スクラブ洗顔は危険?6つの効果&適切な頻度とやり方を徹底紹介

スクラブ洗顔は、正しく行えばたくさんの嬉しい効果が期待できます。

 

ただし、注意したいのが肌へのダメージ。肌状態を危険にさらさないため、最大限の効果を得るためにも、スクラブ洗顔のやり方や適切な頻度を把握しておきましょう。

スクラブ洗顔とは

3fc769f8bdca042152f12f8d0e441616_s

 

ザラザラな肌をツルツルにしてくれるというスクラブ洗顔。最近では薬局の洗顔売り場でも「inスクラブ」と書かれたものが並んでいます。効果があるなら使ってみたいけど、普通の洗顔と同じ使い方でいいのかわからない。そんな人も多いのではないでしょうか。

 

実際にスクラブ洗顔には古い角質を取り除いてくれる効果があるので、ツルツルな肌になります。それも、使ったそのときから効果が実感できるのが特徴です。しかし使い方を間違えると逆効果です。

 

細かい粒子が含まれた洗顔料で顔を洗うことをスクラブ洗顔といいます。この細かい粒子は、泡よりも細かいために、毛穴にしっかりと入りこみます。また、古い肌の角質や皮脂を研磨して取り除いてくれます。

 

含まれている粒子はさまざまで、メーカーなどによって異なってきます。代表的なものだけでも、これだけあります。

 

・合成樹脂

・塩

・種子

・米ぬか

・重曹

・火山灰

・珊瑚

 

大きさや柔らかさも製品によって違ってきますので、自分の肌質や目的に合ったものを選ぶようにしてください。

 

 

スクラブ洗顔の6つの効果

3d11eb4d44968ba84de5f102f2c7fda3_s

 

では、具体的なスクラブ洗顔の効果はなんでしょうか。毛穴にたまった汚れや角質や皮脂を取り除いたことによって得られる効果は、主に6つあります。

 

肌がツルツルに

スクラブ洗顔のもっとも代表的な効果が、ピーリング効果です。肌の表面にあった古い角質をなくすことで、ざらつきが少なくなり、ツルツルな肌になります。しかも洗ったその瞬間に効果を実感できます。

 

毛穴の汚れが落ちる

細かい粒子の含まれた洗顔料を使っているからこそ、スクラブ洗顔では毛穴の汚れがキレイに落ちます。普通の洗顔では届かない毛穴の奥にまで細かい粒子が届くため、たまっていた角質や皮質がキレイに取り除かれます。

 

くすみが軽減

鏡を見て「私、疲れている?」と思ったらくすみが原因であることが多いです。くすみは、肌の乾燥、血流の悪さが元で起こります。古い角質をスクラブ洗顔でキレイにすることで、肌をリセットできます。透明感が増していくことでしょう。

 

また、スクラブ洗顔のあとは化粧水や乳液の吸収率がいいので、その効果も期待できます。

 

保湿効果の向上

くすみのところでも少し出てきましたが、スクラブ洗顔をしたあとは化粧水の吸水率があがります。それは毛穴の汚れがなくなったからです。

 

しかし逆にここでちゃんと化粧水などで保湿していなければ、乾燥の原因となってしまいます。スクラブ洗顔をしたあとはしっかりと保湿をすることを心がけましょう。

 

化粧ののりがよくなる

化粧ののりが悪くなる原因の一つが、古い角質が肌に残っていることです。それらをスクラブ洗顔で落とすことで、化粧のりがよくなります。ざらつきを落としツルツルになった肌の化粧のりがいいのは当然とも言えるでしょう。

 

ニキビ予防

スクラブ洗顔でよく言われるのが、ニキビに効果があるということです。実際はニキビそのものにはあまり効果がありません。細かい粒子がニキビを傷つけて、さらに悪化させてしまう結果になる可能性もあります。

 

ただ、毛穴で炎症を引き起こす角栓を取り除くことで、ニキビの予防には効果が期待できます。

 

肌は毎日生まれ変わるものです。しかし不必要となった古い角質は、普通の洗顔で落とすのはなかなか難しいです。放っておくと肌荒れの原因にもなるため、定期的にスクラブ洗顔を使うことで新鮮な肌を保つことができます。

 

 

