毎朝、しつこい寝癖に悩まされる人も多いと思います。貴重な朝の時間を浪費してしまわないためにも、寝癖がつかない方法を知っておきたいですよね。
今回は、寝癖の原因と予防する方法についてご紹介します。
朝は寝癖に悩まされる
朝起きて鏡を見たら、髪の毛があっちにいったり、こっちにいったりしていることも多々あるのではないでしょうか。うねったりはねたり、なかなか直らないこともありますよね。
寝癖は人によって悩み方がさまざまで、度合も人それぞれ。それをどのように直すかも人によって違いがあり、実際に具体的な原因や対策などはないと思っている方もいます。しかし、原因や対策をしっかりしておけば、確実に朝が楽になるものなのです。
こちらでは、寝癖の原因についても細かく説明しますので、まずはその原因から探っていきましょう。その上で対策を進めていけば、寝癖に悩まされる日々ともお別れできるはずです。
寝癖を直すのは面倒!
寝癖を直す方法はたくさんあります。人によっては専用のミストを使って直す人もいれば、髪を洗うことで直す人もいます。あるいは、水でささっと直してしまう方も多いのではないでしょうか。
その方法は人によって色々ですが、どれも面倒ですよね。ましてや、女性は朝の時間がとても貴重です。寝癖になんて、時間を費やしている暇もないかもしれません。
朝起きて顔を洗って、歯を磨いて、朝食を食べて、それからメイクなどを始めていては、時間もどうしてもかかってしまいますよね。それを避けるためにも、どうにかして寝癖対策は進めておきたいところです。
寝癖がつく3つの原因
寝癖の原因にはいくつかあります。それを知っておくだけでも対策できるかどうかが決まってくるので、しっかりと原因を把握しておきましょう。
間違ったヘアケア
まず、寝癖の原因で一番大きいのが、間違ったヘアケアをしているという点です。髪の毛を洗ったあとそのまま寝てしまったり、ボサボサのまま寝てしまったりすることもあるでしょう。
それらは寝癖の原因となってしまうばかりか、髪のダメージにも繋がってしまいます。美しい髪の毛を保つことも考えると、ヘアケアはしっかり行わなければいけません。
寝ぐせで悩んでいる方の中でよくあるのが、シャンプーをしたあとに乾かさずに放置してしまっていたり、髪が濡れたままベッドに入ってしまう、ポニーテールなどにまとめたまま寝てしまうなどのNG行為です。
正しいヘアケアをしないと髪の毛も傷んでしまいますし、寝癖にもなりやすくなるので注意してください。
寝相の悪さ
その他、寝相の悪さなどが原因になることもあります。髪の毛は、普通に頭を枕に乗せて寝ている分には、寝癖がつくこともそれほどありません。
女性の場合は髪の毛が長いので、下ろした状態で枕に頭を乗せれば髪の毛があちらこちらに乱れることは避けられます。しかし、寝相が悪いと寝ている間に髪の毛が乱れてしまって、それが寝癖になることもあるのです。
また、寝具によっては寝癖が付きやすいものもあるので、その点にも注意が必要です。例えば、最近流行っている低反発枕などは、使っている方も多いでしょう。低反発は頭にフィットするので寝癖にもなりにくいと言われる反面、実は寝相によっては寝癖にもなりやすいものなのです。
その他、硬い枕を使っている人も、同じく寝癖の原因になっている可能性があります。もちろん、自分に合っていない寝具を使っていると寝つきが悪くなって、結果的に寝ているときの寝返りなども多くしてしまいます。それも寝癖の原因の一つです。
髪型や髪質
あとは、髪型や髪質が原因で寝癖になるということも多いです。髪型にも色々とあって、寝癖がつきやすいものとそうでないものがあります。
その他、髪がサラサラの方は寝癖にもなりにくいのですが、パサパサしていてダメージが残っている髪の毛は注意が必要となります。
さまざまな原因があるので、しっかりとその原因を知っておきましょう。
【原因別】寝癖がつかない方法3選
寝癖をつけないためには、原因となる要因を排除していくことが一番大切です。
ドライヤーでよく乾かす
まず、シャンプーのあとは、必ずドライヤーを使って乾かすようにしてください。完全に乾かしてから寝るだけでも、寝癖対策としては大きな効果を発揮してくれます。
また、洗髪後の髪の毛は基本的に下ろすようにし、まとめたりしないようにしましょう。そうするだけでも髪に癖がつきにくくなり、寝癖にならない方はたくさんいます。
髪を乾かすのが不十分だったりすると、髪の毛がパサパサになってしまいます。ダメージから来る癖毛を防ぐためにも、きちんと乾かしておくようにしたいですね。
それから、自分の寝相をある程度コントロールするということも重要です。寝具が合っている場合は良いのですが、合っていないと寝つきが悪くなるせいで、寝相も悪くなってしまうこともあります。
