男性と女性では、同じ物事でも捉え方が違ったり、考え方が違ったりしますよね。この違いは脳にあると言われています。
男性の脳と女性脳の特徴や違い、見分け方の方法をまとめました。あなたの脳は男性脳でしょうか?女性脳でしょうか?
男性脳の特徴
まずは、男性脳の特徴を見ていきましょう。男性脳の特徴には、次のようなものがあります。
・論理的な思考
・直線的、直接的な表現を好む
・シングルタスク
・好戦的
・競争を好む
・冒険志向が強い
男性脳は、基本的にこのような傾向があります。感情的にならずに、論理的に考え、論理的に思考できるのは、男性脳の最大の特徴かもしれません。
また、回りくどい表現や解決法は好まず、わかりやすく、解決まで最短で行く方法を好みます。
男性脳を持っている人は、複数のことを同時にするのは苦手で、1つのことに集中してしまいます。
集中力は高いため、1つのことに熱中すると結果を出しやすいのですが、集中し過ぎて、周りが見えなくなってしまうこともしばしばあります。
また、女性脳に比べると、好戦的で他人より抜きんでることを求め、さらに上昇志向が強いので、安定よりも冒険を好むことが多いですね。
女性脳の特徴
次に、女性の脳の特徴を見ていきましょう。女性脳の特徴は、次のようなものがあります。
・感情的な思考回路
・直観力が優れる
・察する能力が高い
・表現は回りくどい
・マルチタスク
・平和主義
・安定志向
女性脳を持つ人は、とにかく感情が優先であり、直観力も優れています。理論的にはこうでも、「私はこっちが好きだから」とか「こっちのほうがピンとくるから」のような理由で、物事を選ぶことが少なくありません。
また、察する能力が高いので、相手にもそれを求めますし、説明する時には回りくどく婉曲的な表現をすることが多いですね。
さらに、マルチタスクで物事を進めることができるのも、女性脳の特徴の1つです。だから、複数の家事を同時進行でできるんですね。
女性脳の人は、現状維持を好みますので、争いごとは好まず、リスクがある上昇よりも、とにかく安定することを目指します。
男性脳と女性脳の違い~8テーマ~
男性脳と女性脳の特徴をそれぞれ説明しましたが、今度はあるテーマについて、男性脳と女性脳での違いを見ていきましょう。
ご紹介する8つのテーマで、男性脳と女性脳での対応や考え方の違いを見ていくと、男性脳と女性脳の特徴がさらにわかると思います。
過去の恋愛について
まずは、過去の恋愛に関する考え方について、男性脳と女性脳の違いを見ていきましょう。
・男性脳=名前を付けて保存
・女性脳=上書き保存
これは、有名なのであなたも知っているかもしれませんね。男性脳の場合、過去の恋愛は「名前を付けて保存」しますので、意外と長期間引きずっています。
また、過去に別れた女性のことを、「いつでもエッチできる存在」と勘違いしていることがあります。
それに対して、女性脳は上書き保存ですので、過去の恋愛はきれいさっぱり忘れます。まるで、その恋愛がなかったかのように忘れてしまうんです。
過去の彼氏は、あくまで過去。今では全く関係ないただの普通の男性としか見ないことも多いですね。
相談について
次に、相談する時の男性脳と女性脳の違いを見ていきます。悩みがあって誰かに相談する時にも、男性脳と女性脳の違いは浮き彫りになります。
・男性脳=解決策を提示してほしい
・女性脳=とりあえず悩みを聞いてほしい
男性脳の人が相談する目的は、解決策を知りたいからです。どうやったら、今の悩みを最短で、また簡潔に解決できるかを知りたいから、男性脳の人は相談します。
それに対して、女性脳の人が相談する時は、自分の中ではある程度答えが出ていることが多いです。
でも、悩みを「うんうん、そうなんだ。大変だね。」と聞いて欲しいから相談するのです。そして、その悩みを共感してもらえたら最高なんです。基本的に、解決策の提示はそれほど求めていません。
