赤ちゃんにミルクを飲ませるのに使う哺乳瓶。混合育児やミルクのみで育てる場合には、欠かすことができない育児アイテムです。
完全母乳で育てられるとは限りませんから、妊娠中に1本は用意しておくと安心かもしれませんね。
ただ、哺乳瓶はいろいろな種類があって、どれを選べば良いのか迷ってしまうことも多いと思います。
今回は新米ママ&パパのために、哺乳瓶の選び方とおすすめの人気ランキングをまとめましたので、哺乳瓶選びの参考にしてください。
哺乳瓶は育児のお助けアイテム
哺乳瓶は完全母乳で育てるなら、基本的には必要ありません。ただ、完全母乳で育てられるとは限りません。
出産後、みんなすぐに母乳が出るとは限りませんし、出たとしても量が不十分でミルクとの混合育児をする必要がある人もいます。
また、病気などの理由でミルクのみで育児をする人もいますよね。そういう時に育児を助けてくれるのが、哺乳瓶です。
出産後に慌てないように、妊娠中に1本は哺乳瓶を用意しておくと良いかもしれません。
世の中には、「母乳育児が最高!それ以外は認めない!」という意見もありますが、そんなの気にしなくてOKです。
混合だって、ミルクだけだって、赤ちゃんが元気にすくすく成長するのが一番なんですから。
だから、母乳育児にこだわり過ぎず、必要な時は哺乳瓶とミルクの助けを借りて育児をするのは良い事なんです。
哺乳瓶の選び方の6つのポイント
哺乳瓶を用意しておこうと思っても、たくさんあり過ぎて、どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
哺乳瓶を選ぶ時には、今から説明する6つのポイントをチェックしながら、哺乳瓶を選ぶと良いですよ!
1.サイズ(容量)
哺乳瓶の選び方の1つ目は、サイズです。何mlのミルクが入るかですね。サイズは月齢に合わせて選ぶと良いでしょう。
・3~6ヶ月=160~200ml
・6ヶ月~卒乳まで=220~240ml
これは目安ですので、赤ちゃんがミルクを飲む量やスピードに合わせて、選んであげると良いでしょう。ミルクを飲む時間の目安は10分程度です。
新生児用として100ml前後のもの、3ヶ月ごろになったら160mlくらいのもの、6ヶ月以上になったら240mlのものを選ぶと良いですね。
節約したい人は、最初から160mlを買ってしまって、買い替えは1回だけにするのもありですよ。
ただ、ミルクの飲み過ぎは肥満につながりますので、飲み過ぎないように、ミルクを入れる量やニプルの穴の大きさなどは調整してあげてくださいね。
2.形
哺乳瓶の選び方の2つ目は、形です。哺乳瓶はスリムでストレートのもの、赤ちゃんが持ちやすいように曲線的なフォルムになっているもの、また洗いやすい広口タイプのものなど、いろいろな形があります。
赤ちゃんがしっかり自分で哺乳瓶を持つようになるまでは、ストレートで広口タイプのものがおすすめです。やっぱり洗いやすいものの方が、ママは楽ですし、衛生的にも良いですから。
ただ、赤ちゃんが自分で持ちたがるようになってからは、赤ちゃんが持ちやすい形のものを選んでも良いと思います。
また、お出かけに持っていくなら、スリムタイプのものを選ぶと良いですよ!
