アホ毛がピョンピョン出ていると、いまいちヘアスタイルが決まらなくて、どうしたら良いんだろうと悩んでいる女性は多いですよね。アホ毛が全くないという人は、いないのではないでしょうか?
アホ毛の原因や直し方、できてしまったアホ毛対策、できないようにするアホ毛予防対策をまとめました。
アホ毛とは?
「私、アホ毛が多くてさ~」などは女子同士の会話の中ではよくあることですよね。ところで、「アホ毛」って何でしょうか?あなたはアホ毛という言葉をきちんと理解していますか?
女子同士のおしゃべりの中で、「アホ毛」という言葉が出てきても、いまいち意味がよく分からないけれど、「アホ毛って何?」と訊けないこともあると思います。
アホ毛とはピョンピョンと出ている短い毛のことです。つむじのあたりや分け目のあたりから、出ている短い毛ですね。
ほかの髪の毛に比べて、アホ毛は短いために、ピョンピョンはねてしまって、目立ちやすいのです。
アホ毛の4つの原因
アホ毛には2種類があります。アホ毛とは、ほかの髪の毛よりも短い毛のことです。このアホ毛は、成長途中の短い毛と切れ毛の2種類があるんです。
髪の毛は少しずつ生え変わっていますので、生まれたばかりの毛は、周囲のほかの毛と比べて短いという特徴があります。
もう1つは、ほかの髪の毛と同じ長さだったのに、髪の毛が傷むことで、根元付近で切れてしまった髪の毛です。
生まれたばかりの成長途中の短い毛は、特に問題ではありません。放っておいても、そのまま健康に伸びていくので、すぐに目立たなくなるでしょう。
問題は髪の毛が傷んで切れてしまった場合です。これは、放っておくと枝毛になったり、周囲の毛も切れ毛になって、どんどんアホ毛が増えてしまう可能性がありますので、何とか対処しなければいけません。
アホ毛の対策・直し方を考える前に、まずは髪の毛が傷んでアホ毛になる原因を確認していきましょう。
生活習慣の乱れ
アホ毛の原因の1つ目は、生活習慣の乱れです。睡眠不足だったり、ストレスが溜まっていたり、夜更かしをしていたり、きちんと食事を摂っていなかったりなど、生活習慣が乱れていると、アホ毛ができやすくなります。
なぜなら、生活習慣が乱れると、自律神経のバランスが崩れて、交感神経が優位になるからです。
交感神経が優位になると、末梢血管が収縮します。そうすると、頭皮付近を流れる血流量が少なくなりますよね。
血液量が少なくなれば、丈夫な髪の毛を作り出すために必要な酸素や栄養が毛根に行き届かなくなりますので、髪の毛が弱くてすぐに切れてしまうようになるのです。
また、食事を摂っていなかったり、過激なダイエットをしている人は、栄養不足になって、髪の毛のための栄養が不足しますので、すぐに髪の毛が切れてしまって、アホ毛ができてしまうのです。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れも、アホ毛の原因になるものです。女性ホルモンのバランスが乱れていると、髪の毛が弱くなって、すぐに切れてアホ毛ができすくなるんです。
女性ホルモンのエストロゲンは、髪の毛を美しくしなやかにする作用があります。でも、女性ホルモンのバランスが乱れて、エストロゲンの分泌量が少なくなると、髪の毛がスカスカで乾燥してしまい、ちょっとした刺激ですぐに切れてアホ毛になります。
ホルモンバランスが乱れる原因は、先ほど説明した自律神経の乱れもありますし、卵巣機能が低下することもあります。
間違ったヘアケア
間違ったヘアケアもアホ毛を作る原因になります。
・タオルでごしごし拭く
・ドライヤーを髪の毛の近くで長時間使う
・ブラッシングは力任せ
