暴飲暴食の3つの原因

暴飲暴食の原因はなんでしょうか？ついつい食べ過ぎてしまう、悪いとわかっていても食欲を抑えられない、勢いで食べてしまった。そんな経験を持つ人はたくさんいると思います。

 

暴飲暴食の原因で主なものをご紹介します。

 

 

ストレス

 

暴飲暴食の原因の1つ目は、ストレスです。ストレスが溜まると、食欲を抑えられなくなってしまうんです。ストレスが溜まると、脳内でセロトニンの分泌量が減少します。

 

セロトニンは精神の安定をもたらしてくれる神経伝達物質で、セロトニン不足はうつ病の原因にもなると言われています。

 

ストレスでセロトニンが減ると、情緒不安定になりストレスを感じやすくなります。そうすると、さらにセロトニンが減り、さらに情緒不安定になるという悪循環に陥ってしまうんです。

 

この悪循環を断ち切るための方法が、暴飲暴食です。食事をお腹いっぱい食べると、脳内のセロトニンの分泌量が増えますので、幸福感を感じてストレス解消になるのです。

 

また、ストレスを感じると、交感神経が優位になって、コルチゾールというホルモンが分泌されます。コルチゾールは食欲をアップさせて脂肪を溜めこむ性質がありますので、暴飲暴食をしてしまうんですね。

 

 

生理前

 

生理前であることも、暴飲暴食の原因です。女性は生理前になると、食欲を抑えられなくなるという人が多いのではないでしょうか？生理前になると、プロゲステロンという女性ホルモンの分泌量が増えます。

 

プロゲステロンは妊娠に備えて、栄養や水分を溜めこもうとしますので、プロゲステロンの分泌量が増える生理前は食欲が止まらずに、暴飲暴食をしてしまうのです。

 

 

付き合い

 

付き合いで暴飲暴食をすることもありますよね。これは、お酒の席で多いのではないでしょうか？仕事や友人との飲み会で、「1人だけ飲まない、食べない」というわけにはいきません。

 

みんながドンドン飲み食いしていると、付き合いで飲み食いしなければいけないので、結果として暴飲暴食をしていることが多いんです。

 

しかも、アルコールが入ると、どのくらい食べたのか飲んだのかが分からなくなったり、暴飲暴食が気にならなくなりますので、どんどん食べて、どんどん飲んで、結果として翌朝に後悔してしまうというケースが多いんです。

 

 

暴飲暴食をした次の日にリセットする方法

暴飲暴食をする原因を確認したら、次は暴飲暴食をした次の日にリセットする方法を説明していきます。暴飲暴食をしたからと言って、「自業自得。仕方がない。」と諦めてはいけません。

 

まだ、リセットする道が残されています。暴飲暴食をしてしまったら、次の日にリセットするようにしましょう。次の日にリセットすれば、暴飲暴食をなかったことできます。

 

暴飲暴食をした次の日にリセットする方法をまとめました。

 

 

まずはむくみを取ろう！

 

暴飲暴食をした次の日にリセットする方法、1つ目はむくみを取ることです。暴飲暴食をした次の日は、たいてい顔がパンパンにむくんでいるのではないでしょうか？

 

夜にポテトチップスを1袋食べてしまった、たくさんビールを飲んだ、飲み会の締めにラーメンを食べた。このように塩分が多いものをたっぷり食べたり、水分をたくさん飲んだ翌朝は、「誰これ？」と自分でビックリするほど顔がパンパンにむくんでいるという人が多いと思います。

 

暴飲暴食をリセットするためには、このむくみを摂りましょう。むくんでいると、細胞の機能が低下して、基礎代謝が落ちますので、リセットできるものもできなくなります。

 

むくみを取るためには、4つのことを実践してください。

この4つを実践すれば、すぐにむくみが取れて、スッキリするはずです。

 

 

■水分を摂る

むくんでいるのに水分を飲むの？と疑問に思うかもしれませんが、むくんでいても水分はしっかり摂りましょう。特に、前日にお酒を飲んだ人は、翌朝はむくんでいるのに体は脱水になっていることが多いので、要注意です。

 

脱水（血管内に水が少ない）＋むくみだと、なかなかむくみが取れません。そのため、むくみを取るためには、しっかり水分を取って、血管内に水を満たしておかないといけないのです。

 

水をたっぷり摂っても、血管外に水が出ていかなければむくみませんので大丈夫です。脱水を補正して、むくみを取るためにも、朝起きたら、しっかりと水分を摂るようにしましょう。

 

 