3.素材
哺乳瓶の選び方、3つ目のポイントは素材です。哺乳瓶は、ガラス製かプラスチック製の2種類があります。
【ガラス製のメリット】
・劣化しにくい
・傷がつきにくいので、ばい菌が付着しにくい
・お手入れしやすい(消毒方法が多い)
【ガラス製のデメリット】
・重い
・割れるリスクがある
【プラスチック製のメリット】
・軽い
・割れる心配がない
【プラスチック製のデメリット】
・劣化しやすい
・消毒方法が限られる
基本的に自宅ではガラス製、外出先ではプラスチック製のように使い分けることをおすすめします。
ただ、赤ちゃんが成長してきて、哺乳瓶を投げてしまう場合は、安全のためにも、自宅でもプラスチック製の哺乳瓶を選んだほうが安心ですね。
4.ニプルの穴の形
哺乳瓶の選び方の4つ目のポイントは、ニプルの穴の形です。ニプルは、次の3つのタイプがあります。
2.スリーカット=Y字型にカットされている
3.クロスカット=×型にカットされている
丸穴は自然にミルクが出てきて、しっかり吸うことを覚えられるので、新生児向けのニプルですね。
吸う力が弱い赤ちゃんには、ミルクが出やすいスリーカットがおすすめです。さらにたくさん飲みたい赤ちゃんにはクロスカットのものを選ぶと良いでしょう。
まずは丸穴のニプルを用意しておいて、赤ちゃんの飲む量や時間、吸う力などを見て、ニプルを選ぶと良いと思います。
5.ニプルのサイズ
哺乳瓶の選び方、5つ目のポイントはニプルのサイズです。ニプルのサイズも月齢に合わせて選ぶと良いでしょう。
哺乳瓶とセットになっている場合、哺乳瓶のサイズに合わせた月齢用のニプルがついていますが、ニプルは別売りのものもあります。
口の大きさに合っていないと、赤ちゃんはミルクが飲みにくいですから、月齢に合わせたニプルを選んであげるようにしてください。
6.ニプルの素材
哺乳瓶の選び方の6つ目は、ニプルの素材です。哺乳瓶のニプルの素材は、基本的に次の2つがあります。
・イソプレンゴム
おすすめの哺乳瓶の人気ランキング15選!
次は、おすすめの哺乳瓶の人気ランキングを第1位から第15位までご紹介していきます。
色々な哺乳瓶があり、1つのブランドの哺乳瓶の中にも素材やサイズが違うものがありますので、じっくり選んでくださいね。
第1位 Pigeon 母乳実感 哺乳びん
出典:amazon.co.jp
おすすめの哺乳瓶の人気ランキング、第1位はピジョンの母乳実感哺乳瓶です。ピジョンの哺乳瓶はラインナップが幅広いので、たくさんのママからの支持を集めているんですね。
サイズ | ・80ml ・160ml ・240ml |
素材 | ・ガラス製 ・プラスチック製 |
参考価格 | 1,944円(ブラスチック製、240ml) |
【特徴】
・赤ちゃんが母乳を飲むお口の動きを研究して作った母乳実感乳首付き
・直接おっぱいを飲む時と同じ口の動きが再現できるから、おっぱいとの併用もスムーズ
・アニマル柄やスター、ミッキーなどデザインが豊富
第2位 コンビ テテオ 授乳のお手本 哺乳びん
出典:amazon.co.jp
おすすめの哺乳瓶の人気ランキング、第2位はコンビのテテオ授乳のお手本哺乳瓶です。
サイズ | ・100ml ・160ml ・200ml ・240ml |
素材 |
・ガラス製 |
参考価格 | 1998円(プラスチック製 240ml ) |
【特徴】
・授乳の際に吸着→吸啜→嚥下の流れをスムーズに行えるように工夫されたニプル
・赤ちゃんの飲む力に合わせた「4段階流量調節機能」を採用
・哺乳運動をうながし、健全な口腔発育をサポートする
・おっぱいを飲む初心者の赤ちゃんと、与える初心者のママの「お手本」となる哺乳瓶
第3位 チュチュベビー らく飲み哺乳びん 広口タイプ
出典:amazon.co.jp
