結婚は人生の墓場なんて言われていますが、あなたはどう思いますか?結婚は幸せなことばかりではなくて、結婚したことを後悔することもあるんです。
結婚に後悔したことがある人の割合や後悔する理由、結婚に後悔した時に離婚前にしておくべき対処法をまとめました。
この記事の目次
結婚を後悔する割合はどのくらい?
世の中は、婚活に励む独身の人も多いですが、実際に結婚して見ると結婚はそんなに良いことばかりではなくて、結婚したことを後悔することもたくさんあります。
「結婚に必要なものは、愛情よりも忍耐」と言われることも多いですし、結婚なんて楽しいことばかりではないんです。
では、実際に結婚を後悔する人の割合はどのくらいなんでしょうか?
プレジデントウーマン編集部のアンケートによると、次のような結果が出ています。
Yes=53.8% No=46.2%
出典:既婚女性500人に調査「今の夫と結婚してよかったですか?」 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online
結婚を後悔したことがある女性は、50%以上もいるということですね。でも、一方では、こんなデータもあるんです。
結婚してて良かったと思う女性は80%、後悔している人は8%というデータです。先ほどの50%以上も後悔しているというアンケート結果とは、だいぶ結果が違いますね。
これは、アンケートの聞き方に関係しているかもしれませんね。たとえば、「結婚を後悔したことが一瞬でもありますか?」という質問なら、Yesと答える既婚女性は多いと思います。
誰でも、いつでもどんな瞬間でも「超Happy!!!」というわけにはいきませんから。夫に対する不満は、結婚しているなら、必ずあるはずです。
でも、「本気で離婚したいと思うほど後悔していますか?」という聞き方なら、Yesと答える人は、そこまで多くないと思います。後悔する瞬間は多々あれど、離婚までは今のところ考えてないという人もたくさんいますから。
みんなが結婚を後悔する理由=経済面での理由
では、既婚女性が結婚を後悔する理由には、どんなものがあるのかを考えていきましょう。既婚女性の皆さんなら、「そうそう!あるある!わかる~!」というものも多いと思います。
結婚を後悔する瞬間、まずは経済面での理由から見ていきます。
自分のお金を自由に使えない
女性が結婚を後悔する理由の1つ目絵は、自分のお金を自由に使えないことです。独身の時は、自分で稼いだお金は、自分の独断で自由に使えていましたが、結婚するとそうはいきません。
自分のお金を自分で好きに使えない、大きな買い物をする時には夫に一応相談しておかなくてはいけないというのは、ちょっと面倒だし、窮屈に感じてしまいます。
夫の稼ぎが少なくて節約生活
結婚を後悔する理由には、夫の稼ぎが少なくて節約生活を余儀なくされることです。夫の稼ぎが思った以上に少なくて、独身時代ではありえないほど節約生活をしなくてはいけないこともあります。
洋服も変えないし、化粧品は「プチプラ」と呼ばれるようなものばかり、美容院は半年に1回、食材は近所の安売りスーパーで広告とにらめっこ。
こんな結婚生活を送っていたら、結婚しなければ良かったかも。もっと稼ぎの良い男性を探せば良かったかもと思ってしまいますよね。
夫の借金が発覚!
