まつげが短いと、目元が貧相なイメージになってしまいますよね。パッチリとした華やかな印象の目元にするためには、長いまつげが欠かせません。
一生懸命まつげを長く見せようと思って、張り切ってメイクをしているのに、まつげはどんどん短くなる一方ということもあると思います。
まつげが短い原因とまつげを伸ばす方法をまとめました。ふさふさ&バサバサの長いまつげを目指しましょう!
まつげが短い6つの原因
まつげが短い原因は何でしょうか?まずはこれを知らないと、まつげはどんどん短くなってしまいます。まつげが短い原因を6つご紹介します。
目をこすりすぎ
まつげが短い原因の1つ目は、目のこすりすぎです。花粉症の人やアトピー性皮膚炎の人は、目がかゆくて、どうしても目をこすってしまいますよね。
目をこすりすぎると、まつげにダメージを与えます。また、強い力で何度も何度もまつげをこすっていると、その力でまつげが途中で切れてしまったり、抜けてしまったりすることがあるのです。
花粉症やアトピーでなくても、眠いときに目をこする癖がある人、目が疲れているときに目をこする癖がある人は、まつげが短くなるリスクがありますので、注意が必要です。
つけまつげやまつげエクステのしすぎ
つけまつげを毎日つけていたり、まつげエクステを長期間繰り返し行っている人も、まつげが短くなってしまいます。
つけまつげもまつげエクステも、どちらもまつげの毛根付近に接着剤をつけますよね。接着剤をつけると、それだけまつげに負担を与えます。また、接着剤をはがすときに、一緒にまつげも抜けてしまうことが多いんです。
しかも、接着剤が毛穴に入ると、健康なまつげを育てる妨げにもなるので、強く長いまつげが育たずに、すぐに抜けてしまうような、しかも短いまつげになってしまいます。
マスカラの塗りすぎ
マスカラを毎日たっぷり塗っている人も、まつげが短くなります。まつげを少しでも長く見せようと思って、マスカラを塗っているその行為がまつげを短くしてしまっているのです。
マスカラを塗ると、そのマスカラ液が毛穴に入ることがありますので、健康なまつげが育ちにくくなります。
また、マスカラを塗った後は、必ずクレンジングをしなければいけません。最近は、パンダ目にならないようなウォータープルーフタイプのマスカラが主流になっています。
ウォータープルーフのマスカラはパンダ目にならない代わりに、落としにくいですよね。そうすると、まつげを擦ることになってしまいますので、さらにまつげに負担がかかって、まつげが短くなってしまうのです。
ビューラーの使いすぎ
まつげが短い原因には、ビューラーの使いすぎもあります。毎日のようにビューラーを使っていると、まつげが切れて短くなります。ビューラーのゴムのところに、切れたまつげがついていたという経験がある人は多いと思います。
ビューラーはまつげをゴムではさんで圧を加えます。圧が加わった部分のまつげは、ダメージが残りますので、それを何度も何度も行っていると、そこでまつげが切れてしまうことがあるんです。
また、ホットビューラーも危険です。ホットビューラーを使うと、まつげがクリンときれいに上がりますし、カールの持ちも良いですよね。
でも、まつげに熱を加えると、まつげが熱変性を起こして痛んでしまうんです。そのため、ホットビューラーをいつも使っていると、さらにまつげが切れやすくなり、短くなってしまうのです。
うつ伏せ寝
まつげが短い原因の5つ目は、うつ伏せ寝です。うつ伏せで寝る癖のある人は、まつげが短くなりやすいんです。
なぜなら、うつ伏せで寝ることで、枕やマットレスにまつげをこすりつけることになりますし、まつげに圧力を加えることになります。そうすると、自分でも知らないうちに、まつげにダメージを与えていることになるんですね。
睡眠不足や不規則な生活
まつげが短い原因、最後は睡眠不足や不規則な生活です。まつげは髪の毛と同じです。睡眠不足になったり、不規則な生活を送っていると、交感神経が優位になって、血管が収縮します。
そうすると、まつげが伸びるのに必要な栄養や酸素が毛根に行き届かなくなるのです。
また、睡眠中には成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは代謝を促すホルモンですので、まつげを伸ばすためには欠かすことができないものになります。
成長ホルモンは睡眠中にドバドバ分泌されるものですから、睡眠不足の人は成長ホルモンの分泌量が少ないため、まつげが短くなってしまうんですね。
まつげを伸ばす8つの方法
まつげが短い人は、まつげを伸ばすような方法を実践しましょう。まつげは一工夫をすれば、ぐんぐん伸ばすことができるんです。
まつげを伸ばす方法を8つご紹介します。
ビューラーのゴムを今すぐ替える
まつげを伸ばす方法の1つ目は、ビューラーのゴムを今すぐ替えることです。あなたは、いつビューラーのゴムを替えましたか?ここ最近替えた記憶がないという人は、ビューラーのゴムを今すぐ替えてください。
ビューラーのゴムは消耗品です。使っていると、ゴムの部分がどんどん劣化して弾力性がなくなっていきます。弾力性がなくなったゴムのビューラーは、どんな強くまつげを挟んでも、きれいにカールされません。
そうすると、挟む力をどんどん強くしていきますので、まつげに与えるダメージがどんどん大きくなるのです。そうすれば、まつげは切れて短くなりますよね。
ですから、ビューラーのゴムを今すぐ替えましょう。そうすれば、「あれ?こんなに楽にまつげって上がるんだ!」と思えるほど軽い力で、きれいにカールできるようになるはずです。