おすすめの哺乳瓶の人気ランキング、第3位はチュチュベビーのらく飲み哺乳びん広口タイプです。
サイズ | ・160ml ・240ml |
素材 | ・ガラス製 ・PPSU製 |
参考価格 | 743円(PPSU製 160ml) |
【特徴】
・新生児から卒乳まで使える哺乳びん
・クロスカットのニプルで飲みやすい
・おっぱいをお手本に作られたニプルなので、母乳との併用も簡単
・広口タイプでお手入れが楽
・外出に便利なスリムタイプもあり
・安い
第4位 ビーンスターク 哺乳びん 赤ちゃん思い 広口 トライタンボトル
出典:amazon.co.jp
おすすめの哺乳瓶の人気ランキング、第4位はビーンスタークの赤ちゃん思い広口トライタンボトルです。
サイズ | ・150ml ・240ml |
素材 | ・トライタン(樹脂素材) |
参考価格 | 1075円(150ml) |
【特徴】
・ビスフェノールA(BPA)フリーなので安心
・ガラスのように透明で、劣化しにくい素材
・広口で使いやすい
・ガラス製のタイプもあり
第5位 NUK ほ乳びん プレミアムチョイス
出典:amazon.co.jp
おすすめの哺乳瓶の人気ランキング、第5位はヌークのほ乳びんプレミアムチョイスです。
サイズ |
・120ml(ガラス製) ・240ml(ガラス製) |
素材 | ・ガラス製 ・ポリプロピレン製 |
参考価格 | 1458円(300ml) |
【特徴】
・エアシステムを採用し、余計な空気を吸い込まない
・スリムタイプの哺乳瓶もあり
・ドイツのNo.1哺乳瓶ブランド
・ママの乳首を再現しているので、自然な舌の動きを実現
第6位 MOMMA 完全ハンドメイドの 環境に優しい セラミック哺乳瓶
出典:amazon.co.jp
おすすめの哺乳瓶の人気ランキング、第6位はMOMMAのセラミック哺乳瓶です。
サイズ | ・160ml ・320ml |
素材 | ・セラミック製 |
参考価格 | ・4190円(220ml) |
【特徴】
- ・完全ハンドメイドのセラミック哺乳瓶
- ・軽いのにとても丈夫で経済的
- ・最高品質の柔らかいニップル
第7位 ピジョン 桶谷式直接授乳訓練用 母乳相談室 哺乳びん
出典:amazon.co.jp
おすすめの哺乳瓶の人気ランキング、第7位はピジョンの桶谷式直接授乳訓練用母乳相談室哺乳瓶です。
この哺乳瓶は、最初はミルクだけだった赤ちゃんとママが、母乳育児に移行する時に助けてくれる哺乳瓶です。
サイズ | 160ml |
素材 | ガラス製 |
参考価格 | 1,674円 |
【特徴】
・乳頭乳房トラブルなどで、一時的に直接母乳をあげられない時に、母乳哺乳に移行するトレーニングのための哺乳瓶
・桶谷式認定者の指導のもとで使う必要あり
・ほかの哺乳瓶に比べて、ミルクが出にくい仕組み
第8位 レック アンパンマン 哺乳びん 広口タイプ
出典:amazon.co.jp
おすすめの哺乳瓶の人気ランキング、第8位はレックのアンパンマン哺乳びん広口タイプです。
サイズ | ・160ml ・240ml |
素材 | ・ポリプロピレン |
参考価格 | 900円 |
【特徴】
・アンパンマンのキャラクターがかわいい
・スタンダードタイプもあり
・耐熱カバー付きで熱くない
・160mlのニップルは丸穴、240mlはクロスカット
第9位 Betta ドクターベッタ哺乳びん ブレインシリーズ
出典:amazon.co.jp
おすすめの哺乳瓶の人気ランキング、第9位はBettaのドクターベッタ哺乳びんブレインシリーズです。
サイズ |
・80ml ・120ml |
素材 |
・ガラス製 ・ポリプロピレン製 |
参考価格 | 2700円(PPSU製 240ml) |
【特徴】
・母乳授乳と同じ、赤ちゃんが最も飲みやすい姿勢で飲むことができる哺乳瓶