結婚してから夫の借金が発覚した場合も、結婚を後悔しますよね。大学の奨学金だったら、まだ100歩譲って「仕方がないか。」と思えますが、それ以外の借金だったら、大ショックです。
経済的な問題もありますが、夫の性格・金銭感覚も疑ってしまいますよね。
生活費を渡してくれない
結婚を後悔する理由には、生活費を渡してくれないというものもあります。いわゆる経済DVですね。
子育てなどの理由で働けないのに、生活費を渡してくれないなら、なんでこんな人と結婚しちゃったんだろうと後悔すると思います。
ギャンブル癖がある
結婚を後悔する理由には、ギャンブル癖もあります。借金まではいかなくても、ギャンブルばかりしている夫は嫌ですよね。
女性に比べると、ギャンブルにのめりこむ男性は少なくありません。週末はいつも朝早くから夜遅くまでパチンコ屋に入り浸っていたり、友人たちとマージャンをしていたり。
そんな夫を見ていると、そのお金をもう少し家族のために使ってほしい、将来の貯金に回してほしいと思って、夫に嫌気がさして、結婚を後悔することもあります。
・末路が悲惨!パチンコ依存症の特徴と原因・克服法や治療法まとめ
金銭感覚が合わない
金銭感覚が合わないことも、女性が結婚を後悔する理由の1つです。あなたから見ると、考えられないくらいのドケチだったり、逆に浪費癖が合ったりすると、一緒に生活するのを苦痛に感じてしまうんです。
みんなが結婚を後悔する理由=夫の本性にガッカリ
みんなが結婚を後悔する理由、次は結婚後に夫の本性が見えてガッカリしたケースをご紹介します。結婚前には見えなかった夫の本性が見えてくると、ガッカリどころではなく結婚を後悔してしまうんです。
マザコン夫だった
夫の本性がマザコン夫だった場合、結婚したことを激しく後悔しますよね。
付き合っている時には、自分の母親のことなんてほとんど話さなかったり、「母親思いなんだな」とほほえましく思える程度だった。
でも、結婚したら、「ママ!ママ!」というようになり、さらに「ママの料理の方が美味しい!」とか「ママはこうしてれたのに、なんで君はそれができないんだ!」なんて言われたら、もうガッカリを通り越して、後悔以外の何物でもなくなります。
モラハラ夫だった
結婚した相手がモラハラ夫だった場合も、結婚を後悔することになります。いつも上から目線で接してきて、男はえらい、女は夫に尽くすものだと本気で思い込んでいて、それを矯正してくるとイライラします。
また、「デブ」とか「ブス」、「どんくさい」、「料理がまずい」のように責められ続け、せっかく作った料理をゴミ箱に捨てられたりすると、なぜ結婚したのだろうと過去に結婚を決めた自分を激しく責めたくなるでしょう。
まったく家事を手伝わない
家事をまったく手伝わない夫を見ると、結婚を後悔することがあります。百歩譲って、自分が専業主婦なら家事は自分の仕事なので仕方がないと思います。
でも、共働きなのに、家事は100%妻に押し付ける夫を見ると、「これ、独身時代のほうが楽なんだけど。」と思えてきます。
育児は女の仕事だと思い込んでいる
結婚を後悔する時は、育児は女の仕事だと思い込んで、育児を全部押し付けてくる瞬間です。2人の子どもなのに、全部育児を妻に押し付けるのは、どう考えてもずるいですよね。
子どもを産んでから1人の時間が全くなくて、美容院も病院もなかなか行けない。それについて不満を言うと、「母親なんだから当然だろう?」と言われる。
専業主婦でも育児を全部押し付けられると不満を持ちますが、共働きなら尚更です。
大きな息子を生んだように感じる
結婚を後悔する理由には、夫のことを大きな息子と思えた時です。1人では何にもできなくて、一から十まで全部妻が用意してあげないといけない。
体調が悪くて寝込んでいるのに、心配をするどころか「僕のご飯はどうするの?」と聞かれたら、もうガッカリです。
こんな大きな長男を生んだ覚えはないんだけどなぁと思えると、結婚を後悔してしまいますよね。
家族よりも趣味が大切
結婚を後悔する理由には、家族よりも趣味が大切な夫に気づいた時です。週末は子どもと遊ばずに、趣味仲間と出かけてしまう。お金も趣味につぎ込んで、貯金ができない。子供の習い事のお金も用意できない。
そんな夫を見ると、この人と結婚するんじゃなかったと思えてきてしまいます。
みんなが結婚を後悔する理由=お互いの気持ち
みんなが結婚を後悔する理由、次はお互いの気持ちに関する理由です。お互いに好きで結婚したはずなのに気持ちがすれ違ってしまうことがあるんです。