■カリウムを摂取する

カリウムには利尿効果がありますので、むくみを取るためには欠かせないミネラルです。ナトリウムは身体の中に水分を溜めこむ性質がありますが、カリウムはナトリウムを排出することで、余計な水分を尿として一緒に排出してくれるのです。

 

カリウムは野菜や果物に多く含まれていますが、特に次の食品には豊富に含まれています。

暴飲暴食の次の日にリセットするためには、これらの食品を積極的に摂って、むくみを解消しましょう。

 

 

■カフェインを摂る

カフェインも利尿作用がありますので、むくみを取って、暴飲暴食をリセットすることができます。

 

カフェインが含まれているのは、次のような飲み物です

これらの飲み物を飲むと、尿がたくさん出て、むくみを解消できるでしょう。

 

 

■リンパマッサージをする

リンパマッサージをすることでも、むくみを解消できます。リンパの流れを良くすることで、血管外の水分をリンパ液として回収できますので、むくみをスッキリ取ることができるのです。

 

 

 

ご紹介したような動画を参考にして、リンパマッサージをしましょう。リンパは皮膚の浅い部分を通っているので、力を入れてグイグイやらなくても大丈夫です。

 

気持ちよいと感じる程度の強さで、リンパを流すことを意識して行いましょう。

 

 

 

カロリーが脂肪になる前にリセット！

 

暴飲暴食をした次の日にリセットする方法、それは翌日にカロリーコントロールをすることです。まぁ、これは基本中の基本ですよね。

 

暴飲暴食をしたからと言って、食べたものがすぐに脂肪になって蓄積されるわけではありません。食べたものが体内で脂肪に変わるのは、食べてから48時間後とされています。

 

つまり、暴飲暴食を夜にしたら、翌々日の昼までがリセットするタイムリミットになります。朝から暴飲暴食気味だったら、次の日勝負になりますね。

 

もし、暴飲暴食をしていつもよりも1000kcalも多く摂取してしまったら、翌日は1000kcal程度をセーブすればリセットできます。

 

そのため、暴飲暴食をした次の日は、カロリーセーブをして、食べる量を少なくすれば、暴飲暴食で摂取したカロリーが脂肪に変わる前にリセットすることができるのです。

 

 

暴飲暴食をした次の日にリセットする方法～おすすめメニューの一例～

暴飲暴食をした次の日にリセットする方法として、むくみを取って、カロリーコントロールをしなければいけません。脂肪に変わる前にリセットしなければいけないので、暴飲暴食をした次の日が勝負になります。

 

暴飲暴食をした次の日におすすめのメニューの一例をご紹介します。

 

 

このようなメニューにすれば、むくみを取りつつ、カロリーコントロールができます。メニューのポイントを1つ1つ説明していきます。

 

 

起床時

 

起床時の白湯は、もう説明する必要はありませんよね。起きたら、しっかり水分補給をしておきましょう。冷たい水よりも白湯の方が、体内に吸収されやすいのでお勧めです。

 

 

朝食

 

朝食は、コーヒーを飲んでカフェインを摂取しましょう。そして、スムージーですが、おすすめはアボカドとバナナ、豆乳のスムージーです。これだとカリウムをしっかり摂れて、腹持ちも良いんです。

 

昼食

 

昼食はミネストローネと海藻サラダにしましょう。トマトベースで野菜がたっぷり入ったミネストローネはたくさん食べても低カロリーです。海藻サラダもそうですね。カリウムもたっぷり摂れますし、食物繊維もたくさん摂れます。

 

食物繊維を摂ると、脂質の吸収を抑制できますので、前日食べた分の脂肪を吸収しにくくしてくれるかもしれません！

 

 

夕食

 

そして、夕食は野菜鍋にしましょう。野菜をたっぷりを食べられますので、お腹いっぱいになりますが、低カロリーですので、前日の暴飲暴食リセットできます。また、昼のミネストローネとは違った味になりますので、野菜続きでも飽きることはありません。

 

鶏のささみや白身魚などの低脂肪高タンパクの食品を入れても良いかもしれませんね。

 

 

暴飲暴食の原因と暴飲暴食を次の日にリセットする方法についてのまとめ

 

暴飲暴食の原因と暴飲暴食を次の日にリセットする方法、おすすめメニューの一例をまとめましたが、いかがでしたか？

 

暴飲暴食をしても、次の日に頑張れば、暴飲暴食をリセットすることができます。それでも、暴飲暴食をしないことが一番ですので、暴飲暴食をしてしまうという人は、まずはストレス解消を実践することをおすすめします。