このようなヘアケアをしている人は、アホ毛ができやすくなります。泡立てずに行うシャンプーや、タオルドライでごしごし拭く、静電気がバチバチ起こるほど力任せにブラッシングすると、髪の毛に摩擦が起こって、負担がかかります。
そうすると、キューティクルが剥がれてしまって、髪の毛が乾燥し、切れやすくなるのです。
また、ドライヤーを至近距離で長時間使っていると、髪の毛がドライヤーの熱で傷んでしまって、アホ毛ができてしまいます。
あまりヘアケアに気を使っていなかった人、適当にやっていた人は、アホ毛が多い可能性があります。
頭皮のコリ
頭皮のコリも、アホ毛ができる原因の1つです。頭皮がこっていると、毛根への血流が悪くなりますので、丈夫な髪の毛を生やすために必要な酸素やa 栄養分が行き届かなくなり、アホ毛になりやすい髪の毛しか生えてこなくなります。
そのため、ストレスが溜まっていたり、長時間デスクワークをしている人、勉強している人は、頭皮がこりやすいので、アホ毛ができやすいので注意が必要なんです。
アホ毛の直し方~すでにできているアホ毛対策~
アホ毛の直し方、まずはすでにできているアホ毛の対策方法を考えていきましょう。アホ毛がある場合は、どうしたらアホ毛を目立たなくできるのでしょうか?
ちなみに、アホ毛があると思わず抜きたくなると思います。でも、アホ毛を抜くのはNGです。アホ毛を抜いてしまうと、また最初から毛が生えてくることになりますので、短い毛がどんどん出てきて、またアホ毛に悩むことになるんです。
ですから、アホ毛を抜くのはNGです。アホ毛は抜くのではなく、とりあえず、目立たないように対策しましょう。
分け目を変えてみる
アホ毛の直し方の1つ目は、分け目を変えることです。アホ毛は分け目を変えることで、目立たなくすることができます。
アホ毛って、分け目付近に多いですよね。それは、分け目付近はダメージを受けやすいので、アホ毛になりやすいということもあるのですが、分け目以外の部分はほかの髪の重さでアホ毛を寝かせることができるのに対し、分け目はほかの髪で覆い隠せないので、アホ毛が目立ってしまうということもあります。
ですから、アホ毛が気になる人は、分け目を変えてみましょう。最初は、なかなかうまく分けられないかもしれませんが、念入りにブローして、ジェルなどをコームにつけて分け目を作るようにすると良いですよ。
また、分け目を変えて髪型が落ち着かないという時は、1つにまとめてしまうのも良いと思います。
分け目を変えつつ、1つにまとめると、分け目の癖付けができますし、アホ毛が目立たなくなりますので、おすすめの対策なんです!
ワックスやスプレーで寝かせる
アホ毛の直し方の2つ目は、ワックスやスプレーで寝かせることですs。アホ毛が気になる人は、ワックスやスプレーで対策しましょう。
ワックスやスプレーを使って、なでつけるようにアホ毛を寝かせると、アホ毛が目立たなくなります。
ワックスやスプレーで、長い髪の毛の中にアホ毛を紛れ込ませるようにすると、きれいに寝かせることができて、目立たなくすることができるんです。
縮毛矯正やストレートパーマをかける
アホ毛の直し方、3つ目は縮毛矯正やストレートパーマをかけることです。アホ毛が多くてピョンピョン、いろんなところから飛び出ている。
分け目だけではなく、ほかのところもたくさんアホ毛があるという人は、縮毛矯正やストレートパーマをかけると、アホ毛を寝かせることができて、目立たなくすることができます。
縮毛矯正やストレートパーマをかけると、アホ毛対策になるだけでなく、サラサラストレートのきれいな髪の毛になることができますので、女子力をアップさせることができますよ!
