しにしましょう。

 

日中は家にいないから、忙しくて布団を干す時間がないという人は、布団乾燥機を使って、ダニ対策をして下さい。

 

 

肌に優しいスキンケアを

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アレルギー肌の人は、肌に優しいスキンケアを心がけましょう。アレルギー肌の人は、肌のバリア機能が低下している敏感肌ですので、肌に優しく負担がないスキンケアを心がけないといけません。

 

まず、基礎化粧品は敏感肌用のものを使ってください。また、できれば無添加・無香料のものを選ぶと良いですね。

 

基礎化粧品の中には、次のような成分が含まれていることがあります。

・パラベン
・フェノキシエタノール
・鉱物油
・ミネラルオイル
・パラフィン

これらの成分は、バリア機能が低下しているアレルギー肌の人には刺激が強くて、かぶれてしまうことがあるのです。

 

そのため、アレルギー肌の人は基礎化粧品選びも慎重に行うようにしてください。

 

次に、スキンケア方法です。それぞれのポイントをご紹介していきます。

 

■クレンジング

クレンジングは、念入りに行いましょう。メイクの落とし残しがあると、それが原因で肌トラブルを起こしやすくなります。そのため、フェイスライン、髪の生え際、小鼻のきわなどもしっかりメイクを落として下さい。

 

また、クレンジングをする時には、擦ってはいけません。擦ると、肌に負担を与えてしまいます。クレンジング剤をたっぷりと使って、指の腹で撫でるように馴染ませながら、メイクを落とすようにしましょう。

 

 

■洗顔

洗顔をする時には、泡をモコモコに泡立ててください。洗顔料を水に軽く馴染ませただけで、顔を洗ってしまうと、毛穴の汚れがきちんと落ちませんし、肌を擦るようにして洗うことになりますので、肌に負担をかけることになります。

 

そのため、手のひらや泡立てネットを使って、モコモコの泡を作ってから、泡で優しく洗うようにしてください。

 

その後は、泡を残さないようにしっかりすすぎましょう。メイクと同じで、髪の生え際やフェイスラインはすすぎ残しが多い部分ですから、最低でも20回はすすぐようにしてください。

 

 

■化粧水と乳液

化粧水と乳液は、アレルギー肌の人はたっぷりつけましょう。アレルギー肌の人は、肌が乾燥しています。肌が乾燥していると、アレルゲンが直接肌の奥まで届いてしまうことになりますので、化粧水と乳液はたっぷりつけましょう。

 

ただ、この時も手を上下に動かして、ゴシゴシとたっぷりとしたつけるのはNGです。手のひらで押さえるようにして、化粧水と乳液をつけるようにしてください。

 

 

 

保湿を徹底する

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アレルギー肌の人は、保湿を徹底しましょう。保湿をすることで、肌の状態を整えて、肌のバリア機能を高めることができます。

 

肌のバリア機能が高まれば、アレルゲンに触れても、症状が出にくくなりますので、アレルギー肌を改善することができるのです。

 

保湿のためには、乳液やクリームをしっかりつけることが大切です。次のような成分は、肌に優しく保湿力が高いので、乳液や保湿クリームを選ぶ時の参考にして下さい。

・グルコース

・ヒアルロン酸

・トレハロース

・尿素

・ライスパワーエキス

・セラミド

また、保湿のためには乳液やクリームを塗ることだけではなく、部屋の湿度にもこだわりましょう。空気が乾燥していると、どうしても肌が乾燥します。

 

そのため、室内は湿度50~60%に保てるように、加湿器などを使って、調整すると良いでしょう。そのほか、水をたっぷり飲むこと、栄養のバランスが取れた食事を摂ることなども重要です。

 

 

体調を整える

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アレルギー肌の人は、いつも体調を整えておくようにしましょう。体調不良になると、免疫機能が低下しますので、アレルギー反応が出やすくなるのです。

 

そのため、常に体調には気を使って、体調を整えておくと良いでしょう。

・早寝早起きをする
・睡眠時間を確保する
・質の高い睡眠をとる
・栄養のバランスを考えた食事
・1日3食しっかり食べる
・適度な運動をする
・疲れたら、きちんと休む

これらのことを実践して、常に体調を整えておくようにしましょう。そうすれば、免疫機能が高まりますし、肌のバリア機能も改善しますので、アレルギー反応が出にくく、肌トラブルが起こりにくくなります。

 

 

ストレスを溜めない

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アレルギー肌の人はストレスを溜めないようにしましょう。ストレスは免疫機能を低下させて、アレルギー反応が起こりやすくなります。

 

そのため、アレルギー肌の人は、ストレスになるものをできるだけ取り除き、ストレスが溜まったら、こまめに発散するようにしてください。

 

ストレス発散方法は、どんなものでも構いません。あなたに合ったストレス発散方法を見つけましょう。ストレス発散方法の一例をご紹介しますね。

・目覚まし時計を使わずに、思いっきり寝る
・大声で歌う
・絶叫マシーンにで大声で叫ぶ
・おいしいものを食べる
・アロマの効果でリラックスする
・以前から欲しかったものを買う
・友達や家族、恋人とおしゃべりする
・運動をして汗をかく
・お風呂にゆっくり入る

これらのようなストレス発散方法を行って、ストレスを溜めこまないようにしましょう。アレルギー肌の人にストレスは厳禁ですよ!

 

 

腸内環境を整える

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腸内環境を整えておくことも、アレルギー肌の人には大切なことです。腸内には免疫細胞の約60%が集まっていますので、腸内環境を改善して、免疫機能を高めておくことで、アレルギー反応を起こしにくくして、アレルギー肌を改善することができるのです。

 

腸内環境を整えるためには、次のことを実践してください。

・発酵食品を食べる
・食物繊維を摂る
・オリゴ糖を食べる
・水をたっぷり飲む
・適度な運動をする
・規則正しい生活をする
・ストレスを溜めない

これらのことを行えば、腸内環境が整って、アレルギー肌が改善するはずです。

 

 

皮膚科を受診する

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アレルギー肌の人は。一度皮膚科を受診しましょう。あなたは、自分のアレルゲンが何だか知っていますか?アレルゲンが何かを知らないと、アレルゲンを排除することもできません。

 

皮膚科を受診すれば、アレルゲンの検査を行うことができて、アレルゲンを特定することができます。

 

また、肌が炎症を起こして、かぶれやかゆみが出ている時には、専門的な治療が必要になります。きちんと治療をすれば、治りが早くなりますから、肌の悩みもすぐに解決できるんです。

 

そのため、アレルギー肌で悩んでいる人は、一度皮膚科を受診しておきましょう。

 

 

アレルギー肌の特徴と原因・スキンケアと改善法についてのまとめ

・アレルギー肌の特徴は
「特定の物にアレルギー反応が出る」「元々が敏感肌の可能性」

・アレルギー肌の原因
「アレルギーを持っていること」「疲労やストレス」「不規則な生活などで悪化する可能性がある」

・アレルギー肌のスキンケアのポイント
「アレルゲンを排除する」「肌に優しいスキンケアを心がける」「保湿を徹底する」「体調を整える」「ストレスを溜めない」「腸内環境を整える」「皮膚科を受診する」

 

アレルギー肌の特徴や原因、スキンケア・改善方法をまとめました。アレルギー肌の人は、肌トラブルが起こりやすく、かゆみやかぶれが起こってしまいますが、正しいスキンケア方法を実践していけば、アレルギー肌を改善することができます。

 

スキンケア方法だけでなく、生活習慣を見直すことも大切です。アレルギー肌の人は、体質だからと諦めずに、スキンケアと生活習慣を見直してください。

 

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