スクラブ洗顔の正しいやり方は?6つのステップ

fa196178bf6c3aa948deb0edbc9d65a8_s

 

さて、スクラブ洗顔のやり方です。これを間違えると逆に肌荒れの原因になってしまいます。基本的には普通の洗顔と変わりありません。しかしスクラブ洗顔には細かい粒子が入っているため、強くこすりすぎると肌を傷つけてしまう結果になりかねません。

 

順を追って説明しますので、スクラブ洗顔を行うときの参考にしてください。

 

1.顔をぬるま湯で軽く洗う

先に普通の洗顔料で洗っておくのもいいでしょう。そのときぬるま湯を使って毛穴を開いておくことで、スクラブ洗顔の効果を最大限に引き出すことが可能です。面倒だと思わず、ぬるま湯を使って先に顔を洗っておくようにしてください。

 

ぬるま湯の温度ですが、35度くらいで、あまり熱すぎることのないよう注意しましょう。

 

2.泡を立てる

スクラブ洗顔の場合は、普通の洗顔よりも泡をきめ細かくするようにしてください。泡を立てる専用のスポンジが100円均一ショップなどで売っているので、そちらを使うのもおすすめです。なお、この泡立ては2段階に分けられています。

 

大きな泡をつくる

手に適量の洗顔料を出したら、そこに水を含めます。このとき空気が入るように合わせている両手のあいだに空洞をつくることで、泡が大きくなっていきます。

 

小さな泡をつくる

大きな泡をつくれたら、さらにほんの2、3滴の水を含ませます。大きな泡をつぶすようにしてきめの細かい泡をつくっていきます。

 

3.優しく肌をなでる

スクラブ洗顔の基本は、「優しく」です。自分の手で洗っているのではなく、泡を使って洗っている意識を持ってください。ちゃんと泡が肌に触れていれば、それで十分にスクラブ洗顔の効果を得ることができます。

 

ここで強くこすりすぎると、肌荒れの原因になるので要注意です。

 

4.しっかりと洗い流す

顔を洗ったあとは、いつもよりも念入りに泡を落としてください。スクラブ洗顔は毛穴の奥にまで入りこんで汚れを取ってくれています。それが残らないようにしっかりと洗い流しましょう。このときもぬるま湯を使用することをおすすめします。

 

5.拭くときも優しく

スクラブ洗顔後は、古い角質が取れて肌が生まれ変わった状態です。このときに硬いタオルなどでごしごしと顔を拭いてしまうと肌を傷つけてしまいます。柔らかいタオルで、軽く叩くように水分を拭きとりましょう。

 

6.すぐに保湿

スクラブ洗顔のあとは、毛穴がキレイになっています。放っておけばおくほど、そこから肌の水分が失われていきます。そうなる前に、化粧水や乳液などでしっかりと保湿するようにしましょう。

 

以上が手順です。先ほども述べたように、基本的には普通の洗顔と変わりありません。ただ、スクラブ洗顔の場合は「優しさ」がさらに必要です。敏感肌という人は、さらに気を付けてください。

 

 

スクラブ洗顔を行う頻度

calendar-98483_640

 

スクラブ洗顔は毎日やる必要はありません。逆に毎日やると、肌によくない結果になりかねません。週に1、2度程度で十分に効果を得ることができます。その他の日は、普通の洗顔で顔を洗ってください。

 

角質や皮脂は、肌にとって不必要なわけではありません。それらは肌を保護する大切な役割を担っています。ただ、古くなったものはやはり不必要です。そのため老廃物となった角質や皮質をスクラブ洗顔で取り除く必要があるのです。

 

しかし毎日スクラブ洗顔を行ってしまうと、新しい角質や皮脂も取り除いてしまいます。その結果、肌を守るものがなくなり、乾燥や荒れにつながります。

 

キレイになりたいからといって、毎日行うのはやめましょう。その製品の使用法をしっかりと確認して、必要最低限の使用を心がけましょう。

 

 

スクラブ洗顔の危険性について

pirate-47705_640 (1)

 

スクラブ洗顔は、しっかりと使用方法を守れば危険なものではありません。一時期はマイクロビーズの危険性が問題になっていましたが、最近では天然由来の素材などがほとんどで、人体に悪影響があるものは含まれていません。

 

