イチゴ鼻の4つの原因

 

イチゴ鼻とは、鼻の毛穴が黒ずんでしまって、しかもボコボコになってしまった鼻のことです。

 

イチゴを思い出してみてください。イチゴは表面に黒い小さな種があるので、ボコボコしていますよね。鼻の毛穴がイチゴの種のようになってしまった鼻を「イチゴ鼻」というのです。

 

イチゴ鼻の原因は、毛穴のつまりです。毛穴に皮脂や角質が詰まってしまい、さらに詰まった皮脂や角質が空気に触れて酸化することで、黒ずんでしまったため、イチゴ鼻になってしまうのです。

 

イチゴ鼻の原因となる毛穴の詰まりは、毛穴から分泌される皮脂と皮膚表面の角質（タンパク質）が主な成分になっています。

 

では、毛穴が黒ずむほど詰まってしまうのは、どんな原因があるのでしょうか？

 

 

皮脂の分泌過剰

 

イチゴ鼻の原因の1つ目は、皮脂の分泌過剰です。毛穴から皮脂がどんどん分泌されると、毛穴が詰まってしまうんです。

 

皮脂は脂っこいものをたくさん食べたり、ホルモンバランスが乱れて、男性ホルモンが過剰になってしまったりすると、どんどん分泌されるようになります。

 

特に、鼻は皮脂腺が多くTゾーンの一部としてテカりやすい部位ですので、皮脂の分泌が多くなって、毛穴が詰まりやすくなってしまうのです。

 

 

毛穴の汚れ

 

毛穴が汚れていることも、イチゴ鼻の原因になります。たとえば、きちんと洗顔をしていない人は、毛穴が汚れたままですので、毛穴が黒ずんでいきます。

 

また、メイクをきちんと落せていない人も、毛穴が黒ずみやすいですね。汚れが少しずつ毛穴に入り込んでいって、それが蓄積されていくと、毛穴がどんどん詰まりますし、空気に触れて酸化すると、黒ずんでしまうのです。

 

 

間違ったイチゴ鼻ケア

 

間違ったイチゴ鼻のケアも、イチゴ鼻を悪化させる原因になります。イチゴ鼻を何とかしようと、毛穴パックを頻回に使ったり、無理に毛穴の皮脂栓を押し出したりしていませんか？

 

毛穴パックは、確かに毛穴の詰まりをとることができます。毛穴パックをして、ごっそり毛穴の詰まりが取れると、気持ちよいですよね。

 

毛穴パックにビッシリついた毛穴を見ると、「やったぜ！」と達成感を得られて、病みつきになってしまう人も多いと思います。

 

でも、毛穴パックは必要な角質も取り除いてしまうって知っていますか？毛穴パックは、毛穴と毛穴の間にある肌にも密着しますよね。

 

そして、毛穴パックをはがすと、肌の角質も無理やり剥がしてしまうことになります。そうすると、鼻の角質がなくなって、乾燥しやすくなるのです。

 

すると、脳は「やばい、鼻の皮膚が乾燥している！もっと皮脂を分泌させないと！」と思って皮脂の分泌を増やす指令を出すんです。

 

皮脂の分泌が増えれば、またすぐに毛穴が詰まってしまうので、毛穴パックを頻回に使っている人は、どんどんイチゴ鼻が悪化してしまうんですね。

 

また、無理やり角栓を押し出そうとして、毛穴の周辺にギュッと力を入れると、肌を痛めてしまいます。そうすると、肌のターンオーバーが乱れて、毛穴が詰まりやすくなるのです。

 

 

肌の乾燥

肌の乾燥も、イチゴ鼻の原因になります。乾燥肌の人は、皮脂の分泌が少なめなので、毛穴の詰まりは起こらないと思うかもしれません。

 

でも、乾燥肌の人は肌の角質が剥がれやすくなっています。剥がれた角質が毛穴に入り込むことで、毛穴が詰まってしまうのです。毛穴の詰まりは、皮脂だけではなく古い角質が原因にもなりますので、乾燥肌の人も毛穴が詰まって、イチゴ鼻になってしまうのです。

 

 