ふわふわヘアに挑戦する
アホ毛の直し方、次はふわふわヘアに挑戦することです。ストレートにするのではなく、逆にアホ毛を活かしたふわふわヘアにすると、アホ毛を目立たなくできますので、おすすめの対策なんです。
逆毛を立ててみたり、ふわふわ&くるくるなパーマをかけてみると、アホ毛が目立たなくなりますよ。
ただ、パーマをかけると、髪の毛が傷んで、さらにアホ毛が増えることもありますので、パーマをかける時には、美容師さんに相談して、できるだけダメージが少ない方法でパーマをかけるようにしてくださいね。
アホ毛の直し方~アホ毛をできないようにする予防対策~
アホ毛の直し方、次はアホ毛ができないようにする予防対策についてです。アホ毛がこれ以上増えないようにするための対策を説明していきます。
しっかり睡眠をとる
アホ毛の直し方、まずはしっかり睡眠をとりましょう。睡眠はアホ毛の予防対策で有効なものなんです。
質の高い睡眠を長時間とると、自律神経のバランスが整いますので、毛根へ必要な酸素や栄養を行き届かせやすくなるのです。
そのため、睡眠時間はしっかり確保して、質の高い睡眠をとるように意識しましょう。質の高い睡眠をとるためには、次のことに注意してください。
・寝室の室温や騒音、照明に気を付ける
・就寝3時間前には夕食を食べ終える
・寝室にスマホを持っていかない
・寝る前にお風呂に入って体を温める
・しっかりリラックスしてからベッドに入る
これらを意識すると、ぐっすり眠ることができて、アホ毛ができない丈夫できれいな髪をはやすことができると思います。
栄養をまんべんなく摂る
アホ毛の直し方、次は栄養をきちんと摂ることです。アホ毛の予防対策のためには、栄養をしっかり摂ることが大切なんです。
スカスカの弱い髪の毛では、すぐに切れて、アホ毛になってしまいます。髪の毛は体の一部ですから、きちんと栄養を摂らないと、丈夫な髪の毛が生えてこないのです。
特に、タンパク質はしっかり摂りましょう。髪の毛の成分は、タンパク質ですから、原料となる栄養素をきちんと摂らないといけませんよね。
そのほかにも、ビタミンやミネラルはしっかり摂っておきたいですね。たくさんの食品をまんべんなく食べることが、アホ毛対策になるんです。
もし、忙しくて食事に気を遣う暇がなく、ビタミンやミネラルが不足してしまうという人は、サプリメントを利用するのも良いと思います。
冷え性を治す
アホ毛対策のためには、冷え性を治すことも大切です。冷え性の女性は多いと思います。冷え性になると、卵巣機能が低下して、エストロゲンの分泌量が少なくなるため、アホ毛ができやすくなるのです。
そのため、冷え性を治して、卵巣機能をアップさせて、ホルモンバランスを整えるようにしましょう。
冷え性を治すためには、次のことを意識してください。
・ショウガなど体を温めるものを食べる
・冷たい飲み物、食べ物は避ける
・温かい飲み物を選ぶ
・夏は常温のものを飲む
・入浴は湯船に入る
・運動をして筋肉をつける
このようなことに気を付けて生活すると、冷え性を改善することができて、アホ毛を直すことができると思います。
アミノ酸系シャンプーを使う
アホ毛の直し方は、アミノ酸系シャンプーを使うことです。アミノ酸系シャンプーは、界面活性剤にアミノ酸由来のものを使っているので、低刺激で頭皮にも髪の毛にも優しく、髪の毛を保護することができるんです。
刺激が少ないシャンプーを使えば、ダメージが原因のアホ毛ができなくなります。アミノ酸系シャンプーは、ちょっと高額ですが、それでもそれだけの効果を実感できますので、ぜひ一度試してみてください。
ヘアケア方法を見直す
アホ毛の直し方は、ヘアケア方法を見直すのも良いでしょう。あなたは、正しいヘアケアをしていますか?