・ママの乳首を再現したニップル
・ボトルのデザインが豊富でかわいい
第10位 Comotomo Baby Bottle 哺乳瓶
出典:amazon.co.jp
おすすめの哺乳瓶の人気ランキング、第10位はComtomoの哺乳瓶です。
サイズ |
・150ml ・250ml |
素材 | ・シリコン製 |
参考価格 | 2670円(250ml) |
【特徴】
・アメリカの哺乳瓶メーカー
・おしゃれなデザインが特徴
・手で簡単に洗える広口タイプ
第11位 PURA Kiki ステンレススチール マグ インファントボトル
出典:amazon.co.jp
おすすめの哺乳瓶の人気ランキング、第11位はピュラキキのステンレススチールマグ インファントボトルです。
サイズ |
・150ml ・325ml |
素材 | ・ステンレス |
参考価格 | 3600円(325ml) |
【特徴】
・軽量で丈夫
・100%プラスチック不使用
・温めたり冷ましたりしやすい
・成長と共にニップルからストローへ付け替え可能
・アメリカのステンレスメーカーの哺乳瓶
第12位 メデラ カーム
出典:amazon.co.jp
おすすめの哺乳瓶の人気ランキング、第12位はメデラのカームです。これは、混合育児をしたいままにおすすめの哺乳びんですね。
サイズ | ・150ml |
素材 | ・ポリプロピレン製 |
参考価格 | 2,374円 |
【特徴】
・西オーストラリア大学のハートマンニューマンラクテーションリサーチグループに在籍する専門家と共同開発
・赤ちゃんが自然な飲み方を維持できるので、母乳とミルクの併用が簡単
・スイスに本社を置く母乳育児のためのブランド
第13位 Richell 広口ほ乳びん
出典:amazon.co.jp
おすすめの哺乳瓶の人気ランキング、第13位はリッチェルの広口ほ乳びんです。
サイズ |
・150ml ・240ml ・260ml |
素材 |
・PPSU製(150ml、260ml) ・ガラス製(150ml、240ml) |
参考価格 | 1836円(260ml、PPSU製) |
【特徴】
・おっぱいと同じ感覚で飲めるニプル
・3Dボトルで持ちやすい
・広口で使いやすく、洗いやすい
第14位 ステリボトル
出典:amazon.co.jp
おすすめの哺乳瓶の人気ランキング、第14位はステリボトルです。ステリボトルは、なんと使い捨てタイプの哺乳瓶なんです。
サイズ | ・240ml |
素材 | ・プラスチック製 |
参考価格 | 1500円(5本パック) |
【特徴】
・イギリス発の消毒不要使い捨て哺乳瓶
・軽くて携帯に便利、旅行にも最適
・使い切りタイプなので衛生的
第15位 ガルボアンドフレンズ 哺乳瓶
出典:amazon.co.jp
おすすめの哺乳瓶の人気ランキング、第15位はガルボアンドフレンズの哺乳瓶です。
サイズ | ・150ml ・300ml |
素材 | ・PES製 |
参考価格 | 2,592円(150ml) |
【特徴】
・スウェーデンのインテリアブランドによる哺乳瓶
・北欧らしい洗練されたデザイン
・プレミアムグレードのBPAフリー
おすすめの哺乳瓶人気ランキング15選についてのまとめ
・1位「Pigeon 母乳実感 哺乳びん」
・2位「コンビ テテオ 授乳のお手本 哺乳びん」
・3位「チュチュベビー らく飲み哺乳びん 広口タイプ」
哺乳瓶の選び方とおすすめの哺乳瓶の人気ランキング15選をまとめましたが、いかがでしたか?
哺乳瓶は育児のお助けアイテムです。混合やミルクのみで育てるママはもちろんですが、完全母乳のママもお薬を飲ませたり、離乳食が始まって白湯を飲ませたりする時には必要になることもあります。
あなたの赤ちゃんに合う哺乳瓶を選んであげましょうね!