加える力が弱ければ、まつげへのダメージを少なくすることができますので、まつげを伸ばすことができるのです。
目の周囲のマッサージを行う
まつげを伸ばす方法、2つ目は目の周囲のマッサージを行うことです。目の周囲のマッサージを行うことで、目の周囲の血行を良くして、まつげの毛根へ必要な栄養や酸素を送り届けることができます。そうすれば、まつげはぐんぐん伸びますよね。
<目のマッサージのやり方>
1.目頭を両手の人差し指で押さえる
2.目頭の下の部分を人差し指で押し込む
3.目尻の部分を人差し指で押し込む
4.眉頭の下の骨のくぼみの部分に親指を入れて、垂直に押し上げる
目の血流を良くして、目の疲れを取ると、まつげにも良い影響が出ますので、目の疲れは溜めないようにしましょう。
目を温める
まつげを伸ばす方法、3つ目は目を温めることです。ホットパックや蒸しタオルを目の上に乗せて、目や目の周辺をしっかり温めるようにしましょう。そうすると、目の周辺の血流が良くなります。
血流が良くなると、まつげが伸びるのは先ほど説明しましたよね。目をしっかり温めて、まつげを伸ばすようにしてください。
しっかり睡眠をとる
まつげを伸ばすためには、しっかり睡眠をとりましょう。質の高い睡眠をとって、睡眠不足を解消することで、まつげを伸ばすことができるんです。
質の高い睡眠をとって、ぐっすり眠ることで、成長ホルモンの分泌が促されます。成長ホルモンは代謝を促すホルモンですので、成長ホルモンが分泌されると、まつげの毛母細胞の代謝が促されて、まつげがぐんぐん伸びるんです。
忙しい毎日を送っている人でも、何とか睡眠時間を確保して、さらに質の高い睡眠をとるようにしてください。
メイクをしない日を作る
まつげを伸ばす方法、次はメイクをしない日を作ることです。毎日毎日メイクをしていると、いくらまつげを保護して、まつげを伸ばすようにしても、それ以上にダメージが勝ってしまいます。
特に、メイクにつけまつげは欠かせないという人は、メイクをしない日、つけまつげをしない日を作ってください。
週に1回はまつげのために、つけまつげをしない日、マスカラをせずに、ナチュラルメイクをする日にしましょう。もちろん、すっぴんの日でもOKですよ!
つけまつげは、「今日は勝負!」という日にだけつけるようにしてください。まつげをふさふさに伸ばせば、つけまつげに頼らなくても、自前まつげで満足できるようになると思います。
まつげを伸ばす栄養素を摂る
まつげを伸ばす方法、5つ目はまつげを伸ばす栄養素を摂ることです。まつげを伸ばしたいなら、まつげを伸ばすための栄養素をしっかり摂りましょう。特に、まつげが短いことに悩んでいる若い女性は、ダイエットをしている人が多いと思います。
ダイエットで食事制限をしていると、まつげに必要な栄養素が不足してしまって、まつげが伸びなくなってしまうこともあります。まつげを伸ばしたいなら、栄養をしっかり摂るようにしましょう。
まつげを伸ばすための栄養素は次のようなものです。
・ビオチン=牛レバー、魚介類、ヨーグルト、大豆、卵、ほうれん草
・亜鉛=牡蠣、ゴマ、納豆
・ポリアミン=納豆、きのこ、チーズ
・ヨード=わかめなど海藻類
たんぱく質はまつげの原料となる栄養素です。ビオチンは、アミノ酸をたんぱく質に合成するときに必要な栄養素になります。
亜鉛は細胞分裂を促すミネラルで、ポリアミンは新陳代謝を正常に行うためのものです。ヨードはたんぱく質と一緒に摂取すると、発毛を促進します。
ダイエットをしながらでも、これらの栄養を摂ることはできますから、まつげを伸ばしたい人は、これらの栄養を意識した食事を食べましょう!
まつげ美容液をつける
まつげを伸ばすためには、まつげ美容液をつけるのも効果的です。まつげの美容液を塗ることで、まつげを強くして切れにくくしますし、コシがある丈夫なまつげにすることができるのです。
まつげのエクステをしている人やつけまつげをつける人は、まつげの美容液は必ずつけるようにしましょう。
まつげの美容液をつけるタイミングは洗顔後です。まつげをきれいにして、何もつけていない上体のときに、美容液を塗ってあげると、まつげに美容液成分がしみこみますので、まつげを保護することができるんです。
仰向けで寝る
まつげを伸ばす方法、最後は仰向けで寝ることです。まつげへの刺激を最小限にすることで、まつげを伸ばすことができるんです。
うつぶせ寝が癖になっている人は、今日から仰向けで寝るようにしましょう。最初は違和感があって、なかなか寝付けないかもしれません。でも、慣れてしまえば大丈夫です。
仰向けで寝るのに慣れるまでは、日中はできるだけ疲れるようにして、「眠くて眠くて仕方がない」という状態でベッドに入ると、仰向けでもすんなり眠れるようになると思います。
まつげが短い原因と伸ばす方法についてのまとめ
「目をこすりすぎている」「つけまつげやまつげエクステのしすぎ」「マスカラの塗りすぎ「ビューラーの使いすぎ」「うつぶせ寝をしている」「睡眠不足」「不規則な生活をしている」
・まつげを伸ばす方法
「ビューラーのゴムを変える」「目の周囲のマッサージ」「目を温める」「睡眠をとる」「メイクをしない日をつくる」「まつげを伸ばす栄養素を摂る」「まつげ美容液をつける」「仰向けで寝る」
まつげが短い原因と伸ばす方法をまとめました。まつげが長いと華やかでパッチリした印象の目になります。まつげのメイクを濃くしすぎると、それだけでまつげが短くなり、長く見せようとして、さらにまつげにダメージを与えるという悪循環になります。
そうならないためにも、まつげを伸ばす方法を今日から実践していきましょう。