そうなると、余計に寝癖になる確率が高くなってしまうかも知れません。寝具は自分に合わせたものを選ぶようにし、極力寝相が良くなるようにする工夫もしたいですね。
ストレスをなくす
また、寝癖の原因には含まれていないものの、間接的に寝癖を作りやすくしてしまうのがストレスだと言われています。
心の負担が大きくなると、それが寝ている間にも影響を及ぼすのです。ストレスのせいで熟睡ができず、寝相が悪くなってしまうこともありますし、髪の健康を損ねる恐れもあります。
ストレスを解消できるように、毎日適度に運動して汗を流すというのも効果的です。また、頭も汗を書くことによって、綺麗な皮膚を常に作っていくことができます。
古い頭皮のままで過ごしていると、髪の毛が間違った方向に生えてしまうこともあるのです。それを避けるためにも、ストレス解消と運動は効果的だと言えるでしょう。
生活習慣を変える
その他、髪型や髪質が原因の場合、根本的な生活習慣を変えていくことが必要となります。髪の毛を常にまとめているという方は、その点をしっかり考えて対応していくようにしましょう。
髪型や髪質を改善させるためには、食生活などにも気を遣うと良いです。髪の毛自体が健康になれば、それが寝癖対策に繋がってくることにもなるのです。
色々な方法を紹介しましたが、根拠は単純なものです。また、どうしても寝癖が嫌だという方は、プール帽などの帽子を被って寝るという方法もあります。朝起きても寝癖にはなっていないことでしょう。
ただ、帽子を被ったまま寝ると頭皮が呼吸しづらくなってしまうので、あまり頭皮には良くないと言われています。場合によっては朝起きてからプール帽をかぶるなど、工夫することで対策できるかも知れません。
寝癖予防のために寝る前にやっておきたい2つのこと
寝る前にやっておくだけで寝癖対策になることがあるならば、やっておきたいという方も多いと思います。実際に寝る前にやっておくだけで、意外にも寝癖対策になることはたくさんあるのです。
例えば前述したように、髪の毛をしっかり乾かしてブラッシングしておくというのは効果的です。髪の毛のブラッシングは意外にも重要で、寝る前にやっておくと寝癖が驚くほど解消できる場合もあります。
女性は特に髪の毛が長く、毛同士が絡まりやすいものです。そんなときは、ブラッシングして髪の毛の絡まりを解消しておくと寝ぐせ予防になります。この方法ではかなり髪の毛がストレートになるので、やってみる価値はあると思います。
その他、基本ではあるものの髪の毛を頭で潰してしまわないように寝ることも重要です。髪の毛を下ろした状態で、そのまま枕に頭を乗せるようにしましょう。髪の毛があちらこちらにいっている状態で枕に頭を乗せると、そのまま寝癖になってしまうこともあります。
寝癖の簡単な直し方3選
寝癖を簡単に直す方法としては、ドライヤーを活用する方法がおすすめです。寝癖が気になる部分をミストやお湯で濡らし、ドライヤーを髪の毛の根本から当てていきます。こうすることで、髪の毛が根本からしっかりと立て直し、綺麗な髪型を保ってくれるようになるでしょう。
また、蒸しタオルなどを活用してみるのも良いでしょう。蒸したタオルをあらかじめ用意しておき、それを寝癖に当ててみてください。こうすることによって、頭皮と髪の毛が熱気でまっすぐになります。
髪の毛用アイロンを利用するのも良いですが、アイロンは熱で髪の毛を強制的に伸ばすため、髪のダメージに繋がる場合があります。
それぞれ気を付けておきたいポイントも多いので、まずは基本的な直し方を知っておきましょう。正しい方法で直すことによって、より髪の毛にとっても良い環境を作っていくことができます。それは、かなり魅力が大きいと言えるのではないでしょうか。
おわりに
「シャンプーをした後に乾かさずに寝てしまう」「髪が濡れたままベッドに入ってしまう」「ポニーテールなどまとめ髪で寝てしまう」「寝相が悪い」「髪型や髪質」「パサパサな毛」
・寝癖がつかない方法
「ドライヤーでよく乾かす」「ストレスをなくすこと」「生活習慣を整える」「髪の毛をしっかりとブラッシングしておく」「髪の毛を頭で潰してしまわないように寝る」
・寝癖を簡単に直す方法
「ドライヤーでブローをする」「蒸しタオルを寝癖に当てる」「髪の毛用のアイロンを使う」
寝癖というのは、その人の数だけある悩みです。髪質や髪型によっても違ってくるだけでなく、その人の寝相によっても変わってきます。じっくり対策することによって、しっかりと寝癖は直ります。
こちらで紹介した原因や対策を学び、より寝癖に悩まされない習慣を身に付けていきましょう。そうすれば、毎日寝癖に悩まされるということはなくなるはずです。