仕事でミスをしてしまえば、落ち込むのは当然ですよね。しかし、ミスを隠すのは絶対にいけません。
ミスをしないためには、事前に対策をしておきましょう。今回は対策方法と、ミスをしたときの対処法などについてご紹介します。
この記事の目次
仕事のミスについて
仕事でミスをしてしまった時は、翌日会社に行くのも憂鬱になりますよね。ミスの大小の問題だけでなく、そこから引き起こる人間関係や立場の悪化にどうしても悩みこんでしまうものです。
しかし、ミスはだれでもするものであって、しかも、何年努めていてもゼロになることはないでしょう。つまり、いちいち深刻に悩むのではなく、対処法を身につけて慣れてしまった方が良いのかもしれません。
ミスをしないための基本的な方法ももちろんですが、ミスをしてしまった後の対策を練っておくことで、ちょっとしたリスク管理ができますよ。詳しく見て行きましょう。
仕事のミスに落ち込むときの3つの対処法
仕事のミスに落ち込んだときの対処法について見て行きましょう。基本、誰でもミスをするので、大切なのは、その後の行動と言えるわけです。代表的なものをまとめてみました。
メモで記録をつけておく
ミスをしたら、再発を防止するために、かならずメモなどで記録を付けておきましょう。一番良いのは日記だそうですが、もしも自分はミスが多すぎると感じるのなら、個人的な業務日誌を作っておくと良いでしょう。
もちろん簡単なブログで代用しても良いです。記録を付けておくだけで、ミスを軽減することができます。
気持ちを切り替える
ミスをしてしまったら、一番問題になるのは精神的・心理的な苦痛です。自分で自分を非難して、追い込んでしまうのですね。なので、もしもミスをしたら、反省して、すぐに立ち直るようにしましょう。
ミスをしたら、その日のアフターはスポーツをする、ひとりカラオケをする、などリフレッシュできるメニューを作っておくのも良いでしょう。
翌日は早めに出社する
ミスをすると、翌日会社に行きたくなくなるケースも多いです。真面目なら真面目なほどネガティブになってしまいますよね。なので、翌日は早めに家を出て、出社するようにしましょう。
そして、いつもより元気に挨拶をするようにしましょう。周囲もきっと気遣ってくれるでしょう。
仕事のミスを隠すことについて
仕事のミスを隠すことについて見て行きましょう。ミスを隠したいと思う気持ちは理解できますが、原則として、ミスを隠すことは控えるようにしましょう。結果的に、ミスの被害を大きくするだけとわきまえた方通いです。
このくらいならバレない、と思って隠すのだと思いますが、バレたらどうしようとビクビクしている時間や精神的な苦痛等を考えると、とても得策とは言えません。
さらに、本当にバレてしまったときにはダメージが大きいです。逃げ道があると思って隠すのかもしれませんが、自分の中では逃げ道があっても、他人から見たら逃げ道になってないことが多いです。
しかも、他人は逃げ道を質問してくることはありません。こいつはダメだ、とマイナスのレッテルを貼って、終わりになります。なにもわざわざ自分の価値を下げることはないでしょう。
仕事のミスへの5つの対策
仕事のミスへの対策についてみていきましょう。ミスをしてしまったこと自体が問題になるのではなく、あとあとの対処が問題だったりしますよね。ミスを最小限に食い止める、なるべくミスをしない、ための対策をまとめてみました。
念入りな準備をする
まずはコレです。仕事ができる人は、人が見ていないところで、たいてい念入りな準備をしているものです。つまりちゃんと努力しているのですね。準備ができる環境にあるものは、きちんと準備するようにしましょう。
思い込みよりも確認
ミスの原因として、思い込みの問題も大きいです。仕事に取りかかる前に、すでにミスの要因を作っているのですね。