ちなみに、女性脳の人は相談相手から自分の考えとは真逆に近いような解決策を提案された場合、聞かなかったことにするか、軽く逆ギレをすることがあります。
考えや思考に関して
次は、考えや思考に関する男性脳と女性脳の違いを見ていきましょう。男性脳と女性脳は全然違うことがわかると思います。
・男性脳=わかりやすく、簡潔に、さらに最短距離で、論理的に
・女性脳=察してくれるよね?私の気持ちが最優先
男性脳の人はとにかく論理的です。そして、表現が直接的でわかりやすいのが特徴ですね。直接的すぎて、空気が読めないことも多々あります。また、論理から外れていることが許せないので、融通が利かないこともあります。
それに対して、女性脳は「言わなくてもわかるよね。察してほしい」と思っています。女性脳は察するスキルが高いため、相手にもそれを求めるんです。
また、「論理とか難しいことはよくわからないけれど、とにかく私はこう思うからこうです!」のように感情や直感を優先するんです。
自慢話について
男性脳と女性脳の違い、次は自慢話についてです。「自慢話をする」という行為だけでも、男性脳と女性脳の違いは出てきます。
・男性脳=自分の自慢話をする
・女性脳=自分の周囲の自慢話をする
男性脳の人は、競争心・上昇志向がありますので、人から抜きんでている自分を自慢します。それに対して、女性脳の人は安定志向がありますので、自分が人より優れているところはあまり持っていないことがあります。
だから、女性脳の人は自分の周りのことを自慢します。夫のことや子どものこと、友達のこと、親のこと。自分の周囲にいる自分のすごい人のことを自慢することで、自分もすごい人になったような気持ちになるんですね。
「欲」について
男性脳と女性脳の違い、5つ目は「欲」についてです。男性脳と女性脳では、一番重要な「欲」の種類も違います。
・男性脳=性欲が一番強い
・女性脳=物欲が一番強い
男性脳の人は、女性に比べて性欲が強く、しかも女性に比べるとストレートにそれを表現してきます。
それに対して、女性脳の人は物欲が一番強い人が多いですね。機能性無視でブランドにこだわったり、高価なものを欲しがったりするのは、女性脳の人の特徴かもしれません。
自尊心や満足感について
男性脳と女性脳の違いの6つ目は、自尊心や満足感についてです。どんなことで満足するのか、自尊心が満たされるのかについての違いを見ていきましょう。
・男性脳=自分の自慢話をしている時
・女性脳=自分の話に共感してもらた時
男性脳の人は、自分の自慢話をしている時に自尊心が満たされます。競争心が強い男性脳の人は、自分の成果を自慢できるが嬉しいんです。
でも、女性脳の人は自分の話に共感してもらえることが一番うれしいですし、「共感してもらえる話ができる自分」に満足することができます。
ドラマや物語について
男性脳と女性脳の違い、次はドラマや物語についてです。ストーリー性があるものについての考え方も、男性脳と女性脳では違いが出てきます。
・男性脳=とりあえず結末を知りたい
・女性脳=過程をじっくり楽しみたい
男性脳の人は、直線最短距離で進みたいタイプですから、物語の結末を早く知りたいという衝動に駆られます。小説を読んでいると、最後のページを先に見てしまうことも少なくありません
それに対して、女性脳の人は結末に向かうまでの過程もしっかり楽しみたいと思っているので、最後のページは絶対に読もうとしません。
喧嘩になった時の対応について
最後は、喧嘩になった時の対応について、男性脳と女性脳の違いを見ていきましょう。喧嘩になった時の男性脳と女性脳の対応の違いは、ちょっと意外かもしれません。
・男性脳=適当に謝って早く終わらせたい
・女性脳=徹底的に白黒つけないと気が済まない