イチゴ鼻を改善・治す8つの方法

イチゴ鼻はメイクをしても目立ってしまうので、何とか治して、ツルツル＆すべすべの鼻にしたいですよね。イチゴ鼻の改善・治す方法をまとめました。

 

イチゴ鼻は、地道な方法で治すことができるんです！

 

 

綿棒マッサージ

 

イチゴ鼻は綿棒マッサージをしましょう。綿棒マッサージってなんぞや？と思うかもしれませんが、簡単に今すぐできるイチゴ鼻改善法なんです。

 

＜綿棒マッサージのやり方＞

1．綿棒とオリーブオイルを用意する

2．綿棒のコットン部分をオリーブオイルに浸す

3．オリーブオイルがついた綿棒を毛穴が気になる鼻の部分にコロコロする

 

綿棒マッサージはこれだけです。オリーブオイルは皮脂に近い成分なので、肌に優しく、なじみが良いというメリットがあります。できれば、エクストラバージンオリーブオイルを使うと良いでしょう。

 

この綿棒マッサージは、オリーブオイルを毛穴の皮脂やタンパク質になじませて、浮き上がらせ、絡めとってしまおうというイチゴ鼻改善方法です。

 

皮脂に近いオリーブオイルと、コットンでできた綿棒を使って、鼻をコロコロするだけですから、肌にも優しい方法なんです。

 

綿棒マッサージをした後は、そのままいつも通りに洗顔をすればOKです。洗顔後は黒ずみが取れて、ツルツルの鼻になっているはずです！

 

オリーブオイル綿棒につけて鼻くるくるするやつやべえ！！！！！一回やっただけなのに角栓取れたしイチゴ鼻嫌だったのに薄くなった！！！！！！！

— でんでけおひいてゃん (@___Osu___shI___) 2016年9月8日

 

オリーブオイルと綿棒で
角栓取れるっての半信半疑で
試してみたら効いた！
めっちゃ無くなった！
そしてイチゴ鼻もちょっと
薄くなった！嬉しいぃ〜♡
続けないとだね！

— みぃ (@miineko2222) 2017年3月12日

 

効果てきめんですから、今すぐやってみましょう！

 

 

優しく手で押し出す＆ピンセット

 

イチゴ鼻の改善方法、次は優しく手で押し出すことです。指の腹で、毛穴を両側から押し出すようにすると、毛穴の詰まりがニュルっと出てきます。それをピンセットでとりましょう。

 

これは、蒸しタオルなどで毛穴を広げてから行うと、毛穴の詰まりが取れやすいので、イチゴ鼻を治すことができます。

 

この時に無理やり押し出すのは絶対にやめましょう。痛みが出るほど強く押し出すと、毛穴に炎症が起こりやすくなります。炎症が起こると、炎症から肌を守るために、メラニン色素を作り出します。

 

メラニン色素が作られると、皮膚が黒ずんでしまったり、シミのようなものができてしまいますので、イチゴ鼻＆くすんだ黒い肌になってしまいます。

 

そうならないためにも、簡単にニュルっと出てくるようなものだけを押し出すようにしてください。もし、押しても全く出てこない場合は、先ほど紹介した綿棒マッサージや今からご紹介する改善方法を試してみましょう。

 

 

毛穴パックは月1程度で

イチゴ鼻を治すためには、毛穴パックを使いたいという人も多いと思います。毛穴パックは、効果が目に見えるので、病みつきになっちゃうんですよね。

 

実際に、毛穴パックをすると、毛穴の詰まりが一気にとれるので、イチゴ鼻を治すためには有効な方法です。ただ、毛穴パックを使う時には、頻度に気を付けましょう。

 

毛穴パックは月に1回程度使うのがおすすめです。これ以上使ってしまうと、肌に必要な角質が取れてしまって、より皮脂の分泌が多くなりますので、おすすめできないんです。

 

そのため、イチゴ鼻を改善したいときには、毛穴パックは月1回程度の使用にとどめておきましょう。

 

 

正しいクレンジング＆洗顔

 

正しいクレンジングと洗顔をすることも、イチゴ鼻を治す方法の1つです。鼻の汚れをしっかり落としてあげることで、毛穴が詰まりにくくなります。

 