このため、ちょっとでもおかしいな、なんか変、と感じたら、ちゃんと確認を取るように心がけましょう。最初が間違っていたら、そのままミスにつながることは言うまでもありません。
反省よりも改善する
ミスをしてしまったら、落ち込んだり反省したりするのが普通ですよね。しかし、それではあまり意味がないのです。もっとも重要なのは、改善です。PDCAサイクルでも言えるように、改善して、アクションを起こすことが必要と言えるでしょう。
ピンポイントな集中力
仕事に集中力が必須であることは誰もが知っていますが、問題は、集中力は持続しないということです。ずーっと集中していることはできないのですね。
このため、業務を把握して、重要な部分の時だけ、ピンポイントに集中するようにしましょう。たったこれだけで、ミスの確率は激減するでしょう。
向き不向きの問題
人間には必ず向き不向きがあります。あまりにもミスが多いなら、もしかしたらその業務は自分に向いていないのかもしれません。この場合は、それとなく上司に相談しておくと良いでしょう。
異動の際の参考にしてもらえるかもしれませんし、日常の業務でも上手にリードしてもらえることでしょう。
仕事のミスを引き起こす6つの原因
仕事のミスを引き起こす原因について見て行きましょう。たくさんあるのですが、代表的なものをまとめてみました。
疲れている
まずはこれです。疲れていることが原因として多いようです。まだまだいける、と思っていても、実際には慢性化しているというケースもあるようです。過信せず、体調管理に取り組んだほうが良いでしょう。
仕事に集中できない
業務中に他のことが気になって、仕事に集中できないケースです。悩み事から、楽しい計画まで、なんでもありですが、ミスの原因になりかねません。仕事中は仕事をする時間と割り切って、仕事に励むようにしましょう。オンとオフの切り替えが大切ということです。
多忙である
こちらもありがちだと思いますが、忙しくてミスを引き起こすことは多いようです。オーバーワークの時など焦るのは分かりますが、丁寧に行わないと、余計に多忙になる原因になりかねません。手抜きをしないか、もしくは仕事量を調整する努力が必要でしょう。
勘違い
仕事の指示を勘違いして受け取ってしまったケースです。そもそも仕事を始める前に、内容をよく理解していなかったら困るのは当然のことですよね。きちんと確認する、真意をくみ取る、などが必要になるでしょう。
周囲が気になる
周囲が気になりすぎて、まるで競争のように仕事をして、結果、ミスをしてしまうというケースです。これは本末転倒ですよね。自分自身に集中するようにしましょう。
仕事が慣れてきた
仕事に不慣れな間は意外にミスが少ないもので、問題になるのは仕事に慣れ始めた頃と言えます。気が緩んでしまうのですね。初心忘れるべからずとは、こういうときのことを言うのでしょう。
仕事のミスが多い新人について
仕事のミスが多い新人について見て行きましょう。新人なので不慣れが原因かと思いきや、実はそうではないようですよ。不慣れなときは意外にミスが少なく、慣れてきたな~と思ったときに気が緩んでミスを連発するものだそうです。
また、もしもミスが多い新人がいるのなら、それは段取りの問題や、指示を的確に把握していない、完成度が分かっていない、などの業務に入る前の問題が多いようです。
ミスの確率は仕事を始める前にすでに決定しているのですね。逆に言えば、ミスを減らしたかったら、事前に注意すれば良いことになります。
指示を確認して把握し、完成度も把握してどの程度を目指すかをはっきりさせ、そして段取りをきちんと決めてから、取りかかると良いです。たったこれだけのことで、ミスは激減するに違いありません。
できる人間は仕事以前の部分からできるわけですね。効果バツグンだそうなので、お試しあれ!