ただ、先ほどの述べたように、スクラブ洗顔は効果的だからこそ、肌を傷つけてしまうことがあります。そうならないように自分の肌に合ったものを選ぶようにしてください。

 

また、肌が敏感になっているときは使用を控えたほうがいいです。化粧水がしみる、肌が乾燥して荒れているというときは、特に要注意です。そのようなときは、肌が回復に向かって頑張っているときです。とくに日焼け後などは気を付けてください。

 

他にも、スクラブ洗顔を手作りするのはおすすめしません。もちろんそれ相応の知識があれば問題ないのですが、はじめは既製品を使うようにしてください。自分の肌と相性がいいものがはっきりしてから、手作りするようにしましょう。

 

そして最も大切なことですが、肌に少しでも異常を感じたときは使用を中止してください。必要であれば専門機関での診断もしてください。

 

スクラブ洗顔は効果がある反面、その効果ゆえに使い方を間違えると肌を悪くしてしまいます。使ったあとは、化粧水、乳液、保湿クリームなどで肌を保護してあげてください。

 

 

スクラブ洗顔は正しい方法で行おう

ace915875978464f049c70f26115f4be_s

 

・スクラブ洗顔とは、細かい粒子が含まれた洗顔料で洗顔すること

・スクラブ洗顔の効果
「肌がツルツルになる」「毛穴の汚れが落ちる」「くすみが軽減する」「保湿効果がアップ」「化粧ノリがよくなる」「ニキビ予防に効果がある」

・スクラブ洗顔のやり方
「きめ細かい泡を立てて優しく肌をなでる」「洗顔をした後は、しっかりと保湿する」「週に1~2回程度でOK」

・スクラブ洗顔洗顔の危険性
「肌が敏感になっている時に使用しない」「スクラブ洗顔洗顔料を手作りしない」

 

今回は、スクラブ洗顔をする上で最低限必要なことをご紹介しました。いつもの洗顔では得られない効果をスクラブ洗顔では得ることができます。

 

今まで気になっていた、ニキビや黒ずみ、毛穴の汚れなども落としてくれます。使ったその日には効果があるため、「明るくなった?」と周りから言われることもあるかもしれません。

 

そんな嬉しい効果があるスクラブ洗顔ですが、使い方を間違えると肌荒れや肌乾燥の原因となり、本末転倒です。まずは自分に合った洗顔料を選ぶようにしてください。そして、使用方法を守り、今回ご紹介した方法を念頭に置いて正しく洗顔をしましょう。

 

記事に関連するキーワード

キーワードからまとめを探す

関連する記事①

今見ているまとめと同じカテゴリーの記事

アレルギー肌の特徴と原因&7つのスキンケア改善・対策法まとめ

【赤肌】肌の赤みの2つの原因&12個の対処法まとめ

敏感肌の特徴と6つの原因&スキンケア・対策10選

乾燥肌の9つの原因&10個対策まとめ【肌を改善して美肌へ!】

混合肌の特徴と4つの原因&7つのスキンケアの改善対策法まとめ

シミの原因と7つの対策&本気で消す方法まとめ【レーザー治療】

日焼け止めおすすめランキングと選び方!5タイプ別の人気商品32選まとめ

日焼けの対処法!原理や症状と原因・7つの治療法まとめ【やけど】

関連する記事②

今見ているまとめに近い記事

スキンケアの基本の順番まとめ!基礎化粧品を使う6つのステップ

TBC脱毛は痛い?効果や料金も総まとめ【モデルはローラ】

ピーリングでニキビ悪化の原因4つ!適切な方法で効果を好転させることも可能です

毛穴が黒い!イチゴ鼻の4つの原因と8つの改善&治す方法まとめ

ディープクレンジング3つの効果!正しいやり方と頻度を徹底紹介

トランス脂肪酸の危険性&多く含む食品ランキングと対策まとめ

アヒル口の女の心理や性格とムカつく理由&3つのやり方まとめ【男ウケは良い!】

石鹸おすすめ36選!選び方と人気ランキング【洗顔用・ボディ用】

記事へのコメント

気軽に意見を書いてね

前後の記事

興味があればチェックしてね

離れ目メイクの方法やコツ7選!眉毛メイクで求心顔の美人になれる

生理中のエステがNGの5つの理由!その危険性などを徹底解説

カテゴリー一覧

カテゴリーからまとめを探す