喧嘩になった時は、男性脳の人はとにかく喧嘩を早く終わらせることに終始します。
でも、女性脳の人は、とことん問い詰めて、何が悪いのか、どっちが悪いのかをとことん白黒をつけないと気が済まないんです。
これは、問題が起こった時の対応の違いによるものです。
・男性脳=対症療法
・女性脳=根治療法
男性脳の人は、「臭いものには蓋をする」的な解決方法をします。今が良ければそれで良いという考え方ですね。
それに対して、女性脳の人は、徹底的に問題を解決して、問題は一切ない状態にするまでは、徹底的にやるんです。
男性脳と女性脳どっちが強い?3つの見分け方
男性脳と女性脳は、男性は絶対に男性脳を持ち、女性は絶対に女性脳を持っているわけではありません。
男性の中にも女性脳的な考えはありますし、女性の中にも男性脳の要素はあります。誰でも、男性脳と女性脳は併せ持っているのです。ただ、男性脳と女性脳のどちらが強いかは人それぞれ違います。
男性脳と女性脳のどちらが強いのかを見分けるための3つのポイントをご紹介します。
指の長さ
男性脳と女性脳のどちらが強いかを見分ける方法の1つ目は、指の長さです。手の指で、あなたは人差指と薬指のどちらが長いですか?人差指でしょうか?薬指の方が長いでしょうか?
人差指よりも薬指が長い人は、男性脳が強いと言われています。というのも、母親の胎内にいる時に、男性ホルモンを多く受けると、薬指が長くなるという研究結果があるんです。
人差し指と薬指の長さの対比は、人が母体内で受けた男性ホルモンであるアンドロゲンもしくはテストステロンの量を示す事が過去の研究で判明している。それらの男性ホルモンをより多く受けると、薬指が人差し指より長くなるらしい。
引用:薬指と人差し指の長さでわかる、男の魅力! 性的嗜好から経済力まで(最新研究)(2015年3月10日) – エキサイトニュース(1/3)
そのため、男性脳か女性脳かを手っ取り早く見分けるためには、自分の手の指の長さを見てみるのが良いんです。
地図を読めるか読めないか
男性脳か女性脳かの見分け方の2つ目は、地図を読めるか読めないかです。あなたは地図を読むことができますか?また、方向感覚に自信はあるでしょうか?
男性脳の人は地図を読めるし、方向感覚がありますが、女性脳の人は地図を読むのが苦手で、方向音痴のことが多いです。
地図を見て、目的地まで簡単に行けるという人は男性脳の可能性が高いですね。逆に、地図を読めないし、地図を読むと地図をクルクル回して、最後にはどこに自分がいるのかもわからなくなってしまうというタイプの人は、女性脳の人が多いと思います。
どっち向きに見えますか?
最後に、次に画像を見て下さい。
パッと見た瞬間に、あなたは画像の男性が真正面を向いているように見えましたか?それとも、横向きに見えたでしょうか?
真正面を向いているように見えた場合は女性脳が強く、横向きに見えた場合は男性脳が強いと言われています。
男性脳と女性脳の特徴・違い・見分け方についてのまとめ
・男性脳の特徴
「理論的な思考」「直感的や直接的な表現が好き」「シングルタスク」「好戦的」「競争を好む」「冒険志向が強い」
・女性脳の特徴
「感情的な思考回路」「直感力が高い」「察する能力が高い」「表現は回りくどい」「マルチタスク」「平和主義」「安定志向」
・男性脳と女性脳の見分け方
「人差し指よりも薬指が長い人は男性脳が強い」「地図を読めるか読めないか」「男性の写真が正面に見えれば「女性脳」横向きは「男性脳」」
男性脳と女性脳の特徴や違い、見分け方をまとめましたが、いかがでしたか?
男性脳と女性脳の違いは、とても面白いですよね。ただ、誰でも男性脳と女性脳の両方の面を持っていることが多いですから、「男性=男性脳」、「女性=女性脳」と決めつけないようにしましょう。