仕事のミスで辞めたいときの5つの対処法
仕事のミスで辞めたい時の対処法について見て行きましょう。はじめてのミスや、久しぶりのミス、あるいはミスが大きかった、なんて時は翌日会社に行くのもブルーですよね。しかし、休むわけにもいきません。そんな時に使える対処法をご紹介します。
早めに起きる
まずは早めに起床することです。そのためには、早めに寝てしまうことが必要なので、くよくよ考えるのではなく、さっさとお風呂には行って、ベッドに直行してしまいましょう。ぐっすり眠れたなら、こちらの勝利です。普段より早めに起きて、快適な準備を始めましょう。
玄関のドアをあける
これも関門ですよね。しかし、問題はここだけであって、ドアを開けて出てしまえば、その後はあっさり行動できることが多いです。習慣への扉というわけですね。ですので、四の五の言わず、とにかく玄関のドアを開けてしまいましょう。
通勤時間を快適にする
通勤時間を使って、モチベーションを高める工夫をしましょう。ノリノリの音楽を聴く、やる気のでるポジティブな小説や記事を読む、親しい知人にメールする、など何でも良いので、気分を高めていきましょう。
大きな声で挨拶する
ミスをした翌日は、かならず普段より大きな声で挨拶しましょう。これだけでも周囲の反応は変わってきますよ。ミスはそれそのものではなく、ミスから引き起こる人間関係の悪化が問題のため、この挨拶は非常に有効です。必ずするように心がけましょう。
できれば残業する
反省の意味も兼ねて、その日は残業に励むのも良いでしょう。とにかく周囲に対するアピールですね。反省しています~とアピールしておいて、なんの損もありません。
仕事のミスについての口コミ
仕事をミスした新人を問い詰めて責めた後輩がいたみたいだけど「じゃあ、その仕事を教えていたのは誰なんだ?新人がミスしたのはしっかり見てなかった貴方にも責任はあるんじゃないのか?」と逆に問い詰めたくなりますね
— あーる(R) (@Radius_0407) 2017年8月1日
仕事頑張っててもミス多くてイマイチ成果が出てないとき、周りに協力して一生懸命手伝ってても誰もお礼も言わないし挨拶すら無かったのに、ミス減って仕事も早くなった今は見かけたら挨拶されるようになったし、少し手伝っただけで感謝されるようになったから人権得るって素晴らしいなと思った
— む め い (@Mu___MEI) 2017年8月3日
今日ミスして仕事の事で明日また多分怒られんだろうなあ…って考えるだけで憂鬱なるけどそれはもう明日の事で今の事じゃない。こうやってポジティブに生きてるぼくちんを全世界のネガティブな人にどうか見習ってほしい、さあ帰ってゲームだ!!フィーバーwwwwwwwwwwww
— おつる@種火周回の鬼 (@eiking7) 2017年7月25日
どこぞの元学科長、あれもこれもってわたしに仕事ふるくせひとりで仕事するなって言うしいざ仕事にミス発生するとわたしひとりに説教してくるのどうなのもうわい疲れたよ!
— み!🐾 (@MISUKEVOXX) 2017年7月25日
気持ちでは頑張ろうと思うけど、明日ほど職場に行きたくないと感じたのは初めてだ…でも行かなきゃいけない。明日受け取って、午後中にやらなきゃいけない仕事が。何で自分のミスでも何でもないのに、こんなにも追い詰められるんだろう…明日嫌だなぁ。
— 兎祈 (@tokiamau9646) 2017年7月25日
最近、仕事でありえないミス連発させてて、ここまでやらかすのってあまり無いから色々考えたけど、今の職場でのストレスじゃないかなとか勝手に思ってる。すんごいやりづらい。精神衛生的に本当にキツい。今すぐ辞めたい。
— 秋夜 (@anthem246) 2017年7月25日
仕事で結構なミスをやらかして、その分取り返そうと思ってやってた仕事が今やるべきことじゃなくて、なんか自分の無能っぷりが情けなくて、なんかもういっぱいいっぱい。
— さはらこーや (@kohyasahara) 2017年7月25日
仕事でミスしても自分を追い込まないこと
「メモで記録をつけておく」「反省をしたらすぐに気持ちを切り替える」「翌日は早めに出社をして元気に挨拶をする」「ミスを隠すことは控える」
・仕事のミスの対策方法
「念入りな準備をしておく」「周りに確認する」「反省よりも改善をするほうが優先」「ピンポイントに集中する」「あまりにもミスが多いなら上司に相談をする」
・仕事のミスを引き起こす原因
「疲れていたり仕事に集中できない」「多忙」「勘違いをしている」「周囲が気になる」「気が緩んでしまう」
・仕事のミスが多い新人の特徴
「的確な指示を把握していない」「完成度が分かっていない」
・仕事のミスで辞めたい時の対処方法
「早めに起きて玄関のドアを開ける」「通勤時間を快適に過ごせるようにする」「大きな声で挨拶をする」「できれば残業をして反省アピールをする」
いかがでしたか?ミスをすることはある意味で健全なことなので、くよくよ悩む必要はありません。一番気をつけたいのは自滅なので、自分を追い込むことは避けるようにしましょう。
また、ミスをしてしまった人の対応を、日頃からよく観察することも大切です。すばらしくリスク管理が上手な人もいるんですよ。
そんな人を見つけたら積極的に参考にして、リスク管理の能力を高めていくと良いでしょう。
以上、仕事のミスについてのおまとめでした。