口元のたるみは老けて見えることから、悩んでいる方が非常に多いです。そんなたるみを取ることができたら、自分に自信を取り戻せますよね。
今回は、口元のたるみの原因とたるみを取る方法をご紹介していきます。
口元は年齢が出やすい
口元のたるみは、年齢とともに際立ってくるものです。若いころは肌の弾力もありますし、顔の筋肉も使っていますから、あまりたるみを気にしている方もいないと思います。
しかし、年齢を重ねると顔の表情はあまり変わらなくなり、人と会話する機会も減ってきます。このように色々な要因が重なって、口元が老化してしまうのです。
一度口元のたるみができてしまうと、やはり一気に加齢が進んだような印象を与えることになります。「あの人って老け顔だよね」と言われることもあるかも知れません。
それは女性にとって相当ショックな出来事なのではないでしょうか。もちろん誰だって年は取るものですし、そんな言葉は気にしない方が良いのですが、周りの人が老け顔に見えてしまうという事実は回避できません。
だからこそ、口元のたるみを解消して、いつも綺麗な口元でいたいのです。それさえ気を付けておけば、老け顔に見られる確率もぐっと減っていきます。
一番いけないのは、諦めてしまって何もしなくなることです。後悔してからでは遅いので、できれば若いうちから対策しておくようにしましょう。
口元のたるみの原因
口元のたるみの原因は、主に肌の弾力がなくなってしまうことと、口周辺の筋肉が低下することだと言えます。
人間の肌には真皮層というのがあり、コラーゲンやエラスチンと呼ばれるものが、潤いやハリを保っています。しかし、肌への刺激や加齢で潤い成分が減少することで、肌の弾力も失われてしまうのです。
当然ですが、肌の弾力がなくなるとハリも低下していきます。それが口元のたるみを引き起こしてしまうことは、すぐにわかるでしょう。つまり肌をいつも潤わせておき、ハリを保つことができれば、口元を若々しく保つことができるというわけです。
肌の潤いを保つためには、減ってしまったコラーゲンやエラスチンなどの美容成分を取り入れていくことが必要となります。近年は美容成分が豊富な商品も多く販売されているので、それらをうまく活用してみてください。
もちろん、人によっては「そんなの信じられない」という方もいるかもしれません。しかし、美容成分をしっかり浸透させた肌と何もせずに放置した肌だと、数年後に大きな差が出てくるのは事実です。毎日のケアをしっかり行って、肌の弾力とハリを保ちましょう。
また、人間は会話や顔の表情によって常に筋肉を使っています。顔には色々な筋肉が通っていて、特に口周辺は口輪筋という筋肉が引き締めています。この口輪筋が老化によって衰えてくると、口元の皮膚がたるんでしまうのです。
毎日会話をする機会がある方は良いですが、自宅にいる専業主婦の方や家族との会話が少ないという方は、口元の筋肉も低下しやすくなります。毎日しっかり筋肉を使うように意識しましょう。
もちろん会話しなくても、意識的に頬の筋肉を使ったり、口を動かしたりするだけでも筋肉には効果的です。これらの筋肉が衰えてしまわないように、毎日表情のある生活を送るようにしたいですね。
無表情のまま過ごしていると、やはり顔の筋肉は低下して、全体的に暗い印象となります。それが、口元のたるみに繋がることもあると覚えておいてください。
口元のたるみを取る5つの方法
口元のたるみを取る方法は、多々あります。こちらで代表的なものを紹介していきますので、実際に活用してみてはいかがでしょうか。
日常生活を改善する
日常生活から口元のたるみが引き起こされている方が多いので、まずは生活習慣や癖を改善していきましょう。現代人の特徴の一つが、顎が小さいという点です。これは筋肉の低下を意味していて、顔全体のたるみにも繋がってきます。
日常的に硬い食べ物を食べたり、ガムを噛むことなどでも、筋肉は自然と鍛えられていきます。口元を毎日のように意識的に動かすだけで、その状況は大きく変わってくるはずです。
会話を多くする
会話を多くすると、表情筋をたくさん使うようになり、連動している口輪筋を鍛えていくことができます。ビジネスウーマンとして働いている方は、どうしても会話する機会が多くなるので、口元がたるんでしまうことは避けられます。
ただ気を付けていただきたいのが、会話することが極端に少ない専業主婦の方です。仕事をしていても他の人との会話が少ない職種の場合、口元のハリを保つためにも、たくさん会話することを意識するようにしてみましょう。
エクササイズする
顔の筋肉というのは、使わないとどんどん劣化していきます。衰えた筋肉を取り戻すのは難しいですが、毎日顔の筋肉を使って、今ある筋肉をキープするのであればそれほど大変ではありません。