夫の浮気
夫の浮気は、結婚を後悔する理由の代表例かもしれません。夫に浮気されたら、一体何のために結婚したのかわからなくなりますし、夫のことを一気に汚いものと感じてしまうこともあるでしょう。
夫の風俗通い
「風俗通いは浮気じゃない、お金を払っているんだから!」と言われたり、「接待の延長上だから、仕事の1つだ」なんて風俗通いの言い訳をされることもありますが、風俗通いをやめない夫を受け入れられないこともあります。
風俗が絶対に悪いというわけではなく、既婚者が風俗に通うのは受け入れられないという既婚女性は多いです。
自分に好きな人ができた
結婚を後悔する理由には、自分に好きな人ができたというものもあります。結婚後に素敵な男性に出会ってしまった場合、「なんで夫と結婚したんだろう?この人と結婚したかった」と結婚を後悔するんです。
夜の生活の不一致
結婚を後悔する理由は、夜の生活の不一致もあります。どちらかの理由でセックスレスになってしまったという夫婦は多いです。
お互いに納得してセックスレスになるのは悪くなありませんが、あなたはしたいのに夫が原因でセックスレスになることもあります。
また、あなたはそこまでしたいとは思わないのに、夫の性欲が強すぎて、夜の生活を苦痛に感じてしまうこともありますね。
みんなが結婚を後悔する理由=両親・義両親関係
みんなが結婚を後悔する理由、次は両親や義両親関係で結婚を後悔する理由です。結婚は個人ではなく、家と家の問題になることもありますので、両親・義両親関係で後悔する子音はたくさんあるんです。
親を大切にしてくれない
結婚を後悔する理由には、夫があなたのご両親を大切にしてくれないというものがあります。夫は自分の親は大切にしろと言うくせに、あなたのご両親には何もしてくれなかったら、結婚を後悔しますよね。
自分の実家に帰省することすら難色を示されたら、後悔どころか離婚を考えることもあります。
嫁というか下僕扱い
結婚を後悔する理由には、「戦前か!」と突っ込みたくなるような嫁扱いをされることです。
「嫁に来たからには、義両親に尽くさなくてはいけない。」、「嫁の分際で!」なんて言われたら、ウンザリします。私は夫と結婚しただけで、嫁に来たわけではないんだけどと思ってしまいますよね。
義両親や小姑が本気でうざい
義両親や小姑が本当にうざかったら、結婚を後悔することが多いですね。いわゆる嫁いびりをしてきて、しかも夫は一切かばってくれず、むしろ義両親や小姑の味方をしていたら、「はぁ?何なの?」と思ってしまいます。
いつの間にか同居の話が進んでいる
結婚する前は義両親とは絶対に別居という約束で結婚したのに、いつの間にか夫と義実家の間で同居の話が進んでいると、「え?何なの?」と思って、結婚を後悔します。
同居だけは絶対に無理!と思って、同居の話が進んでいるからという理由で離婚を考える既婚女性は少なくありません。
みんなが結婚を後悔する理由=その他の理由
みんなが結婚を後悔する理由、最後はその他の理由をご紹介します。結婚を後悔する理由はまだまだたくさんあるんです。
相手がバツイチ&子持ちだった
相手がバツイチ&子持ちだったことも、結婚を後悔する理由の1つです。
最初は「バツイチでも良いわ!子どもがいても良いの!愛さえあれば乗り越えられるから!」と思って結婚したのに、子どもの養育費を払わなくちゃいけない、元奥さんに慰謝料を払わなくちゃいけないという現実を目の当たりにしたら、結婚を後悔することもあります。
また、連れ子と一緒に住むことになったら、良い親子関係を作れなかったり、連れ子がかわいそうだからと夫から子作りを拒否されて、自分の子どもを持てないなんてことになったら、愛も冷めて後悔してしまいます。
どちらかの不妊
結婚を後悔する理由には不妊もあります。結婚後になかなか妊娠しなくて、検査をしてみたら、妻側or夫側の不妊が原因だったということもあります。
子どもを持つことが結婚生活のすべてではありませんが、子どもを希望している夫婦にとっては、不妊というのはとても大きな問題です。
夫側の原因の不妊は、妻にとっては「この人と結婚しなければ良かったかも」と後悔する理由になるんです。
夫のDV
夫のDVも結婚を後悔する理由ですね。夫の暴力は身体的な痛みを感じるだけではありません。精神的にも傷つけられます。
DVを受けていると、「なんでこの人と結婚したのかな?」と思えてくるんです。
産後クライシス
結婚を後悔する理由には、産後クライシスもあります。産後に環境の変化やホルモンバランスの変化で、夫を鬱陶しいと思ってしまったり、結婚したことを後悔してしまうことがあります。