クレンジングをする時には、できれば肌に優しいものを使ってもらいたいのですが、イチゴ鼻がひどいときは、鼻だけ「角栓も一緒にとれる」というクレンジングを使うとよいでしょう。

 

クレンジングをする時には、小鼻のきわまでしっかり落とすようにしましょう。鼻の形状的に、小鼻のきわを落としにくいので、丁寧にクレンジングをしましょう。

 

洗顔はしっかり泡立てて、もこもこの泡を作ってから泡で洗うようにすると、毛穴の奥までしっかり汚れを落とすことができます。

 

 

 

ワセリンやオリーブオイルでパック

ワセリンやオリーブオイルでパックすることも、イチゴ鼻を改善できるおすすめの方法になります。

 

ワセリンやオリーブオイルを鼻に満遍なく塗って、しばらく置いておきましょう。少しでもなじませるために、塗った後にラップなどをかぶせておくと、毛穴にワセリンやオリーブオイルがしっかり浸透します。

 

それから、ワセリンやオリーブオイルをふき取って、洗顔をすればOKです。これは、先ほどご紹介した綿棒マッサージと同じ原理ですね。

 

毛穴の詰まりの原因である皮脂やタンパク質（角栓）に油分をなじませることで、浮き上がらせて、ごっそり毛穴の詰まりを取ってしまおうという方法なんです。

 

このパックは5分だけでも良いですし、入浴しながら15～20分置いたままにするのも良いでしょう。

 

 

しっかり保湿

 

イチゴ鼻の改善方法、次はしっかり保湿することです。今までご紹介したイチゴ鼻を治す方法を実践した後は、必ずしっかり保湿しましょう。もちろん、日々のスキンケアの後も、しっかり保湿してください。

 

特に、毛穴パックを使った後は、鼻の肌の表面の角質が取れている状態ですので、しっかり保湿してあげてください。

 

保湿をしないと、乾燥肌になって、古い角質が毛穴の中に紛れ込みやすくなりますし、皮脂の分泌が多くなります。

 

そのため、洗顔後はイチゴ鼻改善法を実践した後は、きちんと保湿して、鼻を保護してあげるようにしましょう。

 

 

毛穴ケアの後はしっかり引き締め

イチゴ鼻を治すためには、毛穴ケア後はしっかり毛穴を引き締めましょう。綿棒マッサージや毛穴パック、ワセリンやオリーブオイルでのパックをした後は、しっかり毛穴を引き締めないといけません。

 

せっかく毛穴で詰まりが取れて、イチゴ鼻が改善したのに、毛穴をそのままにしておいたら、またすぐに毛穴が詰まってしまいます。

 

詰まりが取れたら、そこに隙間ができます。その隙間をきゅっと引き締めておくと、詰まるためのスペースが少なくなりますので、イチゴ鼻が再発しにくくなるのです。

 

そのため、毛穴ケアの後は冷たいタオルや収れん化粧水を使って、しっかり毛穴を引き締めておきましょう。このひと手間で、イチゴ鼻になりにくくなるのです。

 

 

規則正しい生活を

 

イチゴ鼻の改善法、最後は規則正しい生活をすることです。規則正しい生活をすると、肌のターンオーバーが正常化します。そうすると、古い角質が肌表面に溜まりにくくなりますし、肌が健康になります。

 

肌のターンオーバーが正常化すれば、毛穴に角質が詰まりにくくなると同時に、皮脂の分泌量を正常にできるので、イチゴ鼻になりにくくなるのです。

このような生活を送っていると、少しずつイチゴ鼻が改善しますし、肌の調子も良くなるはずです！

 

 

イチゴ鼻の原因・改善・治す方法についてのまとめ

 

イチゴ鼻の原因や改善・治す方法をまとめました。イチゴ鼻は化粧をしてもなかなか隠せないので、日々の細かい努力で、少しずつイチゴ鼻を治していきましょう。

 

イチゴ鼻の毛穴ケアをした後は、保湿をすることと毛穴を引き締めることの2つは絶対に忘れないでくださいね。