一番簡単なエクササイズと言えば、大きく口を開けて「あいうえお」とはっきり発音する方法です。これを10回1セットとして、1日に3セットほどするだけでも違ってきます。
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マッサージする
口の筋肉というのは、意識して動かすのは難しいこともあります。そういった場合は、自分の手でマッサージしてみるというのも一つの手です。
手の平を使って、揉み込むように顔の筋肉を動かしてみてください。このとき自分で動かしているように見えますが、顔の筋肉が動くことによっても鍛えられていきます。
ただ、あまり思いっきりマッサージすると内出血することもあるので、あくまでも肌を動かすという感覚で優しく揉むことがポイントです。
肌のケアをする
肌のケアをするというのは、とても重要です。肌のケアに関しては、スキンケアやアンチエイジングと呼ばれるものが定番となっています。最近では、肌の弾力やハリをしっかりキープしてくれる商品も多いので、そういう美容商品を活用する方法もあります。
この方法の場合は、毎朝メイクをしている方や、夜メイクを落とす方にとってはさらに効果的となります。老け顔になってしまわないために、肌の管理は徹底しておくようにしたいですね。
現代人は口元がたるみやすい
現代人はどうしても口元がたるみやすいと言われています。その最大の理由としては、パソコンやスマホが普及したことにより、無表情でいる時間が多くなったためです。
パソコンを見ているとき、ニコニコと笑顔で過ごしている方はほとんどいないでしょう。また、スマホをいじっているとき、表情豊かになるという方もあまりいません。
確かにパソコンやスマホというのはとても便利ですが、逆に考えれば人間の表情を失くしてしまうものとも言えます。
1日に8時間以上こういった機器に触れているという方は、目に見えて顔も老けやすいとされています。定期的に休憩を挟んで顔の体操をするなど、意識的に顔を動かすことが重要です。
仕事の休憩時間に、トイレでマッサージするのもいいですね。顔の表情に関しては、定期的に筋肉を動かすだけでも効果的です。そのままずっとパソコンやスマホを使っているより、何倍も口元を引き締める効果があるでしょう。
女性の場合、男性に比べると、事務などの内勤と呼ばれる仕事に就いている方が多いと思います。接客や営業職の方よりはどうしても会話が減りますので、特に一人暮らしで帰宅後も会話がない場合は、マッサージやストレッチをしっかり習慣づけることが大切です。
毎日意識的に口元を動かそう
意識的に口元を動かすというのは、とても重要なことです。普段無表情という方は、特に顔を意識的に動かしてみてください。そうするだけで、また印象が変わってきます。口元の筋肉が付いてくると、自然と口角も上がるようになり、笑顔も素敵になります。
それはたるみとは関係ないかも知れませんが、自然な笑顔ができるようになればより人と会話するのも楽しくなりますよね。そういう好循環を生むこともできるのです。
自宅で少しの時間でも良いので、口を動かすことに力を入れてみてください。ペットがいる方はペットに話しかけるのも良いでしょう。植物を育てている人は、そういうものに話しかけても良いです。
人間の言葉を話せない生き物でも、きちんと話を聞いて反応してくれます。プライベートな時間に友達と電話したり、恋人と会話したりするのもおすすめですよ。
とにかく普段から口元を動かすようにして、若々しい口元を作っていくのが良いでしょう。もちろん難しいことはありません。ダイエットなんかよりも数倍は簡単な方法ばかりです。
将来的に顔が老けて見られるのは嫌だと思うので、今日から意識してシェイプアップできるようにしましょう。
なお、意識的に口を動かすだけで、筋肉というのは鍛えられていきます。それさえ習慣付けることができれば、より口元を綺麗に演出できるのではないでしょうか。
口元のたるみを取るのは決して難しくない
「口周辺の筋肉の低下」「肌に弾力がなくなっている」「パソコンやスマホが普及したことで無表情でいる時間が多くなったため」
・肌の潤いやハリを保つには、コラーゲンやエラスチンなどの美容成分が必要
・口元のたるみを取る方法
「日常的に硬いものを食べる」「ガムを噛むなど意識的に動かす」「家族や友人など会話を多くする」「あいうえお体操などのエクササイズをする」「肌を動かす感覚で顔面マッサージ」
口元のたるみを取る方法はたくさんあります。どれも難しくはないので、今日から実践してみてください。年齢を重ねてからだと、やはりどうしても手遅れになってしまう場合もあります。
早めにこのことに気付き、実践していくことこそが、最大の対策になるのではないでしょうか。