・【離婚危機】産後クライシスの原因&8つの解決法まとめ【夫と仲良く!】
結婚を後悔したら、やるべき6つのこと
結婚を後悔したら、頭の中には「離婚」という2文字がちらつくと思います。でも、すぐに離婚に走るのはおすすめできません。せっかく結婚したのですから、離婚を回避しつつ、あなたの不満を解消する方法を探しましょう。
まずは夫婦で話し合う
結婚を後悔したら、まずは夫婦で話し合いを持ちましょう。男性は、女性に比べると察する能力が低いので、あなたはきちんと不満を言葉で伝えないと、夫はあなたが不満を持っていて、結婚を後悔していることを理解してくれません。
だから、きちんと話して、不満を伝えて、不満を解消する方法を2人で話し合ってみましょう。あなたの不満を旦那さんにきちんと伝えたら、「え?そうだったの?じゃあ、その部分は直すよ!」と案外すんなり問題が解決することもあります。
冷却期間を置く
結婚を後悔したら、まずは冷却期間を置くことも大切です。頭に血が上っている状態で、行動してもうまくいかないことが多いですし、あとで後悔する可能性があります。
離婚をするにしてもしないにしても、まずは冷却期間を置いてください。頭を冷やして冷静になると、「そんなに大きな問題ではないかも」と思えてくることもあります。
別居をするなり、家庭内で距離を置くなりして、冷却期間を設けてから、行動に移しましょう。
誰かに相談する
結婚を後悔したら、誰かに相談しましょう。第三者に相談すると、客観的な意見を聞くことができますので、離婚したほうが良いのか、今のまま結婚生活を続けたほうが良いのかが見えてきます。
両親・義両親を交えて話し合いの場を持つ
結婚を後悔して離婚を考えているなら、その前にお互いの両親を交えて話し合いの場を持ちましょう。
両親・義両親は結婚生活の大先輩ですから、結婚生活を続けていく上で、重要なアドバイスをもらえるかもしれませんし、何か良い解決策を提示してくれるかもしれません。
どちらか一方の両親だけを同席させると、不公平になってしまいますから、夫側・妻側の味方になる人を同席させるようにしてくださいね。
新婚当初の写真やビデオを見る
結婚を後悔した時には、新婚当初の写真やビデオを見てみましょう。新婚当初のことを思い出せば、また新鮮な気持ちで旦那さんに接することができるようになります。
いろいろなストレスが重なって、今あなたは結婚に後悔しているのかもしれません。でも、結婚した時の気持ちを思い出してみてください。
離婚はあくまでも最終手段
結婚を後悔した時の究極の解決方法は、やはり離婚です。でも、離婚はあくまでも最終手段ですから、結婚に後悔したらすぐに離婚には結び付けないようにしましょう。
あなたは結婚する時には、いろいろな手続きや結婚式・披露宴の準備等で結構疲れましたよね。離婚は結婚よりパワーが必要です。離婚直後の人は、たいていグッタリしていますから。
安易に離婚するのは止めて、まずは離婚以外の対処法を探って、どうしてもダメだった時だけ離婚をしましょう。
結婚を後悔する割合・後悔する理由・離婚前にやるべきことのまとめ
・結婚を後悔する割合「約50%」
・結婚を後悔する理由(生活)
「自分のお金を自由に使えない」「夫の稼ぎが少なくて節約生活」「夫の借金が発覚」「生活費を渡してくれない」「ギャンブル癖がある」「金銭感覚が合わない」
・結婚を後悔する理由(夫の態度)
「マザコン夫だった」「モラハラ夫だった」「まったく家事を手伝わない」「育児は女の仕事だと思いこんでいる」「大きな息子を生んだように感じる」「家族よりも趣味が大切」
・結婚を後悔する理由(お互いの気持ち)
「夫の風俗通い」「夫の浮気」「自分に好きな人ができた」「夜の生活の不一致」
・結婚を後悔する理由(両親・義両親)
「親を大切にしてくれない」「嫁というか下僕扱い」「義両親や小姑が本気でうざい」「いつの間にか同居の話が進んでいる」
・結婚を後悔する理由(その他)
「相手がバツイチ&子持ちだった」「どちらかの不妊」「夫のDV」「産後クライシス」
・結婚を後悔したら夫婦で話し合い周りに相談する
結婚を後悔する人の割合や後悔する理由、離婚前にやるべきことをまとめました。現代は、3組に1組が離婚すると言われています。
だからといって、安易に離婚すると、あとでそれを後悔することになりますので、まずは離婚以外の方法で解決策を探し、どうしようもなくなった時にだけ離婚するようにしましょう。