①シャンプー前にブラッシング
シャンプーをする前には、まずはブラッシングをして、髪表面についたホコリなどを落としておきましょう。
②ぬるま湯ですすぐ
シャンプーをする時には、ぬるま湯でしっかりすすいでください。こうすることで、髪の汚れをある程度落とすことができます。
汚れたままシャンプーをつけても泡立ちが悪く、摩擦の原因になります。そのため、まずはしっかりすすいでから、シャンプーを泡立てて、髪の毛を洗ってください。
③タオルドライはこすらない
髪の毛を洗った後は、タオルで水分をふき取りますが、ゴシゴシこすってしまうと、キューティクルが剥がれますので、トントンと押さえるようにふき取ってください。
④ドライヤーの前にトリートメントをつける
ドライヤーで乾かす前に、トリートメントをつけましょう。濡れた髪にトリートメントをつけることで、髪の毛をドライヤーの熱から守ることができるんです。
⑤ドライヤーで乾かす
ドライヤーを使う時には、髪の毛から20センチ以上はドライヤーを離して使いましょう。また、こまめに動かしながら使うこと、上から下へ動かすことなどを守って、できるだけ短時間で乾かすようにしてください。
正しいヘアケア方法を守れば、アホ毛が少なくなるはずです!
髪の毛を乾かしてから寝る
アホ毛の直し方、次は髪の毛をしっかり乾かしてから寝ることです。アホ毛対策のためには、半乾きの状態で寝るのはやめましょう。
半乾きの髪の毛は、キューティクルが逆立った状態ですので、キューティクルが剥がれやすいんです。その状態で、寝てしまうと、枕と髪の毛がこすれてしまって、キューティクルがどんどん剥がれて、弱いスカスカの髪の毛になり、さらに摩擦の力で切れてしまって、アホ毛ができてしまうのです。
アホ毛対策のためには、面倒でも髪の毛はしっかりと乾かしてから寝るようにしてください。
紫外線対策をする
アホ毛の予防対策のためには、紫外線に注意しましょう。髪の毛に紫外線が当たると、キューティクルが剥がれやすくなります。
キューティクルが剥がれると、髪の毛が乾燥して、傷みやすくなり、プツっと切れてアホ毛ができますので、紫外線対策はしっかりしなければいけません。
紫外線が強い季節は、帽子をかぶる、日傘を使う、日陰を歩くなど、できるだけ紫外線を浴びないように気を付けましょう。
ヘッドスパに行く
ヘッドスパに行くことも、アホ毛対策には大切です。ヘッドスパに行って、しっかり頭皮のマッサージをやってもらうと、頭皮のコリがほぐれて、血行が良くなりますので、丈夫で健康な髪の毛が生えてくるんです。
自分で頭皮マッサージをしても良いですが、お金に余裕が少しある時には、美容院でヘッドスパをやってもらうと、リラックスもできて、アホ毛ができにくくなりますよ!
アホ毛の原因・直し方と対策についてのまとめ
「生活習慣の乱れがある」「女性ホルモンバランスの乱れ」「間違ったヘアケア」「頭皮のコリがある」「アホ毛を抜くのはNG」
・アホ毛の直し方と対策
「分け目を変える」「ワックスやスプレーで寝かせる」「縮毛矯正やストレートパーマをかける」「ふわふわヘアにチャレンジする」
・アホ毛予防の対策
「しっかりと睡眠をとる」「栄養をまんべんなく、たんぱく質を中心にとる」「冷え性を治す」「アミノ酸系シャンプーを使う」「ヘアケア方法を見直す」「髪の毛を乾かしてから寝る」「紫外線対策をする」「ヘッドスパで頭皮のコリをほぐす」
アホ毛の原因や直し方・対策をまとめました。アホ毛は成長途中の髪の毛か、ダメージで切れてしまった髪の毛になります。
アホ毛は油断すると、すぐにできてしまいますので、アホ毛ができないように予防対策を徹底しましょう。また、アホ毛ができてしまったら、抜かずに目立たなくする方法をとってくださいね。